はなればなれ』の作文集

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はなればなれ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

11/16/2024, 3:33:37 PM

「真人(まひと)!こっちこっち!」

彼は手招きして、真人を呼び寄せる。
「今日アイス食べて帰るんでしょ?新作?だっけ、ボリボリ君のミント味!」
どんな味なんだろーな!と彼は笑う。真人はその様子をただ眺める。
「真人が誘ってくれなきゃ、ミント味は見逃してたね~ありがとう真人クン!☺」

彼は歩きながら真人の隣でくだらない話を続ける。真人もそれに何か言うことなく、聞いている。
「でねー、小島がー...あ、真人靴紐縛る?じゃあ俺先に行ってるネ😁」
彼は真人に手を上げて、横断歩道を渡り始める。真人はそれを見て己の靴紐を縛ろうとする。

すると、横断歩道を渡っているはずの彼がこちらを振り返って笑う。


「なんで止めてくれなかったノ?」


彼は冷たく笑って言った。

「君がアノ日、俺ヲ止めてくれたラ死なずに済んだのに」

彼の目には光が宿っていない。

「君ガあの日、アイスを食ベニ俺をサソわなきゃ死ナズにスんだノに」

彼の体がゆっくりと溶けていく。

「キみガ」


オレノトモダチじゃなきゃヨカッタノニね



「っは...!.........は......は...」

真人はバチッと目が覚めた。いつもの天井が見える。息も出来るし、声も出る。左からうっすら月の明かりが入っている。
首を触ると、じっとりとした汗をかいていたのがわかった。

もう何度目だろうか。彼の、陽太(ひなた)との分岐点を見るのは。

戻れないと分かっているからこそ、真人は後悔して後悔して夢を見る。
一つでも何かが違えば彼は死なずに済んだのだろうか、と無限に続く問いに解を求めている。
いわば無理数を整数にしようとする事と同じ。

不可能なのだ。それも一生。

死んで陽太に聞いたってきっと分からない。パラレルワールドにでも行かない限り、きっと。

「............」

真人は横を向いて、部屋を見渡す。
質素な棚に、机の上にあるノートパソコン、布団を敷いて床で横になる陽太___...?
(...あ、そうか。アイツは帰ってきたんだっけ)
数日前の陽太を思い出す。幽霊から蘇ったらしい陽太は、突然真人の前に現れた。流れで部屋に押し入り、結局共に住むことになった陽太。
はっきり言って可笑しな話だ。陽太は一度死んでいるのだから。きっと、コイツは陽太じゃないはずなんだ。

だけど、真人はそれでも良かった。もう一度会えるなら、たとえ本物の陽太でなくても。

(おかしいよなぁ…俺も、お前も...)

真人はぼんやりと考える。残念ながら今の彼には、正常な判断は無理そうだ。

今の水分不足な真人には水を飲むことを勧める。そうすればきっと、彼だって今の状況がおかしいことに気づくから。


でも一度離れ離れを経験した彼は、気づいたとしても目を瞑るのだろう。残酷だね。

お題「はなればなれ」
出演 真人 陽太

11/16/2024, 3:33:21 PM

「はなればなれーの♪」
…などと、冗談めかして鼻歌を口ずさみつつ、真ん中あたりでぱっくりと背から外れてしまった文庫本の惨状を確認する。
本の修理は図書館ボランティアの仕事のひとつだ。
最近は無線綴じの本ばかりで、本そのものが壊れやすいというのもあるが、あまりに力強くページを開くと、そこからばっきり本が骨折してしまったかのように割れてしまったりする。
それを自分の本でやるなら良いが、図書館の本にそんな無体を働くのは誠にいただけない。次の借り手のことをまるで考えていない。
そもそも自分の本ではないのに、何故雨に濡らしたり、書き込みをしたり、ページを折ったり破ったり、挙句の果てには欲しいところを切り取ったりするのか。
そんなことをしでかす人との常識は、自分とは全く乖離したところにあり、理解不能であるし、理解したくもない。
とりあえず、目の前のこの文庫に関しては修理用の糊で上手にくっつけてしまえば、本棚に復帰できそうだ。

【お題:はなればなれ】

11/16/2024, 3:31:44 PM

題 はなればなれ

もう離れたくないよ・・・。
いつも思う。

何度も思う。でも無理で・・・。
離れなきゃいけなくて。

遠距離に住むあなたとは少ししか会えないから。

いつも話してるけど、毎日電話してるけどメールしてるけど、こうして会える時間は僅かすぎて、全然足りない。

こんなに早く時間って過ぎるんだっけって位に一瞬で別れの時が、やってきてしまう。

いくら会ってても足りないよ。

ずっと一緒にいたいけど、今はまだ無理だから・・・お互い仕事があるから動けないんだけど。

でも、離れれば離れた瞬間に会いたくなるのがもう不条理すら感じる。

こんなにすぐ会いたくなるなら会うことに意味があるのかな。

会うのは一瞬でその後別れると辛くて辛くてまた会いたくて声じゃ足りないのなら、会う意味って辛いだけじゃないのかな。

・・・破滅的思考だ。

分かってるよ、分かってるつもり。

でも、足りないんだよね、あなたが。

圧倒的に足りなさすぎてそんな思考になってしまうんだよね。

いっそ離れたら、考えなくていいのかなって。

現実のあなたと触れて話していたいって思う自分の気持ちが溢れすぎてしまう。

溢れて溢れて飲み込まれてしまったら私はどうなってしまうんだろう。

たまに自分が怖くなる。

あなたはどう思っているのかな?
あなたには話せていない。

そんなこと重いだろうし負担だろうし。

私達の終着点ってどこだろうね?
いつまで続くんだろうね?

私があなたよりあなたのこときっと好きで、こんなに思っていること、あなたは分かってないだろうな。

でもね、もう会いたいから、「今日はありがとう。もう寂しいな、またすぐ会おうね、愛してる」ってメールする。

う〜ん、この文面じゃ相手には伝わっているかも。

願わくば相手も同じくらい私のこと大好きでいてくれますように。

11/16/2024, 3:30:23 PM

はなればなれ

ずっといっしょにいてね
なんて
柄にもなく吐いた言葉

色を持ったそれは
君を蝕んだ

黒く深く澄んだ瞳は
どこかゆがんでいた

その目が笑うたび
僕は怖くなった

だから

言葉の責任を放棄した



ごめんなさい
なんて
久しく口にしていなかった

遠く離れたはずの君の目に
青い僕がうつっていた

ひどく冷たい背中は
生暖かいそれに恐怖した

その手が振り下ろされるたび
僕の呻き声が聞こえた

そして

意識が途切れることを許した

11/16/2024, 3:29:37 PM

はなればなれ

小さい頃、よく迷子になっていました。
連れられた先のスーパーや広い公園、遊園地などの屋内外施設。
ここで待ってるのよと言われて、何故か勝手に移動し迷子に。
もしくは人混みを後ろからついて行っているはずなのに、いつの間にか違う人について行っていたり。
一時期諦められて留守番担当になっていましたが、どうしても連れていく用がある時は、必ず最初に迷子案内所へ行き、受付で顔を見せながら、この子がきたらアナウンスお願いしますと頼んでいた祖母。
受付さんの心情としたら、迷子になる前提かい!でしょうね。
それくらい迷惑かけていたものです。

ただ、はなればなれになったというのに、私を探しづらくさせた要素のひとつは、泣かないことです。
なにせ幼稚園からずっといじめられてきて、家に帰っても基本夜まで誰もいない。
その頃からぼっちに慣れていましたから、記憶のある内ではひとりになっても泣くことはなかったです。
泣いている子を見たら迷子だろうなと思ってくれる人がいますから、一緒に探してくれたり案内所に連れていってくれるのでしょうが、ただぷらぷら歩いてる子ですからね。
しかも疲れたなと思っても、そこら辺に座りこまないでトイレの個室に行く厄介さ。
これもいじめの影響で、避難先はトイレの個室ですから。
しかもなるべく人の出入りが少ないトイレを選ぶ傾向。
そりゃ見つかりませんよ。

当然よく怒られていました。
今ならGPSとかスマートタグなんかを持たされていたでしょうね。
皆さんは迷子になった経験ありますか?

話は変わりますが、離れ離れになるというと、迷子というよりは別れが多いでしょうか。
卒業とともに別の道へ、天候や転勤などで仲良い人や意中の人と遠距離に。
読んでいませんが、他の人の作品にありそうかなと思います。
私はそういう経験ないんですよ。
卒業しても同じ進路先にいじめっ子きましたし、仲良い人いませんから遠距離とかもないですし。

……でもなかったです。
ひとりだけ離れ離れになったというか、あちらが遠くに離れることになった経験はあります。
もうね、2週間絶食で仕事もできずに引きこもり。
なんと20キロ痩せました笑
まあそれだけ元々太っていたからですけども。
その後10年くらい無気力だったので、仕事と家の往復生活は変わらないにしても、趣味とか人付き合いとか一切頭になかったと記憶しています。
それぐらい辛かったんでしょうね。
今ではいい思い出……じゃなくてほぼ憶えていない昔話です。


はなればなれになって、あらためて相手のことを実感するでしょう。
あんな人だったと思い返すよりも先に、相手のいないところにぽっかりと開いた穴の広さを見て、意識以上の大きさだと気づくことでしょう。

この穴を埋めるには、距離はあっても絆で耐え凌ぐか。
それとも他の人と一緒にせっせと穴を埋めていくか。

あなたはどちらを経験したことがありますか?
私の相手は一方通行で戻ってこれない穴だったので、この先も埋まることはありません。
その代わりに、反対を向いて穴のない道を進んでいます。
また穴を作るのは勘弁してもらいたいので、そこを気にせず私と接して楽しんでくれる人が現れたらいいなと思うこの十数年。

自分で言うのもなんですが、恋人は論外友達は厳しいにしても、仲良い知り合い程度も候補が現れないのは困ったものです。
いつでもウェルカムなのに手が挙がらない。
きっと皆さんシャイなのか、それとも肩痛めて腕上がらないんですね。
そういうときは手じゃなくて、意思表示出来ればいいのですから声掛けでいいんですよ。

えっ?
小さくて声が届かない?
でしたら肩トントンでもいいですよ。

えっ?
声掛けてるのに無視されてる?
耳悪いからかもしれないので、脇腹ツンツンでもいいですよ。

えっ?
誰かお前なんぞと仲良くなるかボケ!
素直でよろしい。
たしかにメリットないので正解です。
賞品として私とお散歩する権利を差し上げます。
有効期限あるので、お気軽にお早めに予約しにきてくださいね。


私とここにいる駄文読者さん達が、段々とはなればなれになっているような気がするのは気のせいでしょうか?
気のせいであってほしい。

11/16/2024, 3:24:16 PM

生理の時の不快感が少しでも消えれば…
と思い購入したデリケートゾーン用のボディソープ
生理の時にだけ使うつもりだったけど、いざ使い始めたらしっかりと洗えているのを実感する。
なんだろう、内部なのでこの感覚を言葉にするのは難しさがあるのだけれど、洗った後にさっぱりした!という感覚になる。
まさに牛乳石鹸で身体を洗った後さながらというか。
今までこれを使用していなかったのってなんて不潔だったんだろう、なんでそれで平気だったんだろうと思うくらい毎日の習慣になっている。
有名ブランドで保湿性や香りなどを重視するとなかなか高く手を出しにくかったけれど、某生理用品メーカーが出しているものはAmazonだと薬局で買うよりも安価で手に入り、何より泡で出てくるのが楽ちんで良い。
今年のベストバイTOP3に入ってくると思う。

そういえば前にXで「おりものシートをつけたすぐ後にオナニーをしてしまったら損した気分になる」というポストを見かけ、確かにな〜と思ったのだが
デリケートゾーンを念入りに洗った後にオナニーをするのも同じような気持ちな気がする。
一番オナニーする確率が高いのなんて風呂上がり寝る前なのに、、、
(でも一番清潔な状態でオナニーしているのはいいことじゃん!)
この問題はデリケートゾーン用ウェットティッシュで解決できるなと、解決方法は見出しているものの
1オナニーにそこまでのコストをかける気にはいまいちなれない。
もう一度シャワーを浴びるのも夏はまだしも冬場はつらい。
そして何よりめんどくさい。イッたらスッと寝たいのよ。

数ヶ月前にTOTOのトイレのウォシュレットは全てノズルが普通のとビデで別れているというのを見て、すごいな〜と思った。素晴らしい企業。
自宅がTOTOのトイレのあなた、勝ち組ですね。

11/16/2024, 3:05:26 PM

はなればなれ
もう、何十年経つだろう…あの頃は、毎日、あの古ぼけた図書室に、集まって、楽しくやっていたな…後輩も、いつの間にか増えて、少しづつ賑やかになっていて…
図書委員だけの集まりが、いつの間にか、その連れやその更に友達まで来るようになり、うるさくて、何度も先生に注意された…
受験生だった私は、この一時が、一番の幸せの時間で、家族よりも、大事な仲間だった…
でも、卒業と共に、段々と疎遠になって、今は、連絡手段も、それぞれの今も判らない…
それなのに、今でも、あの頃のあの仲間達が、心の支えになっている…

11/16/2024, 3:04:37 PM

なにものかになれないまま 受話器を置いた
話した言葉は空中で所在なくたゆたう
記憶の中でも結ばれないまま はなればなれ

距離とか性別とかで巧妙に括られた
カテゴリーとかレッテルとかで雁字搦め
溺れながら悦んでいる わたし
きつく縛られるほどよく眠れたから

言葉はそれ以上の意味をくれなかったね
関係性と呼ぶほどのものでも無かった二人
最初からきっと はなればなれ
お粗末なピリオドに気がついたわたしの
行く宛のないさようならが煙る

11/16/2024, 3:00:19 PM

離れていても、心は繋がっている。
そう思えたらどんなにいいか。
最初はそう信じて強くいられた。
いつか再会出来ると信じて。
いつか再び笑える日を夢見て。

でも、会えない時間が長くなればなるほど、強い思いは磨り減っていく。心の繋がりを疑うわけじゃない。
再会出来る日を信じなくなったわけじゃない。
でも、それらを強く信じ続けるには、時間が経ち過ぎていて。

強く凝り固まっていた心は、ふとしたきっかけで絵の具のように溶けていく。
「元気でさえいてくれたら」
「幸せでさえいてくれたら」

隣にいるのが私じゃなくても、あなたの一番が私じゃなくても、それでいい。


END


「はなればなれ」




※1年休まず続ける事が出来ました。
読んで下さっている皆様、ありがとうございます。

11/16/2024, 2:57:51 PM

今日も私は町を歩く。
学校に行く時はいつも友達と一緒。いつもと変わらない道を歩く。子猫ちゃんは今日もいるみたい。
学校に着いてからも私は友達と一緒だ。でも、彼には想いを伝えられない。私に勇気はないからね。これが私の日常になっている。


学校生活もあと1年ちょっと。2年生ももう少しだ。彼に声をかけるチャンスはいつまで待ってもやってこない。すると私の元にやってきた友達が一言。「一緒に帰ろ!」そして私たちは一緒に帰る。今日も彼に声はかけれなかったな。
友達と別れて私は家に帰る。ドアを開けると何やら話し声。ママとパパが何か話してる。リビングに行くと2人は言う。「おかえりなさい。」それから3人でご飯を食べる。そこでパパは無警戒の私に話した。それを聞いて私は驚く。クラスのみんなや友達と、そして彼と、一緒に卒業出来ないなんて。
彼に想いを伝えなきゃ!何も言えず、はなればなれなんて嫌!私は家を飛び出し、彼の家にむかう。
今日の私は町を走る。
私と町

11/16/2024, 2:55:05 PM

作品No.230【2024/11/16 テーマ:はなればなれ】

※半角丸括弧内はルビです。


「ボクと離れ離れになっていいって言うの⁉︎」
 ちょうど一年前の今日から付き合い始めた盛田(もりた)が、涙で顔をグチョグチョにして言う。正直、デブで不細工の男にそれをされても、ただ萎えるだけだ。無意味な努力としか思えない。
「うん。さっきから、そう言ってるじゃん」
 そしてアタシは、直視したくもない盛田の顔を見て、もう一度言ってあげる。
「別れよ、アタシ達」
「なんで⁉︎」
 そういうのが嫌いだからだよ——と、言いたい気持ちを飲み込む。そうしたら、この男はよけいに不細工になるのが、容易に想像できるから。
「とにかく、アタシはもうアンタとは他人になりたいの。だから、もう終わり」
 そう言って、席を立つ。伝票立てから伝票を抜き取って、
「最後だし、ここはアタシが払うよ。……ああ、違うか」
と、途中で言葉を止めた。そして、息を吸う。
「いつも、アタシが払ってたっけ? アンタ、食事奢るどころか、アタシと遊ぶ金すら無いもんね?」
 わざと、周りに聞こえるくらいの大きさで言う私は、性格悪い女に映るかもしれないけど。それでもいい。どうでもいい。
 こんな男と一緒に一年過ごしたことに比べたら、大したことない。
「じゃーね。……今後、アタシの前に現れたり、連絡したりしてきたら、アンタの身体を離れ離れにしてあげるわ」
 脅し文句をその場に置いて、アタシは盛田から完全に背を向ける。
 後悔なんて、全くなかった。

11/16/2024, 2:49:21 PM

いつか別れの日が来ると、いつも頭の片隅で理解していた。
だって、あなたとの別れを覚悟して、あたしはあなたの看病をずっとしている。

いつも果汁しか口にしないのに、今日は朝からあなたは饒舌で気分が良いと果実を欲しがる。
あたしは不思議に思いつつも今日のあなたが元気なことを喜んで、蜜柑を一房口に入れた。

数時間後の今、あたしはあなたにキスをしています。
眠るように息を引き取ってしまったあなたに。

あなたが息をしていないことがこんなに寂しくて辛いなんて思わなかった。
あたしの涙の雫を指先で二度と拭ってくれない。

はなればなれが永遠に続いていく。




はなればなれ

11/16/2024, 2:48:53 PM

いつかははなればなれに
なってしまうかもしれないけど、
また会えることを信じて「バイバイ、またね」と言う

11/16/2024, 2:46:28 PM

16歳、子供ができた。
避妊具が100%防げるわけではないのは知っていたが、
たったの数回で、しかも未成年でデキた。
親に伝えると母は泣き、父は激怒し殴られた。
彼氏も未成年で両家両親どうするか悩んだ。
堕ろす時期も過ぎ、しかたなく産んだ。

高校はできる限り通い、腹が出てきたら退学した。
悪阻で食べ物は吐くし、臭いもだめだった。
でも全部デキてしまった罰だと思った。

10カ月、予定日より1週間過ぎて出てきた子供。
性別は男で、少し軽かった。

産んですぐ、両親は子供を施設に入れると言った。
私は反論せず、最後の親子の時間をもらった。

「ごめんね」
私はただ一言、それだけ呟いた。

子供の名前は英汰(えいた)にした。
真面目な子供に育ってほしいと思った。
子供は施設に行き、私は別の高校に行った。

私たちは、一生はなればなれになった。

11/16/2024, 2:44:53 PM

【書く練習】 
 
 思うことを書き出してみた
 
 朝起きれない
 体重減らない
 仕事できない
 落ち込むことがつらい
 つらいと節々がいたんで困る
 炭水化物が好き
 ポテチを断って半年以上経った
 薬のみ忘れた
 猫もかわいいかもと気づいた
 雨降ってる
 家がつらい
 夜更かしがやめられない
 お題が思い付かなくなった
 あらゆることに落ち込みを感じてしまう
 ポジティブになりたい
 
 これらを文章で書けたならいいんだけどな
 みんなどうやって文章考えているのだろうか

11/16/2024, 2:42:32 PM

はなればなれ


十日後、入院する
二十二日間、病院生活だ

コロナ禍前の時代と違って随分病院のシステムが変わったようだ。
全身麻酔で付き添いが必要だったのは何年前までのことだろう。
入院しおりを渡されて
医療事務の方ではなく、看護師さんから
最低限の説明だけを
テンポよく、愛想よく、
事務的に行われる。
いくつか質問してみた。
嘘はつかないが、ほんとのことも言わない。
入院中はきっとまわりはソレばかりだろう。
何か起こってから責任転嫁のリレーだったらいやだな…

みんな生きるためで、仕事だ、仕方がないが 
やるせない

みんな仕事をすれば家族と離れ離れだし
わたしは入院したら家族と離れ離れだ

入院を送り出してくれる家族は何を思ってるだろう

せいせいしたとか?
面倒だなぁとか?

目の前の入院準備でごった返した部屋を見ながら
これからの事を考えるとうんざりだ。

大好きな猫とも離れ離れ、抱きついてみたら
溶けるように脱出された…

君がいないと私は生きていけないのに
ひどい…
しばらく君を抱っこできなくなるのに

11/16/2024, 2:41:47 PM

はなればなれだよね、わたしたち

最初は一緒のバイト先だったのに
君は店舗移動して、、

君のシフト表も見れないし
バイトに行っても君は居ないし

戻ってきてよ。おねがい。

11/16/2024, 2:40:41 PM

実家を離れ、飼い猫たちとも年に数回しか会いに行かなかったこの数年…しかし、最近はさまざまな事情で毎週末会いに行っている
毎週末会いに行くまでは、以前のような甘え姿を見せるのに少し時間があったように感じるが、ここ最近は実家住んでいたころと同じように玄関でお出迎えしてくれるようになってきた。その姿を見ると離ればなれだった時期を忘れられる瞬間
そして、嫌なことのあった週でも足にすりすりと甘えてくる姿をみると一気に癒される

どんなにはなればなれの時間が長くとも、心が安らぐ一時が過ごせる家族(ペット)の力は偉大だなと感じる

11/16/2024, 2:35:18 PM

私の一番初めの友達で、大好きだった
でも…あの子は裏切った、いじめっ子と一緒に、私をいじめた
全部嘘だったのかな、あなたが私にくれた大好きだよって言葉も、ずっと友達だよ っていう言葉も
全部全部…、
…それでも私は嫌いになれない…、どうしようもなく みんな好きだから
きっと今でも、話のノリとか、そういうので
手をつないだりとか、子供みたいにぎゅってしたりとか、できるけれど

でも、どうしようもなく心は……

【はなればなれ】

11/16/2024, 2:31:32 PM

#はなればなれ

わたしは夢の中にいた。
ハイジャックされた船の中。
友人とはぐれた。
1人で優雅にサスペンスドラマを見ていた。

いつになったら会えるのだろうか。

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