カーテン』の作文集

Open App

カーテン』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

7/1/2025, 9:05:23 AM

仕事に誇りと信念を持っているか。自分の仕事を小馬鹿にしているような人は、
だいたい職場できらわれる。

それでも、その人の中にほそーく芯になりそうな糸があって、その仕事とその人を繋いでいるんだろうなと思う。

子供の頃、トイレはお便所で、汲み取り式で、汲み取りの車が来ると、「くさいくさい、お便所やさん」と言ったら、母に叱られた。

やっぱり子供の頃、夕方、近所の子たちに何の気なしに仲間はずれにされて、ポツンとしていると、ご近所とも言えないおばさんが勝手口から出てきて、「どうしたの?」と聞かれた。思わず、「つまんないから、しにたい」と言ったら叱られた。

わたしは、どれだけの人に叱られた分からない。でも、だいたいは思い出せる。

母は仕事に対して厳しい人だった。それは、自分自身に対して厳しいという事だった。母は、他の仕事を選べなかったし、その仕事しか選ぶことができなかった。
「目が見えたらなぁ、」というボヤキをわたしは何回も聞いたけど無視してきた。
わたしが就職してから、仕事の事でいつまでもグチグチ言ってると、「奥歯があるだろぅ、噛み潰しなさいょ」と、母にいつも言われた。母もどんだけ悔しい思いをしてきたことか。「泣いたって誰も助けちゃくれないよ、笑われるだけだ」
その時は励ましとは、思えなかった。愛とはそういうもんだと思う。

7/1/2025, 9:04:00 AM

「カーテン」

「もーいーよー!」

 元気よく響く娘の声。家の中でかくれんぼなんて、いつも隠れる場所は決まってる癖に。

「みーつけた。」

「もー!お母さん見つけるの早い!」

 隠れていたカーテンから顔を出してくる。まるでドレスのようだ。頬を膨らまして怒る娘。

 あぁ。間違えなく貴方は天使なのだ。

7/1/2025, 9:03:15 AM

【カーテン】配信中に写るカーテンにもたまに腹がたつとき
がある。だってそれは、きっと、2人で選んだに
 違いないものだから。辛くなるときがある。でもまぁ、
 それでもいいのだから仕方ない。そんなこと考えながら
配信みてます、なーんてね(笑)
 
 
 3年後のpure

7/1/2025, 9:03:10 AM

カーテンの隙間から差し込む日差し
今日もいつもと変わらない毎日が
始まる。
スマホに手を伸ばし目覚ましを止める。
まだ寝ていたい気持ちだけベッドに置いて
朝ごはんの準備をするためにキッチンに向かう。
歯を磨いて顔を洗ってメイクをして
満員電車に揺られて今日も1日が始まる。

7/1/2025, 8:55:50 AM

カーテン

「かくれんぼする人この指とーまれ!」
今日も始まる遊びの合図
まだ続く梅雨の中、聞き慣れたチャイムの音ともに、ぼくたちの時間が始まる
いつも元気な彼の合図にいつも通り皆が集まる
ぼくもあいつも気になるあの子も
「「「じゃんけん!ぽい!!!」」」
今日はぼくが鬼だ
「全員見つけてやる!、い〜ち!に〜!さ〜ん!…きゅう!じゅう!!」
「も〜い〜かい」
「「「も〜いいよ!」」」
1つの教室に何人もの友達が隠れている
一人また一人と見つけ、残るは気になるあの子だけ
突如、厚い雲と雲との間から一本の太く鋭い光が差し込んできた
一筋の光にさらされた教室、ぼくは見つけてしまった
カーテンにくるまるあの子の隠しきれない笑顔と無理矢理な静寂を
足を運ぶ
ぼくとあの子を隔てるは影を映す薄いカーテン1枚だけである
見つけてしまったものはしょうがない
さぁチャイムがなった
そこに残るのは笑顔のままのあの子とそれを讃える皆の声

7/1/2025, 8:54:51 AM

カーテンを開けたあの一瞬
地面に向かって堕ちる君と目が逢った

一目惚れ

でも、それは生涯叶うことの無い恋だと鈍い音が響いた

「カーテン」

7/1/2025, 8:45:04 AM

カーテン

カーテンを開けるといつもの風景。いつもと同じ街並みが見える。
違う景色が見たくなるけど、いつの時も平和を感じることができるのもまあ、悪くないかな。

7/1/2025, 8:43:54 AM

カーテン
そこから差し込む朝の光が、昼の光が、夕方の光が、夜
の街の光が、私は嫌いだった。
これから始まる一日が。
まだ何も出来ずにいる自分が。
何も出来ないまま終わろうとする今日が。
明日に怯えて眠りにつかなくてはいけない今が。
私は、嫌で嫌でしょうがなかった。
だからもちろん、私はそれをふさぎきってくれないカーテン(もちろんそれが悪くないことはわかっている)に少しの苛立ちを覚えることがある。
でも、同じように、私は家の中の光も嫌いだった。外の光の圧倒的な眩しさとあたたかさに届かない、不安を煽るそのオレンジ色が好きじゃなかった。しかも、その中の光は家族を連想させてしょうがない。当たり前のその音が、色が、どうしても遠いもののように思えて、届かないことを知りたくなくて。
カーテンは、それを隠してくれた。知らない家から、私を守ってくれた。
だから、カーテン。かこっていて。

7/1/2025, 8:15:53 AM

題:溢れる光

 自室のカーテン。そのカーテンは、風で揺れている。宇宙には風は吹かないが、ロゼッタの魔法がそれを可能にしている。
 新しく替えたベージュのカーテンからは、太陽の柔らかな光が溢れている。 
「ママ、綺麗だね!」
「そうね」
 ロゼッタはチコとカーテンから溢れる光を見て笑っていた。
 ーーこんな風に、この子達の未来も光で溢れていますように。
 ロゼッタは、チコの顔を見ながらそう祈った。
「あ、ママ、夜ご飯の時間だよ!」
「あら、そうだったわね。では、行きましょうか」
「うん!」
 光の空間から、二人は下へと向かうため、離れていった。

お題『カーテン』

7/1/2025, 8:13:34 AM

"カーテン"

 ドア、窓、カーテン、あるいは感染症予防のアクリル板
。自分と他人の心の間にある隔たり。
 その隔たりがあることが何となく相手に申し訳なくて、罪悪感というか、負い目というか、そんなことを感じながら相手と接していた。家族であれ、友達であれ、嫌いな人であれ、そのものの厚さに違いはあれど隔たりがない人などいなかった。すべてを話せる人などいなくて、なぜ本音を言ってくれないのかと悲しまれる事もあった。
 でも、ようやく気づいた。他人との間に全く隔たりがない人などいないのかもしれない、ということに。別にそんなことに罪悪感を感じる必要はないのかもしれない、ということに。別に本音を隠すことに自分は何も苦痛は感じていないのだからそのままでいい、ということに。

 自分は自分のままで。

7/1/2025, 8:05:26 AM

カーテンにしがみつく
無能である
極夜には陽は差せない

7/1/2025, 8:04:54 AM

カーテンを開けたら笑顔のきみがいる

ずっと見てられるくらい

目がぱっちりしててかわいい顔。

7/1/2025, 7:51:30 AM

雨が降るとみんな消えてしまう。なのに誰も傘を持っていない。軒下やテントに駆け込んで苦々しい顔で空を覗くのだ。

 水たまりになることなく、地面に吸い込まれていく水滴を見届ける。踏むと硬いのに水を含んだ柔らかさを感じる不思議な質感だ。青く茂る芝も、新緑の木々も、自然に似せた人工物だから雨の匂いだけが本物としての存在感でこの場に満ちる。厄介だといわれるものだけが生きている。

 雨に当たって消えてしまった人の痕跡が残っている。
ふやけた紙のような媒介を残して、今頃コクーン内の本体が目を覚ましているはずだ。明日にはまたこの場所に集まり笑いのネタにでもするのだろう。よくある話だ。

 退屈で、退屈で、一歩外に踏み出してみる。
じわじわと染み込む雨が身体を溶かして、五感も何もないのをいいことに、自分の全てを消してしまった。



 勢いよく開かれたカーテンの音に反射で身体を起こす。
案の定、疲れた顔をした職員に怒られてしまった。もっと身体を大事にしなさい、と締めくくって出ていった。
 コクーンはもうほぼ完成しているのだからうるさく言われる筋合いはない。よく知らない『人』のために提供してやってるのだから少しくらい自由にしてもいいはずだ。

 頭側のボタンを押して、今寝ていた箱と新しい箱を取り替える。今度は夏仕様のシンプルなレース柄だった。
 そこにまた横たわって眠気がくるのを待つ。ゆるく波打つ天井に映された本物の外の海を観ながら呼吸をする。
いつまでも、ずっと、生きている間は、ずっとこう。
 鍵のない部屋で飼い殺されるのを受け入れるだけ。




               【題:カーテン】

7/1/2025, 7:47:59 AM

うちの部屋のカーテンがさー や 実家の
くすみ紫の花柄で ぜつみょーにぱっとせんの
物置きにしてた頃のまんまで

変えてほしいってずっと言ってたのに
結局変えてもらえんままだった

なんか 忘れられんくて
実家帰るたんびに あー変えてもらえなかったんだよなーって
なんかあの頃のがっかり感てゆーの?
がくるんだよねー

7/1/2025, 7:43:59 AM

「カーテン」

カーテンの向こう側から、すずが寝転びながらこちらを見ている。
正確には、見ている気配がする。私は今カーテンに背を向けて作業をしているので直接見えないが、先程そちらに向かうのを目撃していた。彼女の行動パターンはよく知っている。
気位の高い彼女は、構われたいときもおねだりをすることはない。カーテンは人質のようなもので、私に取引を持ちかけているのだ。
仕方ないなあ。私はもう少しで終わるはずだった作業の手を止めた。

「ほら、おいで」

振り返ると予想通りすずはこちらを見ていて、目が合うと、満足げに一声鳴いた。

7/1/2025, 7:22:52 AM

カーテン



蒼い月が浮かぶ夜。
灯りのない部屋の中。
私は君を抱き締める。

レースのカーテン越しに差し込む、
淡い月明かりだけが、
私達を仄かに照らす。

こんな醜い世の中で生きるには、
君の魂は余りに純粋過ぎた。
私は世間の偏見や差別の刃から、
君を護ってきた。

だが。
残酷な現実に斬り付けられ、
私の心が血を流す度、
君は酷く悲しい顔をするから。

此処ではない場所へ行こう。
私の言葉に、
君は嬉しそうに微笑み、
『私も連れて行って下さい。』
と、答えてくれたから。
蒼い月明かりの下で、
お互いに永遠を誓う。

君がドレス代わりに身に纏うのは、
ベッドから引き剥がされた、
…白いシーツ。
君がベール代わりに被るのは、
窓から引き千切られた、
…レースのカーテン。
互いの薬指に嵌める指輪すらない、
誰の祝福もない、二人だけの儀式。

ただ、
カーテンを奪われた窓から、
無遠慮に覗き込む蒼い月だけが、
私達の門出を見守っていた。

カーテンの向こう側には、
誰よりも大切な君の微笑み。
君の鼓動を私が奪い、
私の呼吸を君が奪う。

蒼い月は赤く染まる。

『永遠に君を護ろう。』
『永遠に貴方の側に。』

7/1/2025, 7:22:02 AM

カーテン:カーテンが揺れる時に見える賑やかな都会の景色。普通の人なら楽しそうだって感じるのかな?僕にとってはうるさい場所にしか思えない。

7/1/2025, 7:20:15 AM

『カーテン』
カーテンを開けると君がいる。素敵な君がいる。
俺は何度でも君を見ていたい。でもそんな素敵な
君は俺が殺した。…言葉で殺しちゃった。
『素敵なものは俺が壊してあげるの!』

7/1/2025, 7:13:54 AM

光が窓辺に触れるとき、
青いカーテンが息をする。
朝の吐息は、
金色の塵を巻き上げて、
部屋の隅々まで夢の残骸を運ぶ。

風が囁くたび、
生地は柔らかい波を描き、
その向こうにある世界の音を、
遠い海の歌のように届ける。

クラクションは潮騒に、
子供たちの笑い声は水面に弾ける光に変わる。

この一枚の布が、
私の世界と、
外の世界を分かつ。
けれどそれは壁ではない。
薄いヴェールだ。

指先でそっと触れれば、
織り込まれた糸の記憶が蘇る。
父の手のぬくもり、
母の優しい歌声。

それはただの布ではない。
家族の想いが織りなす、
古く、そして新しい物語。

夕暮れ、
光が燃え尽きるころ、
青は紫の深淵に沈み、
カーテンは夜の帳を降ろす。

そして、外の世界が眠りにつくとき、
カーテンは静かに、
私の心を守る。
明日、また光が訪れるまで、
柔らかな影の中で、
私は私自身になる。

このカーテンは、
私の呼吸、
私の鼓動。

そして、
私がまだ知らない、
世界の始まりの扉。

7/1/2025, 7:10:22 AM

伝う音 風に乗って運ばれる香り
隙間から、こぼれる光
視覚以外の五感から
ある程度、察することはできるけど

-途中-


お題『カーテン』

Next