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『イブの夜』


私はこの日を
45年目になった今尚、
ワクワク過ごしたことはない

大抵「Christmas」の前の週末から
世間は「Christmas」モード全開
街も人も忙しく、賑やかになる


私はこれが苦痛でしかない

HAPPY holiday
とか
Merry Christmas
なんて
どうだっていい

それはきっと…
前にも話したが
私にはサンタさんからの贈り物は
いつも的外れだったからなのかもしれないし

恋人と楽しい「Christmas」を過ごしたことが
ないからなのかもしれない

とにかく「Christmas」に
幸せを感じたことが一度もないし
寧ろ、嫌悪感しかない

イベント事はしっかりする家庭の毒親だったが
それは子どものためというより
毒母の自己満だった

今になって思うのだが…
恐らく毒母の母も毒母で
私の毒母は自分の毒母に
「私は立派な母親です!」と示すための
手段だったのではないか?と思うのだ

だからやたらと
イベント事には私にとっては祖父母を
自宅に招いていた気がする

当時では珍しく、
オーブンレンジをいち早くゲットした母は
何かとスイーツを作っては自慢した
圧力鍋が流行った頃も
これまたいち早く相当いい値段の鍋で
あれこれ料理を作っていた
ただ、私の毒母は、自分の母よりは劣っていたのは
幼い私にもわかっていた

私にとっての祖母もまた
それはとても偉大な方だった
別に当時では珍しく、祖父は亭主関白でもなく
台所に立つような祖父だったが
祖母は常に夫を立てていて
夫より一歩下がって歩くようなひとたった

そして、手先がとても器用で
編み物、縫い物、着物、浴衣
料理もレシピ一つないなか
味噌作りに漬物、お正月のお餅までも
手作りする
落ち度のない方だった

偉大すぎる毒母だったからこそ
母を超えたいと思ったのだろう…
母なりに裁縫や編み物をしていた時期も知っている
が、祖母には到底追い付かない

だから私もそうしなければいけないもの!
と決めつけて、子育てや家事をしたが…

まぁ毒母には申し訳ないが
一つ空いた遺伝なのかもしれない
私は幼い頃から、祖母に似て
編み物や裁縫は得意だったし
料理やスイーツを作りも苦労したことは正直ない
皮肉だが…事実だ

ただ一つ言うならば…
それら全てが「好きではない!」ということ
寧ろ「嫌いだ!」ということ

うつ病になって15年目でこれが判明した
だから
やめた!
もう、全部やめた!

出来て当たり前の環境にいると
それは「しなければいけないこと」と無意識に認識され
それがどんどん負担になっていたことに
やっと気がついたのだ

私は毒母でもないし
毒母の毒母でもない

同じようにしなければいけない理由などない

ムカつく人もいるだろう…
やれば普通以上のことは
大抵は難なく出来るのが私だ

それは家庭内だけではない
仕事もやれば大抵のことは
人並み以上に出来る

一見、嫌味なヤツだろう?

でもそれゆえ…
更にそれ以上を求められるようになるのだ

結果
パニック障害→うつ病→双極性障害
→一般就労難

何してんだか…?
『イブの夜』にまた嫌な過去思い出したわ…
そして、イブの日に精神科だったわー
そして、また医師に小馬鹿にされたわー

今年も最悪な『イブの夜』

12/24/2024, 3:47:57 PM