はなればなれ』の作文集

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はなればなれ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

11/16/2024, 5:54:28 PM

元に戻れるかは正直分からない。
だけどその決断した君を僕は誇らしいと思う。

汚れることの無い綺麗さも優しさもその温もりも、
僕にはきっと勿体なかった。
全てが嘘のような世界を共に、だなんて。

純粋無垢な君がどうか幸せであるように、
僕はここでずっと…

11/16/2024, 5:49:52 PM

ニコイチの動物のぬいぐるみ。
手が磁石でくっつくようになってて、
いつも手を繋いで
可愛いぬいぐるみだった。
でも1つどこかで落として、
探し回ったけど
どこにも無くて、
泣きながらベンチに座ってた。
あの子と
はなればなれになった
この子は
寂しそに磁石がついてる腕を垂らしていた。
見つけてあげたかった。
この子にとって
あの子はトクベツだから。
あの子でいいんじゃなくて、
あの子じゃなきゃダメだから。
結局隣の県まで来ちゃって、
自販機で飲み物買って
また探し始めた。
疲れて、
疲れて、
でもこの子の隣を
埋めてあげたいから。
いつの間にか寝てて、
公園にいた。
霧が出てて、
前が見ずらかった。
ふと、
ポケットに重みがあると思って
見てみたら
この子とあの子が磁石でくっついて
手を繋いでた。
よかった。
見つかったんだね。
もうはぐれないでね。
あの子のお腹には
"Good Midnight!"
って書いてあった。
楽しかったようでなにより。
危ない目にあってなくてよかった。
ほっと安心した朝方、
ホットケーキを。

11/16/2024, 5:32:06 PM

「はなればなれ」

離れていてもずっとなんて
綺麗な嘘は吐けないから
今 私を縛る想いが
いつか君を呪うように
たったひとつの言葉を囁いた

11/16/2024, 5:31:06 PM

何も考えたくないということを考えている。

眠って眠って眠っていれば考えなくて済む。

眠りたい。寝ればいい。心音が気になる。

暑い、寒い、喉が渇いた。

何も考えたくない。

11/16/2024, 4:57:13 PM

「いかないで」
そうぽつりと呟いた。辺りは静観としており澱んだ空気が場を支配している。
「いかないで」
そう何度も何度も切望し、消え去る。
私はただそれを見送ることしか出来ない。腫れた目からは大粒の涙を絶えず流れている。大事にしていた髪はざっくばらんに拡がっていた。
遼遠の先にいる僕は慰めることすら出来ない。
すまない。そんな振動が彼女の耳に届くはずもない。
君が生きていく姿を見たかった。制服姿を見て、花嫁の姿を見ていたかった。君の笑顔が見たかった。
すまない、こんな父親で。
私の好きなアサガオで飾られた黒い箱の中からは、微動だにしない私がそこにはいた。
どうか許してくれ、離れ離れになることを。
どうか忘れてくれ、私の死に様を。
ずっとずっと近くてずっとずっと遠い場所で私は謝り続けた。

11/16/2024, 4:44:00 PM

ずっと一緒に居たかった。それだけが私の望みだった。それだけで私は満たされていた。のに。

[時間は進む。無常にも。]

11/16/2024, 4:27:49 PM

『はなればなれ』

考えた

切り離したらどうなるのだろうか

考える

ひとつ手放して、またひとつ

考えている

また繋がることはできるのだろうか

考えている

見えなくなるまで目を逸らし続けて

考えている

この痛みは、この気持ちは、忘れられるのだろうか



忘れても、良いのだろうか

11/16/2024, 4:22:46 PM

目覚めた時、私はベッドで寝ていた。どうやら病院らしかった。でもなぜここにいるのか思い出せない。カーテンで仕切られた向こう側から、小さい声だが会話が聞こえてきた。
「相手の男は……」
「どうやら……らしい」
 相手の男、と聞いた途端、ズキン!と頭が痛んだ。続いて目の前がぐるぐると回りだして気持ち悪くなり、激しく吐いてしまった。
 その後、周りが慌ただしく動き出したのだけが分かった。誰の声なのか、色んな人の声が降って回ってぐちゃぐちゃになっていく中、私の意識は再び混濁していった。

 あれから数日後、私は退院した。仕事を辞めてマンションを引き払い、両親にむりやり実家に戻された。そして大きな屋敷の一室に軟禁され、生活には常に人がついて回った。それは当然の結果だった。
「(わたしは……)」
 そう、私はあの人と共に死ぬはずだった。なのに私だけが生き残ってしまったのだ。その事実はまだ夢見心地のように空中をさまよっていて、私は少しも受け止められず、涙すらも出なかった。
 ただ、私は置いていかれてしまったのだという事実が、まるでガラスにひびが入っていくように、どんどん心を蝕んでいくのが分かった。

 それからあっという間に十年経ち、二十年、三十年が経った。私は結婚し、娘と息子をひとりずつ授かった。子どもたちは健康に成長し、やがて家を離れていき、いまは夫婦だけで静かに生きている。家同士を繋ぐだけの政略結婚だった。しかし私は幸せを感じていた。
 あの時のことを忘れたわけではない。思い出のガラスはとうとう砕けて、身体の奥に散らばり、何かするたびに常に血を流し痛むようになった。
 しかし結婚して時を重ねるごとに、砕けたガラスは別の景色を映し出し、流れた血は乾き始めた。そして時間という雪に埋もれて、忘れていくのを、私は止めることができなかった。
「(あの人、恨んでるかしら……)」
 身を切るような寒さを感じるたびに、あの時の手の温かさを思い出す。不思議なことに、もう顔も声もよく思い出せないのに、あの時のぬくもりだけは手のひらに残っているのだ。どうしようもない罪悪感が襲ってくる。
「(わたし、今の家族を愛してる……あなたが人を愛するということを教えてくれたから)」
 人を求めて、右手を握り締める。
「(会いたい)」
 それは不意に開いてしまった。少女に戻ったかのように胸が痛み、ボロボロと熱い涙が零れて、頬を濡らしていく。


【眠くて続きが書けないので終わります…】

11/16/2024, 4:19:00 PM

「はなればなれ」
今日のお題は、今の私に刺さりすぎる。

君と過ごす日が増えて
君を知って、私も自分に素直になってきて

「この人と一生、ともに生きたい」

そんな風に思える相手と出会えたなんて、夢みたいだと

それなのに今は君と、離れたほうがいいのかもなんて
すこし頭のすみに置いてある。

でも、よぎるたびに、心が痛い。

私が一緒にいたいだけなら、君を縛る権利もない。
やりたいようにやってほしいと願いながら
君の描く未来に、私はそばにいる?
いなくても、いい?
時々不安になるの。

君は、家にきて、抱きしめながら寝てくれるね。

私が心配だからと。

君の負担になりたくないよ。
きみを傷つけたくない。

ごめんね、ありがとうが言葉にできないでいる。

ああ、また言えなかったとなるたびに
言葉が詰まるような感覚が襲う。

大切なら、がんばって、できるよね?

出来ない私は最低だね。
君のことより自分が大切なんだね。

こんな私と一緒にいても
時間の無駄だよ
だめだよ
こんな私、嫌いになって。
それも時間の問題。
はなればなれになったほうが幸せだよ

身を引くのも、相手のためだとわかっているのに。
私は君から離れたくない。

ほんとに迷惑なひと。

好きなのに何も犠牲にできないの。

11/16/2024, 4:10:30 PM

「ジーナ、僕たちは離ればなれになるんだ。」
「もう一生会えなくなるんだ。」
「君は、きっと夜が3回来て朝が4回来るまで
僕を探すだろうけど きっと、いや、 絶対に
見つけることはできないよ。」
「君が僕を血まなこになって探して見つける前に
僕が先に君を、ジーナを見つけて逃げるからね。」
「これは、いわば、鬼ごっこみたいなものさ。
人生をかけた鬼ごっこ。」
  
「大丈夫。僕は、そんな簡単に死なないよ。」

11/16/2024, 4:04:34 PM

はなればなれ。

はなればなれなのは
東京。

ここを
いつも通るのに。

はなればなれなのは
沖縄。

ちょっと
悔しいから
雨を願ってる。

はなればなれでも
大丈夫。
またお手紙書くから。

11/16/2024, 4:01:56 PM

『眠気』

ウトウトとする中、ベットの中でゴロゴロとくつろぐこの瞬間はなんとも言い難い幸福感がある。

スマホを片手に何をしてもいい。

横になったまま読書をしても、
お菓子やジュースを飲んでは動画やテレビを見て
ケラケラ笑い、泣いてもいい。

でも、実行に移す前にふわふわとした眠気が
私をおいでおいでーと誘いにくる。

まだまだ日が登り始めるというに
私はまだまだ寝足りないと毛布の中に潜り込む。

季節によっては蹴飛ばすのに、
いざ寒くなると夜中に半起きして手探りで探す
私の相棒《もうふ》

ふわふわとした手触りでもいい。
シーツのような素材でもいいし、
冬に最適な羽毛布団でもなおいい。

なんだったらタオルケット1枚で、
天気の良い日に窓を開けて心地の良い風を招き入れながらお昼寝するのもまた一興。

大好きな抱き枕を片手にモゾモゾとした後は
眠気き任せてウトウトと船を漕ぐ。

時間も仕事も人間関係も何もかも現実に置いてきて、
夢の中でうたた寝に身を任すことに何の罪があろうか

あぁ、まだまだ寝足りない。
















私は明日、お仕事ですね(´;ω;`)

11/16/2024, 3:53:43 PM

→短編・お兄ちゃんとぼく

ぼくたちはそっくりで、お兄ちゃんは右、ぼくは左って決まってるんだよ。
ぼくたちは、後を追い合って進む。そうしないと前に行けないの。
それでね、オヤスミの時はお隣同士で並んでお話しながらゆっくりするの。
それなのに……
いつも横にいるお兄ちゃんがいなくなっちゃった!
お兄ちゃんとぼく、いっつも一緒だったのにっ。
エーン、エーン。
お兄ちゃん、どこに行っちゃったの?
ぼく、はなればなれは嫌だよ。

「もー! 玄関の靴、脱ぎっぱなし! ちゃんと揃えなさい!」
「あとでやろうと思ってたのー!」
 そんなやり取りの後で、玄関のあちこちに脱ぎ散らかされた靴が、男の子の小さな手で一組を成した。
 揃えられた靴は、仲良げに寄り合いおしゃべりをしているように見えた。

テーマ; はなればなれ

11/16/2024, 3:51:08 PM

【はなればなれ】


高校生の時

柔道部に所属していた

それまで経験は無かったし

当時は身体も小さかったけれど

紆余曲折あり

入部する事となった


当時は女子の最も軽い階級に出られるほどの体重であり

男子の試合では史上最軽量の呼び声も高く

同じ階級の試合でも

自分より軽い相手と当った事はなかった


柔よく剛を制す

なんて初心者には縁のない言葉で

投げられ続ける毎日だった

それでも

3年経つ頃にはそれなりに勝利する事も増えたが

何れにしてもパッとしないまま

柔道生活は終わり

思い出は出来たが

物にはならなかったなぁと思っていた


その後

仕事をしだしたある日

膝くらいの高さの所で足を滑らせ

頭からコンクリートの床に落ちそうになった


咄嗟に周りを見回し

物の無い所を探す

見つけた方に体を向ける

このままだと頭から落ちるし

手だけで支える事も受身を取る事も難しそうだ

コンクリートの床に手をつき

滑った足はそのまま地面を蹴り一回転

無事に足から着地する事が出来

初めて投げられ続けた日々が無駄じゃなかったと思った

同時に

咄嗟にその動きが出来る自分に気付き

少し誇らしく思えた


それからしばらく経ったある日

今度は乗ってたハシゴが傾く事があった

しかし慌てない

落ち着いて周囲を確認する

今度は一回転なんて出来ない

安全に受身を取れそうな所を見つける

前の経験から不思議なほど落ち着いていた


そして

そのまま落下した

慌てる事も無く

何か抵抗することも無く

穏やかに

そのままに

落下した俺に後輩が慌てて駆け寄る

無抵抗に落下する様に

気を失ったのかと思ったらしい


違うのだ

頭は回っても

体がついて来なかったのだ

自分が一番びっくりした

頭と身体が

はなればなれ

これが老いか


さて

明日は前に挫折した登山リベンジ

今回は自分の老いを受け入れ

装備も整えた

同行者とはなればなれ

それはまだいい

気持ちと身体

離れること無く

最後まで持ってくれぃ

11/16/2024, 3:44:43 PM

28. はなればなれ

今日―もう昨日だけど―聞いた話、あと14日しか授業がないらしい。学校の授業は好きだから三学期に授業がないのはつまらない。特に世界史、古典、現代文、政治経済は楽しいのに。何より周りの人たちと会えないのが残念。ちゃんと友達という訳ではない人でも、クラスメイトや同じコースの人とか同じ授業を取っている人とかにはどこか仲間意識を感じていたし、居心地が良かった。先生とかと話すこともなくなるのだって寂しくないこともない。弁当の日は60分と長い昼休みを食っ喋って過ごすのも好きな時間だった。委員会も本当に楽しかったな。入学当初は土曜日もあることを嘆いていたものの、今思えば皆で過ごせる日が増えて良かったと思う。まだまだここに居たい、もはや一回入学し直したい。

14日と書いていて気づいてしまったが期末テストが着実に迫っている……

11/16/2024, 3:39:00 PM

僕らの時間を買うには
少しだけお金が足りないみたい、。
あと「ごえん」だけ、。。

11/16/2024, 3:37:08 PM

はなればなれ

「生き別れた家族がいます。」

そう聴いたとき、あなたはどう思うだろうか。
優しい人は、同情するだろうな。
だとすれば、僕はこの世で1番優しくない。

昔、両親と妹と僕の4人家族だった。
とは言っても、父は単身赴任で、休日に顔を合わせる程度だったが。
僕が小学3年生の頃に、両親が離婚した。
原因は、父の不倫だった。
僕は母と2人で暮らすことになり、父は妹を連れて家を出ていった。
僕の生き別れた家族は、妹である。

妹は6つ下だ。当時3、4歳だろうか。
しかし、僕が記憶している彼女の最後の姿は、幼児だ。

彼女は障がい者だった。
ダウン症。健全に成長することが出来ない。
父が妹を連れていった理由なんて、大人になった僕はもう言われなくても分かる。


父とは本当に偶に、会うことがある。
妹の近況も、少しだけ聞いている。
会いたいと切り出せば、会わせてくれるだろう。

でも言えない。

言いたくない。

知りたくない。

知られたくない。


きっと、僕はこの世で1番ずるい。

11/16/2024, 3:36:58 PM

はなればなれになって
貴方は私の事を忘れてしまって

いつか誰かの隣に座って
私と見たあの映画を見た時

いつか誰かと街を歩いて
私が好きだと言った花屋に足を運んだ時

いつか誰かとジュエリーショップにいって
私の薬指にはめてくれた指輪と
同じデザインを見つけた時

貴方はなにを感じるのだろうか

私は未だに、香りに、風景に
嫌という程貴方を思い出し続けてる

11/16/2024, 3:35:57 PM

我輩は子猫である。
 名前はカワイイである。
 チビと呼ばれることもある。

 生まれた時のことは何も覚えていない。
 母とはぐれ、にゃーにゃ―と鳴いていた時、ふと浮き上がる感覚だけは覚えている。
 それ以来、吾輩は何不自由ない生活を送っている。

 人間に拾われたのである。
 その人間は、吾輩にかいがいしく世話を焼いた。
 飯をくれるし、寝床も安全、トイレも清潔にしてくれるし、毛づくろいもしてくれる。
 至れり尽くせりだ。

 しかし不思議にも思う。
 なぜ人間は、吾輩をここまで丁重に扱うのか?
 もしかして、吾輩は特別な存在なのだろうか……

 人間に聞けばよいのだろうが、人間は猫の言葉を話せない。
 心の中にくすぶる疑問は、ずっと吾輩の中でくすぶり続けた。
 長い間謎であったが、ある日答えを得た。

 ◇

 ある暖かい秋の日、窓辺で日向ぼっこをしていると、近所の野良猫がやって来た。
 最近知り合いになった野良猫で、吾輩の話し相手だ。
 名は無く、吾輩はナナシと呼んでいた。

 安全な家よりも過酷な外が好きだという変わり猫であっるが、ものすごく物知りなのである。
 きっと吾輩の疑問に答えてくれると思い、勇気を出して聞いてみた。

「そりゃあれだ。 
 人間は猫の下僕なんだ」

 吾輩は雷に打たれた思いであった。
 なぜ人間は吾輩の世話をするのか?
 たしかに下僕だと考えれば、全て説明がつく

「せいぜい顎で使ってやればいいぜ。
 やつらにとっちゃ、それが喜びなんだからな」

 ◇

 吾輩は人間の膝の上で、ナナシの言った事を考えていた。
 『人間は猫の下僕』
 吾輩の世話を焼くのは、人間が下僕だかららしい。

 前々から、吾輩は特別な存在かも知れないと思っていた……
 しかしナナシと話したことで確信へと変わる。
 やはり吾輩は特別な存在だったのだ

 そしてそんな吾輩を今まで世話した人間には褒美を取らせねばなるまい。
 主人は下僕の働きに報いなければいけないのだ。

 とあることを思い出す。
 人間は吾輩の腹を触りたがる
 正直腹を触られるのは不快なのだが、長年の奉仕に報いなければなるまい。

 という事で、吾輩は立ち上がって膝から離れ、人間の目の前にゴロンと寝転がる。
 そして、これ見よがしに腹を見せる。
 人間よ、今回は特別に腹を触っていいぞ。

 すると案の定人間は嬉しそうにして、吾輩の体中を撫で始めた。。
「あらカワイイ、今日は甘えんぼさんね」

11/16/2024, 3:34:10 PM

はなればなれになっていても、わたしの小指にそっといてくれる金の波に触れれば不思議と力が湧いてくる。いつもそばにいるよ。

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