もしもタイムマシンがあったなら』の作文集

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もしもタイムマシンがあったなら』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

7/23/2023, 1:23:44 AM

もし、タイムマシンがあったなら。

私は過去に戻りたい。

あなたの前でやらかしちゃったことを全て
なかったことにしたい。

できるのなら、過去の自分と入れ替わりたい。

あなたにとって、手がかからない生徒になって
一からやり直したい。

あなたが好きなものを私も好きになった上で
あなたと会話がしたい。

あなたの記憶に少しでも残れるような存在に
なりたい。


後悔してること、やり直したいことは
もっとたくさんある。

でも、後悔してないこともある。

『あなたと出会えたこと』
『あなたを好きになれたこと』

この二つは絶対に後悔しないと思う。

心の底からあなたに出会えて良かったって
思ってるから。


私と出会ってくれて本当にありがとう。
ずっと大好きだよ。




#もしもタイムマシンがあったなら

7/23/2023, 1:19:14 AM

7(もしもタイムマシンがあったなら)


その日の天気はちらほらと雲があるが晴れていて、雲の白と空の青が綺麗な気持ちの良い日だった。
彼女は珍しく取れた平日休みに気分よく散歩に出かける。
時刻は朝の九時前で、まだ朝方の澄んだ空気の気配が僅かに残っていた。後もう少し時間が経てば、ぽかぽかとした昼の陽気が感じられるだろう。
いつもならば気だるげに会社へ出勤している時間だ。だが今日は一日社会人の皮を脱ぎ、休日を謳歌する。やりたい事はいっぱいあり、散歩を終えたら今上映中の恋愛映画を見に行きその後は前から行きたかった気になるカフェに行く。それから暫く買えていなかったハマっている漫画のコミックと、最近彼女が推している小説家の新作を買いに行かねばならない。
彼女の頭はこの後の予定でご機嫌であった。

「……あれ?」

そろそろ家へ帰ろうかとしたところ。通りかかった公園の砂場の傍で子供が一人、手に持っているのは木の枝だろうか。長い棒で地面に何か描いていた。
俯いている子供、恐らく少年の顔は見えない。彼女は周りを見回して見るが親らしい大人の姿は見当たらなかった。
このままスルーしていいものか、迷う。突然知らない大人が話しかけたら怖がられてしまうかも知れないが子供が一人きりでいるのはいささか不用心だ。
彼女は迷ったが、これで何かあったと知った時目覚めが悪いなと思い足を公園内へと向けた。

「ねぇぼうや、一人?」

あっ、やっぱ不審者っぽいかも。
なるべく警戒されない様にと声を優しく出そうとして、自分で吐いたセリフにいやにねっとりとした響きを感じてしまって一人冷や汗をかいた。顔を上げた少年は不思議そうに首を傾げただけで、特別気味悪がって無いのが救いだ。

「一人だよ」
「パパかママは一緒じゃないの?」
「うん」

彼女の問いに頷き、また顔を地面に向けて何かを描く作業を少年は再開する。
板に街灯のようなものが刺さっていて運転席の様な物が板の中央にあった。
あっ、と彼女は記憶に引っかかる物があり今度は彼女が首を傾げた。少年が描いてるものは、某国民的アニメキャラクターの秘密道具。先入観ではあるが、もっとロボットや戦隊ヒーロー等を描くものではないだろうか、この歳の子は。少年は見た目的におおよそ五歳か六歳位か。

「それなぁに?」

少年の前に彼女はしゃがむと絵を指差し聞いてみる。

「タイムマシン。あったらいいなって。欲しいんだ」
「タイムマシンかぁ。未来見たいの?」
「ううん」

あの頃に戻りたいと子供が思うとは思えなかったので未来かと聞いて見たが違うらしい。彼女は独身で子供も居ないから、子供とは未知の者だ。
少年が顔を上げて公園の隣に立っている二階建てのアパートを指指した。少年の顔を見て何故だか不安な気持ちになる。子供らしくない、と思う顔。無表情で目がガラス玉の様に綺麗なのになんの情も浮かんでいない。
彼女は思わず少年から目を逸らし指差す方に目を向けた。

「あのアパートがどうしたの?」
「僕んち。パパとママ、お家でブランコしてる」
「……」

ブランコ?家の中で?

「タイムマシンで戻りたいんだ。一時間前でもいいから。そうしたら、僕も一緒にブランコ出来たかな。僕、寝てたから」

残念そうに言う少年に、彼女はゾッとした。背筋にゾワゾワとした寒気が走る。
楽しみにしていた今日の予定は叶わない。そう感じながら彼女は携帯を取り出した。

7/23/2023, 1:06:50 AM

もしもタイムマシーンがあったなら





















「はあ、っはあ…」

この暑い夏に吐き気がする。まとわりつく生暖かい風。五月蝿いセミの声。

「ぅ"…ぉえ…っ"」

やめて。思い出させないで。もしもタイムマシーンがあったなら、こんな思いもしなくていいのかな。記憶がフラッシュバックする。あれは今日と同じくらいの猛暑。

















はやて
「颯さーん、」

後ろから君の声がする。
はると
「へあ、遥斗くんじゃん。どうしたの笑」

初めて話しかけられ、吃驚して変な声がでる。甘い声。君の甘い声が大好きだ。

「へへ、いつも一人で帰っている様に見えたので…」

見られていたのか。少し気恥しい。だが、君と話すきっかけが出来たと思うとこのぼっちも悪くないだろう。

「今日、一緒帰りませんか?」
「え、?いいの!!?帰ろーよ!」

興奮する。なんてったって僕は君の事が好きだから。恋愛として。好きだ、大好きだ。誰よりも君を思ってる。話したのは今が初めてだけど、話す度に君への好きが溢れてく。
自己紹介でもしながら10分程度経つと、遥斗くんが。

「あー、ちょっと寄り道しません?笑」
「寄り道?何処にするー?」
「、カフェ行きましょ。」

カフェか。確かここからだと一番近いところで15分。まあ、君からの誘いだ。遥斗くんと入れる時間が長くなると考えれば断る理由なんて無いだろう。

「うん、行こう」

7/23/2023, 1:03:53 AM

私には子供がいない。
だから、タイムマシンがあったなら、
未来に行って
死期の迫った私の入院している病院に
「娘です」と言って入り込み、
死にゆく私の手を取り
「貴方は頑張ったよ、昔あの時だって…」と
旅立つまで耳元で話そう。

私のことは私が1番よく知ってるから ね。

7/23/2023, 1:03:21 AM

もしもタイムマシンがあったならこれからの世界がみたい

7/23/2023, 12:54:42 AM

もしもタイムマシンがあったなら
あの時の君に逢いに行く

お題
もしもタイムマシンがあったなら

7/23/2023, 12:52:23 AM

タイムマシン

タイムマシンに乗って。
私はこれから、10年前に戻ります。
タイムマシンに乗って、貴方に会いに行きます。


天鵞絨の絨毯に宝石が散りばめられたような、
そんな美しい夜のことでした。
10年前の今日、私は貴方に告白をされたのです。

「好きです」

ありきたりで退屈な言葉でした。
でも私は断らなかった。貴方が不器用で、そして私の事が大好きなのは分かっていたから。
本当はもっと言って欲しかったけれど、貴方の手がすごく震えているから、何だか愛おしくなってしまって 、YESと伝えるかわりに私は彼をそっと抱きしめました。
すると目の前の天鵞絨に一筋の光が落ちました。
私はそれが、流れ星だと分かった時には、運命なんだなと、彼の温もりを感じながら思ったのを今でも覚えています。



タイムマシンに乗って。
タイムマシンは殆どが金属で出来ていて、顔の部分だけガラス製で、周りが見えるようになっていました。中は思ったよりも狭く、まるで棺の中にいるような感覚になりました。
3,2....カウントダウンが始まって、ゼロ、と言われた時には、私はとてつもない浮遊感に襲われました。光よりも早く進むだけあって、見たことの無い景色が連続していました。だけど、タイムマシンの中は景色に反して、ゆっくりと進んでいるようでした。
連続していた景色から、見たことのある景色になりました。天鵞絨です。10年前の、あの美しい夜。
私は嬉しくなりました。
貴方に会える。貴方を交通事故で亡くしてしまった時から、会いたかった貴方に。私は貴方を救う為に10年前に戻ってきたの。
すると目の前に一筋の光が見えました。
それはタイムマシンでした。
一筋の光、それはあの時見た流れ星のようでした。
そう、そういう事だったの。
私の目には涙が溢れました。
ーーーーーマモナクトウチャクシマス。


私が彼を抱きしめた時、目の前の天鵞絨に2つの光が落ちました。
私はそれが、流れ星だと分かった時には、思いました。

運命だな、と。

7/23/2023, 12:52:12 AM

人は、様々な状況やタイミングで先を見すえ、或いは過去を振り返るものだ。それは近い将来、又は遠い未来をより豊かに、或いはより素晴らしいものとするためでたったりする。遠い目で物事を、その本質を見つめ気づきを得ることで自分なりのきっかけやヒントを得るのだ。今、この有様で良いのか、傍目にみてどのような人間性であろうかなどと過去を客観的、且つ冷静に振り返ることで自らの行いや振る舞い、言行を改めるきっかけを得るのだ。
誰しもが平等に、公平であるように私にも、貴方にも時間は有限で同じように流れている。日本のどこにいようと、アメリカやオーストラリア。インドやアフリカにいようと、一秒一秒が流れていく。川の流れのように静かに、或いは激しく流れ、通り過ぎていく。しかし、川はせき止めることが出来るが時の流れというのはどうにもできないのだ。だからこそ、悔やんだり惜しんだりするのだ。過ぎ行く時の中で、このたったの「一秒」を本気で気にする者はそう多くはない。この貴重な「時」を必死に生きているのは余命幾ばくであるか、スポーツ選手やレーサーや格闘家、或いは将棋の騎士など目の前の対戦相手と自分自身と闘っている者達、戦火に怯え暮らす者達、或いは常に努力精進し、這いつくばって疲労困憊した体に鞭打って、震える足で立ち上がろうとする者くらいだろう。こう語る私も、この言葉を並べている時まで刻まれていく一秒というほんの一瞬の時を、気にかけたことはない。この生を頂いて、無邪気に過ごした幼かった頃も、友人を救おうと奮闘した時も、私自身が人間不信に陥り人生を悲観した時も。自衛官として歩んでいくはずだった道が絶たれた時も、ひとり故郷を離れて宮城の街に移り住んだ時も、詐欺に遭い従業員に給料が払えなくなって、自分もご飯が食べられなくなったときも。生まれて初めて恋人ができた時、愛を育んだ時、喧嘩した時、別れた時。そのどんなときも、無情にも過ぎ行く時間を意識したことは無い。
なのに、ひとは過去を振り返る時というのは、より色濃く鮮明に思い浮かべようと意識をする。あの時はどうだっただろう、あの人の顔は、機嫌は、空の色は、何時頃だっただろう。遠い過去であればあるほどに、その過ぎ去った時の影を必死に追いかけ、掴もうとする。たくさんの記憶が、思い出がつまった引き出しを見つけようとするのに、それがなかなか見つけられない。この広い記憶の空間に数え切れないほどの引き出しが積み重なっている。そして、今こうしている間にも一つ、また一つと増えている。漠然とした記憶を辿ると、その記憶に繋がる影が果てしなく遠いところから伸びている。手に取り伝って行けば、無数に積み上がった数え切れない程の時間の欠片に(引き出し)たどり着く。その一つ一つには、名前も時期もなにも書いていない。逸る気持ちを抑え、力の限り引き出しを抜き取れば、セピア色に褪せたあの頃が目の前に広がる。しかし、探せど探せど、もう一度目に焼き付けたい記憶は見つからない。手探りで手当たり次第に、もどかしさや苛立ちさを募らせても見つからない。
ふと、手を止め諦めの吐息を漏らし足元を見遣れば細くか弱く伸びる光の糸。なんだろうと優しく指を当てなぞるように追いかける。そこには眩く光を放ち、懐かしい香りを纏った宝箱がひとつ。そっと近づいて、光が溢れ出す蓋を持ち上げれば胸が熱くなるのを感じる。込み上げてくるものを必死に抑え、覗き込めば探しに探した宝物が広がっていた。両手で掬いあげて、真っ暗な天に放てば、あの頃の時が動き出す。あの時の景色、あの人の笑顔、あの時感じたもの全てが優しく静かに流れ出す。音の無い少し傷ついた映画のテープを再生しているように、ところどころ霞んだり、ぼやけたり、穴が空いていたりするけれど、確かにこの目で見た景色、過ごした時間が、色を変えて目の前に映し出されている。


さて、今まさに流れる一秒を気にする者はいない。しかし、もう一度やり直すことの出来る能力など誰にもなく、すぎた時を巻き戻る術もまた誰にもない。だからこそ、すぎた時間を振り返る時、ほんの僅かな記憶に縋る他ないのだ。この僅かな記憶こそ、まるで気にも留めなかった、たったの「一秒」なのだ。その積み重ねが思い出であり、記憶である。今過ごしていると、何分、何時間、何日と意識こそすれ「何秒後に」などを本気で気にする人はそうはいない。何故ならば、私たちの生活とはこの時の積み重ねであり、それを見る時には「何日」や「何時間」といった大きな単位でしか見ないからだ。そうでは無い人も居るだろう、しかし多くの人はいちいち小さいことを気にしない。ところが、過去を振り返る時には稀もがより鮮明に思い出そうと、この時の散りばめられた欠片を必死でかき集めるのだ。遠にすぎてしまったかけがえのない「時間」、「記憶」、「思い出」、或いは自分自身の生きてきた「証」であったり、「実績 」を大きく手を伸ばして、力いっぱいに手のひらを広げて抱きしめる。そして、忘れていた大切な記憶を真新しい思い出として、引き出しではなく今度は宝箱にしまい込む。そして、思い出した記憶、客観的に見つめた自分の振る舞いや言葉の一つ一つを反省して、今また流れる時間に身を委ねるのだ。より良い今日、明日、将来、未来を歩むために。


私は、過去に戻れるならばと何度強く願っただろう。動機は様々だが、一貫して言えることは、現在未来を大きく変えることができるきっかけとなり得ることだ。だから、戻れるならば保育所の頃に戻りたい。

ただ、神様に無理を言おう。
この記憶、平凡ではあるがこの頭脳と思考性だけは持っていかせて欲しい。でなければ、戻る意味など皆無なのだ。

7/23/2023, 12:43:12 AM

もしもタイムマシンがあったなら。行き帰りができるなら未来に行って競馬の万馬券だわな。世の中金よ。

 タイムマシンじゃやり直しはできないと思ったけど過去の万馬券買ってその時代の自分に渡す、そういう方法もあるか。

 でもそれだと現代に戻ったら自分が消滅する可能性があるよな。万馬券当たったのがバレて金目当ての強盗に、みたいな感じで。

 過去に行ってなにかするのはシュタゲのDメールみたいなもので確実性がないな。過去に行って自分の目で確かめたいことがあるとかなら過去もありだけど。

 やっぱりタイムマシンを使うなら未来だよな。未来の世界がどうなってるのか知りたい。日本は滅んでそう。滅んでなくても外国人に乗っ取られてそう。もう乗っ取られてるか。

 タイムマシンと言うとまず思い浮かぶのはドラえもんだな。これは誰に聞いてもまず間違いないだろう。次に浮かぶのは人によって違うだろうけど。

 タイムマシンが出てくる作品というとシュタゲ、ターミネーター、あと有名な映画に車で時間移動するのがあったはずだけど名前忘れたな。

 他にタイムマシンが出てくる作品ってなんかあったかな。洋画ならいくらでもありそうだけどわからんな。

 そういえば手塚治虫がいたな。具体的な作品は思い浮かばないけど手塚治虫ならタイムマシンでなにか書いてるんじゃないか。火の鳥にあったようなないような。

 手塚治虫はブラックジャックの印象が強すぎるし他の作品をいまいち知らないんだよな。アドルフとか短編集みたいなのは読んだことあるけど。

7/23/2023, 12:36:16 AM

『もしもタイムマシンがあったなら_。』


"後悔した。"

誰しもが経験したことがあるはずだ。

"願うならやり直したい。"

人は間違えることもある。何せ未来の事なんて分からないからだ。
予測はできても完全に知ることはできない。人々が未来の出来事を知れるならとっくに世界は滅んでいるだろう。もしくは、絶望し考えることを辞めるだろう。

"あの時、こうしていれば....。"

迫られる無数の選択肢が複雑に絡み合い交差して生まれる世界は何が起きるか完全には予測できない。

できるとするならば....タイムマシンで未来を見るか、過去に戻ってやり直すか、もしくは....。


人々の光と闇が複雑に絡み合うネオン街。
その騒がしい喧騒から隠れたコンクリートの森の中の一室には、一人の死人(しびと)がいた。

死人の顔前にあるのは一本の片道切符。

行先は誰も知らない。
死人は切符を眺め続けている。
どれほどの時間が経っているのか分からないが手についた跡を見れば分かるだろうか。
死人は切符を両の手で握っては離し、握っては離し、を今も繰り返していた。
死人と言えど未知への道は怖いのだ。

こんなことをする前の死人には夢があった。
たくさんのお金を稼ぎ、好きな人と結ばれ、子供たちに囲まれながら幸せに過ごすというありきたりな夢。

現実は違った。
付き合っていた好きな人には浮気され、並んでいた宝くじの目の前で大金を当てられ、知り合いのツテで入った会社にはボロ雑巾のようになるまで安い給料で扱われ精神を病んでしまい、終いには近くで犯罪が起きたらしく身なり格好が似ているからと犯罪者扱いされたのだ。

まともな精神なら無実無根であるので取り調べに応じ待てばいいのだ。
死人にはそんなことを考える余裕も無くひたすら逃げた。

そして、心身共に疲れ、片道切符に手を掛けていた。

"もしタイムマシンがあったのなら。"
浮気をしない素晴らしい人と結ばれていただろうか。
もう少し早く来てクジを買っていれば大金は死人が手にしていたのだろうか。
知り合いのツテに頼らず職を探し心を病むことも無く働けていただろうか。
病むことも無ければ間違われても逃げることもなかっただろう。
あの時も、あのときも...
これが夢だったなら....

そう考えていてる間に体の限界が来たのだろう。
死人はふらついた拍子に足台から落ちてしまった。
鋭い衝撃と共に意識は途切れた。


死人が気がついた時には朝だった。
ふと、隣を見れば幼なじみが生まれた時のような姿で寝ていた。
先程までの事は夢だったのか死人は深く思い出せない。
今思い出せるのはIT企業に就職し上司に気にいられ昇進した事。
幼なじみに告白をして卒業と同時に結婚し二人の子供と幸せに過ごしている事。
嫁が最近宝くじで大金を当て家族が大騒ぎした事。
どちらが夢だったか分からないが幸せな方がいいと思い至った。

実際、死人は頭を打ち付け昏睡状態である。
死人は夢の中で生人となったのだ。

夢は幸せへと連れていってくれるタイムマシン。

夢の中でならいくらでもやり直せる。
過去から未来まで行ける。

タイムマシンはいつも、あなたの中にあります。

それでは、また夢で会いましょう。

7/23/2023, 12:22:20 AM

『もしもタイムマシンがあったなら』





スマホが無かった時代

情報社会の前に

アナログの


暖かさがある時代へ。

7/23/2023, 12:07:00 AM

もしもタイムマシンがあったなら?
そうだな
彼が倒れた日に戻りたいな

体が弱かった彼は
「疲れたから少し眠る」といって寝てしまった
側にいたんだから、そこで気づいてあげればよかった
彼の意識がなかったことに

このときは、彼と同じチームの人が意識がないことに気づいて病院や車の手配をしてくれた
喉を締め付けられるような恐怖が私を襲った
「もっと早く気づいてあげれば」
「彼になにかあったらどうしよう」
「私のせいだ」
いろんなことが頭の中を巡って
私はただ手を握って声をかけることしかできなかった

彼は本当に危ない状態で、面会もしばらくできなかった
退院はなんとかできたけど激しい動きは控えなくちゃいけない
彼は「手握っててくれてありがとう」って言ってくれたけど
私は未だに彼が眠るのが怖くて仕方ない
このまま起きなかったら?意識がないことに気づける?家だったら私しかいない
眠るときは彼の鼓動を聞いていないと安心できない

タイムマシンがあるのなら、あの日に戻って
彼の鼓動を聞いてあげたい

〈もしもタイムマシンがあったなら〉

7/22/2023, 11:42:29 PM

君が居なくなって、誰もいない水の中で考えてた。もう水槽の底に背中が着いていた。溺れようと思っても、溺れないんだ。
いつも水の底から引き上げるのは君で、また水に落とすのも君だった。でも俺は立ってしまった。自分一人で。また水に落とされた時、今度こそしんじゃうんじゃないかと思ったのに、俺は次の瞬間ぽつんと膝丈程度の水の水槽に立っているだけだった。君がどこへ行ったのかも、なにを考えていたのかも、わかるような気がするけど、解りたくない。だって、そんなちっぽけなものだったの?そう言いたくなるから。
でも、きっと溺れなくなった俺も同じなんだ。
簡単に立ってなにも思わなかった俺も同じ。どうしてこうなったのか、分からない。
誰か教えて欲しい。

7/22/2023, 11:41:38 PM

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
もしもタイムマシンかあったら
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

もしも


タイムマシン


があったら
                      ナ
             ボカッ!!      ニ
とりま過去に行って   ( ´∀`)Σ⊂(゚Д゚ ) シ
                      テ
                      ク
                      レ
黒歴史精算機を               ン
                      ヤ
                       !!
説得したい


「おまえは、まだ間に合う!自分の首締めるな!
そのよくわからんプライド捨てろ!恥ずかしい!!
キモいことをするな!ふつーのモブAになれ!!
ギャアアアァァ!!」


思い出したくない


すべての悪の根元


やっぱどう考えても...


自分だわ...

7/22/2023, 11:41:25 PM

「もしもタイムマシーンがあったなら」

  みんなもれなくそう思ったはず
  タイムマシーンとドラえもん
  今でも夢見てる

7/22/2023, 11:39:09 PM

ー遠い日の記憶ー
『だれか助けて。助けてよ、お願い。美来(みく)を助けて。僕ははどうなってもいいからこの子だけは。この子
だけは助けて・・・・・・・」
人通りの少ない公園でみくという女の子を抱きかかえながら4歳ぐらいの男の子は泣きながら祈っていた。


「みくー、早く支度しなさい〜。
遅刻するわよー」
上からそんな声が聞こえてきて時計を慌ててみると電車
ギリギリの時間だった。
あーもう、最悪!久々にあの夢見たと思ったら寝坊しち
やった。ほんとついてない。
何故か小さい頃から1ヶ月に1回ぐらいのペースで今日みた男の子が女の子を抱えて祈ってる夢を見るんだよね。
何でだろう。
その夢で朝方の4時ぐらいに起きちゃって、まだいいや
って2度寝しちゃった結果がこの有様だ。
焦りながら全力で廊下を走り家を出る。
それから汗だくになりながらも全力疾走したら何とか電車に乗ることができた。
学校近くの駅で下ろしてもらってそこからまた激走だ。
あー、やばい!きつい〜
「セーフ!!間に合った〜」


ー気になる転校生ー

なんとか間に合った〜
「間に合ったっていうかほんとにギリギリだけど」
まなが苦笑いしながらも声をかけてきてくれた。
まなは小さい頃からずっと一緒でなんでも言い合える親友なんだ。でも同い年って言ってもまなのほうが全然しっかりしてるし、頭いいんだけどね。
だからよく相談に乗ってもらう。
「あっ、まな!おはよー!!そうなんだよー
寝坊しちゃって全力疾走で走ってきた!」
おかげで朝から汗だくだよー
「もっと余裕持って起きなよ?」
「はーい。」
まなと話しているといつもよりみんなが騒がしいことに気づいた。
どうしたんだろう?今日なんかあるのかな?
「ねーねぇ、何で今日はこんなにいつもよりみんなうるさいの?なんか教室全体が浮気立ってるっていうか」
まなは知ってるかな?
「あんた知らないの?
今日転校生が来るらしいの。男子か女子かはわからないけど。」
「転校生?こんな時期に?」
今は2学期中場ぐらいだ。こんな時期に転校生が来るなんて、なんか事情があるんだろうか?
「そうなのよね。こんな中途半端な時期に何で来るのか
しらね?」
まなと話しているとチャイムがなって先生が入ってきた。その後ろに転校生?もいる。男子だ。
「おはよー、お前ら席につけー
なんかもう伝わってるみたいだか、転校生だ。
おい、羽矢。自己紹介。」
先生が促すと転校生は頷いて言った。
「羽洗夜(はねや こうや)です。よろしく。」
羽矢くん?が挨拶をすると一斉に教室が騒がしくなっ
理由はめっちゃ顔が整っていてかっこよかったから。
クールで、でも決してそっけなくはないから親しみやすい雰囲気の男子だ。
その時
羽矢くんと目が合った。
懐かしい・・・・・・・・・・・・・・
会ったこともないのに何故か無性に懐かしい気持ちになった。
なんだろう。この気持ち、心が温かくなるような。

羽矢くんはこっちを向いて固まっていた。
目を大きく開いてびっくりしているように見える。
私は目がお互いに離せなくて、時間が止まったように固まっていた。
「・・・・・・ぃ・・・・・し・・・お・・椎名(しいな!!」
わっ!何?呼ばれてる?
我に返って、前を見ると先生は困った顔で私を見ていた。
「はっ、はい!何ですか?」
「まったく、しっかりしてくれ。何回も呼んでるのに椎名返事しないから。お前の後ろ空いてるだろ?そこを羽矢の席にするから羽矢に分かるように名前呼んだんだ。」
全く、気づかなかったな。
羽矢くんが私の後ろに?
私が色々考えているうちにも話は進んでいてもう羽矢くんはこっちに向かって歩いてきているところだった。
こんなにドキドキしたのは人生初なんじゃないかって思うほど、心臓が高鳴る。
だからと言って羽矢くんの方をずっと見ておくなんてことは出来なくてただ、ドキドキしながら前を向いとくしかない。
すると
「ごめん。」
えっーーーー
羽矢くんは驚くべき行動をとったのだ。
いきなりわたしの前にしゃがみ込んでギリギリで制服で隠れている二の腕を確かめるように見てきたんだ。
「ちょっと、なにっーーーえ?」
何してんのよーって言おうとして羽矢くんの顔を見ると羽矢くんはすごく真剣そうな泣きそうな顔をしていた。
びっくりした。
けど、真剣な顔をみたら怒るなんて出来なくて羽矢くんが離れるのを待つしかなかった。
ちょっとしてから羽矢くんは離れて
「いきなりこんなことしてごめん。」
と、泣きそうなホッとしたような優しい笑顔で言われた。
「ううん、大丈夫。」
もう、何がなんだか。
結局、何がしたかったんだろう。
私はみんなの視線を感じながら前に立っている先生の方を向いた。

ー突然の痛みー

それからはもう、みんなからの地獄の質問攻めが待っていた。
そして今はまなちゃんからの質問攻めに合ってる最中でして・・・・・・・・・・
「どう言うことなの?みく!?」
私達は教室から少し離れた所で話していた。
なんせ、転校生お決まりであるあの机にみんなが集まるやつが合ってて、羽矢くんの前の私の席が取られちゃってる訳なんです。
だからこうして教室から離れた場所で、まなと話している。
「あんなに羽矢くんと接近してあの超かっこいい顔で優しく微笑まれてなかった!?」
接近!?
みんなからはそう見えちゃったんだ。
実際は二の腕?のあたり少しだけ触られただけなんだけど。
ていうか、私もわかんないんだよね。
「うん。何であんなこと急にしたんだろう?
初めて会ったのに。ていうか、あんなにかっこいい顔してるんだもん。会ったことあるなら忘れないよ?」
「まぁ、確かにそうよね~、あんな爽やかイケメンなかなかいないものね~
じゃあ、小さい頃は?
小さい頃に会ってたとか可能性ないの?」
うん〜、小さい頃か。
確かあんな子はいなかったと思うけど。
幼稚園ぐらいの時の友達とか?
その時ふと、たまに見る夢を思い出した。
男の子が泣いている夢。
ズキッ。
「うっ、痛い。いたっ、何この痛み」
とにかく痛い。
ズキズキして頭を叩かれているような痛みだ。
「ちょっと、大丈夫?急にどうしたの」
まなが駆け寄ってきて背中をさすってくれた。
ほんと、急にどうしたんだろう?
夢のことを思い出したら急に・・・・・。
でも、もう今日は考えないほうがいい気がした。
それからまなといつものように時間ギリギリまで色々なことを話して教室に戻った。

5時間目数学
みんながちょうど眠たくなる時間だ。
私も眠たくて全然授業の内容が頭に入ってこない。
しかも、よりによって普段は全然怒らないのに、居眠りしている生徒にはすごく厳しい先生の授業なのだ。
だから絶対寝たらダメなのに。
今にも寝てしまいそうだ。
ダメだ。
自分に言い聞かせて必死に目を覚そうとする。
そんな時
「はい、じゃあここを椎名。
お前ウトウトしてるけどじゃあ余裕ってことだよな?この問題解いてみろ。
よし、じゃあ問2をーーーー」
当てられた。
慌てて指定された問題を見てみるけど
やばい、眠かったから全然わかんないし全然集中できない。
どうしよう。
私がこうしている間に他に当てられた人はもう既に黒板に書きに行っている。
そんな時背中を誰かから軽く叩かれた。
不思議に思い、後ろを振り向くと
「美来?大丈夫そう?」
羽矢くん・・・・・・。
「ううん、わかんなくて。どうしよ。」
「じゃあ、今からさっと教えるね。」
ありがたい。ありがたいけど、そんな多く時間はない。
焦りながらも教えてもらったら羽矢くんは教え方がすごく上手くてほんの少しの時間で理解できた。
よし。覚えてるうちに書きに行こう。
そして、無事問題を黒板で解くことができた。
「ありがとね。助かった!頭いいんだね。」
あんなわかりやすく説明できるんだからすごいよほんと。
「うん。役に立てたならよかった。
困った時はいつでも頼っていいからね。美来?」
なんて、優しいの・・・・・。
なんか、羽矢くんが神様に見えてきたよ。
それから無事に授業を終えて帰る時間となった。
「ごめんー、美来!
今日彼氏と帰る約束してて。」 
「あー、そっか!相変わらずラブラブだね!気にしないで楽しんできなよ?」
まなには中学の頃から付き合ってる彼氏がいるのだ。彼氏がまなにベタ惚れで今でもラブラブなカップル。
よし、じゃあ今日は1人で帰ろうかな?

1人帰り道今日のことを思い返していた。
『うん。役に立てたならよかった。
困った時はいつでも頼っていいからね。美来?』だって!
優しすぎでしょ!
ありゃ、女の子達が黙っていないね。
ていうか、羽矢くん私の下の名前分かっんだね?
今日来て、まだ全然時間が経ってない5時間目だったのに。先生も名字で読んでたからわからなくても不思議じゃない。
なんでだろう?
『困った時は頼っていいからね。美来?』
『みくぅ〜?ぃーーとぃうーーぼくがーーらーかーーね?』
そんな時ふと誰だかわからないけど、男の子の顔が思い浮かんだ。
その男の子は満面の笑みで何かを言っていた。
ズギッ
またこの前の痛みがやってきた。
何なんだろう?今までこんなことなかったのに。誰なの?たまに思い出す、謎の男の子は。
誰?あんな子知らないよ。
不安になりながら家に帰った。

ー球技大会ー

「では、自分がなんの種目をやりたいか前に書きに来てください。」
今、球技大会の種目決めが行われている。
私はこうみえて勉強はダメダメだし、スタイルも悪いけど運動だけは自信がある。
女子の種目は、バレー、バトミントン、バスケと何故かクラス対抗リレーの4つだ。
私はなんにしようかな。
なんでもいいからあまりものにしようかな?
ちなみに対抗リレーは足が速い人は推薦されたり、やりたかったら立候補していいことになっていて全員ではない。
私は前に足が速いからってありがたいことに推薦されて出ることが決まっている。リレーをする人も他の競技3つの中から絶対一つは選ばないといけない。
どうしよう?
悩んだ結果、バスケをすることにした。
羽矢くんは私と同じくバスケにしたようだった。

「球技、まなはどれにしたの?」
今日もまなと一緒にお昼ご飯を食べていた。
まなは運動神経普通ぐらいだったと思うけど何にしたんだろう?
「う〜ん、私はバトミントンにしたわ。
あんまり動かなくて良さそうだしね。」
まなはバトミントンか。
それにしてもあんまり動かなくて良さそうって理由かよ・・・・・・・。
満足した顔でご飯を食べてるまなを見て思わず苦笑い。
「未来は、バスケとリレーだったわよね?
2つも走る系の競技で大変そう・・・・・」
別に苦じゃないけどね?
「別に苦じゃないしむしろ楽しみなぐらいだよ?」
「まあ、未来運動だけはずば抜けていいものね?」
運動だけはってまなちゃん酷いな・・・・・・
2度目の苦笑いが出た時にちょうどチャイムが鳴った。

「今から10分です。ではスタート」
球技大会は始まり、今私がでるバスケが始まった所だった。
みんなに指示を出しながらもパスをもらってゴールに走っていってゴールを決める。
「よし!次!このままいい感じでいこ!!」
シュートは弧を描き綺麗に入り、チームに声をかける。
そして、順調に勝ち進んでいき、お昼ご飯を食べたら決勝という感じだった。
リレーは1番最後だ。
ちなみに羽矢くんはやっぱり運動も完璧らしく、羽矢くんのチームも決勝進出みたいだ。

「流石ね?このまま優勝もいけるんじゃないかしら?」
お昼ご飯を食べてる時、まなからそう言われてますますやる気がアップだ。
「でも未来、具合悪いんじゃない?」
ギクっ!
「やっぱり!周りに気づかれないように無理して取り繕ってたつもりでしょうけど、私の目は誤魔化せないわよ?
何年、一緒にいると思ってんのよ。」
うっ、さすがまなさん。
やっぱりまなは気づいてたか。
そんな素振り本当に見せないようにしてたのにな。
実は朝からずっと頭が痛くて、体も少しだけダルかったんだ。
「大丈夫なの?あと、バスケの決勝とそして美来はリレーもでしょ?
代わってあげたいけど、決勝とまでくれば私じゃダメだし・・・・」
「ううん、大丈夫だよ?あとバスケ終わったら長い休憩入るし。ありがとね?
それより、まなも午後からバトミントンだよね?頑張って!」
そんな優しい親友に微笑んでお礼とエールを送って午後の競技を迎えた。

私達のチームは見事優勝を勝ち取った。
でも、体調の方が少し悪化していた。
頭痛がひどくなってきて少しふらふらする。
今はリレーが始まるまでの長い休憩の時間だ。
だから少し休んどけばリレーに支障はないだろう。
「あ〜、未来ちゃんいた!
ごめん、未来ちゃん。女子バレーの決勝に出る子が具合が悪くなって保健室に行ってて出られなくなっちゃって、未来ちゃん代わりに出れる?
他の人にも声かけてるんだけど、みんな無理で・・・・・・・」
そうなんだ。大変だ・・・・・・・
もしかしたらバレーしてたら具合が悪いの忘れて熱中できるかもしれないし、困ってるみたいだし、代わりに出ようかな?
「いいよ?そこまで連れて行ってもらえる?」
「いいの?ごめんね、美来ちゃん。
せっかく休みの時間なのに。そしてリレーもあるのに。
未来ちゃんしかいける人いなくて、ありがとね?」
話しながらバレーのところに向かっていると
「ちょっと、あんた何してるの?
休憩じゃないの?しかも、昼休みの時より顔色悪いし。」
まなに会っちゃった。
「大丈夫だよ!ちょっと代わりにでてくるから!それより、ほらバトミントン始まるよ?」
心配症の親友に向かって微笑んでバレーの場所へ急いだ。


「ほんと、ありがとね!
まなちゃんのおかげで助かった!!
優勝もできたし!ほんと感謝!
ありがとう!」
無事、バレーが終わって優勝することができた。役に立てたようだ。
でも今はちょっとそれどころじゃない。
バレーをする前よりだいぶ酷くなっていた。
バレーの代理を頼んできた子に微笑んで、トイレに駆け込んだ。
「はぁ、はぁ、きっつ」
でも、リレーが残ってるんだ。
私は自分で立候補したんじゃなくて、みんなから推薦されたんだから出ないわけにはいかない。みんなの思い背負ってんだから。
休む選択肢は残ってないんだ。
「よしっ、いこっ」
体に鞭を打ってどうにか運動場まで行く。
「ちょっと、美来?大丈夫か?
体調悪いのか?」
途中で羽矢くんに会った。
「ううん、大丈夫だよ?
次リレーだから行くね?」
羽矢くんの呼び止める声がしたけど、時間がなくてどうにか運動場までこれた。
そして、あっという間に私の番が回ってきた。
私はアンカーだ。
前者からバトンを受け取って走り出す。
身体中が悲鳴をあげていたけれどどうにか走る。周りなんて見えてない。自分が今何位なのかも分からずにビリだったらどうしようとだけ不安に思いながら無我夢中で走ってたらゴールが見えて来て、一直線に走り抜ける。
そして、ゴールした・・・・・

けど、私はゴールした瞬間体から力が抜けて目の前が暗くなった。


ー幼い頃の出来事ー

sideまな
大丈夫かしら?
見れば見るほど心配になっていく。
私は親友の美来がもうすぐ走ろうとしているところを見ていた。
明らかに体調が悪そうで昼休みからはとても悪化している。
昼休み止めとけばよかった。
ふらふらしてるし、顔色悪いし、
未来のやつ無理してバレーの代理まで受けて。
大丈夫って言ってたけど未来の大丈夫は昔から大丈夫じゃないから。
そうこうしているうちに美来が走り始めた。
具合は悪いからはずなのにすごく速いスピードで走り抜けていく。
当然、美来がトップバッターでゴールした。
良かった〜
少しだけ安堵して駆け寄ろうと思ったのと
美来が倒れたのは同時だった。
やばい!美来っ!!
焦ってスピードをあげ声を上げて美来の近くまて来たところだった。
「美来!みくっ!おい、大丈夫か?」
私よりもこの間転校してきた羽矢くんが受け止める方が早かった。
羽矢くんは心配そうな泣きそうな顔をして美来に声をかけていた。
「羽矢くん!美来を保健室に!!」
私がそういうと、ハッとした様子で羽矢くんは美来をお姫様抱っこして保健室に向かっていた。
「「「キャーアッ」」」
そんな状況に女子達が黙っているはずもなく、
一斉に悲鳴と興奮?の声が運動場に響きわたる。私は羽矢くんに続いて保健室へと向かうのだった。
大丈夫かな?
親友への抑えきれない心配を抱えながら・・・・・。

ーーーーーーーーーーーーーーーー
ここはどこ?
私、運動場で倒れなかったっけ?
体もダルくないし。
何で外にいるんだろう?
それにもう夕方だ。外は暗くなりつつある。
どこか分からない知らない場所。
うちの近くではないと思う。
もしかして夢なのかな?
周りを見まわしてみるけど、ただ家が並んでいるだけ。
怖い。
夢なら早く覚めてほしい。
でも、何だか懐かしい。
不思議に思いながらも少し歩いてみる。
すると
『みくぅ〜?あんまりはしりまわってころばないようにね?そしてもう帰ろーよ。先生が遅くならないようにって言ってたでしょ?』
少し先の公園の方から男の子の声が聞こえてきた。
みく?私のこと?
それに前に1人で帰ってる時にふと思い出して聞こえた声とおんなじ声だ。
怖い。怖いけど、気になる。
私は公園に入った。
そこには幼稚園児ぐらいの男の子と女の子がいた。
女の子の方は・・・・・・・・・・私?
家にある、私が写ってる写真と今見える女の子の顔はそっくりだ。ていうか、同じだ。
てことは小さい頃の私?
じゃあ、今遊んでる男の子は誰なの?
知らない。
ずっと夢に出てくる男の子?
あなたはだーれ?
『大丈夫だよ!!ーーーはつよいし、みくもつよい!2人そろえばサイキョー!でしょ?』
『うん。そうだね。』
男の子はまるで小さい私に強いと言われたことが嬉しかったのか、少し顔を赤くして笑っていた。
『うっーう、痛い〜!ーーーたすけでぇーー』
『ほーら。だから言ったのに。大丈夫?みく?』
案の定、私は転んだようだ。
小さい私に手を伸ばす男の子に目を向けるけど、その子の顔はボヤがかかって見えない。
誰なの?
すると
『どいつも、こいつもふざけやがって。
舐めてんのかよ俺を!
くそっ!』
スーツを着崩した男達3人が近くのゴミ箱を蹴って、公園に入ってきた。酔っ払ってイラついているようだ。
やばい、公園には、子供がいるのに。
男達は子供達に目を向けて
『あ〜あん?ガキどもが何見てんだよこらっぁ。』
そう言って子供達に近寄った。
『みく、きいたことある!!こうきょーのばしょだからけったりきずつけたりしたらいけないって!せんせーがいってた!だから、おじさん?やめたほうがいいとおもう。みく!』
小さい私は近づかない方がいい男の人たちに近寄って言った。
『ガキが何偉そうに言ってんだよ。
痛い目あいたくなかったらガキは家で眠ってろ』
『みく、ガキじゃないもん!みくだもん!』
その言葉でさえも酔っ払ってる男をムカつけさせるには十分で、男たちは小さい私の髪の毛をつかんで、笑った。
『いだぃー、、、ーーーたすけて~』
『はなしてください!みくにさわらないで!
みくがいたがってる!』
男の子がそう言って睨みつけると
『どいつもこいつも、うるせーんだよ。』
男は血走った目で小さい私を投げた。
小さい私はそれに抵抗できるはずもなく、弧を描いて空中を飛んで、錆びた鉄棒の方へ落ちる。
小さい私は鉄棒で頭を打ってしまい血を流して、しまいには腕を酷く擦りむいて泣いていた。
『いたい、いたいょ』
男はそれをみて自分のしたことに気づいたのか、他の男達と逃げていった。
『みくっ、大丈夫?どうしよう。
どうしよう。』
男の子は泣きそうになりながら美来を見ていた。幼稚園児ぐらいの男の子がこんな状況に対応できるわけない。
『ーーー?いたぃよぅ。いたぃよう。』
小さい私はただ、泣いていた。
男の子は泣きながら周りに助けを求めていた。
『だれか!だれかいませんか?助けてみくを助けて。』
『だれか助けて。助けてよ、お願い。みくを助けて。僕ははどうなってもいいからこの子だけは。この子だけは助けて・・・・・・・』
この言葉と状況が私が夢でみた状況と重なった。
やっと、やっと、分かる?
これがなんなのか。
夢が何を意味するのか。
でも、男の子の顔は見せないままだ。
『ーーーくん!探したわ!
みくちゃん!酷い怪我!救急車を!』
少し経って大人が来た。
そして、小さい私は運ばれた。
『ーーーくんーーーくんは戻りなさい。
みくちゃんは大丈夫だから。』
救急車は大人達と共に病院へ向かった。
残された男の子はそれからもずっと泣いてる。
『ぼくのせいだ。ぼくがあの時帰るって言っていれば、みくは、みくは・・・・・』
それからしばらく経って
『神様。お願いです。みくを助けて。』
そう言ってこっちに向かってきた。
すると急に男の子の顔のボヤが晴れた。
えっーーーーーーーーーーーーーーーーー?
はね、や くん?

ー忘れてしまっていた記憶ー

「こうちゃん!」
そこでやっぱり夢だったらしく目は覚めた。
しかも羽矢くんの名前を呼んで。
そして、私は今まで見て来た夢の正体も昔、羽矢くん、通称こうちゃんとの出来事全部を今の夢をきっかけに思い出した。
「み、美来?」
羽矢くんは私が気づかなかっただけで私の横に座っていたようだ。
「み、美来?お前・・・・・・・・・おもい、だしたのか?」
羽矢くんはびっくりしたような泣きそうなそんな顔でこっちを見ていた。


「うん。全部思い出しちゃった。
公園でのことも、私達が小さい頃施設で一緒にいたことも。全て。」
今のお母さん、お父さんは実の両親だと思ってた。だけど違ったね。
私は実のお母さんとお父さんが亡くなって施設で育った。そしてこうちゃんと出会ってずっと一緒にいた。
あの事件があるまで、こうちゃんがいるだけで
お母さんやお父さんがいないことなんて全部どうでも良かったし、寂しさなんてなかった。
「そっ・・・・か。
ごめん、ごめん美来。あの時俺が守れていたら美来が傷つくことなんてなかった。
全部俺のせいなんだ・・・・・・」
そんな・・・・・・・
こうちゃんのせいじゃないのに。
夢で見た通りこうちゃんは、あのことが起こってからずっと小さい頃からずっと自分を責めてここまで生きてきたのだろうか。
そんなことないのに。
「こうちゃんのせいじゃないよ?
自分を責めないでよ。でも、今まで私なんで忘れてたんだろう?」
私が疑問を口にすると、こうちゃんは悲しい顔をして話した。
「うん。今から全部話すね?」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
俺も赤ちゃんと時に両親に捨てられて、
美来も小さい頃、両親が亡くなった。
だから俺たちは施設で出会った。
俺は両親がいないことの寂しさで誰にも心を開かずにただ1人でつまらない毎日を送っていた。施設の周りと子達も最初こそは話しかけてくれたが、何も喋らずにいる俺からは次第に人はいなくなっていた。
そんな時、美来だけは笑顔でずっと喋りかけてくれた。何も喋らず心を開かない俺に屈託のない笑顔で笑いかけてくれた。
そのおかげで俺は美来とは話して、仲良く出来るようになりずっと一緒にいた。

そして、あの日も施設の先生に無理言って"近くの公園"と言う条件で2人で公園に遊びに行ってた。
そして、酔っ払いに巻き込まれて美来は怪我を負った。小さい体に怪我を負うのはかなりダメージを受けて、救急車で運ばれた美来だったが医者からは
「美来さんは、頭を打って一部の記憶がなくなってしまう。あの事件のことは今後無理に思い出たせてはいけない。自然に思い出せる確率は少ない。そして、二の腕らへんに負った傷深くて跡が残るかもしれない。」
と言われたらしい。
すると当然事件に関わった俺のことを目を覚ました美来は忘れていた。
そして、幸いと言うべきかこのタイミングで美来も俺も引き取ってくれる親が見つかりそれぞれ別々の生活を歩むことになった。
新しい両親は優しかったがいつまで経っても頭の中は美来のことでいっぱいだった。
腕に傷残るかもしれない。俺があの時守れたらこんなことにはならなかった。
新しい両親とうまくやれているだろうか。
寂しい思いはしていないだろうか。
後悔や自分を責める気持ちはいつまで経っても消えなかった。
でもせめて美来に失望されないような生き方をしていたいと勉強、運動、人間関係全てにおいて全力で過ごした。

そんなふうに小学、中学、高校と上がってきた。高校生では今まで努力して来たこともあってすぐ友達ができて充実した学校生活を送っていた。
けど、義父さんの都合で別の街に引っ越すことになり学校も2学期中場という中途半端な時期に転校することになった。
そしたら、転校した先の学校には美来がいた。
信じられなかった。
また会えるなんて、嬉しさとあの時の申し訳なさが混ざりあって見た時は思わず泣いてしまいそうだった。
美来と会ってやっぱり美来は俺のことを忘れているようだったが、そんなことはどうでもよかった。
会えたことが何よりも嬉しい。
腕の傷も申し訳なさで泣きそうになる自分を叱咤して確かめた。
跡は全然残ってなくて安心した。
美来からすれば不思議でしかないことだっただろうな。

そして、今美来が倒れて保健室で様子を見ていると「こうちゃん」と言って起きたのでもしかしてと思ったらやっぱり美来は昔のことを思い出したんじゃないか。というわけ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

そうだったんだ。
「あのことはこうちゃんのせいじゃないんだよ?だからもう自分を責めないで?
こうちゃんとまた会えて良かったよ。」
感謝の気持ちを込めてそういうと、
こうちゃんは真剣な顔をして言った。
「ありがとう。美来。
俺、強くなったんだ。だから今度こそ、美来を絶対に守るから。」
「うん。ありがとう。」


小さい頃施設で一緒だった男の子は
たくましい、かっこいい姿で戻ってきました。


                     END




完結しました!
今まで読んでくれた方、ありがとうございました。面白かったですかね?笑笑
更新が遅れて朝になってしまいました。
これ朝でも読んでくれる人いるのかな?笑笑
少しでも面白いと思ってくれた方がいるとありがたいし、嬉しいです。
もっと上手く面白い小説を書けるようになる。
それが今年の夏休みの目標です。
これからも見てくれると嬉しいです!!
本当にありがとうございました!

7/22/2023, 11:35:42 PM

過去に興味はない。
タイムマシンが使えたらいつに行くか、というのは小学校の卒業文集での定番ネタだ。

日に焼けた卒業文集を手に取り、ページをめくる。
『好きな子に告白し直したい!』
『生きている恐竜を見たい』
『おじいちゃんにまた会いたい』
どうにも、過去が多いように思う。
皆、未来には興味がないのだろうか。それとも、未来があることを無意識に確信しているのだろうか。


『宇宙の終わりを知りたい』
小さく書かれたわたしの字は拙かった。

7/22/2023, 11:33:09 PM

もしもタイムマシンが使えたら



やっぱり、亡くなった父に会いに行くかな。
それか、父に黙って母と一緒に家を出て行ったあの日を違う形に…。
父が傷つかない方法があったのか?
他の兄弟にも相談してから行動に移すなど
後悔していることをやりなおすのに利用するのではないかと思う。

父があんなに早く亡くなるとは思ってなかったので
最期の時を一緒に過ごす時間を持つ

父が脳梗塞にならないよう水分をたくさん摂らせる。
母との離婚をとりもたない。

あと、中絶をしなくていいようにあの時のSEXをやめておく…

こうして考えると自分の人生で悔いていることを改善するために使いたい項目があるんだと気づく。

私にタイムマシンを使わせてください

7/22/2023, 11:26:03 PM

サナトリウムで療養することになった、
妻の身辺整理をしているときのことだった。

心を閉ざしてから、彼女は子ども部屋で1日のほとんどを過ごしていた。

机の上に残された大量のスケッチブックには、彼女が描いたクロッキーやエスキースでびっしりと埋めつくされており、そのどれもが未完成だ。

ときどきまっさらなページもあるそれらを、
僕はもくもくとポリ袋の中へいれていった。

そうしているうちに、ふと、なめらかな机の表面に何か書かれているのをみつけた。まるで、小学生のいたずらな落書きのように。妻の字だ。

それをみて、僕は今度こそ頭が真っ白になった。


『 過去につれていってくれるものが記憶
  未来へつれていってくれるものが夢 』


H.G.ウェルズの小説『タイムマシン』のなかの台詞だった。結婚前に、僕が彼女にあげた小説だ。
僕は目眩のする思いで、膝が震え、それでも何とか立っていた。

望んだ結婚ではなかった。少なくとも、彼女にとっては。当時、彼女には恋人がいた。地位は低いが、美しい男だった。

家柄で結びあわされた婚姻関係だったとしても、
僕は彼女を愛していたし、愛せることを証明したかった。

それでも、僕の存在により、いっそう熱病のような恋に浮かされている2人をみて、邪悪な魔が差したのだ。彼女を妻にできるのなら、あの男から永遠に
奪ってしまえるのなら、後先もかえりみなかった。

僕と彼女はついに結婚し、まもなくあの男は自身に刃を突き立てた。

恋人の死を知ってからというもの、彼女の命の輝きは失せていってしまったのだと思っていた。
が、それは違うと、ずっと僕の恐れていたことが
残酷なまでにはっきりとしてしまった。

君のなかで、あの男はまだ生きているのだ。
あの男の体温を記憶して、熱病のような恋の続きを夢にみている。君は心を閉ざしてしまったのではなかった。そうやって、あの男と逢っていたのか。

もしもタイムマシンがあったのなら、君の身体も
今ここにいないだろう。真っ先にあの男のもとにいって、二度と帰ってこない。

わかっていたことだった。
もう、僕の敗北だ。

7/22/2023, 11:08:23 PM

もしもタイムマシンがあったなら

きっと私は見て見ぬふりをした孤独な少女を救うでし

ょう

たくさんの見殺しにしてしまった人々を救うでしょう

でも時間なんて戻らない

私の周りには家族も友人もいない

私はみんなを救えなかった

私はもしもタイムマシンがあったなら、と考えること

しか出来ない最低な人間なのです

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