「眩しいあなたを」
いつも見ていたから、知ってる。
あなたがどんなに努力していたのかを。
そして、それを他人に見せないようにしていたことも。
子供の頃からの夢は、簡単なように見えて困難があふれていた。
立ち止まりながらも、それらをひとつひとつ、解きながら、一歩一歩、着実に進んでいく。
その姿をずっと見ていた。
時々、眩し過ぎて胸が締め付けられるのは、私にないものをあなたが持っているから。
遠距離恋愛になるからなんて、出来ない理由にしてるだけ。
そんなことで壊れる私たちではないのに。
ひとりで歩けるようになって、初めてあなたの隣に立てるような気がするから、私は私の成し遂げたいことをすると決めた。
少し遠い未来。
いつまでもあなたの隣にいられるように。
────ずっと隣で
3/13/2024, 2:26:40 PM