イブの夜』の作文集

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イブの夜』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

12/24/2024, 7:22:08 PM

可能性の扉は開かれるのを待っている皆んないい子



     『プレゼント』『イブの夜』

12/24/2024, 7:19:55 PM

※センシティブな表現が含まれています。激しい内容にはしていないので見たい方だけ見てくれると嬉しいです。

「じじゃーん!」
サンタのコスプレをしてはしゃいで彼に見せる私。
「…買ったの?」
そんな彼はいつものように平然としていて、私のこの格好を見て一緒に楽しんでくれるかと思っていた私は完全に唖然としていた。
「え!?ちょっと、せっかくクリスマス衣装着たのにそれだけ!?」
「まあ、イブだけど別に普通の平日と変わんないからね」
相変わらず冷めた彼に、私はこう言い返す。
「涼私の格好見てさ、なんか、ほら!ないの?」
「えー、まあ可愛いは可愛いけど、それはいつもだし」
「ちがくて!!なんか、なったりはしないの、?」
「笑え?」
私が恥ずかしそうに聞くと涼はニヤニヤしながら私にこう言った。
「なに、俺がそんなんで興奮すると思ってんの?笑」
「ち、ちがうし!!単純に男の子はなんないのかなーって気になっただけ!」
「ごめんだけど俺、それで興奮してたら夜街歩けないから」
「そうじゃなくてさ、彼女がサンタコスしてるんだからちょっとはなんかあってもいいじゃん!」
私が少し拗ねたように言うと、涼は私の耳元で言った。
「なに、笑なんかって、なんかしたいの?」
「っ…」
一気に耳が赤くなる私を、笑いながら見る彼。
「耳も身体も熱くなってるね。暑いの?笑」
「ち、ちがう!ちょっとびっくりしただけ、離れて」
「なんでよ、せっかく可愛い格好してるんだから近くで見たいじゃん。ね?」
「ーー!いいから!」
彼の思惑通りな気がして、嫌気がさす。
「もうこんなんなってるよ?おまえ」
「やめて、」
「俺の、当ててんのわかる?」
「、、わかんないから」
「えー笑こんなに当てまくってんのに」
「ねえ、涼興奮してる?」
「してるよ、めっちゃ」
そう言いながら彼は私と唇を重ねる。
「…涼っ、」
「なに今更恥ずかしがってんの笑キスくらい普通でしょ」
完全にそういう雰囲気になった私たちは、またいつもと同じ行為を繰り返す。


「涼、もう腰痛い、」
「えー、俺はもっとしたかったのにな。こんな可愛いサンタさんにめちゃくちゃできるんだもん」
「やめてよ」
「照れんなって」
「涼さ、もうすぐイブ終わっちゃうけどだれからも誘われてないの?明日笑」
「うるさ。おまえのために空けてたんだよ」
「うそつけ」
「ほんと」
涼のまっすぐな目を見て、私はまた好きになる。
「涼」
「ん?」
「好きだよ」
「なに急に笑」
「クリスマスイブだから特別」
「おまえしてるとき毎回好き好きうるさいけどな」
「もう!いわないでよいちいち!」
「はいはい笑俺も好きだよ」
彼からの「好き」をもらったとき、時計がちょうど0時になった。

"イブの夜"

12/24/2024, 7:04:47 PM

バスに揺られ診断書を見ながら「メリークリスマスもメリークリスマウスもどっちもかわいいなぁ」なんて全く関係のないことをふと思った。

Xmas Xmouse うん、可愛い。

車窓を過ぎっていく木に括り付けられたストリングライトを見ながら今日の出来事を反芻した。クリスマスイブに病院へGoという人生はなかなか愉快だと思う。己の人生を謳歌している感じがする、これぞ我が人生、記念すべきクリスマスイブの夜。

笑えない、いっそ面白い。

早速貰って飲んだ薬の副作用でほぼ意識は後ろに引っ張られていた。コンタクトを付けているからうたた寝したくなかったが、ほとんどこの抵抗は無意味だっただろう。バスの中でぐらぐら頭と視界が揺れていた。

人並みに生きて、人並みに生活して、人並みに会話して、人並みに、どうしてできないんだろう。人並みに、というと「人並みって誰基準?普通って何?」と詰られる。人並みは人並みだよ。学校に行って、勉強して、部活とかサークルとかバイトやって、課題をして、人と関わって喋って、卒業して、就職して、社会の中で生きていく。人並みに、人並みに、人並みに。そうだ、人の波に今日は酔ったんだった。都市部の方まで行ってきたから、右も左もいろんな人でいっぱいだった。喋り声とどこからか流れてくるクリスマスソングが入り混じって、ゴチャゴチャざわざわからモコモコ聞こえだして水中にいるみたいだった。人が生きてる、と思った。

電車の中が暑く感じて、酔ったのもあるのか気持ち悪くなってきたからマフラーを外した。首が詰まるマフラーは苦手だ。緩く巻いても、首に布が触れるだけで苦しくなってしまう。嫌ならつけなければいいが寒さには勝てない。普段感触が気持ち悪くて痒くなるから手袋をしておらず、常に体が冷えしまうから、まだ我慢できるマフラーを身に着けている。それに、クリスマスプレゼントで貰ったふかふかのマフラーだから、ぞんざいに扱ったり破り捨てたくなるような衝動も少ない。大事にしようと思ってる。このマフラーは特別なんだ。きっとこういうマフラーのことを愛情って言うんだと思うから、愛情は、ぞんざいにしない。その方がきっといい。マフラーを大事にしたら愛情のことも大事にできる気がする。

駅地下の売店にクリスマスケーキが陳列されていた。ワンホール、4号くらいだっただろうか、真っ白なクリームにいちごが乗っているものと、チョコレートクリームにいちごが乗っているものが1500円くらいで売られていて、美味しそうだと思った。そう、美味しそうだって、思った。

病院で、やっぱり人が怖かった。性別関係なく、語尾に力が入っているような喋り方をする人がどうも恐ろしく苦手なんだと改めて思った。すぐに「怒られてる、責められてる、きっと嫌われた」と思ってしまうのは長年刷り込んできた癖なんだと思う。きっとそうだ。相手の人は何もこちらを責め立てたりしていないのだから、自分の受け取り方がおかしいのだ。分かっている。つもりでしかない。

人を前にすると固まってしまって、なかなか言葉が出てこず、喉がどんどんしまっていく。どう答えていいかわからない、何をどう言えばいいのかわからない、自分が何を思ってるのか感じてるかも分からなくなっていく。そういえばしばらく忘れていたが、自分という生き物はこんな感じだった。

お薬手帳を忘れた。バインダーに挟まれた紙を渡されて氏名や住所やその他諸々記入していたが、どう書けばよいのか何を訊かれているのか理解できずしばらくにらめっこしていたところ「何かお困りですか」と声を掛けてもらってしまった。一人でできるようにならないといけないのに、相変わらずだと呆れた。あきれた?言葉があっているだろうか。違う気がする。泣きたくなった、不甲斐なく感じた?

暗い話はやめよう。せっかくクリスマスなんだ。幸せな話をしよう。幸せを素直に感じるためにこうやって負の感情を先に敷いているのも、面倒くさいと思う話だが、癖であり、心を守るための防衛策なのだ。幸せを感じると相対的に不幸になるのだから、ならば先に不幸を摂取し、最後に幸せを味わえるようにしよう、という、意味不明と言われれば意味不明で、理屈が通っていると言い張れば通っているようなものだ。先に不幸を摂取。幸せを感じると相対的に不幸になるなら、不幸を感じると相対的に幸せになる生き物だと言えるはずだ。

感情とは「差」「落差」といったもので生まれるのだと思う。人間は差を感知することでしか感情を生み出せない。日常が失われたとき初めてその日常と呼んでいたものが幸せだったと気づく、或いは不幸だったと気づく。またそうでなければ人は気づけない、自覚できないものなのだと思う。縛られる日々を送っているから休日がとびきり有難く思える。ずっと生きてきた環境を当たり前だと認識するから、別の環境に身を置くとストレスが溜まる、或いは逆に開放感を味わえる。こういう「差」があるから人間は快、不快や喜怒哀楽といったものを認識できる。もし全てが均一でなんの変化もない世界に生きていたら、人は何も感じないだろう。

幸せな話をしよう。

幸せな話。

幸せ。

楽しかった話、嬉しかった話、心が温まるような。

なるほど、きっと幸せな話のやり方が分からないんだ。どんな口調で、どんな言葉を使って、どんな風に説明すれば……ではなく、説明ではなく、思いの丈を綴ればいいだけなんだろう。けれど、それが分からないから、できない。嬉しかったことをありのまま嬉しい、というだけでいい、と、思っても、その感覚が分からないからできない。

ゲームでフレンドにプレゼントを送った、とか、フレンドからプレゼントを貰った、とか。写真撮影、スクショ、した、とか。着せ替えをしてとても満足できた、とか。クリスマスツリーを飾ってみて、カラフルなライトを飾って、イルミネーションを作って、雪を降らせて、キラキラピカピカ、クリスマスを感じる素敵なBGMを設定して、とても、好みに、えっと、可愛く、デコレーションできた、と、思う。じゃなくて、可愛くできたから、嬉しい。そう、嬉しかった、画面の中で、可愛いアバターが可愛い世界で生きていて、可愛くて、嬉しくて、幸せそうで、じゃなくて、幸せだと、思った。そう、幸せだって思った。素敵なクリスマスだなって。

あの小さなホールケーキが頭にこびりついて剥がれない。

ケーキ、買いたかったんだな。イルミネーション、ぴかぴか、現実世界のキラキラも、素敵だって、感じたかったんだろうな。そっか、本当はクリスマスツリーを飾りたいと思ってるんだ。できればマフラーをして、手袋をつけて、寒い中もこもこになって、暖かい家に帰ってきて、みんなでお肉を食べて、ケーキを食べて、クリスマスを味わいたかったんだろうな。そうなんだ、きっとこんな偏屈な思考せず、普通みたいに、プレゼント交換とか、やりたかったんだろうな。

誰かと身を寄せ合っていたかったのかな。それは嫌だな。普通の、そうだ、あれは、いつかの暖かな記憶だ。クリスマスツリーを飾って、イブの夜に美味しいご飯を食べて、ケーキを食べて、プレゼント交換をして、眠って、25日の朝、プレゼントを見つけて喜んだ。そうだった、普通のクリスマスを過ごした。贅沢で幸せに溢れた、それを普通だと思い、当たり前のように享受していたクリスマス。そっか。幸せだったんだね。夢なら醒めないでほしい、だから眠ってしまいたかったんだ。ずっと、この時期。あの頃に帰りたいんだ。

どうしようか。この診断書くちゃくちゃに丸めて捨ててしまえば無かったことになるか。全てを否定すれば無かったことにならないだろうか。全部。脳も体も。

クリスマウスは可愛いけれど、マウスな自分は可愛くない。できればマウスよりラットになりたい。クリスマウスじゃなくて、クスリラット。語呂悪いなぁ。

12/24/2024, 7:02:17 PM

サンタクロースが来た!

人がいる気配を感じ咄嗟にそう思う。

なんてたって次の日はクリスマス。

ウチは今日プレゼントが届く日だ。

ドキドキと高鳴る胸と飛び起きたくなる気持ちを抑えて寝たふりをする。

ガサゴソと微かに聞こえる。

窓がカラカラカラ……と小気味良く開く。

「メリークリスマス!!!!」

おじさんの大きな声がした。

胸に感じる激痛を最期に、僕の意識は……………。

ーーー

【本日のニュースです。

〇〇県××市某所の住宅街にて殺人事件が発生しました。

未だ犯人は逃走中です。】




【イブの夜】

12/24/2024, 6:58:06 PM

【イブの夜】


『…そういえば、今日、イブだね。』
「は?…あぁ、そういやそうだな。」
『…それだけ?』
「なんだよ。どっか行きたいのか?」
『いや?特に何もないよ。』
「何なんだよ。」
『まぁいいじゃん。もうちょっとゆっくりしてこ。』
「…あぁ。」

絶対に教えてなんかやらない。
今日くらい、もっと一緒に過ごしたいだなんて、
絶対に言えない。

―――

『…あぁ、そういうことか。』
「ん?何が? 』
『お前、わかりにくいんだよ。』
「だから、何が?」
『ふん、教えてなんかやらねーよ。』

今日くらい、まだ一緒にいたい。
そう思われていると、期待してしまう。
俺も、同じ気持ちだから。

12/24/2024, 6:36:23 PM

「そろそろ、来るよ!」
メイが、リビングの窓を開け、庭に出る。
それに続き、ケイトも出て、空を見上げた。
シャンシャンシャンと、遠くから鈴の音が聴こえてくる。
夜空から、トナカイが引くソリが、メイの家に降着した。
「メリークリスマス!」
降りてきたのは、赤い服を着た巨漢の老人。
ゴーグルを外し、髭についた雪を払う。
「あー、疲れた。おら、プレゼント」
「あ、ありがとうございます」
ケイトがプレゼントを受け取ると、思ったより重量があり、落としてしまった。
後ろからメイが顔出してそれを興味深く見る。
「おじさん、これ何?」
「あー、肉だよ、肉。うめぇーぞ」
「お肉ー!」
わーいとはしゃぐメイ。その横でケイトは、よろめきながら袋を、家の中に運び入れた。
「とりあえず、家に入ってください。近所の目とかあるので……」
「おう、悪いな。あっと……その前に」
後ろを振り返ると、ソリとトナカイに向かって見えない何かをかけた。
「何をしたんですか?」
「ここらへんは、お前みたいに素質があるヤツが居るみたいだから、見えねえように布をかけたんだ」
「へぇー」
ケイトに布は見えず、ソリとトナカイが見えている状態。しかし、他の人には見えないようになっているようだ。
「ハジメちゃん、お肉貰ったー」
メイが、台所でイブのディナーを作っている、兄のハジメに声をかけた。
「え!本当に?何のお肉だろう?」
前髪にキャラ物の髪留めをつけ、フリフリな白いエプロン姿で現れる。
重量に負けたケイトとは異なり、軽々と肉の入った袋を持ち上げた。
「鹿肉と七面鳥、あとイノシシだな」
ソファーに座ったおじさんが答えると、ハジメの目が嬉しそうに輝く。
「そんなに!これは明日のディナーが楽しみだね」
「ハジメちゃんのご飯、すっごく美味しいもん!期待してる」

肉を冷蔵庫へしまい、熱い緑茶をおじさんに用意した。
「イブなのにお前たちは、こう……青春が足りねえな」
「そうですかね。皆、こんなもんじゃないですか?」
「いやいや。ケイちゃんが枯れてるんだよ」
メイが出来たてのおかずをおじさんへ供する。
クリスマス感のない里芋の煮物だ。それを肴に飲むのは日本酒。
「おじさんこそ、サンタ味がないですね」
ケイトが言うと、大口を開けてガハハと笑った。
「だな!だが、こういう特別な日こそ、いつも通り好きな物を食うのも、悪くないわけよ」
「そうですね」
台所からいい匂いが漂ってくる。今日もまたいつもと変わらない夕食。
だが少し特別な日でもある。
サンタのおじさんと共に、イブの夜がやってきた。

12/24/2024, 6:23:49 PM

あなたと見たあの大きなクリスマスツリー。

あなたと歩いたこのイルミネーションが照らす道。


私の冷たい手を包み込むあなたの大きな手を、
こんなにも温かいと感じたのは初めてだった。

私の先を歩くあなたの逞しい背中に、
これほど安心したのはいつぶりだろう。

その瞳に私だけを映し出して、
私のことだけを考えて微笑むあなたを、
私は久しぶりに思い出した。


やっぱり、ずるい人ね。

少年のようなその無邪気な笑顔で、
一体いくつの嘘を無かったことにするの?

何もかも忘れさせてしまうような優しい手つきの裏に、
一体どれほどの闇を隠しているの?


私を惨めにさせるのが得意なあなたは、
私を喜ばせるのも上手ね。

だから私はいまだにあなたを捨てられないのよ。


ねぇ、私たちみんなからはきっと
普通の幸せそうな恋人に見えるんでしょうね。

それならいっそこの聖なる夜くらい、
みんなのように私のことも騙して。


本物の恋人にはなれないんでしょ?

こんなにも特別な日にかぎってあなたは、
私に口付けすらしないものね。



                     『イブの夜』

12/24/2024, 5:48:03 PM

前夜祭も、楽しいものですね。
 とはいえ、そろそろ遊びすぎですよ。
 寝る支度をして、ゆっくり休んでくださいね。

12/24/2024, 5:35:40 PM

「イブの夜」

夢を見ていたかのような
そんな毎日が

音もなく崩れ

何も分からなくなった
そんな日々が

いつまで続ければいいのかと
どこまで歩いていけばいいのかと


苦しい日もあるけれど
それでも私は
生きていたい
いつか終わるその日まで


誰もが安心できる
そんな世界が
いつか訪れますように

私の小さなささやきを
雪が降らない街から送ります


.*・゚𝑴𝒆𝒓𝒓𝒚 𝑪𝒉𝒓𝒊𝒔𝒕𝒎𝒂𝒔.゚・*.

12/24/2024, 5:08:10 PM

イブの夜

今晩は、世界中の誰もが笑顔で居られる日
あれだけ憎んでいた明日をころころと望み、都合良く朝を迎える。未来に楽しみを見出している
数多くの笑顔の裏に、数多くの妬みが潜んでいるとは知らずに。

自分が、いつのまにか妬み妬まれていると知った上で
貴方は今日という命に、何を望む?

12/24/2024, 4:46:41 PM

眠る前、すごくそわそわしていたのを思い出す。起きて枕元のプレゼントを探す瞬間が大好きだった。

サンタさんが来るのを待ち構えるために起きようとして、「夜更かしする子のところには来ない」と脅されたのも懐かしい。

プレゼントがもらえて、ケーキが食べられて。なんだかみんな楽しげで、街はイルミネーションで彩られて──視野が狭かったのか、それとも純粋だったからか、クリスマスが楽しみだった頃の話。

あの頃の自分の、新鮮さに満ちた視界や、些細なことも全力で喜べた豊かな感受性は失われてしまった。人はきっとそれを成長と呼ぶけど、なんだかそれが無性に惜しく感じられる夜。もうすぐ朝が来る、咎めてくれる人はいないけど、明日のためにも夜更かしもほどほどにしなければ。

12/24/2024, 4:45:43 PM

サンタをいつまで信じていたか、そんな話題は大人と子供の間の高校生活で1番耳にした。
幸せだった私はその存在を中学生まで信じて疑わなかったし、知ってしまった理由も街の見知らぬ若者がその正体を語っていたからだ。
今思えば周りに恵まれていた。
周りの友達とはいつもクリスマスに貰うおもちゃの話で尽きなかったし、いつまでも疑わない私を周りの人達はみんな優しく守ってくれた。
その事実を知った時、信じていた夢が壊れた日。
それでも私は一層そのサンタが、クリスマスが好きだと思った。
愛を感じる日。信じる私の夢を守ってくれていた人達の優しさを思い返す日。
1人ぼっちの家で今、サンタは来ないけどクリスマスイブは優しさに包まれて眠る。

12/24/2024, 4:43:49 PM

今日は24日、そうクリスマスイブだ
いつもよりも騒がしくそれでいて静かな夜

今日でさえそうなら…明日は

なんて、自分には関係のない話である

恋人はいないし共に過ごすほどの友もいない
つまり、クリスマスボッチというものだ

…その顔はなんだ
同情など、必要ない

何故ならば!推しのクリスマス限定グッズ(数量限定)が届くから!!

だから寂しくなんて、ないのだ

どうせ明後日になれば元通りになるのだし…

でも、まぁせっかくだし今日は外に食事をしにでも行こうか

一人の夜も案外悪くないものだ

【イブの夜】

12/24/2024, 4:35:46 PM

イブの夜

冬の華

伸びた人影を 歩道に並べ
夕闇の中を キミと歩いている
手を繋いで いつまでもずっと
そばにいれたなら 泣いちゃうくらい

風が冷たくなって
冬の匂いがした
そろそろこの街に
キミと近づける季節が来る

今年最後の雪の華を
二人寄り添って
眺めているこの時に
シアワセが溢れ出す
甘えとか弱さじゃない
ただ、キミを愛している
心からそう思った

風が窓を揺らした
夜は揺り起こして
どんな悲しいことも
ボクが笑顔へと変えてあげる

舞い落ちて来た雪の華が
窓の外ずっと
降りやむことを知らずに
ボクらの街を染める
誰かのために何かを
したいと思えることが(ボクのしたいこと)
愛ということを知った

もしキミを失ったとしたなら
星になってキミを照らすだろう
笑顔も 涙に濡れてる夜も
いつもいつでもそばにいるよ

今年最初の雪の華を
二人寄り添って
眺めているこの時に
シアワセが溢れ出す
甘えとか弱さじゃない
ただ、キミとずっと
このまま一緒にいたい
素直にそう思える

この街に降り積もってく
真っ白な雪の華
二人の胸にそっと想い出を描くよ
これからもキミとずっと… silent night🎄

作詞  Satomi

カーブの多い峠道
今年最後のお墓参りは、クリスマス・イブまで
食い込んでしまった。高速を使わないボクとキミの毎月の旅は、峠を二つ越える、山道の国道にルートをとる。もう何回目だろう、相変わらず隣にある横顔、多い時はワンボックスカー2台で走ったこともある道、家族は増える時を越えて、それぞれに巣立ち旅立ち、ボクとキミは残り、また二人になった、、いや、もしかしたらはじめて二人になったのかもしれない。

今年最後のお墓参りは、今年最初の雪の華が舞っていた、峠道の横に降り積もった雪、見上げると灰色の雪雲に真っ白な雪の華が舞う、帰り道、その灰色の空が破れて光が差し込んだ、その時にカーラジオから流れ出した「冬の華」に巡る時間と愛の輪廻を感じてただ落涙す。

二人はじめて、雪の華を見たのはいつだったろう、、いや、今灰色の空が破れて舞う雪の華に差す光は、ボクとキミを結びつけた、ボクをキミを育てた人たちの喝采か…。灰色の空を破り届き続ける光に照らされて進路をとる、その時に、溢れ出す愛とシアワセを感じた。

Thank you for your everything.

ボクとキミに続く全てのあなた達に…。

今年最初の雪の華を🌠

Happy christmas ive, war is over.

全ての人々に、シアワセの雪の華が舞いますように、祈らせて頂いてありがとうございます。

素敵なイブの夜を。

彼女が幸せだったことが彼の幸せだったのだよ分からない?  だから彼女は気張る必要があったし、上を向いて涙が溢れないように歩いて、シアワセそうに空を見上げて笑うんだよ、彼女は、そんな愛し方を選びました。彼も彼女の幸せを願いながら生き守るべきものを守った気高くも尊い生涯を終え旅立ち、
二人は再会したのですよ、あの花畑の向こうで、言いたかった言えなかった言葉を、彼は彼女に伝え彼女は微笑んで、良いも悪いも受け入れるシアワセな人生の結末を見るのですよ、そんな物語でしたよ✨️
駄目だね、だから物語が読めないのだよ(笑)

ちょっと、寄り道だったね、おや、スイミー🌠

追記!今度は子無し子供にも男にも縁のない毒婦に妬まれそうだねw 皆様もお気をつけて。

令和6年12月24日 

                心幸

12/24/2024, 4:21:28 PM

早く寝ないかなって

ソワソワしてる君を

愛おしく思いながら

声をかける


「早いけど寝よっか」

明日楽しみだなぁ。



_イブの夜

12/24/2024, 4:07:16 PM

「イブの夜」

ほぼ一年経たないかなぁぶりにローストビーフを作る

牛肉の塊を常温に戻し、
塩、胡椒、バジル、にんにくチューブをすり込む
フライパンで表面をしっかり焼いて焼き目をつける。片面2分は焼く
アルミホイルを二重に巻いて、フライパンに戻し弱火で蒸し焼きにする。毎回ここで苦戦する
そういえば前回は何分くらい蒸し焼きにしていただろうか。駄目だ、昔すぎて覚えていない

まあ火の通りが甘い分は修正が効くから軽めにやっとくか!牛だし生っぽくても大丈夫だよな!


こうして今回のローストビーフは非常に生っぽい感じになったのであった。メリークリスマス

12/24/2024, 4:04:24 PM

イブの夜。
普通に仕事してました。逆に休日なんてある?
そんなわけで、仕事から退却した私ですが、途中の乗り換え駅にて、ケーキ屋の前を通り過ぎました。
いつもはただのケーキ専門店だなぁ、隣のNewDaysのほうが客が多いまであるぞ。
くらいの認識でしかありませんが、この日は列ができるほど大盛況でした。
よく見る手持ちの看板を持って、「最後尾はこちらです」みたいなことをしちゃって。

私はそんな列にほ目もくれず、おうちに帰りました。
ちなみに次の日であるクリスマスもそのケーキ屋の前を通り過ぎましたが、全然客がいませんでした。
なんでだよ、本番だろ?
と思いましたが、よく考えてみるとケーキの消費期限は短いとは言え数日持つのでした。
ふむ、ケーキは事前に買っといて、当日は家でイチャイチャと……書くと寂しくなるので勘弁。

12/24/2024, 4:04:07 PM

作品44 イブの夜


 “そいえば彼氏出来たよ!”
 昔の仲いい友達たち五人で作られた、一つのグループライン。そこにはかつて、想ってしまっていた人がいた。
 その人からの衝撃的な告白。
  “まじで?” 、 “おめでとう” 、 “最初はお前だったかー” とか言ってみんなが喜んだり、茶化したりしてる中、私だけ何も言えなかった。
 なんてことは全くなく、私もみんなと同じように “おめでとう!” と送れた。ついでに “浮気は許さないよ!” とも送った。
 その人とは冗談で結婚しようねとよく言い合っていて、みんなからはカップルみたいに仲いい人扱いされていた。だからあの返しは、当然みんなの想像にあわせて送った。
 でも別に、理由はそれだけじゃない。多分、ラブラブ扱いされていなくても、おめでとうとは送れたはずだ。
 なぜなら悲しさよりも、納得が来たからだ。
 ずっと前から。あの人を意識し始めたときから、この想いは叶うわけ無いとわかっていた。
 でも。肩に触れるたび、手に触るたび、抱きつかれるたび、優しくされるたび、贈り物をされるたび、笑い掛けてくれるたび。もしかしたら叶ってくれるんじゃないかなって、そう、思ってしまった。そしてすぐに、そんなわけ無いって諦めをつかせて。でももしかしたらって祈って。何度も何度もそれを繰り返して。
 正直辛かった。みんなみたいに、特別扱いじゃない普通の友達としてでも、好きになるでもなんでもいいから、ただ普通になりたかっただけなのに。それだけなのに、こんな苦しくなって。
 何度もこの思いを捨てようとしたけど、できなくて。だから、進路を決めるとき、あの人から遠く離れられる場所に行くことにした。そのことに対して辛いと感じているのか悲しいと感じているのかは、よく分からなくなっていた。それぐらいぐちゃぐちゃだったんだ。
 それでもたまに、昔から仲の良かった五人で遊びに行ったりした。退屈はしなかったけど、すっごい楽しかったといえば嘘になる。
 そこではあの想いには、重い蓋をして、深いところに沈めてたから。あわよくば、この想いが死んでくれることを祈って。
 けれど、死ぬことも、消えるも、何もなかった。
 そう言うことがありながら過ぎていったこの数年。それ越しに送られたあの言葉は、やっとこの想いを捨てられるものさせてくれた。
 でもやっぱり、今までの気持ちを無駄だったと一蹴して一気に捨てるのは、きついな。せめて、友達のままではいたい。
 筋の通っていない、意味の通じない気持ち悪いをぐるぐるぐるぐる考えていると、何となく一人でこの気持ちを持ってるのが辛くなってきて、それを和らげるためにネットに呟いた。
 “昔好き?だった人と話してたら、彼氏できたっていう報告をさっきされた。こうなるっていう結末は分かってたけど、いざこうなると、ちょっと辛い。” 
 送るとすぐ何人からか反応があった。さっと目を通す。
 “おっと?まさかの彼氏笑”
 そういうのばっかだった。ああ、そうだよな。そう思うよな。やっぱり、異常だと思うよな。なら叶うわけないよな。
 辛さを和らげるために行った行為が、余計辛くさせてきた。涙が流れて出てきた。
 せめて男で生まれてたら。せめてあの人と恋できる資格があれば。この想いから目を背けることができてたなら。
 いくらたらればを言ったってしょうがない。来世にわずかな期待をかけて生きよう。
 そこでようやく、やっとちゃんと、諦めをつけることができた。
 やっとスマホから目を背けられた。
 気づけば部屋は真っ暗で、外からイルミネーションの光と、クリスマスの陽気な音楽が聞こえてくる。
 スマホが震えた。通知を見ると、みんながメリクリと言い合っていた。クリスマスになったらしい。
 日付が変わったその瞬間に、小声でメリークリスマスと言った。
 誰に届くかわからないけど、贈る。私からのプレゼントは、もう少しでなくなるこの想いだよ。



⸺⸺⸺
メリークリスマスって25日の午前中しか言っちゃだめらしい。
私(女)→あの人(女)→彼氏
でも
私(女)→あの人(男)→彼氏
でも
私(男)→あの人(男)→彼氏
でも、なんでも好きなように解釈してください。
誤字脱字4つくらい見つけたけど許してください眠くて直せない。

12/24/2024, 4:02:42 PM

内定貰ったあ(⌒▽⌒)

題 イブの夜

もう、クリスマスイブは終わってしまったけど、
幸せな一日だった。
クリスマスプレゼントを交換したあと、
ずっと笑って食事してた。
本当に楽しかった。しかし、楽しい時間はあっという間に過ぎてしまう。従姉弟がいなくなった部屋は虚しく、
シーンとしている静かな空間に思わず涙が出そうになった。社会人になったら一人暮らしを始めるため、
耐えられるか不安になったイブの夜。
笑顔で終わるはずが、不安な顔で終わってしまった。

12/24/2024, 4:02:17 PM

🎄サンタさんを信じている
子どもが幸せなように

神さまを信じている
大人は幸せだ

いつか私たちはプレゼントを
置いてくれるのが誰かを知る

それはサンタさんがいないからではなく
むしろお父さんお母さんの心の中にいる証し

聖書に
「神は愛」と書かれてあった

互いに愛し合うとき
神さまもそこにいらっしゃるという 

心に愛がある限り神さまはいつも
私たちのそばにいらっしゃるのだろう

今宵クリスマスイブ
皆さまも心穏やかな夜を🎅

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