エイプリルフール』の作文集

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エイプリルフール』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

4/2/2026, 8:20:47 AM

結局、エイプリルフールなんてのはただの4月1日で
好きなあのコと会話をするための
1つの材料

あわよくば進展できないかなって気持ちも含めて
送信ボタンを押してみる。

#エイプリルフール

4/2/2026, 8:20:42 AM

自分につく嘘は
せめて自分を守るものでありますように

《エイプリルフール》

4/2/2026, 8:19:56 AM

『エイプリルフール』

 なん……?

 ユサユサと、体を揺さぶられる不快感に目を開く。

「おはよ」

 瞼を持ち上げたと同時に、上機嫌な彼女の声が弾んだ。

「……はよう、ざいます……」

 朝からツラがいいな?

 ピントが合わない視力でもわかるほどのきらめいた彼女の存在感に、眩しくてつい眉を寄せてしまう。

「ねえ。聞いて? 卵かけご飯にしようと思って卵割ったら、三つ子ちゃんだったの」
「三つ子?」
「そう。すごいでしょ。れーじくんにも見てほしくて起こしにきちゃった」

 なんだそれ。
 無邪気かよ。
 かわいいな。

 彼女の期待に応えようとのそのそと起き上がって眼鏡をかける。
 ベッドサイドでちょこんと座っている彼女が視界に入った。
 余程、三つ子の卵がうれしいのか、期待に満ちた眼差しで俺を見つめてくる。

 やっぱり朝からツラがいい。

 まんまるとした彼女の頭を撫でたあと、俺たちはキッチンへと向かった。

   *

「じゃじゃーん」

 キッチンの作業スペースに置かれた割れた生卵の入った小皿を、彼女は意気揚々と差し出した。

 ……え?

 だが、小皿に入っていた卵は、三つ子どころか双子ですらない。

「こちらの子はひとりっ子に見えますが?」
「ふふん」

 訝しむ俺を、彼女はイタズラが成功した子どものような満面の笑みを浮かべた。

「エイプリルフールでしたー!」
「エイプリ……。え、そういうのノる人でしたっけ?」
「去年スルーしたら、れーじくんが拗ねたんじゃん」

 俺のせいかよ。

 確かに、去年は彼女からのかわいらしいウソがないどころか、遠征に出るという悲しい現実を突きつけられた。
 ウソを口実にイチャイチャちゅっちゅしたいという俺の目論見は叶わずに終わってしまい、彼女に八つ当たりをした記憶がある。

「満足した?」
「……全く」

 彼女の純粋さもここまでくると暴力的にタチが悪い。
 俺は大げさに首を横に振ってため息をついた。

「恋人とのエイプリルフールと言ったら、エッチな下着をつけるつけないでイチャコラするためのイベントでしょうが。俺の期待を好き勝手に弄んで、やり直してください」
「なにそれ。初耳なんだけど」
「去年、散々泣き喚いたついでに熱弁したはずなんですが、聞いてなかったんですね。お尻がリボンで解けるショーツとか、破る前提のスケスケの下着とか期待したのに残念です。そんなあなたもかわいいのですけど、俺の期待を弄ぶだけ弄んで、悪い子ですね?」
「え、ウソっ!? そんなの聞いてないっ!」
「はい。ウソです。言ってませんから」
「ほあっ!?」
「エイプリルフールなので」

 雑なウソに悪びれることなくネタバラシをすれば、彼女の眉毛がプリプリと釣り上がる。

「変なウソつかないで!」
「それはお互い様でしょう」

 意趣返しもすんだことだし、雑な朝飯を取ろうとした彼女の生卵を引き取った。
 フライパンに火をかけて、熱が行き渡るまでの数秒間。
 そのわずかな空き時間を使って、彼女の頬にキスをした。

「でも、俺の希望は伝えたので、来年こそはエッチなウソを期待してますね♡」
「んなあっ!? えええええっちな下着とか、は、恥ずかしくてむむむむむ、無理っ!」
「ははは」

 ボンッと真っ赤に頬を染めながら、慌てて拒否を示す彼女の主張を笑って聞き流す。
 冷蔵庫からウインナーを取り出して、彼女の代わりに朝食の準備を進めていった。

====================
いつもありがとうございます。
仕事が終わらず、殴り書きです。
ひっちゃかめっちゃかで読みにくくてすみません💦

こんな感じのエイプリルフールを書きたかったです、という方向性だけ……。
覚え書きついでに供養させていただきました。
せっかくですし、どこかのタイミングできちんと整えたいとは思っています。
====================

4/2/2026, 8:18:04 AM

エイプリールフ−ル。

私、風雪武士は4月1日付でホテルの支配人に就任しました。
責任重大ですが、一生懸命頑張って参ります。
今後は忙しくなりますので、投稿する機会が減りますが、ご理解の程、宜しくお願い致します。

……嘘でございます。

支配人はやりません。
遠慮しておきます。
何年か前に、上司に遠回しにそんな事を言われましたがお断りしました。
お金を沢山くれるのなら挑戦したいけど、そうでもないし、仮に支配人になっても、このホテルを自分の好きなように出来るわけでもないし、割に合わないのでNo.2として支配人を支えて行きます。

それにしても、4月から2800品目が値上げとは…。
去年の10月に値上げしたばっかりなのに…。
かと言って給料は上がらないし…。
お菓子、インスタント食品、ジュ−スなどは体に悪いから減らすのは良い事だけど、生活必需品はそういうわけにはいかないし…。
私は独身だから質素倹約で生活すればいいけど、家族を養わなければならない方は大変ですね。
あと、自転車も違反したら罰金になりました。
自転車に乗車中、スマホで地図等を見る時は、一旦降りてやらないと青切符切られますね。
120種類の違反はいくらなんでも多すぎる。
危険な行為で罰金は理解出来るけど、結局、警察は罰金が欲しいだけだよ!
ああ、値上げと自転車の罰金がエイプリールフ−ルであってほしかった…。
皆さんも大変だと思いますが、上手く乗り切りましょう!!

4/2/2026, 7:45:17 AM

エイプリルフール

 こんな日が記念日なんて縁起悪くない?なんて言うのに、覚えやすいやんと彼が譲らなかったからしぶしぶ窓口についていった。おめでとうございますなんて窓口の人に言われてもあんまりぴんと来ない。まるで壮大なドッキリみたい。4月の1日なのにいいのか?なんて思ってるのは自分だけ?まるで実感がなく自分が既婚者になった事実に驚く。それでも楽しそうに指輪を眺めている彼を見るとまあいいかと思った。幸せだから。

4/2/2026, 7:33:06 AM

エイプリルフール。僕は嘘をつかなかった。
面白いことを言えたら良かったのだが、あいにく僕はユーモアに優れていなかった。なら何も言わない方がマシだとそう思った。
SNS さまざまな嘘が飛び交っている。
僕もこの中に混ざりたかった。
この幼稚で愚図で考えなしな頭に嫌気がさした。
イベントすらもまともにすることができない。

こんな僕という存在が嘘であれば良かったのに。

4/2/2026, 6:55:30 AM

前回投稿分からの続き物。
最近最近の都内某所、某杉林の奥深くに、
資金繰りにいっつも困っている別世界機関の子分組織がありまして、
親組織は名前を世界多様性機構と、
子分組織は領事館といいました。

多様性機構の目的のひとつは、「こっち」のように若く安定している発展途上世界に、
既に滅んでしまった、あるいは近々滅びゆく運命にある世界の住人を密航させてきて、
いわゆる難民シェルターにすること。

領事館の目的のひとつは、機構の手引きで密航してきた別世界の住人たちに、
その世界で静かに、幸せに暮らせるように、
あらゆる援助、支援、アドバイスをすること。

とはいえ機構にはカネがない!!
やってることが違法だし、コストがひどい!

親の多様性機構も、子分の領事館も、
双方はぁはぁヒィヒィえっちらおっちら、
資金繰りだの、資金集めだの、必死に為して、
滅びそうな世界、既に滅んだ世界の住人たちに、手を差し伸べて、途上世界に密航させるのでした。

で、前回投稿分で領事館、
一発ビジネスの案件として、
4月1日、その1日だけのフードイベント、
エイプリルフール・スイーツ&フーズフェスに、
しれっと出店することで、大暴利をむさぼることをひらめきまして。

「大食いチャレンジで行こう!」
領事館の館長・スギが言いました。
「参加無料、チャレンジ成功で10万円プレゼント、チャレンジ失敗で2万円の支払い!」
チラシもせっせこ刷りまして、
エイプリルフールの隠れ蓑でもって、チャレンジ料理の総量を、少し少なめに描写します。

先進世界の技術を持つ世界多様性機構の子分、領事館保有の機器をもってすれば、
食材の調達費用なんてゼロ同然、ドチャクソ安く抑えられます。
「チャレンジがギリギリ失敗する程度の量の料理を出して、失敗者を大量に出せば、
成功者が少しばかり出ても、問題ない!」

ふはは、ハハハハハ!
スギは勝利を確信しておりました。
そして館長・スギは部下のヒバとアスナロに指示して、原価ほぼゼロの料理をこしらえて、
さっそく、都内某所で開催されたフードイベント、
エイプリルフール・スイーツ&フーズフェスの、
端にしれっと出店。
目論見どおり、2万と2万と2万、更に2万で、
コツコツ確実に、チャレンジ失敗を積み重ねて、暴利をむさぼったのでした。

だって原価がほぼゼロなので、
普通であればこの質この量を、とても2万じゃ出せないというような料理が出てくるのです。
イベント参加者としても、大食いチャレンジ参加者としても、
領事館がサーブしてくる料理は、すべてコスパがレベチなのです。

「ははは、ハハハハハ!大盛況!大盛況だ!」

ただしこのエイプリルフールイベント、
まさかの「領事館の天敵」が訪問しておりまして。

「スフィちゃん、スフィちゃ〜ん、
イチゴあめ食べよーよぉ、美味しそー」
「はいはい。俺様に預けたタルト食ってからな」
「タルトと一緒に〜、キャンディーを食べるぅ」
「ホントにホトは食うのが好きだなぁ」

大食いチャレンジの売り上げがそろそろ50万に到達する頃に、「彼女たち」は降臨しました。
世界多様性機構が推しのカタキばりに敵視している公的機関、「世界線管理局」の局員です。
収蔵部所属の、ドワーフホトです。
ドワーフホトは食いしん坊、満腹を知らない大食いチャレンジクラッシャーなのです!

「大食いチャレンジだってさ〜」
胃袋ブラックホールのドワーフホトです。
「すごーく良い匂いがするぅ」
ドワーフホトの目が、鼻が、領事館の大食いチャレンジを捕捉します。

「あっ……」
エイプリルフール・大食いチャレンジでウハウハしていたスギの顔が、一気に青ざめました。
ドワーフホトが、こちらに来ます。
ドワーフホトが、席に座ります。

ドワーフホトが、1回成功で10万円プレゼントの大食いチャレンジメニューを、
レディース用ランチでも頼む気軽さで、
20セット、注文したのでした。
「あ……」

その後の領事館のことは、敢えて書きません。
ただ間違いなく彼等のエイプリルフールは、
阿鼻叫喚、目論見どおりにいきませんでしたとさ。

4/2/2026, 6:48:42 AM

『嘘じゃないんだよ』


「ねぇ、この世界が夢だとしたらどうする?」

「…は?」

書類から顔を上げた彼が眉を寄せる。「何言ってんだ?」という言葉が聞こえてきそうだ。

「……くだらないこと言ってないで仕事しろ」

「え〜!そんなに冷たいこと言わなくてもいいじゃ〜ん!!」

「はぁ……どうせ、エイプリルフールの嘘だろ」

ため息を着きながら言った彼はまた書類に視線を向けた。沈黙が訪れる。
私が口を開きかけた時、何処からか彼の名を呼ぶ声がした。

「ほら、あの子じゃない?行ってきなよ。後は私がやっといてあげるからさ!」

彼は小さく「…ありがとう」と言うと、部屋を出ていった。いつもの無表情だったつもりだろうが、嬉しさが滲み出ていた。あの子に頼られるのが嬉しいのだろう。
私は窓の外を見る。綺麗な青空に月が浮かんでいた。赤い月が。

「さぁて…彼はいつ気づくのかな?」

背伸びをしながら見た時計は、午後1時を指していた。




【エイプリルフール】

4/2/2026, 5:51:38 AM

『エイプリルフール』


⬛️(●´σ‥`)ホジホジ
エイプリルフール? もう終わったくね?

⬜️(  '-' )ノ)ビシッ
話が終わるやろがい!


    〜シロツメクロツメ雑談会〜


⬛️なんかウソついた?

⬜️いや、特には
言う相手もいないし
後々面倒なことが多いから
あんまり好きなイベントじゃないかなぁって

⬛️可愛いウソならいい?

⬜️程度によるけど笑えるならね

⬛️∠( ゚∀゚)/!
あ!UFO!!

⬜️∑(・ω・* 三 *・ω・)キョロキョロ
え!どこどこ!?

⬛️Σ(゚д゚;) おい!?

⬜️(・ω・)
まぁ流石にウソだけどね

⬛️ナンジャソリャ_(:3 」∠)_

⬜️でもまぁそれぐらいなら良いけどさ

⬛️。。。"8-(*o・ω・)oテクテク
ゲーム会社すごいよな
最近は嘘っぽいけど
おバカなコラボとかやってる

⬜️( ´-ω-)σそれは思う
あれ逆に凄いよなぁって

⬛️本来そんなふうで
あって欲しいのが密かな願い

⬜️けどここだけの話……
UFO!って言われた時
まじで振り向くのは内緒

⬛️おい!?Σ(゚д゚;)

⬜️あーいや、別な理由
UFOと間違えるような
そんな飛行物体、何が飛んでるんだろ?
って言う違う好奇心が勝るのよ

⬛️( ・ω・)あーね
それならちょっとわかる

⬜️それなら有り得てもいいかなぁってね

⬛️∠( ゚∀゚)/あ!UFO!

⬜️∑(・ω・* 三 *・ω・)キョロキョロ
どこ!?どこ!?

⬛️Σ(゚д゚;)うおい!?

⬜️違うの!?騙されたー!orz

⬛️頼むどこまでほんとか
ちゃんと教えてくれ!!


〜シロツメ ナナシ〜

4/2/2026, 5:20:25 AM

「泥にまみれた指輪」



「流星。ごめん。私多分。」

「怪物の子ーや」

リリーは走った。
海に沈んでいく世界を繰り返し見ながら。
海の欠片を空へ投げたした。


リリーは足を止めた。
ここが避難所?
リリーは大きな建物のなかに足を踏み込んだ。
『ふんぞり返っとる偉そうな人』
流星が言っていた特徴の人間を探す。
見当たらない。
だからそこら辺にいる男の人に声をかけた。
「なぁ。お兄さん。愛奪還組って知っとる?」
「あ?どうしたんだ。」
「愛奪還組。」
「愛奪還組か。そうだな。愛奪還組っつーのは
身内が怪物に殺された子供が集まる場所だな。
確か14歳から戦場に立つんだってな。
本当に政府はなに考えてるだろうな。
14っつたらまだまだガキじゃねぇか。」
「そう。お兄さんありがと。」
「あぁ。気を付けろよー」

リリーは歩いた。
お兄さんから聞いた情報。そのなかでも14歳からしか
戦えない。
私はきっと――だからすぐに戦場には立てそうだ。
でもこの格好じゃ駄目か。
その時アナウンスが流れた。
『愛奪還組によって怪物が討伐されました。
ですがまだまだ警戒体制のため避難所での待機をお願いします。』 
流星。生きてる?
いや。きっともう――
だって流星は私を愛奪還組に行かせようとした。
きっと生きてても私を生涯孤独にするために。
私のために―自害するだろう。


リリーは避難所の裏口に足を向けた。
ここなら誰もいない。
避難所の外は危険かもしれない。
でも。それでも。
リリーは流星とリリーの家へ足を走らせた。
ここでは小さな体が役に立った。
誰にもバレずに帰ることができたのだから。
最中。流星と別れた道を通った。
確かにあった死体は全て回収されていてなにもなかったように見える。
「――流星。どこにおるん?」
もういないとは分かっていた。
でも。縋らずにはいられなかった。
流星がいるという未来を。


リリーは家に着いた。
部屋に入り流星の適当な服を一着とった。
リリーは流星の買ってくれた白色のワンピースを脱ぎ、あと1つ。首についているネックレスをとった。
おもちゃの指輪が寂しそうに着いたネックレス。
床にやさしくおいた。
その瞬間リリーの身体が紫色の泥のようなものに変わった。
そして瞬く間に14歳と言えるような体格に変わった。
「ほらな。――やっぱ私は。怪物や」
声すら少し大人びて聞こえる。
リリーは流星の服を着た。
ネックレスは首にかけて服のなかに隠した。
ワンピースを抱えてアパートの前にいった。
リリーは穴を掘る。
ある程度の穴があいたらそこにワンピースを埋めた。



「リリー。これでどうや?」
「流星。あんたセンスええやん。」
流星がピンクの宝石が着いたおもちゃの指輪を手に乗せて見せてきた。
「まぁ。安いけどな。」
「あほ。私らにとっては高級品やろ。」
少し幼げなリリーの声だ。
「じゃあ。流星はこれな。」
青色の宝石の着いたおもちゃの指輪を手に乗せる。
「そちらもセンスええやんけ。」
「へへ。やろ。」

家の近くのお店。
おもちゃ屋でお揃いの指輪を買った。
でも子供用で流星の指にはめることはできなかった。
だから2人は100均でネックレスを買いそこに着けて
お互いの首につけた。

「なぁリリー。いつかは宝石がいっぱいついた指輪買ったるからな。」
「――ほんまに?」
「あぁ。約束や。」

この約束は果たされることがなかったけど。
リリーの心にはずっと残っている。



リリーは避難所までの道のりを一人で歩いた。
リリーは思い出していた。
あの日の。初めてこの世界に降り立った日を。
怪物の星の事を。


リリーには名前がなかった。
いや。怪物は名前を持たなかった。
地球とは遠くはなれた星。
遠目からみると紫一色の星。
そこには地面を埋め尽くすほど多くのの紫色の泥のようなものがいた。
そんな星にある日、1機の宇宙船が着陸した。
着陸する際に3体ほどの泥は潰れて消えた。
それでも泥たちは何も感じない。
その宇宙船からは、
一人の男と一人の女がでてきた。
男は泥にふれる。
すると装備ごと指が溶けた。
人間と泥は相性が悪かったのだろう。
すると男は女を宇宙船に押し込んだ。
そしてこう言うのだ。
「俺はもう手遅れだ。お前だけでも家に帰ってくれ。
家族を頼んだぞ。」
「貴方。貴方。嫌よっ。」
「すまない。俺の足も、もう。」
男の足は泥に埋まり少しずつ溶けていく。
「じゃあな。あんまり早くこっちに来るんじゃないぞ。――愛している。」
男はそういって扉を閉めた。
男の目にも女の目にも水が浮かんで見えた。
男はそのまま溶けていき消えてしまった。

そこで泥は考えた。
「あれは。なんだ?」
泥は「愛」が分からなかった。
だから、愛を知ろうと考えた。
泥は地球へと宇宙を飛び、着陸した。

ある泥は魚に出会う。
大きな魚が小さな魚を補食する。
そして泥は思う。
「これは愛」

ある泥は人間に出会う。し
一般の家庭。
肉を食べ「このお肉大好き!!」
これも愛。

ある泥は虫に出会う。
角を大きく使い、相手を吹き飛ばす。
これも愛。

ある泥は2人の男女に出会う。
男が女を叩いた。
男は笑う。女も微かに愛されていると笑う。
これも愛。

ある泥は2人の女に出会う。
「誰も許してくれないなら。」
部屋の窓を全てしめ、煙をたく。
手を繋ぎあって動かなくなった。
これも愛。


そして泥は姿を変えた、魚、鳥、人間、虫。
全てが混ざりあい、不気味な容姿になる。
泥が怪物になっていく。
そして愛そうとするのだ。生き物を。
殺すこと。食べること。叩くこと。共に死ぬこと。
全てが「愛」なのだ。

愛するとはこのことなのだ。



そうして怪物は人を殺し、食らうようになった。
 愛するために。
しかしだんだん怪物は討伐対象へとなっていく。
「愛奪還組」に生きて確保された個体は研究施設に閉じ込められた。
研究施設ではたくさんの怪物が謎の液体のはいった入れ物に密封される。

今回も新しい個体が送られてきた。
泥の状態のままだった。
そして泥が密封される前に泥は自らの一部を剥ぎ、
逃がした。
怪物には愛がない。
その為夫婦となり、子を孕むという考えがない。
子供というものは、先程のように産み落とされる。
その子供には母体の記憶が受け継がれる。

そしてその子供というのがリリーだった。

リリーは研究施設の端で母体をみていた。
母体は「Lyly37」とかかれた容器にいれられる。
数字は恐らく確保している怪物の数。
「Lyly」というのは怪物全体の名称。
正しくはライライと呼ぶらしい。

母体の入った容器の前で研究者らしき人と助手が話していた。
「葉落様。研究結果が出ました。」
「花咲くんか。遂にでたか。聞こう。」
――
「そうか。もっと研究対象がいる。愛奪還組をもっと大きな組織にするのだ。」

名前。それは愛なの?
「Lyly」という文字をリリーはこう読んだ。
「りりー?」
そうしてリリーは「リリー」と名乗るようになった。

どうして忘れていたんだろう。

怪物としての記憶は流星と暮らすために必要ないと切り捨てたのだろうか。



そして現在に巻き戻る。

リリーは避難所についた。

そこには愛奪還組のような人が集まっていた。
怖い。もしかしたら討伐されてしまうかもしれない。
でも流星がくれた夢だから。
「ねぇお姉さんたち。私。家族が死んじゃった」
泣き声混じりに言った。
愛奪還組のお姉さんは心配そうにリリーをみていた。

そうしてリリーは愛奪還組につれられ、愛奪還組の
拠点へと行くことができたのだ。

「リリー隊員」
「はいっ」
リリーは愛奪還組の待機所にて初戦に向けた準備をしていた。
『上谷隊長』が声をかけてきた。
「リリー隊員が言っていた「流星」くんの特徴と当てはまる男の子が先日の戦いで回収された死体のなかに
いた。」
「――」
あぁ。やっぱり。リリーは唇を噛み締める。
「流星くんが死後。死体になっても必死に握りしめていたものがあってな。」
上谷隊長がハンカチに包まれたなにかを私に差し出した。
「これは。」
「開いてみるといい。」
そこにはあの日。お揃いで買った青色の宝石のついたおもちゃの指輪のネックレスが寂しそうに包まれていた。
「流星くんの持ち物で違いないか?」
「――。これは」
リリの目には涙がたまった。
リリーは震える手で服のなかからピンクの宝石が着いたおもちゃの指輪を取り出した。
「――はい。むかし流星とお揃いで買ったものです」
「――そうか。 それは流星くんとお前のものだ。
すきにするといい。」
「――ほんまに。ありがとうございます。」
上谷隊長はリリーの肩をやさしく二度叩き歩いていった。
リリーは涙が止まらなかった。


リリーの涙が枯れ果てたとき。
リリーは流星のネックレスを首からかけた。
二つのネックレスは少し窮屈そうに見える。
でもあの頃のリリーと流星のように。狭い部屋。くっつきあって。満たされているように見える。

ネックレスを服のなかにしまった。
リリーの目には迷いなんてなかった。

愛を知りたい。
愛を知って流星を愛したい。
私は流星に愛されていると胸を張って言いたい。
もしそれが。同族殺しで。
自分を偽ることになっても。



「あんたが笑ってくれるならそれで。」

4/2/2026, 5:15:40 AM

今日がエイプリルフールなら、
何を思ってしまっても、嘘だったのだと
自分に言いわけできるのに。

4/2/2026, 4:49:45 AM

もっと、もっとぎゅってして。
もっといっぱい手を繋いで
もっと大好きって言って

私、その頬擦りしてくれるのすき。
たまにじゃなくて、もっとしていいんだよ

…嘘だよ
ベタベタするの、好きじゃないもんね。

嘘だよ。嘘。

4月1日、何の日か、知ってる?

4/2/2026, 4:42:22 AM

エイプリルフール

子供の頃には前の日からネタを仕込んでワクワクだった
皆んな競い合うように
「うーそだよ」
『あっそうか』
《エイプリルフール》だもんねーって
笑い合って消えた嘘

今日は4月1日
一人でも楽しみたいから
願い事が何でも叶う日だって事にした

「うーそだよ」
『あっそうか』
《エイプリルフール》だもんねーって
一人芝居をしてみる
自分につくウソはポトリと落ちる

共感の笑い声が吹き飛ばすウソ
これが楽しかった
いつも誰かがいたっけ4月1日は

4/2/2026, 4:39:43 AM

からんからんと入り口のベルが鳴り、目当ての人物が入って来る。
「お待たせ」
「全然。私も今着いたとこ」
嘘その②。本当は30分前からいる。
「で、なに?いきなり呼び出して」
「単刀直入で悪いんだけどさ、あたし達もう終わりにしない?」
「…は?なに、何の冗談」
「冗談じゃないよ。本気」
嘘その③。本当は冗談にしたい。
「分かった、今日エイプリルフールだからそんなバカなことしてんだろ」
「別にエイプリルフールは関係ない。というかそもそもあたし達ちゃんと付き合ってるわけでもなかったでしょ。飽きちゃったの」
相手は私の一切揺れ動かない目を見て、悔しそうに顔を歪ませた後、目の前に置かれたお冷をがぶ飲みして立ち上がり、こちらに目をやることもなくお店を出た。
また、からんからんとベルが鳴る。
テーブルの上に置いている拳をじっと見つめる。
本当の本音は、彼のことを好きになりかけていた。でも相手がこんな私では、彼に迷惑をかけてしまう。
だから私は自分にも嘘をついた。"好き"を認めてしまって形が成される前に否定すれば、元に戻るだけだから。
これが、一番最初についた嘘その①。

4/2/2026, 4:31:13 AM

「面白い嘘、売ります」

ゲーセンが潰れた跡地に、胡散臭い店ができた。

嘘売り屋。 嘘を考えて、それを売ることで商売しているらしい。

「じゃ、一つ嘘ください」

というか、代金はいくら?

「お題は入りません その代わり、嘘を買ったら自分が考えた嘘を三人に広めてください」

なんじゃそりゃ。 嘘のぺ◯フォワードかよ 不幸の手紙じみてるし (古いね)

「アメリカでサックスと発音するとセックスと勘違いされる」

いや、それは嘘というより下ネタじゃねーか

こいつは欲求不満でセックス言いたいだけだろ なんか毎回駅の階段でスカート覗きしてる中坊レベル

「ありがとう また来るよ」

「いい感じの嘘が入ったら教えるんでケー番(携帯番号の略)教えてください」

とりあえずnhkに繋がる電話を教えた。そういえばこの人nhkの集金にちんちん見せて威嚇しそう。

そんなんでびびって集金しねーなんてないのに。

nhk舐めんな!

4/2/2026, 4:06:32 AM

"エイプリルフール"

フランスではPoisson d'avril (ポワソン・ダヴリル/ 4月の魚)と呼ばれている。
魚の絵を背中に張り付ける悪戯はまぁ置いといて、魚モチーフのお菓子やパイ料理を食べる日という認識。
パイ生地にカスタードや苺などを沢山乗せて、魚の形にしたやつとか美味しいよね。
それっぽいのを買おうと思っていたけど、見つからなかったのでクロワッサン鯛焼きにした。
本来4月の魚はサバなんだろうけど、気にしてはいけない。

パイ生地のサクサクした感じは好きなんだけど、いかんせん崩れやすいのはなんともはや。
綺麗に食べるのは難しい。

4/2/2026, 4:04:07 AM

今日はエイプリルフールだ。
いや、厳密に言えばエイプリルフールは昨日だったのだが話す相手もおらず嘘をつくことができてない。
今日は4月2日の木曜日。彼女の佳奈と会う日だ。
佳奈に何かしら幸せになる嘘を着くことにきめた

「佳奈!」
「あ、祐介くん」
彼女の佳奈。何故か暗い顔をしていた。
「佳奈〜そんなくらい顔してどうしたんだよ」
「え?実はね、前大人になったら結婚しようって言ってくれた人の命日なの。」
今なんて言った。命日?エイプリルフールの次の日が?
「そんな冗談やめろよ〜」
「冗談じゃないよ」
佳奈は真剣な顔をしていた。
近くのカフェに入って話を聞いた。

名前は「駿」と言うらしい。
幼稚園に通ってる頃に「大きくなったら佳奈と結婚する」と言ってくれた人と佳奈は教えてくれた。
だがその「駿」という人は、末期の胃がんで昨年亡くなったと言った。
手紙には「幸せになれ」と震えた文字で書かれてたと教えてくれた。
「その手紙の傍には桜の花びらもあった、あの人からの最期の贈り物かな」と佳奈は涙を流しながら話してくれた。

そんなことがあったのか。僕は何も知らなかった。
ひとり浮かれて佳奈とのデートを決めた。そんな大切な日に。
「佳奈」
「どうしたの?」
「別れよう」
「え?嘘だよね?」
「嘘じゃない」
会話は途絶えた。伝票を持ち会計に向かった。
「合計で1200円です。」
お金を払いカフェを出た。

「祐介くん」
名前を呼ばれた。振り返れない。振り返ると抱きしめてしまいそうだったから。
「幸せになってね」
その言葉を言い残して佳奈は去っていった。
「佳奈!!!!」
振り返り佳奈の名前を叫んだ。が、佳奈は振り返ってくれない。1歩踏み出したが、その1歩で止まった。走り出しそうで怖かった。ここは外だ周りに人がいる。泣くなみっともない。佳奈には忘れられない人が居る。そんな人の代わりになれるわけがない。

そうして、その嘘を最後に最愛の彼女の佳奈と別れた。

『エイプリルフール』


『幸せに』と繋がっているので、そちらも読んでくださると幸いです

4/2/2026, 3:58:34 AM

エイプリルフール

四月一日。
いわゆる嘘をついてもいい日。
でも、私からしたらそんなの毎日だった。
友達を増やすために好きじゃないものを好きと言う。
友達と仲良くなるために見てないテレビも見たと言う。
簡単なテストも分からないふりして頭角を現さないように。
嘘で私を武装させる。
気まずい空間も誤魔化して生きていく。
傷つきたくないから。
誰かに嫌われたくないから。
裏切られたくない。
そんなことを続けていたら私らしさは嘘でしか描けなくなった。
本当のことはどこに忘れてしまったんだろう。

4/2/2026, 3:58:00 AM

エイプリルフール
4月1日
「お前の事好き。」
そう同じクラスの佐藤君から言われた。
「えっ、まじ?」
「うっソー、エイプリル・フールでした。」
そう笑顔で言った。私は,自分の頬を膨らませながら怒っている事を表現した。

4月2日
「昨日は、ごめん。」
佐藤君がそう謝ってきた。
「別に、もう怒ってないけど、、」
「そっか、ありがとう」
少し、静かな空気が続いた。
「あの、、、」
佐藤君が言いかけた時だった。私は、ケータイのアラームが鳴ったのに気がついた。
「あ、今から用事あるから。また明日ね。」
そう言って私は教室を出た。

4月3日
「佐藤君。昨日私に何か言ようとしてたよね。なんだった?」
「ああ、実は、、」
佐藤君は、自分の首の後ろを触りながら言った。
「俺は,お前が好きだ。」
「え、遅めのエイプリル・フール?」
私は、驚きを隠しながら聞いた。
「いや、俺はずっと前からお前が好きだ。」
それを聞いて私は、自分の耳が熱くなっている事が気になった。
「嬉しい、、」
私は、彼に抱きついた。

15年後、
今日は、4月1日
「私たちよく15年も付き合っているよね。」
「なぁ、」
「うん?」
「別れてほしい」
彼がそう真面目に言った。
「どうせ嘘でしょ。」
彼は真面目な顔を崩してから言った。
「えへへ、バレた。」
そういうと、彼は,ポケットから黒い箱を取り出した。

4/2/2026, 3:53:09 AM

フランス語の動詞の活用がなくなるという話が目に飛び込んできた。なんでもかんでも原形でいいって。
まず最初に思ったのは「え…そんなの嫌だ」だった。
全然あたまに入らんのに。
その後嘘だと分かって「良かった」と。
私はやっぱりフランス語が好きなんだと分かったエイプリルフール。
全然聞き取れんし、上達せんけど!!

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