さよならを言う前に』の作文集

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さよならを言う前に』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

8/21/2023, 9:06:58 AM

さよならを言う前に


 校門のあたりが、明るい声で満ちている。
 卒業証書が入った黒い筒を手に、三年生が最後の時間を楽しんでいるのだ。
 教室の窓から先輩たちを眺めつつ、ラインを開く。
『先輩、卒業おめでとう。話したいことあるから、後で時間作ってくれない?』
 朝、彼氏に送ったメッセージ。卒業式は終わったのに、まだ既読すらついていない。
 別れ話をするって、思われてるのかな?先輩、東京の大学行くし。
 少し考えて、ラインにメッセージを追加する。
『先輩。さよならなんて言わないよ。私、先輩と同じ大学目指すから』


 卒業式は滞りなく終わり、卒業生となった三年生が校門前にたむろしている。高校生活の最後を必死に先に伸ばしているんだ。
 かくいう僕も、その一人。彼女と同じ学校にいられる時間を引き伸ばすために、浅い付き合いのクラスメイトの会話を眺めているだけ。
 ポケットからスマホを取り出して、ラインを見る。
 通知が一件。彼女である後輩からのメッセージ。
『先輩、卒業おめでとう。話したいことあるから、後で時間作ってくれない?』
 まだトーク画面を開いていないから、既読はつけていないことになってる。既読をつけたら、何かしら返信しなくてはならない。
 僕は進学して東京へ行くから、十中八九別れ話だろう。ここから東京へは特急で二時間。今までのように、毎日のように会える距離ではない。彼女も卒業して、もし遠くへ行くようならば…。もう、会えないかもしれない。
 嫌だ。嫌だから、せめて彼女と付き合ってると言える時間を長くしたい。
 そうして、ラインを見ながらうじうじしていると、通知がもう一件増えた。また、彼女からだ。
『先輩。さよならなんて言わないよ。私、先輩と同じ大学目指すから』
 話したいことって、これか。
 まったく、偏差値足りるのかよ。勉強、苦手そうだったのに。
 …でも、やっぱり彼女は強いな。
 ようやくラインに既読をつけた。

8/21/2023, 8:57:18 AM

さよならは本当の別れ
さよならを言う前になにか伝えなきゃいけない
一言でも
さよならはさよならで4文字以外のなにものでもない
最後はさよならで締めるから

8/21/2023, 8:53:43 AM

さよならを言う前に、ほんの少しですが感謝を。

ちょうどいいお題、と言うと失礼ですが
今日でこのアプリは削除致しますので
疎らとはいえ、見てくださった皆様に感謝を。


それでは、またいつかお会いしましょう。

さようなら、今までありがとうございました。

8/21/2023, 8:52:42 AM

空模様(2023.8.19)

「空『模様』」とはよく言ったものだな、と思う。どんなときだって、空には不定形の雲が流れていて、時間と共にその色合いを変えていく。特に、夕暮れごろの空の、なんともいえないあの美しい色合いの模様を見ると、私はいつもしばらく心を奪われてしまうのだ。365日、空は我々の上にあるけれど、その模様は一瞬たりとも同じではない。それは、なんと素晴らしいことではないか。


さよならを言う前に(2023.8.20)

「さよなら」なんて、普段は恥ずかしくってなかなか言えないけれど、今日だけは、いや、今日こそは言うべきだと思う。けど、その前に、もうひとつ、言うことがあるから、聞いて欲しい。
ありがとう。その一言に尽きる。たった五文字に込め切れるような、簡単な感謝じゃないけれど、私はこの言葉しか知らないから。ただただ、ありがとう、ありがとうと言わせてほしい。あなたのこれまでのすべての献身に、努力に、感謝と称賛を送らせてほしい。
一言、というには長くなってしまったけれど、これが私の伝えたいこと。
それじゃあ、さよなら。

8/21/2023, 8:34:58 AM

さよならを言う前に君の声が聞きたかった。
いつから私たちは心が離れていったんだろう。
顔を合わせても喧嘩ばかりするようになったし、デートをする回数だって少なくなった。
このままじゃ駄目だと思い、君と話し合おうと電話をしたけれど繋がらない。
直接会いに行こうと君の元へ向かった時に見たんだ。
私じゃない女の子と歩いているのを。
ああ、もう君は私を見ていない。とっくに私たちの関係は終わっていたんだ。
「ははっ、馬鹿だなあ、私。」
さよならをしなければ。そう思い最後に電話をかける。
君が出ないことなんて分かっている。
でも、それでも。さよならを言う前に。私は。
「───君の声が聞きたかったよ。」
私は泣きながら電話を切った。


『さよならを言う前に』

8/21/2023, 8:20:53 AM

彼の漫画を読んでから、空がやけに青く感じた。汚いものが見た後だったから。電車に乗る頃には、消えてなくなった。人間の寿命は早いと思った。人力車に乗るのは、中国人は荷車に慰安婦を乗せていた。慰安婦の重みを日本人を足に語らせる。これが、慰安婦の憎しみを晴らしているのだ。これが、中国人にとっての良好な解決につながるからだ。これを自重して欲しい。snsで鬱憤を晴らす。

8/21/2023, 8:13:17 AM

君と私

いつも放課後2人きりの教室

でも、今日でそれも最後だ。

今日は卒業式の日。

君と私は

いつもありきたりな言葉を交わしてきた。

「うわ、雨だ」 「傘あるよ」 「入る?(一緒に)」「うん」

「夏ってなんで暑いんだろうね」

「さぁ、知らん笑夏休み入る前に宿題終わらせよ」

「え、いいじゃん。私もやる」

「じゃあ、どっちが早く終わらせるか勝負な」

「今日ね…〇〇とね」 「体育でね…」「〇〇くんって…」

色んな話、思い出がつまった教室

でも、一つだけまだ君に話してないことがあるの

この言葉を言ったらきっと

君とこうして普通に

2人きりの教室で笑い合うことも

できなかったのかもしれない

君と一緒にいれなかったかも。

あっちもって期待する自分がいたけど

言ってしまったら、期待した自分が

裏切られた気持ちになってしまう。

それが嫌だった。

でも、伝えたいのに伝えれない。

自信が持てなかった。

でも、君と「さよなら」をする前に

君に伝えたい




「今日で最後だな」

「そうだね。」

「俺らなんだかんだいっぱい話したよな。

もういっそのこと居残り部とか作ればよかったね」

「たしかに笑 でも私は〇〇と2人のこの空間が

楽しかったよ」

「俺も、楽しかった。……なんで泣いてるんだよ」

「私、〇〇に伝えてないことある。

最後にさ聞いてくれる?」

「うん。ちゃんと聞く。だから泣かないで」

「私、〇〇と出会えて、偶然だけど居残りの時間

いつも一緒で。すごい嬉しかった。

でも、もし私がこの言葉言ったら〇〇は

なんて思うんだろうって色々考えて

きっと〇〇と話せなくなっちゃうんだろうなって

そう思って。〇〇と一緒にいたかったから

この気持ちを消そうと思って。だけど、もう卒業式

で、〇〇に『さよなら』を言う前に伝えなきゃ私が

後悔するなって思ったの。

だから言わせて欲しい。

私、〇〇が好きです。『さよなら』なんて嫌なの」

「俺、曖昧なことして〇〇を苦しませてたんだな。

男なら言えばよかった。俺も好きだよって。

俺も一緒にいたかったから言えなかった。

自信を持つことも出来なかった。

ありがとう。言ってくれて。

『さよなら』なんてしない。

これからもそばにいて欲しい。付き合って欲しい」

私と君は同じ気持ちで同じ思いで

放課後一緒にいたんだね。

君と私は最後の居残りをした。

これからもこの先も

君と私は笑い合って行くんだ。

『さよならを言う前に』

8/21/2023, 8:06:18 AM

さよならを言う前に。私は考えた。今までの隠し事を打ち明けるか、このまま抱えて偽りのハッピーエンドとして幕を閉じるか。
抱えたままでいればその嘘は不安は、時をかさねるごとに増えていって。流れていくことのないそれがこぼれ落ちるのを拒んで。いつかは壊れてしまうだろう。
彼女は優しくてこの抱えているものを全て受け入れてくれる。救おうとしてくれる。そんな優しさがある。それを知っているから。信頼があるからこそ彼女に重いものを抱えさせることなんて出来ない。私は彼女の綺麗な楽しい思い出として消えていきたい。
私が壊れたら。沈んでいったことが伝わってしまったなら。彼女はどんな顔をするのだろうか。きっと救えなかったことを後悔する。彼女にとって一番苦しい結末だ。私は傲慢だ。自分の最後だけを考えている。
目の前に広がる海に足を浸した船に乗った。日差しが波の美しさをより引き立たせている。
さよならを言う前に。私は...「楽しかった」と綺麗に隠した。

8/21/2023, 8:06:02 AM

私が1番好きな遊園地は、シックスフラッグス・マジックマウンテン!みんなで行ったよね。絶叫系もびしょ濡れ系も色んなタイプのコースターがあってどれも好き。そんななかでも足プラブラ系の「Ninja」が実は1番お気に入りだった。キャラクターはイマイチだけど、ゲート入ってすぐのところにあるドーナツみたいなパンケーキみたいなパイみたいなフワフワの生地にジャムとホイップと粉砂糖がたっぷり乗っかってるやつ、美味しかったよね。絶対に乗りたくなかったフリーフォールに初めて乗って、もう二度と乗らないって誓った。ホントに怖かった。
サカイはコースターが落ちる度に水しぶきがかかる橋の上で、キャーキャー言いながらワザとびしょ濡れになってたね。よく覚えてるよ。
そういえば、スヌーピーで有名なナッツペリーファームにはサカイが連れて行ってくれたよね。小さな遊園地だけど、名物のジャムはその農場のおばさんがみんなに喜んでもらいたいって提供したのが始まりなんだって教えてくれた。サカイはスヌーピーに出てくるウッドストックがお気に入りだったね。

8/21/2023, 8:05:53 AM

さよならを言う前に

今までの感謝の気持ちを
大好きと言う気持ちを
伝えたい

本当はさよならなんて言いたくない

8/21/2023, 8:04:50 AM

私の人生にさよならを言う前に
一言だけ言わせて頂きます

おーい、ウン十年前の私!
今が一番辛い時だと思ってるかもしれないけど
今の私にしたら、一番懐かしい思い出だよ

あんたはよく頑張った、よくやったさ!

おめでとう
今の私は幸せだ
あんたが耐えてくれたお陰だよ
ありがとう!

さよなら

8/21/2023, 8:04:38 AM

眠るように息を引き取った君に、さよならを伝えようとして口を噤んだ。

長い間一緒だった君と、たった4文字でお別れしたくなかったから。

……あのさ。

初めて会ったその日から、君の長い髪が、日の光に照らされてキラキラと輝いた、あの春の日から、ずっと君が好きだった。

春の桜も、夏の緑も、秋の紅葉も、冬の雪も、君と一緒だったから美しく感じたんだ。

僕の世界に色をくれて、ありがとう。僕に、かけがえのない思い出達をくれて、ありがとう。

愛してる。

僕の瞳からこぼれ落ちた涙が、君の頬にはらりと落ちた。

【さよならを言う前に】

8/21/2023, 8:03:07 AM

さよならは別にいわなくてもいいかもね。だってかなり重いしな。

8/21/2023, 7:56:54 AM

いつまでも捨てられないもの


「ねえ、あれ何?」
「……ああ、あれ」
一人暮らしを始めた友人の、落ち着いておしゃれな部屋。洗練されたインテリアに合わないくたびれたぬいぐるみが気になって訊くと、彼女は肩をすくめた。
「思い出の品ってやつ?」
「残念ながら、現役バリバリよ」
どういう意味だろう? 首を傾げると、彼女はため息をついた。
「捨てても戻ってきちゃうのよ」
「え」
「除霊が成功すれば戻らないの。修行あるのみだわ」
いやそんなダンベルみたいな。



誇らしさ


『優勝だー!!!』
歓喜に沸く観客たち。抱き合って喜ぶ選手たち。実況と解説の興奮した声で試合が振り返られ、その間にも飛び跳ねて健闘を讃えあう姿が映る。
チームメイトと肩を叩き合い泣き笑いを見せる息子の姿に、目頭が熱くなった。
身体の弱い子だった。鍛えるために運動を始めても、不器用で要領が悪くて、それでも楽しいと笑う子だった。
「こんなに大きくなって」
世界中から称えられる貴方が笑うのが、私は何より誇らしい。

8/21/2023, 7:48:27 AM

さよならを言う前にあなたの左の薬指を食いちぎった。
私は真っ赤な口で、あなたに、さよなら、と言った。
本当は、あなたにさよならを教えてほしかった。

8/21/2023, 7:36:10 AM

さようならを言う前に

あなたにさようならを言う前に言わないといけないことあるんだ。

私のことを好きでいてくれてありがとう。
こんな繊細持ちでわがままな性格の私だけど、嫌がらず付き合ってくれて本当にありがとう。

あなたのおかげで毎日が楽しかったよ。
だけど、もうそろそろ疲れちゃった…。
ごめんね。あなたのことを好きって気持ちがなくなってしまったんだ。
だから、もう付き合うこと無理…。
本当にごめんね。私は誰かと一緒にいるのは苦手なんだなって気づいちゃったんだよね。
1人で少し考えたいし、1人になりたいから…、あなたとはもう付き合うこと無理なんだ。最後になるけどあなたと付き合うこと出来てよかった。ありがとう。さようなら。

終わり

8/21/2023, 7:24:57 AM

さよならを言う方の事を
今までで1番考える
全てを語る
そうしてさよならをした時はとてつもなく
なにか不思議なものに包まれる
私はそれを知っている

8/21/2023, 7:16:37 AM

あいさつは気持ち次第で祝福にも呪いにもなるんだって。
普通気持ちをメタで意識することってないじゃん?
知らん間に誰かを呪っちゃってんじゃないかって思ってさ。
こえーw
はーあ、んじゃそろそろ帰るわ、さよなら👋

8/21/2023, 7:06:57 AM

彼とは大学のサークルで知り合った。
彼はサークルの活動で一人になっていた私に声を掛けてくれた。それから徐々に仲良くなり、お付き合いすることになった。
恋愛経験の無かった私は初めての彼氏に浮かれていた。彼は私の我儘をなんでも嫌な顔1つせずに応えてくれた。
私はそんな彼の優しさに甘えていた。依存し過ぎていたのだ。

ある日彼の家に行くと一人暮らしの部屋に金色の長い髪が落ちていた。
ココ最近、私は彼の家を訪れてはいないのに。
ふと友人の彼氏が浮気相手を家に連れ込んでいた話を思い出す。
まさかとは思ったが、私の中で渦巻き始めた疑念は日が経つにつれその大きさを増していった。

耐えられなくなった私は、彼が家に来た際に聞いてみたが、何やら歯切れが悪い。
私はますます不安になり、遂に言ってしまった。
「浮気なんて最低よ。さようなら。」
彼の荷物を乱暴に放り出し、彼の話もちゃんと聞かぬ間に追い出してしまった。

数日後、彼の姉を名乗る人物から連絡があった。
「彼が交通事故で亡くなった。葬儀に貴方も出て欲しい」と。

私は突然の事に目の前が真っ白になった。
少しして私は酷い後悔に襲われた。
私は彼女に、つい先日までの事も全て包み隠さずに話した。
彼女は
「知ってるよ、弟から相談されてたし。だから最後ぐらい仲直りして欲しいから。」
と優しく落ち着いた声でそっと呟く。

後から聞いたが件の髪はどうやら彼女のものらしく、相談するために呼んでいたという。

さよならを言う前にちゃんと話を聞いておけばよかった。
私はそう後悔しながら彼女と彼のお墓の前で今年も手を合わせている。

8/21/2023, 7:02:27 AM

サヨナラ の交換は

句読点もしくはPeriodみたいなものであって

その前からずっと、ずぅっと繋いできた文脈の

とりあえずの区切りの目印というだけ



だからそんなに泣かないで



君のこれからがまた始まるための

サヨナラ



[サヨナラっていう意味がこれきりって意味だと最後まで気がつけなかった]
[恋文_中島みゆき]

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