『だから、一人でいたい。』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
いつか言ってしまいそうだから、
いつか周りから軽蔑されるかもしれないから、
いつか君を傷つけてしまうかもしれないから、
いつか僕が僕でなくなってしまうかもしれないから、
だから、一人でいたいんだ。
だから一人でいたい。
夜、ふと空を見上げる。
優しい、光が私に降り注ぎ、語りかけてくる。
今日のできごとのひとつひとつを…
時には心配を滲ませて。
私の言葉を静かに聞いてくれる。
優しい時間が流れる。
時々、ぽつりぽつりと灯る光が心を温めてくれる。
一人ではないのだと、
一緒にいるよ。といっている。
貴方と話していると、
時間の流れが早く感じる。
優しい顔、怖い顔、少しヘンテコに見える顔、
その全てが私だけのものだと思うと、少し優越感を感じてしまう。
その全てが私一人のものでなくとも、
たった、少しの間だけでも貴方と言葉を交わせたのなら
私はし汗です。
だから、今は一人でいたい。
私と貴方二人でいたい。
夜の間だけ一緒にいてくれる、優しい隣人。
いつも見守ってくれる友人。
貴方がそこにある。そのことが当たり前過ぎていつも忘れてしまう。
一人きりになろうとしないで。
貴方がいる夜がいつも恋しい。
貴方を思う夜に流す涙が光って、ふと見上げる。
あー、また会えたね。私の話を聞いてくれる?
そんなことを言いながら。
今夜もまた、貴方と一緒に。
「だから、ひとりでいたい」
旅立つ時は、ひとりぼっちだ。そう生まれる時も。でも、誰かと一緒に歩んで、ひとりぼっちではなくなる。その誰かが旅立って、またひとりぼっちになって、孤独がやってくる。
孤独を癒すために、風の声を聴こう。植物の聖なる光をこの身に宿そう。水の精霊の魂を呼ぼう。私の肉体は粒子となり、空へと還る。はじまりも終わりもない。あるのは、空。そこからまた無限の生命が生まれる。
だから、ひとりでいたい。わたしの心は宇宙そのもので、誰かに支配されず、誰かに傷つけられず、誰かに潰されず、誰かに求められず、誰かに殺されず、あるがままで輝いている。
だから、ひとりでいたい。星空の光のように。
#だから、一人でいたい
その日は朝から快晴だった。
いつもと変わらぬ、朝。
いつもと変わらない、家族。
いつもと変わらない、町の姿。
そんな日常に起きたたったひとつ違うこと。
それは。
「おはよう、父さん。今日もいい天気だよ」
カラカラと滑車の滑る音をたて、部屋の窓を開ける。
ベッドの上にはこんこんと眠り続ける父がいた。
ある日仕事先で倒れた父はそのまま植物人間になって、もう何年も眠り続けている。
妹は結婚して家を出た。母親は二年前に他界した。
そしてボクはこうして一人で、起きるかも分からない父の面倒を見続けている。
初めは一人なんて無理だと投げ出しそうになった。
けれど。こうして状態になってから初めて、自分は父と一対一で話していると気付いた。
それからはずっとこうして、一人で父の面倒を見ている。
勿論付きっきり、というわけにはいかないので、昼間はヘルパーさんに任せているが。
「そろそろ仕事に行かなくちゃ。じゃあ行ってくるね、父さん」
すっかり痩せてしまった父の手を握って声をかける。これだって今や様式美みたいなものだが、もしかしたらという一縷の希望だって無論ある。
握った手を離し、掛け布団をなおしてから部屋を出る。
その前にもう一度だけ、父に挨拶をした。
父が倒れてから、僕は父がどれだけ僕を気にしていてくれていたのか、母から聞かされて知った。
それがあったから、僕は父と暮らすことを決めたのかもしれない。せめての親孝行に、と。
だから、僕は一人でいたい。
いや、正しくは、目覚めぬ父と、僕ひとりと。
こうして、父が没するその時まで。
忘れたいこと
先のことを考えるときに
1人で考える。
人とずっと一緒にはいれない
何をしたい
何になりたい
人は1人で考える
決定を下したのはあなただ
人のせいにするのは間違っている
決めたのはあなたでしょ?
だから1人になって決めよう
意見を取り入れることはとてもいいことだ。
だが、、、最後は自分で決めよう
誰も責任は取れないし
人のせいにする自分は間違っている
私はひとりの時間が
好きだし必要なの
みんなといる時間は
もちろん楽しい
だけどね、
私は気を使いすぎて
疲れるところがあるから
ずっと一緒は難しい
自分らしくいるためにも
ひとりの時間は私にとって
必要だし、大切な時間
誰のことも気を使わなくて良いし
傷つけない
だから、ひとりがいい時間もあるかな
本当は私の人生に、誰も関わって欲しくなかった。
私の友好関係という間のテリトリー、
人とのコミュニティと言う空間に誰も入れたくない。
私は私が1人である事に信頼感を持っており、
己の自己解決、自業自得で済むならば、
それに越した事は無いと思って居た。
私にだって一丁前に恋人が居た時もあった。
しかし私のパーソナルスペースに土足で踏み入った為
そいつとは1週間も持たなかった。
私にしか理解出来ない私だけのルールや考え方、
人との正しい距離の取り方、あの子の存在。
理解出来ないと突っぱねられた。
そんなの上等だった。
誰よりも自分を理解して愛せるのは自分でありたいと
私は思って居たから。
だから奴にどう理解出来なかろうが、
私を知った風に語ってんじゃねぇよ。
私を知った気になって同情しようとしてんじゃねぇよ。
勝手についてきたくせに、離れていくのはそっち
じゃねぇか…。
だから、1人でいたかった。
1人で居た方が、楽だから。
1人でいれば、取り繕いで生まれたあの子は出て来ない。
その場を流さなくても良い。
人に愛想を振り撒かなくて良い。
誰にでも分け隔てなく何て綺麗事を、言わなくて良い。
ずっと、それで良いと思ってたのに。
いつからだろう。
それが悲しい事、虚しい事だと気付いてしまったのは。
悟ってからではもう遅かったけれど、
私、これで本当に幸せなのかな…。
人の不幸を一心に祈って来た私が幸せを求めるなど
浅はかで笑われるだろうが、裏を返せば私は、
幸せな人が羨ましくて仕方がなかったんだ。
素直になれない私は幸せになりたいと豪語出来ずに
辛い道のりを自分から選ぶと言うバカな選択を取った。
普通の人が普通に望むであろう普通の幸せじゃ
どうにも渇きが来てならないから。
どんな愛もどんな感情もいつかは冷めると思うと、
冷められる瞬間が一番怖くて、踏み出せなかった。
Nは、私のそんな弱い部分に飛び込んで来た。
私が作ったコミュニケーションの壁をぶっ壊して
全部ぶっ壊して入って来た。
鈴を転がすように笑う彼女は、
私に一人じゃないと教えてくれた。
私は他人だと思ってた彼女は、私にとってなくてはならない存在になっていた事に、私は今まで気付かなかった。
Nと言うあの存在は、このモノクロで窮屈な世界で、
唯一差し色をくれた大事な人に変わっていた。
Nには絶対言わないけれど、
私の幸せの意味になってくれてありがとう。
私は今、貴方がそばに居るだけで幸せだ。
くさいこと言った。
これ見られたら終わるな…
やっぱり一人の時間、Nに内緒でこうやって惚気を書いてる時間が、最近私は何となく好きになっていってる。
一人も悪くない。
けれど、
二人で居るのも存外悪くない。
『だから、一人でいたい。』
「一人でいたい」と、思わないので何も浮かびません。
どちらかと言うと「一人でも大丈夫」な人間かもしれませんが…。
子供の頃、「おはなしゆびさん」という手遊び歌が好きでした。手の指を5人家族に見立てた歌です。
左右合わせると10人2家族が、いつも一緒にいてくれます。
ね、一人であっても孤独ではない気がしますよね?
だから、一人でも大丈夫です。
『だから、一人でいたい』
私は一人でいたい。その方が楽だから。
誰にも干渉されず、自分の世界を築き、その中で創作をしていたい。小説も、絵も、音楽も。
しかし、こんなに寂しいのは何故だろう。
私は一人でいたい筈なのに。
「どうして?」
涙が止まらない。
だから、ひとりでいたい。
一人でいたい。
誰かと比べて、優れていないと安心できない。
自分で自分を肯定できない。
褒められない。
褒めて欲しい。
あの子になりたい。なれない。
中途半端で、1番になれない。
誰かにとっての1番になりたい。
所詮私でしかない。
のに、私以外の何かになりたい。
羨ましい、
だとか。妬ましい、
だとか、おもうけど。でもやっぱり嫌いになれない。
きっとみんなは、そんなに私のことが好きじゃない。
自分は嫌い。嫌い。嫌い?
一人でいたい。
独りは痛いよ。
「休みの日は何してるの?」
日常会話で聞く質問の中で一番嫌いかもしれない。
「聞いてどうするの?」「いやどうもしないけど、どうしてるのかなーと思って」
今まで何度となく繰り返されたこのやり取り。ああ不毛。
たまにどこどこに行ったと答えると、誰と行ったの何しに行ったのとまた質問が飛んでくる。
詮索されるのが嫌いな私にとっては煩わしくてしょうがない。
目的も意図もなく他人の休日の行動について根掘り葉掘り聞こうとする神経が私にはわからない。
こういうのを雑談というんだろうけど、苦手なんだこれが。昔から。
そう。学生時代から。
中学でも高校でも、常につるみたがる女子の習性が理解できなかった。トイレ行こう、誰々のとこ行こう、食堂ついて来て。
意味がわからなかった。一人で行った方が絶対早いのに。内心そう思いながらも一緒に行っていた。
断り方を考えるのも面倒、断って嫌われたらさらに面倒なことになる。それがわかってたから。
みんなは休み時間が待ち遠しいみたいだったけど、私は授業中の方が気楽だった。友達と仲良くしてる風を装わなくていいから。
大人になってもこの性格は変わらないどころか、むしろ拍車がかかった。
仕事が終わった後のイベントごとには不参加表明、休憩時間は一人でお弁当を食べ、休日は一人で好きに行動、旅行も一人、惰性で付き合っていただけだった友達とは縁切り、用もないのに知り合いに電話したりしない、休日に職場の人と会うなんてもってのほか。
遠方に住む両親に連絡することもほとんどない。話す必要がないし話すネタもないから。不仲ではないけど別に会いたいとも思わない。
放し飼いが自分には合っている。一応会社という組織には属していて最低限の規則は守るけど、基本ほっといてほしい。構わないで。詮索しないで。
誰かといることで楽しさや喜びが増えるのはわかる。しかしその分煩わしさも増える。一人ならその楽しさはないが煩わしさもない。代わりに自由が手に入る。
私は迷わず後者を選んだ。寂しさや孤独感はその代償。それでも一人という解放感が勝った。
極端なほどに合理的な性格。ドライにも程があるとさすがに思う。冷徹すぎるとも思う。
それでも誰かといる必要性を感じない。群れるより単独行動の方が早いし気が楽。これが私が一人でいる理由。
もはや社会不適合じゃないだろうか。少なくとも女子不適合ではあると思う。
人のことを信用できないというのが根底にある。
他人の本心がなんとなくわかるから。黒い部分に気づいてしまうから。見破ろうなんて思っていないけど、なぜか勘づいてしまう。
常に斜に構えているこの性格。人間不信とかトラウマを抱えているわけではないが、人に対しての猜疑心が消えることはない。
誰かの短所に気づいた時には、もうその人のことは嫌いになってしまう。それもあんまり好きじゃないとかじゃなく、完全に嫌いになる。
これほど人を寄せ付けようとしない人間も珍しいんじゃないかな。
人と向き合うよりも文章と向き合っていたい。このアプリに救われることがこれから増えそうだ。
薄暗い軒下の乾いた土の上に丸まって、ゆったりと深呼吸をした。
この薄暗い軒下で私は生まれ、兄弟と一緒に育った。
母は毎日懸命に獲物を捕まえて私達兄弟を養ってくれていた。
私達が眠るまで毛づくろいをしてくれた。
母と兄弟と居る、それだけで幸せだった。
あの日、人間に捕まるまで。
母が捕まり、兄弟も捕まり、最後に私も捕まった。
生きる意味を奪われた私達は強制的に離れ離れになり、永遠のような長い月日を、私は孤独に過ごした。
もう一度、深く息を吸って目蓋を閉じる。
もうすぐ、開放される。
この無意味な一生から。
さむい、くるしい、さみしい、はやく。
私を終わらせて。
テーマ「だから、一人でいたい」
〈だから、一人でいたい。〉
俺は正直言って陽キャである。
友達とゲームするのは一人より楽しい
友達と勉強すると一人よりはかどる
友達と将棋をするのも一人より面白い
だが、心を落ち着けたい時だってある
そんな時は、環境はそのままで、
イヤホンのノイズキャンセルを起動し
目を閉じれば良いだけのことだ。
友達が不審に思って声をかけてきたら
今、仏と会話してるから黙ってくれ
と、言えば良いだけのことだ。
これで友達は、いつも俺を一人にしてくれる。
その後も気を使ってか、喋りかけても来ない。
本当に思いやりのある友を持った。
だから、一人でいたい。と言う人の気持が分からない。
本当の友達は、自ら俺を一人にさせてくれる。
最愛の人が死んでしまってから10年が経った。当時に比べればいくらか悲しみは癒えたものの、それでもやはり生き返ってそばに居てくれたらとふと思う時はある。たまに夢に出てきてもくれるが目覚めた時の喪失感にだけはいつまでも慣れる事ができずにいた。
周りからはそろそろ前を向いてはどうかと言われることが増えた。新しい相手を探せということだろう。しかしながら私は別にずっと悲しみに暮れているわけではないし、自分では前向きだと思ってる。決して長くはなかった彼との結婚生活はとても幸せだった。満たされていた。別に操を立てているわけでもないのだが、ただなんとなくこれでいいなと思ってしまった。あの暖かな記憶を支えにずっと生きていこうと思った。だから別の人は必要ない。私1人だけのものになってしまったこの記憶になんだか不純物が混ざるような気がするのだ。だから、1人でいたい。1人で構わない。
お題《だから、一人でいたい。》
心の底には朝陽がささない。
誰の笑顔も幸福も毒となるばかりで。
嘲笑う真実。
愚かでも歪でも――生きている、生きていくんだ。
誰にも笑われない生き方など、遥か遠い夢のまた夢。
今はひとりきりこの道の果てをゆく。
いつかまた、ふたりきりの旅が明けていくまで。
この旅は続いてゆくんだろう。
『だから、一人でいたい』
一人でいたい
とは思わないかな
一人の時間は大切にしたいけど
人の中で生きていきたい
一生のお願いは神様にしたい
なぜ、女にしたのだろう
なぜ、私を産んだのだろう
なぜ、私を育てたのだろう
今まで何度も何度も何度も繰り返し考えてきた
三人兄弟の真ん中は父親も母親も見やしない
悲劇のヒロイン気取りだと言われても、実際そうじゃないか
ことある事に優先されるのは1番上で
可愛がられるのは1番下で
いらないなら見ないなら気にしないなら
なんで産んだ?
なんで育てた?
なんで、見てくれなかった
だから想う
時々、もし神様が本当にこの世にいるなら私を一人にしてくれ
全ての縁を切ってくれ
きっと想像を絶する寂しさを知るけど
きっと、楽になれる
#だから、一人でいたい
本当は誰かと一緒に楽しさを共有したい。
本当は誰かと一緒に喜びを分かち合いたい。
本当は誰かと一緒に幸せになりたい。
幼い頃は当たり前にそうなると思っていた。
でもその当たり前はフィクションの話だった。
楽しさを共有できるほど雄弁ではないし、
喜びを分かち合えるほど純情ではないし、
誰かと幸せになる資格なんてありやしない。
誰かといられること。
幸せでいられること。
そんなもの、もういいよ。
私には私という最高の理解者がいるんだから。
~だから、一人でいたい。~
「だから一人でいたい」
1人の方が、楽で静かで、気を使わなくていい。
周りに誰かいると自分の意見もまともに言えず、ただ周りの人の顔色ばかり伺って、なんのために生きているのか分からなくなる。
なぜ私が周りの人に合わせなければいけない?
大人数はだから苦手。
一人でいる方が、自分の好きなことができるし、自分の思うがままにできる。
だから
私は
一人でいるんだよ。
一人でいたいんだよ。
あぁ、コレか。
1人になるための方法。
今、ここに文字を起こしてる自分。
スマートフォン片手に、
誰にも邪魔されずに、
自分の心に向き合える。
体と心の調和、そして、過去を見つめて
未来へ進む分岐点。
だから、私はここで1人を実感する。