どうして』の作文集

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どうして』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

1/15/2026, 8:33:04 AM

何を生み出すこともできず、言葉を編むことができなかった私は、
己の言葉を忘れたミーム敗北者だ。

—————
どうして

1/15/2026, 8:29:18 AM

どしうて、勉強しなきゃいけないの?
___将来のためだよ。
どうして、先輩に敬語を使わなきゃいけないの?
___目上の人だからだよ。
どうして、あの子は嫌われているの?
___あの子が嫌な事をしたからだよ。
どうして、自分の体を傷つけちゃいけないの?
___…傷ついてほしくないからだよ。
嘘つき。

全てはこの社会で上手に生き残るための術でしかない。
勉強をすれば社会的優位に立てる。先輩を敬えば可愛がられる。あの子と関わったら次は私。人の心配をして良い子ちゃんを演じる。

ねぇ、どうして、アナタはそんなに醜いの?
___。
……そっか。

1/15/2026, 8:27:46 AM

『どうして』

 どうして、こんなところに?

 唐突に変更させられた待ち合わせ場所。
 そこは駅からさほど離れていないところにある大衆居酒屋であった。
 普段の彼女なら、自分からこの店を選択することはまずない。
 一抹の不安を抱えつつ、俺は店内に入った。

「お連れ様のご来店でーす!」

 店員の声かけに反応したのか、彼女が顔を上げる。

「おー。意外と早かったね?」

 店の隅のふたりがけのテーブル席で、彼女はジョッキ片手に枝豆を摘んでいた。

 は?
 まさか、飲んでる……、とかないよな?

 こんなにもかわいい子がひとりで飲んでたら、絶対ペロッと食べられてしまう。

 別に飲むなとは言わないけど……。
 せめて、俺と一緒に入ってほしい。

 ため息をつきながら、俺は彼女の真向かいの椅子に腰をかけた。

「なにを呑気なこと、……いや、それより、それ食ったら出ますよ?」
「まぁまぁ、そんな慌てないで。一杯くらいつき合ってよ」

 上機嫌すぎる彼女に違和感を覚える。

「……それ、酒ですか?」
「まさか、ただのウーロン茶に決まってんじゃん」

 俺に向かってジョッキを差し出す。
 鼻を近づけて、アルコール臭がないことに胸を撫で下ろす。
 念には念を重ねてひと口飲んでみたが、まごうことなくウーロン茶だった。

「一杯なら奢るけど?」

 シラフでこの楽しそうなテンションは、いくらなんでも雰囲気にのまれすぎだろう。
 やはり彼女をひとりで飲み屋に行かせるのは心配だ。
 俺の心配など露ほども汲まない彼女が、メニューを渡す。

「けっこうです」

 彼女に奢られるつもりも、居酒屋に長居するつもりも一切ない。
 手渡されたメニューはついたてに戻した。
 とはいえ、アルコールを注文しないのも気が引ける。
 店員におしぼりを手渡されたついでに、生ビールとたこわさを注文した。
 ほどなくして生ビールとたこわさが届き、彼女と軽く乾杯をする。

 生ビールにひと口だけ口をつけたあと、俺は本題を切り出した。

「どうして急に居酒屋へ?」
「ごめんて」

 別に謝ってほしいわけではない。
 わざわざ慣れない居酒屋にまで来た理由を知りたいだけだ。

「きれいなお姉さんだったら乗り込んでもよかったんだけどね。かわいい子だったから遠慮してあげたの」

 口を噤んで彼女の言葉を待っていたが、茶化すような焦らすような言い方に、我慢できなくなる。

「なんの話です?」
「女子高生に告白されてたでしょ?」

 痺れを切らしたのは俺だが、彼女のドストレートな言葉に狼狽えた。

「んんっ!?」

 挟もうとしたたこわさが箸の中で滑り落ちる。

「あ。覗いたわけじゃないからね?」
「わかって、ます、けど!?」

 改札口を出たところで呼び止められて、人目をはばかることなく、若さを盾に思いの丈をぶつけられた。
 もちろん、その告白にはNOと突きつけ立ち去ったが、まさか彼女にまで目撃されたとは、不徳のいたすところである。

「……そ、れは、不愉快な思いをさせました」
「居酒屋(ここ)なら、その女の子とバッティングする心配もないかなって」

 まあ、未成年だしな?

 彼女が居酒屋を選んだ理由に納得していると、フッと彼女の瞳に影が落ちる。

「れーじくんがどう断ったのか知らないし、女の子の気持ちの大きさなんて興味もないけど……」

 切な気に長い睫毛を揺らして、彼女は枝豆を摘んだ。

「好きな人の好きな人を見るのはキツイでしょ?」

 彼女自身の記憶を顧みているのか、俺に気を遣っているのか。
 どちらにせよ、その大きな瑠璃色の瞳はほろ苦い過去へと向いていた。

「青春に泥を塗る気分でもなかったし、相手が子どもだったから見逃してあげただけ」

 視線を俺に戻した彼女は、柔らかく目元を細める。

「れーじくんだし、そういうこともきちんと諭したんでしょ?」

 諭して諦められる恋なら苦労はしない。

 それでも、人に好意を寄せる前に相手がいるかどうかは見極めるべきだ。
 好きな人に好きな人がいる程度ならまだかわい気があるが、恋人や既婚者がいる場合は笑いごとではすまされない。

 好きな人を泣かせてまで奪ったところで、疑心暗鬼に苛まれるだけだ。

「俺を信用してくれてるんですね?」
「信用はしてるけど……」

 ここからが本題、と言わんばかりに彼女は目を光らせてテーブルに肘をつく。

「どうやって女子高生と出会えたの? SNS? それともゲーム? さすがにマッチングアプリではないと思いたい」
「あれ? おかしいですね。全然信用してないヤツですよ? それ」

 冗談めかす割りに、彼女は逃す気はないようだ。

「帰りの電車が時々、同じだったみたいですね」
「えっ、それだけ?」
「らしいです」

 彼女と結婚して以降、残業が少ない部署に異動させてもらった。
 会社近辺では寄り道する機会もない。
 自然と電車に乗る時間や車両も決まっていた。

「ふーん」
「不安ですか?」
「誰に言ってるの?」

 勝ち気に言い捨てた彼女はウーロン茶をカラにする。
 その眩しさに目眩がした。
 彼女は今後、俺が時間や車両、通勤ルートをバラけさせるであろうことを疑っていない。
 この信用を裏切るなんて、できるわけがなかった。

「それは、失礼しました」

 俺もジョッキを空けて、彼女の近くに置かれた伝票を奪い取る。

「それより、久々の外食なんですから。もう少し俺に張り切らせてください」
「予約してたんだっけ?」
「ええ。なのでそろそろ」
「ん。わかった」

 帰り支度を促せば、彼女は椅子から立ち上がる。
 夕飯をすませるために、俺たちは居酒屋を出るのだった。

1/15/2026, 8:24:51 AM

ふと思い立って、ホームセンターで頑丈そうなロープを買った。会計の時に訝しむような視線を浴びせられたが、素知らぬ振りをして、あたかも本当に必要だったから買っただけ、を装った。
いざ自宅にロープが存在すると、中々の違和感がある。しかし、それ以上の安堵感が心を満たした。これがあれば、これさえここに置いてあれば、いつだって僕は、この嫌なことだらけの世界を忘れられる。不穏な安心感は、何より僕を安定させてくれた。
毎日のようになくなる上履きも、もう殆ど読める文字の無い教科書も、帰ると聞こえる両親の争う声も、散らかった部屋に湧いた蝿の影も、全部が嫌で、忘れたくて、それをあのロープは叶えてくれる。僕はロープを買った日から、ほんの少しだけ気楽に息ができるようになった。
そんな日が、しばらくは続いていた。嫌で、醜くて、でも普段通りという安定感を纏った日常。どんなに嫌なことも、日常に組み込まれてしまえば、無くなったときは違和感が勝るようになるのだ。
なぜか僕へのいじめはぴたりと止んで、両親は嘘のように仲睦まじい夫婦になった。突然すぎる変化に僕はついていけなくて、苦痛が無くなった苦しみよりも、日常が崩れた不安感が勝って、以前にも増して周囲の視線が気になるようになった。
もうどこも痛くないし、夜な夜な聞こえる怒声に耳を塞ぐこともない。どこを探しても無い痛みがどうしようもなく怖くて仕方なかった。
けれど、あのロープは。あのロープだけは、僕に唯一、前と同じような、以前思い描いていたものと同じような苦痛を、変わらず僕に与えられる。
僕はその日、ロープを買った時と同じように、ぼんやりと、ふと思い立って、天井の梁にロープを掛けた。ずっと昔に調べた結び方を思い出して輪を作り、首をかける。
椅子を蹴り倒すと、全体重が首にかかって、関節がめきりと嫌な音を立てた。血流も酸素も脳に回らなくて、頭が膨張するような幻覚を覚える。吐きそうで、でも声すら出なくて、僕は僅かな息の漏れる音だけを零しながら泣き喚いた。
藻掻いて、でも誰も来なくて。安堵感と不安感、恐怖と醜い快楽がごちゃ混ぜになった頭は、何度も抱え続けた疑問を、まだ捨てきれず抱いていた。

テーマ:どうして

1/15/2026, 8:20:36 AM

今日は待ちに待った仕事日だぁーヾ(*´∀`*)ノ
体調崩して4日も休んじゃったからなぁ……
皆げんきかなぁ〜〜🎶

私は胸ときめかせ肩で風を切るように
そして爽やかに職場へ向かいましたε≡≡ヘ(*´▽`*)ノ

職場に着く直前に嫌な予感がして恐る恐る後ろを振り向くと帰宅中の学生さん達が歩いていました
そのあまりの恐怖にその場で泣き崩れ
号泣してしまつたのです(´;ω;`)

私は一流企業の正社員!こんなことで挫けない!
2秒で笑顔になり立ち直った私は駆け足で職場まで来ました\(`・ω・´)/シュタッ!

しかし職場は更地になってました……
なんで‼️どうして⁉️

1/15/2026, 8:12:29 AM

𖧷どうして𖧷

わたしはわたしで生まれたの?

ぜんぶをわかってたとしたって
生きるの、かなりしんどいよ笑

ちがうひとになってみたい!

そしたらこの重さは
少し違う見え方ができるのだろうか?

人間卒業したら教えてもらえるのだろうか、

きっとわからないまま
また泡となり消えていくのだろう…

1/15/2026, 7:53:41 AM

両親はほとんど家にいない。
 お母さんは帰ってこない。お父さんは仕事で家を空ける。
 子供の頃はお父さんを信じていた。でも、今は真実を知っている。シングルマザーのお友達と、ファミレスで何を思いながら食事を摂るのか。実の娘を放置して、他人の子供に何を思うのか。
 わたしはお父さんとファミレスに行ったことなどない。
 どうして。そればかりが頭を駆け巡った。大学生になった今、ようやく一つの答えにたどり着いたのだ。
 お父さんがほしいのは子供じゃない。家庭を守ってくれる『妻』が必要なのだ。
 お父さんの親友であるオジサンが、いつもわたしに言っていた。
「帰ってこないお母さんを、待っているだけではダメだ。お父さんが外で働く間、君が家を支えるんだよ」
 この言葉は正しいと思う。二人きりの家族なんだから、手を取り合って生きていかなきゃ。
 料理もオジサンに教わった。お父さんの好みだって把握している。あたたかい家庭を築くための努力が、実ったことは一度もない。
 いつもわたしの傍にいるのは、お父さんではなくオジサンだった。
 今日もわたしはオジサンの家に帰宅した。
「おかえり」
 柔らかい笑顔でわたしを迎えてくれるオジサンは、太陽のようにあたたかい人だ。
 良好な家族関係に憧れているのは、お父さんだけじゃない。わたしだって、笑顔で出迎えられたいのだ。食卓に並んだ料理を頬張りたい。作る側じゃなくて、食べる側になりたい。家族の帰りを待つのではなく、家族に帰りを待たれたい。
 贅沢を言っているのかもしれない。だけど、一年のうちの一度くらい、お父さんが待つ側になってもいいじゃないか。
「今日はビーフシチューだよ。ワインが合いそうだね」
 オジサンはそう言って、ワイングラスに葡萄ジュースを注ぐ。前はロックグラスに麦茶を注いでいた。
 お酒を飲んだ気になりたいのだろう。お父さんと同い年なのに、子供みたいなことをする。
「ねえ。わたし、もうお酒飲める年齢だよ」
「知ってるよ」
「だったら、ワイン入れようよ。お父さんに出してるやつがあるでしょ」
「それはできない」
 オジサンは眉尻を下げて言った。寂しそう。いや、悲しそう?
 表情からは真意が読めない。わたしは言葉を続けた。
「子供扱いしてるんだ?」
「違うよ。お酒は人の判断を鈍らせる。大切な人と過ごすときは、特に飲みたくない」
「わたしはオジサンの大切な人ってこと?」
「そうだよ」
 真っ直ぐに見つめられて、悪い気はしなかった。子供扱いでもいいや。そんな気さえする。
「君はもう大人だから、ちゃんと話しておかないとね」
 オジサンは姿勢を正して、深呼吸をした。そして、ゆっくりと言葉を紡いだ。
「本来なら、ここへはもう来ないように言うべきだが、俺はこれからも君と良き友人でいたい。だから、俺が君の前でお酒を飲むことはないし、君にお酒を出すこともない」
 オジサンの話を聞きながら、お母さんのことを思い出した。お母さんは、男友達にお酒を飲ませていた。きっと判断を鈍らせるためだろう。一夜の過ちを意図的に作ったんだ。心で繋がるよりも、早く繋がれるから。
 オジサンはお母さんと同じ手は使わない。わたしのことを、わたし以上に大切に思ってくれる。
 わたしもオジサンとは良き友人でいたい。
「でも、ワイングラスで葡萄ジュースを飲むのはやめるよ。かっこわるいもんね」
 オジサンは名残惜しそうにワイングラスをくるくると回した。中身はジュースでも、その仕草はかっこいい。真実を言わなければ、ワインを嗜む紳士にしか見えない。
「そんなことないよ。こんなにかっこよくジュースを飲める人、オジサンしか知らない」
「ふふ。おだてても何も出ないぞ」
 オジサンは満足そうに微笑んだ。その頬はほんのり赤い。まるで、お酒に酔ったみたいに。

1/15/2026, 7:46:33 AM

どうして

一番会いたい人には

会えないのだろう…

1/15/2026, 7:25:27 AM

どうして

君はいつも寂しそうな瞳をしている。
光のない曇った雨空のようだ。
僕は尋ねた。
「君は寂しいの?」
その灰色の瞳は僕が映っていた。
「どうして?」
僕は何も言えなかった。

1/15/2026, 7:24:00 AM

どうして/問う答えは明日がない


寒風吹き荒び瞼を叩く。
足は痺れ覚束ない足取り
で進むのは、山中の神社
へ向かう道だ。

どうして、と問うことは
ことごとく散らす事が
ようやくできて、
肺は自由の空気に晴れて
両腕も解放している。

それなのに空は荒れて、
唇から熱を奪おうと、雪
の礫で顔を激しく叩く。
足は凍り、辿々しく踏ん
で、長い道程を明日へと
ようやく石段の麓へ辿り
着いた。
手摺が頼みの急な石段は
、どうしてと問う答えの
無い、明日を捨て去って
ゆこうとする気持ちを削
ぐかのように、雪がまた
待ち構えている。

雪が覆う石段を一歩、
また一歩と牛歩の如く
登っていくが、滑る。
かじかんだ手が貼りつく
手摺を頼りに登る石段は
、本当の自分が求める事
を試されているのだろう
か。

本当の自由とは、何かを
、受け入れた先にあるの
かもしれない。
苦難を、悲しみを、全て

1/15/2026, 7:09:59 AM

子供がどうして?
と聞く
子供はかしこく
そのままなので
答えに窮する時がある
説明が難しいので
どうしてもよと答える

大人がどうして?
と聞く時
その人は子供のように
本音がそのまま
口に出ている
逃さないで
受け取った方がいい

1/15/2026, 7:04:24 AM

ゆるやかに死んでいく宝石を抱きしめていて
もういいよって言われたかった
わたくしはどうしてアメジストになれなかったのか
分かる気がします 今なら
例えばあの空が紫になる時間に微睡みさえ覚えずに
ずっと鳥を観ていたのでした
例えばあの雲が漆黒になる時間に涙を流しながら
歌っていたのでした
天使のたまごのメインテーマだけがわたくしを救います
セシル・コルベルのハープがわたくしの心の旋律です
フランス語は話せなくて良かった
草原に寝転んで廃墟の神殿だけを眺めていたいの
踊り子の夜間飛行を共にしたいの
女神の逃避行には銀の龍に乗って駆けるわ
そうすればわたくしは死なずに済むのかしら
もういいよって 囁いてくれる誰かがいれば良かった

わたくしはどうしてアメジストになれなかったのか
わたくしが生きたいと願うから
アネモネの紅さが目に染みて痛いわ
神話では流された涙 溢れ出た血から
出来た花なんですってね
わたくしの神話にはハープを必ず登場させて
子羊はずっとここにいる
わたくしが死んだその後も
ずっとずっと
ここにいる

1/15/2026, 6:51:04 AM

疲れ果てたボクが辿り着いたのは、誰もいない静かな海辺だった。ひんやりとした砂浜に横たわり、暗くなっていく空をみる。

「どうして。」
ボクは呟き、残り少ない水をひとくち飲んだ。



†††††


村に、知らない軍団ががやってきたのは2.3日前だと推測する。
その時、ボクは食料を探して村を留守にしていた。食料は見つからず、ガッカリして村に戻ったボクが見たのは、何にもないの原っぱだった。ホントに何にもなかった。


唯一生き残ったのは、番犬1匹のようだった。彼は首輪に知らない軍団の名前の付いたプレートをつけていた。
意味が分からなかった。本当に。




「どうして。」

「どうして。」

「どうして。」




そう呟きながら、行くあてもなく彷徨った。食料はなく、ボトルに入れた水だけを飲み、ただ前を見て、体力が続く限り歩いた。
そして、ここに辿り着いたのだ。



******



こんなに絶望的な状況でも、いま目の前にひろがる海や空に輝きはじめた星々はキラキラしていた。美しかった。
ボクは、美しい、と感じる心がまだ残っていることに、正直驚いた。



「どうして…」
ボクは、呟いた。


それに応えるように、
「ワン!」
と、背後から犬の鳴き声がした。

1/15/2026, 6:45:58 AM

理不尽と呼ぶにはあまりにも、理解できてしまう。
だからこそ、後悔は言葉にならない問いかけを繰り返す。

「お題 どうして」#116

1/15/2026, 6:41:39 AM

どうしてキノコ派とタケノコ派は衝突するのか、
どうして唐揚げはレモンの有無で割れるのか、
どうして【例の焼き菓子】は呼び名が20も30も存在しているのか。

食べ物には多くの「どうして」が存在して、なにより議論の種となっておりまして、
今回ご紹介するおはなしもまたそんな「どうして」のひとつでありました。

最近最近のおはなしです。
ドチャクソにフィクションなおはなしです。
都内某所、某アパートの一室に、藤森という雪国出身者が住んでおりまして、
諸事情から「ここ」ではないどこかの世界から訪問してきた、ドラゴンだのハムスターだのが、
勝手に入ってきて、藤森の作る低糖質低塩分料理をむしゃむしゃしたり、買い置きしていたミックスナッツをモゴモゴしたり。
それでもちゃんと代金は払っておったのでした。

その日も藤森の部屋には、モラルというかルールとして、ちゃんと人間に変身して身なりを整えたドラゴンが、お邪魔しておって、目玉焼きをもぐもぐ。
「うまい」

ドラゴンは光と炎と雷のドラゴンなので、
ぶっちゃけ特に何を食べずとも、日光と水と、ほんの少しの糖分さえあれば、
数日、数週間、普通に活動できるのです。
だけどドラゴン、ひょんなことから「うまいものを食べる」という娯楽を覚えてしまいまして、
ここ●●年は、誰かに作ってもらってものを、もぐもぐ幸福に食っておったのでした。

ところでこのドラゴン
先日藤森の職場の図書館に
自分の部下と一緒に仕事で入館したのですが
その図書館の飲食スペースで
なにやら5人10人ほどの若者が
真剣に、それはもうドチャクソ真面目に、
目玉焼きは何が最適解かで、議論しておりまして。

どうして目玉焼きは醤油派が多数なのでしょう?
どうして目玉焼きは、次点が塩や塩コショウで、
その次からはウスターソースにケチャップ等々、
荒れに荒れておるのでしょう?

どうして?
ドラゴンはドラゴンなので、ぶっちゃけ人間たちのケンカのことは、よく分かりません。
ですが、図書館の複数人が、あまりにも真剣に
「うなぎのタレ一択」だの
「一味マヨが意外と美味い」だの
「何故みんなレモン塩を推さないんだ」だの
いろいろ静かに激突しておったので、
少しだけ、気になったのでした。

「何故だ、藤森。
どうして焼き卵ひとつでそこまで議論になる」
「そう言われても。私にも、どうにも」
「何故だ」
「知りません」

「お前はどれなんだ」
「だいたい醤油か塩コショウですね」

ふーん。
ドラゴンは藤森から目玉焼きのおかわりを貰って、
半熟というより7割8割程度熟の黄身に向かって、
ドラゴンが最近覚えた調味料、柚子胡椒を少しだけ、つけてみたのでした。

「珍しい組み合わせですね」
「そうか」

「好きなんですか、トウガラシとか、辛味系」
「心が落ち着かないときは、こいつの辛味の痛みを詰め込んで、抑え込む。
あとは単純に、好ましい味として適量を食う」
「はぁ」

もぐもぐ、もぐもぐ。
ドラゴンが美味しそうに卵を食べるのを、藤森はぼーっと見ています。
ドラゴン自身から、元々食物摂取がそれほど必要無いことは、藤森も聞いておりました。
だけど藤森にはどうしても、どうしても、
このドラゴンは、食いしん坊にしか見えません。

「本当に食事は最低限で良いんですか」
「不要だ。水と光さえあれば問題無い」
「どうしてそれなのに、私のところに」
「美味いものを覚えた。それだけだ」

「甘い物がキライなのは?」
「キライではない。甘過ぎるものに良い思い出が無いだけだ。食えないワケでもない」

「思い出?」
「思い出だ」

礼の代金は置いておく。 また来る。
人間に変身したドラゴンは、「思い出」のハナシを置きっ放しにして、藤森の部屋から出ていきます。
「思い出か」
藤森は、食いしん坊ドラゴンがどうして食いしん坊になったのか、気になって仕方ありません。
「思い出か……」

どうしてだろう。 どうしてだろう。
藤森は数分、ひとりして考えておったとさ。

1/15/2026, 6:28:23 AM

どうして

どうして人は他人と比べてしまうのか
それは人間だからしかたない
人間はそういうものだという事を何かで読んだ

比べてしまうのはしかたない。人間だから
でもその後どう考えるかは自分次第

人と違うのは当たり前
比べるなら過去の自分と比べる
これはちょっと訓練が必要かもしれない

考えた時間、落ち込んだ時間も訓練のうちなら
歳をとることも悪くないと思う

1/15/2026, 6:09:39 AM

どうして血は必要なんだろう?

血は生きる為に必要不可欠

血はグロい黒赤色

血筋は生まれ付き持つモノ

時にして血筋は凶器になる 

血は愛にも呪いにもなる

血筋はどうして必要なのか?




私が2回程、聞いたことある話だ
私の父を産んだ両親がラーメン屋を営んでいた事
父の両親、私にとって祖父母
私の父にラーメン屋を受け継ぐか?と言っていた
しかしながら、ど田舎で経営していたらしく
ラーメン屋は父の両親が潰して
普通の家庭に戻ったらしい

私が生まれる前、父もラーメン屋を受け継ぐか。を
悩んでいたらしく


血筋は時に残酷だ
立派な血筋が有れば
受け継ぐこともできる
親から子供に
そして、その子供から、次の人
孫、曾孫へと未来へと続く………



今日は、映画[国宝]に出てきた
歌舞伎界の血筋を引く俊介と
歌舞伎界の血筋を引いていない喜久雄を
仕事が終わるまで彼らを思っていた




生まれながらに職種を決められる運命
血筋の運命は逃げられない立場
歌舞伎界、王族、皇族、そして超老舗、老舗
子孫繁栄も大事になる

昔に例えるなら室町幕府や江戸幕府


立派な血筋を持つ人は、外の人から
金があって良いよな。
恵まれてて良いな。など
嫉妬や恨みなど買うこともあると思う


私の父の両親、私にとって祖父母がまだラーメン屋を
営んでいたら、もしかしたら父がラーメン屋の後継して
今の私がラーメン屋を後継していたのかもしれない


私の母は、ちゃんぽん麺が好き
母を産んだ母親
私にとっての祖母は
長崎県出身


父の祖父母がラーメン屋を営んでいた
父が後継して私が後継していたら………

父を産んだ父親
私の祖父が山形県出身

山形ラーメンと、ちゃんぽん麺を合わせる

私の妹は椙山女学園大学の管理栄養学科出身

私は脳出血をしている…

今でもラーメン屋を営んでいる。と、想像すれば
山形ラーメンと、ちゃんぽん麺を組み合わせて
栄養素がいっぱいの野菜をいっぱい入れる


そして私のように病気になりにくいように
山形ラーメン➕ちゃんぽん麺➕緑黄色野菜


胃腸に優しい野菜なら 
キャベツ、大根、ごぼうなどを
山形ラーメン➕ちゃんぽん麺➕キャベツ等を入れる


など、栄養に詳しい妹や
祖父が慶應義塾大学に推薦に行けれる
難関高校出身の祖父、料理が好きだという親戚の方と
話し合って共同開発していたと思う


血筋って時には幸せで残酷だ

1/15/2026, 5:52:58 AM

もしも一線を越えるとしたら。
それは私ではなく、彼の方だとばかり考えていた。

理不尽に浴びせられる侮蔑に暴言、それから嘲笑。
耳を塞ぎたくなるようなそれらは、自身に向けられるもので無かったとしても、同族意識の高い私たちの神経を逆撫でるには充分過ぎるもので。
嘲り痛めつけられる仲間を前に、じっと耐え抜くことは毎度至難の業だった。
実際に。正義感も強く、仲間思いの彼が堪えきれず飛び出そうとするのを、何度皆で押さえ込んだことだろう。

だからすっかり、油断していたのさ。
自分だって血の気が多い性分な癖に、そんなことは都合良く忘れて、彼や仲間の心配ばかり。
いつもフォローに回っていた私が、まさかのうっかり。
奴らと同じ畜生道――いや、それ以下に成り下がるなんて、とんだ大間抜けも良いところである。

「どうして」
全身血まみれの私を前に、彼がぼろぼろと泣き崩れた。
ほら、やっぱり君は仲間思いで優しいや。
そんな君だからこそ助けようと思えたし、この先に待ち受ける苦難のことなど後回しに出来たんだ。
今はただ、君が無事であることがとても嬉しい。

緊張が解けて、安堵の笑みをこぼす私に、彼が叫んだ。
「ど、どうして君が! いつもは、君こそが止めてくれていたのに! なっ何で!」
「いやあ、そこは本当に面目ないや」
「そんな! き、君が手を汚すくらいなら、僕は死――」
「ストップ」
言い募る彼を静かに制した。
向けられた真っ赤な掌に怯んで、彼の言葉が止まる。
「それは、私も同じだから。おあいこだろ」
言いたいことはまだまだあっただろう。
口を開けては閉ざす、を数回繰り返して。
言葉が見つからないままに、彼は俯いて涙ぐんだ。

見上げた空の月は赤くて、まるで今の私の姿を映したようだ。
けれどもその弧は鋭く三日月で、まんまと人殺しとなった私を嘲るような笑いにも見えて、気分が悪い。
反発するように、短くはっと息を吐いて笑い返した。

「兎にも角にも、これで私は追われる身だ」
呟く私に、彼が顔を上げる。
「けれども、事の発端たる君を置いていくのも忍びない。勝手な提案だが、一緒に行くかい?」
離れていても、共にいても危険であることに変わりはない。
それでも、この手を差し出さずにはいられなかった。
文字通りに血塗られた手で、何ておこがましい。
断られることは百も承知。それなのに、嬉しいかな。
迷うことなく、彼は私の赤い手を握り返してくれたのだ。
その力強さに、初めて涙がこぼれ落ちる。
互いに濡れた顔のまま、どちらからともなく声をかけた。

「共に、行こうか」

さあ。罪に濡れた、幼なじみ二人。
長い長い、逃亡の旅の始まりである。


(2026/01/14 title:088 どうして)

1/15/2026, 5:28:54 AM

どうして あの日遊んだ海のにおいは どうしてすぎる季節に消えてしまうの またおんなじ歌を歌うたび あなたを誘うでしょう

信じられる? 信じられる?

あの星あかりを海の広さを 信じられる? 信じられるかい? 朝を待つこの羽に吹く

追い風の いざなう空を

1/15/2026, 5:18:08 AM

「ところで」
「ところで?」

「一瞬ところでかと」
「でも、どうしてだよね」

「どうして」
「現場ねこぽいな」

「どうして」
「なんか、どうしてこうなったの略?」

「まあね。でもあの電話……の受話器だと思うけど、あんなのどこにあるんだろう」
「どこかにあるんじゃない?」


お題『どうして』

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