『イブの夜』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
毎年師走になると、これまでに録りためたクリスマスソングをリピート再生する。
どれもだいたい好きだけど…自分の中の1位は…佐野元春の♪Christmas time in blueかな。
聴きながら毎年思う。結局世の中歌では何も変わらないのか…と。
Merry Christmas
こんな日ぐらいは戦争やめませんか。
#イブの夜
血が繋がっていることに心の底から絶望した。
それでも生きていかなきゃならないと、期待しないことと諦めることを選んだ。
そんな夜。
END
「イブの夜」
→短編・イヴの夜
パリ20区、ベルヴィル公園に近いアパルトマンの一室に、イヴ・ブラッスールは住んでいる。
イヴの夜のルーティンは、スマートフォンの電源を落とし、窓際に置いているお気に入りのソファに腰掛けて、香りの良いティザンヌをのんびり飲みながら、ラジオに耳を傾け、趣味の編み物に勤しむことである。
ちょうど今、マフラーが編み終わった。大きな縄編をメインモチーフにしたマフラーは、恋人に贈るノエルのプレゼントである。エレーヌの瞳の色と同じモスグリーンだ。
マフラーの素晴らしい出来に、イヴは満足して顎を指で掴んだ。伸びかけのヒゲがジョリジョリと手に当たる。この針山のような手触りがイヴは結構好きだ。
ティザンヌの効果か。大きなあくびを誰に構うことなく放り出して、イヴはベットに向かった。
テーマ; イブの夜
『イブの夜』
私にとって、クリスマスイブはクリスマスよりも大切な日だ。
チキンとシャンパン、ビーフシチューにバケット───そして、手作りケーキ。
私の手作りじゃなくて、夫の。
シュトーレンとか、ブッシュ・ド・ノエルじゃなくて、フルーツタルト。私が好きだと言ったから、毎年フルーツタルトだ。
「メリークリスマス」
私たち夫婦は、イブの夜にそう言い合う。
クリスマス当日は、ケーキ屋を営む夫はみんなのものだから。
でも、イブの夜は私だけの夫なのだ。
『イブの夜』
私はこの日を
45年目になった今尚、
ワクワク過ごしたことはない
大抵「Christmas」の前の週末から
世間は「Christmas」モード全開
街も人も忙しく、賑やかになる
が
私はこれが苦痛でしかない
HAPPY holiday
とか
Merry Christmas
なんて
どうだっていい
それはきっと…
前にも話したが
私にはサンタさんからの贈り物は
いつも的外れだったからなのかもしれないし
恋人と楽しい「Christmas」を過ごしたことが
ないからなのかもしれない
とにかく「Christmas」に
幸せを感じたことが一度もないし
寧ろ、嫌悪感しかない
イベント事はしっかりする家庭の毒親だったが
それは子どものためというより
毒母の自己満だった
今になって思うのだが…
恐らく毒母の母も毒母で
私の毒母は自分の毒母に
「私は立派な母親です!」と示すための
手段だったのではないか?と思うのだ
だからやたらと
イベント事には私にとっては祖父母を
自宅に招いていた気がする
当時では珍しく、
オーブンレンジをいち早くゲットした母は
何かとスイーツを作っては自慢した
圧力鍋が流行った頃も
これまたいち早く相当いい値段の鍋で
あれこれ料理を作っていた
ただ、私の毒母は、自分の母よりは劣っていたのは
幼い私にもわかっていた
私にとっての祖母もまた
それはとても偉大な方だった
別に当時では珍しく、祖父は亭主関白でもなく
台所に立つような祖父だったが
祖母は常に夫を立てていて
夫より一歩下がって歩くようなひとたった
そして、手先がとても器用で
編み物、縫い物、着物、浴衣
料理もレシピ一つないなか
味噌作りに漬物、お正月のお餅までも
手作りする
落ち度のない方だった
偉大すぎる毒母だったからこそ
母を超えたいと思ったのだろう…
母なりに裁縫や編み物をしていた時期も知っている
が、祖母には到底追い付かない
だから私もそうしなければいけないもの!
と決めつけて、子育てや家事をしたが…
まぁ毒母には申し訳ないが
一つ空いた遺伝なのかもしれない
私は幼い頃から、祖母に似て
編み物や裁縫は得意だったし
料理やスイーツを作りも苦労したことは正直ない
皮肉だが…事実だ
ただ一つ言うならば…
それら全てが「好きではない!」ということ
寧ろ「嫌いだ!」ということ
うつ病になって15年目でこれが判明した
だから
やめた!
もう、全部やめた!
出来て当たり前の環境にいると
それは「しなければいけないこと」と無意識に認識され
それがどんどん負担になっていたことに
やっと気がついたのだ
私は毒母でもないし
毒母の毒母でもない
同じようにしなければいけない理由などない
ムカつく人もいるだろう…
やれば普通以上のことは
大抵は難なく出来るのが私だ
それは家庭内だけではない
仕事もやれば大抵のことは
人並み以上に出来る
一見、嫌味なヤツだろう?
でもそれゆえ…
更にそれ以上を求められるようになるのだ
結果
パニック障害→うつ病→双極性障害
→一般就労難
何してんだか…?
『イブの夜』にまた嫌な過去思い出したわ…
そして、イブの日に精神科だったわー
そして、また医師に小馬鹿にされたわー
今年も最悪な『イブの夜』
ツリーにキャンドル、ジンジャークッキー
豪勢な夕食、煌びやかな飾り付け
キリストの誕生を祝うにはどれも完璧だ
だが、ここで問題がひとつ
それはわたし独りということだ
いくら豪勢でも、煌びやかでも、楽しそうな雰囲気はひとりではつくれない
さて、せっかくだから誰かを誘おう
絶対に楽しいパーティになるとキリストに誓って
幸せぶるのは慣れてない
不幸ぶるのは柄じゃない
happy Xmas!!
あなたからの連絡を待ち続けてたら
イブの夜が終わっちゃったな
わたしは、夫を見る。
夫との関係は、正直、微妙だ。
家の都合で、結婚した人だということも有るかもしれない。
わたしは、それを望んだから結婚したのだけれど、
夫は、どうやら違ったらしい。
折角のクリスマスでさえ、わたしたちは会わなかった。
しかし、今年は異なる。
何故か、今年は共に過ごす方がいないそうだ。
だから、わたしと過ごすらしい。
当たり障りの無い、会話と食事を済ませる。
もう子供は、いる。
だから、夫に用は無い。
養育費も頂いている、子供にも丁寧に父として接してくれる。
ならば、もうこれ以上は望まない。
何もかも欲する妻では、在りたくない。
「じゃあね、ちゃんとごはん食べるのよ。」
わたしは、夫にそう伝える。
「うん、ちゃんと食べるよ。」
夫は、わたしと目を合わせた。
いつぶりだろうか、夫の目を見たのは。
夫は、わたしの唇に口吻をした。
「またね。」
この口吻は、どんな意味があるのだろうか。
色恋に疎い、わたしには口吻の意味が分からず、
「また、来年。」
と、返した。
イブの夜は
ケーキを食べる
体のことを考えると
なんでもない日に
ケーキを食べるのは
後ろめたい
今日のケーキは
いちごのショートケーキ
スポンジの間にいちごがたっぷり
クリームはまるく
つんとツノが立って
サンタと雪だるまが踊ってる
それぞれが別々の
好きなケーキを食べる
大人のイブの夜は
やさしく過ぎていく
イブの夜、今年は予備校で過ごした。最近やっと、受験に対して前向きに考えられるようになった。もっともっと、本気で楽しみたい。残りも頑張ろう。
『イブの夜』
良い子はみんな寝る時間。
そんな時間に私はおいてけぼりみたい。
子どものたちは
寝たくないと言いながらも
わくわくして、明日のために早く眠ってるのに。
私は
暗い夜にひとりぼっちにされたみたい。
大人になるってこういうことなのかな。
大人はずっと何かを考えてる。
こどももずっとなにかを考えてる。
大人になると、少し重たくなるだけ。
昔と何も変わらない。
常に、重石を乗せられて
日々鍛練されてるんだ。
イブの夜でさえもね。
明日は私にもいいことあるかな。
サンタさん。
イブの夜
テレビから流れる、クリスマスソング…歌と、クリスマスのデコレーションで囲まれた部屋には、ケーキやチキン、飲み物が並んで…その部屋には、寄り添う恋人の笑顔が、画面でクローズアップされていく…
それを、何時もと変わらない、飾り気のない部屋で、ぼんやり画面を見つめている…一人ぼっちの、コンビニ弁当の食卓は、矢張り侘しい…
何処に…居るんだろう…私の、あの人…
12月24日はクリスマスイブですが、呪術廻戦界隈では「推しの命日」でもありますから、
しっとりと過ごしている方も多いのではないでしょうか。
私もこの後は少しゲームをして寝るだけでして、至って通常運転でございます。
皆様はどうか、素敵なクリスマスをお過ごしくださいませ。
ーイブの夜ー
わたしは白い息を纏いながら、冷たい空気を縫って歩いた。
空を見上げると、星々が輝き、なぜか彼の存在をふと思い出し、涙が滲みだす。
それはなぜかというと、先日、彼には大切な人がいることを知らされたから。
私の愛は行き場がなく、持て余してしまった。
一度は彼を嫌おうとして、この恋心をなかった感情として消し去ろうとした。
それでも、私の心が収まることがなかった。
だからどうせなら、この想いはそのままで、ありのままでいさせてあげようと思うんだ。
意中の相手に伝わらない愛ですら、愛に間違いはない。
愛を温められる器量が私にはある印じゃないか。
伝わらない愛すら、それでいいんだと、自分の中の愛を赦そうと思った。
そんな愛を大切にするのは、自分を愛することであり、誰かと愛しあうための第一歩だと自分の胸に言い聞かせる。
そして私は、今日も冷たいコンクリートを踏み締めて、足早に帰路に向かった。
出来立てホヤホヤのノンフィクションでお届け致します。
私、すごく打たれ弱くて、生真面目で、愛想笑いばかりで、ほんとうに自分を恨んでしまうことが多々あるんです。
仕事もいつまで続くかわからない。1ヶ月後には退職してるかもしれない。それくらい不安定な日々を過ごしています。
正直、仕事や人間関係に期待した分裏切られるのではないかと内心思っていたりして…。
ただ、今日は反省会という名目で社員全員の前で、嘘偽りなく自分の心境を吐露しました。
なぜか、涙が溢れました。あぁ、大人になって、正社員になって、ミーティングごときで涙を流す自分がいるんだなぁと俯瞰してる自分もいました。
割れずに我慢していた風船に、ちくりとまち針を刺されたような感覚でした。
「俺を信じてくれ。君が信用しないなら、この溝は埋まらないよ」そう室長が声をかけてくださいました。
ここで100%の純度でこの発言を飲み込めない自分がどこかにいる。でも、少しは信じてみようかしら。
誰かわからない、わかるはずもない。でも今確かにこの稚拙な文を読んでいる人がいることを想像すると、彼女なんか作らなくても素敵な夜を過ごせそうかも。
とか強がってみたよ。
手形がはりついている
髪の毛が埋まっている
人影がやきついている
夕にはいたんだがね
いましがた居なくなった、
と云う人と先刻合ったよ
ああ月の話さ
あの光を見ているとどうもね
比喩の原罪という
念頭を去らぬよごれのことを思い出す様だ
たっぷりあるのは
総じて悪だね
だから光とは
無窮を解釈しようと奔るのだよ
善くないね
じつに善くない
時空は膨大だ
膨大な悪だ
その悪に追いつこうとすれば
「とわ」とのたまう唇のひびわれだ
夜の赤い裂け目に指の掛かるとき
喉を悲鳴が動かす仕方に我らは通暁している
この世でもっとも怪我してきた動物を知っているかい
猿だよ
いまも洞穴におりながら
醒めやらぬ飢えの寝床にもぐる毛むくじゃらの
背筋に生え揃った記憶の草原
おまえ
孤独か
淋しい犬歯よ
おまえの裔はな
おのれの腹を割ったなかから
機能せぬ臓物を取り出し、計り、名づけるほど暇だ
おまえ
報われはしなかったな
猿よ
始まりは太初の言ということになっている
神は初めからよく喋るが
おまえはすっ転び、生傷をこさえてきた
なにがなにやら
わからないな
#イブの夜
「イブの夜」
今は、イブの夜。
寒いと思って、ガスストーブをつけた。
窓の外を見ると、雪が降っている。
「雪だ!」
平野部でも雪が降るとは、ニュースの天気予報では言っていなかった気がした。窓の外を見ながら、俺は驚いていた。
部屋のドアをノックする音が聞こえる。
「お兄ちゃん!今、大丈夫?」
妹の声がした。
「ああ。どうぞ」
妹が部屋に入ってきた。
「借りていた小説を読み終わったから返そうと思ってさ」
「ああ。そうか。どうだった?」
俺は首を傾げた。
「とても、良かった!このシリーズの小説、すごく面白いね!続編があったら、読みたい!」
妹は、俺がおすすめした小説を絶賛した。
「それは良かった!続編あるから、また貸そうか?」
「ホントに?うん!読みたい!」
妹は、目をキラキラと輝かせながら言った。
「はい。これ」
俺は、本棚から続編の小説を出して、妹に渡す。
「ありがとう!また、読んだら、すぐ返すよ」
「返すのはいつでもいいよ」
「分かった!どんな話になるか、楽しみだな」
「あっ!雪が降っているなぁとは思っていたけれど、少し積もってるかな?」
妹が窓の外を見ながら言った。
「そうだな」
俺は、頷きながら言った。
窓を見ると、雪が少し積もっているように見える。
「雪だるま、作りたいんだけどな」
妹がボソッと言った。
「ああ。お前、昔、家族で、祖父母の家に泊まりに行って、小さい雪だるま作るのが、好きだったよな」
俺は、思い出しながら言った。
「そうそう。小さい雪だるま作るのが楽しかったんだよね。お兄ちゃんも楽しそうに作ってたよね」
「あれは、お前が雪だるまを作っているのが楽しそうで、俺も雪だるまを作ったらめっちゃ楽しかった」
笑いながら俺は、言った。
「そうだったんだ」
「雪がどれだけ積もるかは分からないけど、昔みたいに小さい雪だるま、作ろうか」
「お兄ちゃんも一緒に?」
妹は、嬉しそうに笑った。
「じゃあ、朝に雪だるま作ろうよ!」
「ああ。分かった」
「じゃあ、おやすみなさい!あっ、メリークリスマスイブ」
「おやすみなさい。メリークリスマスイブ!」
お互いに言って妹は自分の部屋に戻った。
妹が部屋に戻って少したったあと、小説を読んでいたら、俺は、眠くなってきた。
「明日はクリスマスか」
独り言をつぶやき、ベッドに入り、眠りについた。
朝、小さい雪だるまが作れる量が積もった。
妹は、楽しそうに小さい可愛らしい雪だるまを作った。
俺は、少し 歪な 小さい雪だるま になってしまったが作っていて楽しかったから良かった。
クリスマスイブの夜から クリスマスにかけて 良い思い出になったと俺は思った。
イブの夜
イブの夜 ・・・って(笑)
馬の馬糞シリーズに近いモノが有るな
クリスマス っていうと キリシタンでも無いのに とかって言う人チラホラ居たりするけど? 別に良くない?
年の瀬の世界的な楽しいイベとして定着してるわけだし
キリスト教の方々に取っては勿論特別な "聖夜" で有る事は当たり前
でも別の信仰や無宗教の人々が楽しく祝っていけないモノでも無いよね?
冬の澄んだ冷たい空気に映える星空や街のイルミネーション達の幻想的な光のアートも相まって 誰でも分け隔て無く楽しんでいい みんなの きよしこの夜☆
【イブの夜】
寿司食べて、焼き鳥食べて、ポテト食べて、
ケーキ食べて…。
お腹いっぱいになったら
「サンタさん来るかな」
「プレゼントこれ欲しいな」って
色々考えながら、寝る準備をする。
この時間が最高なんだよな。
明日の朝が楽しみだな。
このドキドキ感は忘れたくないな。
おやすみなさい!
みんなも早く寝よう🫵
2024/12/25 0:03:13
追記
おはようございます!
どこを探し回っても、
プレゼントありませんでした。
いやー、もう良い子卒業しちゃってたか。
もっと良い子になっちゃったな!
追記
おはようございます!
起きたら横にプレゼントがありました。
サンタさんったらおっちょこちょい!
クリスマス前じゃなくて
クリスマス後に来ちゃったか。
うれしい!ありがとー!