『ずっと隣で』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
シロツメクサの花冠を作るのが得意な私と、
四つ葉のクローバーを見つけるのが得意な君。
春風はシロツメクサの花を優しく揺らし、
君の白いワンピースをなびかせた。
花冠を被り、はにかんだ君は
とても綺麗だった。
このままずっと隣で、
君を見ていたいと思う程に。
〈ずっと隣で〉
"ずっと隣で"
敵側となり、俺から離れていったあの時。俺はあいつへの恋心に気付いた。
ダメだ。性別云々じゃなく、この恋は実っちゃいけない。だからこの想いを告げずに、ずっと片想いのままでいようと思ってた。
けど、ダメだった。あの日の事は今でもハッキリと覚えている。
病室で二人きりの時に告げられた。向こうから。
向こうも同じだった。けれど想いを告げる事だけはしようと、今以上のチャンスは無いと思い、告げに来たという。
ただ、黙る事しかできなかった。
口を開けば、どの言葉を出しても《好き》が滲み出てしまいそうで、黙る事しかできなかった。
そんな俺に気付いたのか、根気強く俺の言葉を引き出そうとした。
粘って交わし続けたが、健闘むなしく根負けした。
期限付きで《恋人》となって、目指すその日まで隣で見守ってほしい。
なんて強情なのだと。この男は頑固だと、ある程度理解していたはずなのに、想像を遥かに超えていた。
提案に反論する所も突く所も無い。反対する理由は自白で完全に潰えてる。
やっぱり、ダメだった。
それで今に至っている。
今でも気持ちは変わらない。あの時、強引にでも無言を貫いていたらと思う時がある。
けれど、後悔はしていない。
俺は心のどこかで、あいつの《恋人》になって隣を歩きたいと思っていたのかもしれない。
もしかしたら、そこまで見抜いていたのかもしれない。当時も本人にそこまでの目は無いはずだから、強情だっただけかもしれないが。
隣に、良い考えを置いておく。自分が今の時点で起こしている感情の反応や、自分自身の洗練できない部分をあまり責めない。いつか、良い考えを自分の中にちゃんと取り込める。隣に置いておけるなら大丈夫だ。
「ずっと隣に」と考えてみると、よく見聞きする言いまわしは「誰かの隣に」というものだ。家族かと思い巡らすけど、私は一人二役の「マパ」だ。子ども達はいつか自分自身の独自な道を歩くし、寧ろそうでなければ心配というものだ。
じゃあ、日々をともに歩く伴侶が「隣」なのだろうか。しかし、「伴侶」なんて私にとっては夢みたいな存在なのだ。夢見ることを自分に禁じたりはしないけどね。でも、「隣」って距離はどうなんだ。距離ありすぎだろう。隣じゃすきまに風が吹いちゃうじゃないか。誤解の無いように断っておくが束縛はするのもされるのも嫌いだ。そういう意味じゃない。何処までも自由であれ最愛よ。…と、立て板に水の勢いで考える。
つまるところ、自分の心と命の真ん中に在る、と言った方がしっくり来るのだ、「誰か」なら。私は強欲なのだ。「隣」じゃ寂しい。だから私の真ん中にいて欲しい、そう思った。
君の隣でずっと座っときたい。
君の隣にいるだけで幸せなのに。今はそれすら叶わない。君の隣に行くことはできないし、いつも見ていた君の整った横顔を見ることもできない。
よく小説なんかで、「君の隣でずっと笑っときたい。」なんて良くある言葉だ。隣にいるだけで幸せで涙が出そうなのに、笑顔を見たいなんてどんだけ贅沢な事なんだろう。僕もそんなわがまま言ったら君は叶えにきてくれるのかな。僕も連れて逝ってくれるのかな。
また君に会いたいな。
ずっと隣で
ずっと隣で笑っていられたら幸せだった、なんて、
今更遅いだろうに、
まあ、もし、
この戦争が終わったら、
いつか、変わったら、
ずっと、
隣で
もし叶うなら、あなたの隣でずっと笑いたかった。
いつまでも隣を空けてお待ちしております。
ずっと隣で
「眩しいあなたを」
いつも見ていたから、知ってる。
あなたがどんなに努力していたのかを。
そして、それを他人に見せないようにしていたことも。
子供の頃からの夢は、簡単なように見えて困難があふれていた。
立ち止まりながらも、それらをひとつひとつ、解きながら、一歩一歩、着実に進んでいく。
その姿をずっと見ていた。
時々、眩し過ぎて胸が締め付けられるのは、私にないものをあなたが持っているから。
遠距離恋愛になるからなんて、出来ない理由にしてるだけ。
そんなことで壊れる私たちではないのに。
ひとりで歩けるようになって、初めてあなたの隣に立てるような気がするから、私は私の成し遂げたいことをすると決めた。
少し遠い未来。
いつまでもあなたの隣にいられるように。
────ずっと隣で
テーマ ずっと隣で
私の憧れの人はいつも近づく度に私から離れていく。
やっと隣に立てたと思えば彼は先に居て。
私は貴方の隣に追いつきたいのに
やっと貴方と永遠の隣になれた。
笑わせてください。
笑っててください。
あなたにしか見せられない私を
ずっと見ててください。
その無邪気なあなたを見ていたいです。
ずっと隣で。
だからお願い、私を捨てないで、
――――ずっと隣で
ただ君が
隣に並ぶ
この奇跡
ずっと続けと
願わずには
「なんともわたしは」
カルデアでの奇跡を噛み締めるセイバー
(Fateサムライレムナント・FGO)
ずっと隣で
いつもは難しいけど、沢山笑ってたいね
◆ずっと隣で◆
寝返りを打ったら
もふり
柔らかな毛が頬を撫でる
足を伸ばすと
もふり ざらり
ちょっと痛いから舐めないで
ぴったりと寄り添ってくる
あたたかくて しなやかで
もっと堪能したくて掴もうとすると
ゆるりと遠のく
ずっといて 隣にいて
寒いときだけでもいいから
寝る時も
オムツを変える時も
ご飯を食べる時も
写真を撮られる時も
登下校の時も
どんな時も
双子だから隣にいるのが当たり前
だからさ
彼氏が出来て
結婚して
子供が生まれて
歳をとっても
最後まで隣にいるのは自分の片割れだと思ってた
なのに
なんで先に行っちゃうの
私を置いていかないでよ
ずっと一緒って言ったじゃん
ずっと隣で。(三日目)
ある日僕は君と過ごすことになった
僕は生涯君と一生を過ごそうと思った。
年月がたったあの日の出来事だ。僕はいつも通り君の
元に向かった。だけど君はいなかった。僕は焦って君を
探した。「…どこにも居ない」そう感じた時にはもう遅かったかもしれない…僕の心の中は空っぽになってしまった。どこに行ってしまったんだい?また戻ってきてくれるよね?いつも通りに布団の中に入ってきていつも通り喉を鳴らしてくれていつも通り君の可愛さに萌えていつも通り……隣に居てくれるよね?いつも通りに…
解説(一応)
僕くんは猫を飼いました。そしていつも通りに猫と共に過ごしていました。そして朝起きて猫の元に向かうと猫の姿はありませんでした。猫は死ぬ直前になるとどこかに行くという説を聞いたので書いてみました。最後まで読んで頂き誠に感謝致します。またの機会ございましたらよろしくお願い致します。気分で投稿します。
恋人。
「初めまして?」と優しく声をかけてくれた彼。綺麗な髪が風に揺らされ髪の毛の隙間から彼の優しい瞳が見えた。その瞳と目が会った瞬間体に電気が走ったように感じた、そう私は彼に恋をした。恥ずかしながらも彼に「は、初めまして…わ私○○って言いますっ……//」と言った。私ながら上手く挨拶できたと思った。それから彼とは年を重ね今では自慢の夫だ。いつも隣に居てくれてご飯も作ってくれて私だけを見てくれる。歩く度に「ッ!……ど、どこに行くの!?」と慌てながら私に聞いてくる。その姿に私は胸をキュンと痛める。「ごめんね今日仕事があるから遅くなっちゃうかも…」と言うと彼には無いはずの犬耳が垂れる。とても可愛い…ずっとここにいてね…?♡
「初めまして?」と優しく声を掛ける。彼女は俺の美貌に惚れたんか知らんけど「は、初めまして…わ私○○って言いますっ…….//」と少し照れくさそうに自己紹介をしてくれた。知ってるさ君の名前、君の性癖、君のタイプ全て。そして俺は「……僕は◇◇って言うよ。可愛い名前だね○○ちゃん…あっ!ごめんねいきなり名前呼びしちゃって…嫌だったでしょ?」と優しい男性を演じた。
君はこうゆうタイプが好きやろ……?それからは簡単やった。でも驚いたなぁいきなり家に呼んで"監禁"してくるなんて。彼女が去った後腰が抜けてしまった。「…はぁはぁ…お、俺のどタイプやんけ……」。本当に君はチョロい。俺が君に可愛い男性を演じてるってこと知ったら君は胸を痛めるやろうなぁ…君は俺より馬鹿で阿呆やなぁ…僕よりむっちゃ可愛ええ……一生離さんでな…?
解説(一応)
縛られるのが好きな俺は束縛が好きな私に近づく為に私の情報を集め私のタイプである"優しい僕"を演じ私に束縛してもらう予定だったが私の束縛が思ったり重く監禁までされてしまったが俺はその行為にドンピシャだったようだ。私は僕は俺が演じているということは知らないようだ。本当に重いのはどっちなんだろうか…?
「ずっと隣で」
あの桜色に染まった指が好きだった。
短く切り揃えられた爪が
キーボードを縦横無尽に動き
軽やかにステップするたび、春が散らばった。
声も顔も朧気なのに
今でも、あの日々の桜色を思い出す。
私の、憧れだった。
ずっと隣で、それでいて遠くに感じる鈴の音があった。
それは決まってまぶたを閉じている時に聴こえてくる。
10年前からずっとのことなのに、恐怖は感じない。
むしろ聴けば穏やかになれる。
それはきっと、いつか自分の膝元ほどの近さになるまで続くのだろう。じわりじわりと近づいてくる、そんな予感がする。
死神でないなら、なんでもよかった。
でも、ちょっと酷だとも思う。
10年も前に亡くした愛猫がお迎えに来るだなんて、考えもしない。
もし、私のこの愚かな考えが正しいと証明されるのなら、私はきっと向こうに行っても愛猫とともにあるんだろう。
あの目つきの悪いサビ猫が、私を迎えに来る。
なんて私は幸せ者なんだろうか。
怖がるはずの死を楽しみに待てるだなんて、なんて幸せなんだろうか。
リングはサムの隣に行こうとしたが、
サムから「ごめん、それは無理だ」と拒まれた。
リングは悲しかったが、
そんな時ずっと隣にいてくれたのは、
ミドルとピンキーだったのだ。
ピンキーはリングがいなかったら
ずっと一人ぼっちだっただろう。
ミドルはといえば、インデックスやリングと
いつも隣どうしだったから、寂しくはなかった。
むしろサムみたいに自由になりたいとさえ思った。
サムはみんなからの誘いを断っていたが、
本当はミドルのことがとてもうらやましかった。
自由なんかよりも
誰かにずっと隣にいてほしかったのに、、
宿命とは皮肉なものだ
#ずっと隣で(指のお話)
僕は、ずっと、あなたのそばにいて、
毎日、一緒に過ごしてもよいですか?
あなたは、いつか、他の誰かを
僕よりも愛してしまいますか?
そんなときが、くるかもしれないですよね。
ずっと、隣にいるなんて、明日はわからない。
隣にいたくても、心が離れていたら、
二人で一つなんて、あり得ない。
僕は、悲しいことは考えたくない。
四季折々、あなたと過ごしたい。
ただ、それだけでいい。
【ずっと隣で】
ずっと隣で笑えたら良いな
そう思った人は何人もいるけれど
ずっと隣で笑っていてね
そう言ったのは君だけだった
最悪の隣り合わせもあるね。
会津若松から第3セクターを使って、3時間くらい、のんびり読書しながら上野に帰ろうとしたら、
たまたま乗り込んで来たサラリーマン2人が、私の隣と斜め前に座った。
つまり、4人がけのボックス席に、私とサラリーマン2人の3人が同じ席で、
この2人が元気に商談を始めたからたまらない。
この2人が、ずっと隣にいたのである!!
逃げ場を失った私は、読書に集中も出来ず、散々な目に遭った。あんなに不愉快だった経験も珍しい。…
も一つ最悪の隣り合わせは、昔見た「となりのトトロ」の同時上映が「火垂るの墓」だったこと。
誰が、なんの悪意でこんなカップリングにしたのか??
責任者出て来い!!
この2つ、共に名作だが、
こればかりは、別々の方が良くね?