tana

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リングはサムの隣に行こうとしたが、
サムから「ごめん、それは無理だ」と拒まれた。

リングは悲しかったが、
そんな時ずっと隣にいてくれたのは、
ミドルとピンキーだったのだ。

ピンキーはリングがいなかったら
ずっと一人ぼっちだっただろう。

ミドルはといえば、インデックスやリングと
いつも隣どうしだったから、寂しくはなかった。
むしろサムみたいに自由になりたいとさえ思った。

サムはみんなからの誘いを断っていたが、
本当はミドルのことがとてもうらやましかった。

自由なんかよりも
誰かにずっと隣にいてほしかったのに、、

宿命とは皮肉なものだ


           #ずっと隣で(指のお話)



3/13/2024, 2:08:11 PM