『さよならは言わないで』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
さよならはいわないで
所詮この世は出会いと別れの連鎖だと思う
けれど、生きている限りはもう会えないなんてことはないのだからさよならを言うときは最後だけにしよう
人と出会えるのは奇跡でしかないのだから
一つ一つの出会いに感謝を込めて生きていこう
当たり前と思ってはいけない
今一緒にいる場所は奇跡の集まりなのだから
家だろうが、会社だろうが、遊び場だろうが人と接することは一つ一つが奇跡の瞬間
さよならなんて言わずに新しい出会いに感謝しよう
ねぇ、こっち見てよ。
さっきからずっと私だけ喋って、あなたはずっと生返事。私の事見向きもせずスマホに夢中なのね。
2人で居るのに、1人でいる時よりもずっとずっと孤独に感じる。
[さよなら]その言葉がないだけで、今にも切れそうな糸が2人を繋いでいるだけ。
ずっと私を繋いで生き殺しにするつもりなのね。
なら私から離れてあげる。さよならは言わないで。
さよならはいわないで
生きていればきっとまた会えるからとコミックキャンディキャンディの話の中で言っていた
それはテリュースとの別れでのことだったと思う
さよならは言わないで
空き缶を蹴ったらとーくまで飛んでった
その前まで、とってもおいしいココアだったのに
中身がないと分かれば蹴り飛ばされる
人間もおんなじ
だから必死で詰め込んでみたんだけどさ
ダメだった
生まれた時にどっかの部品を母のお腹に忘れたみたい
私は気が付かなかった
周りの人は気づいてて気づかないふり
悪魔のように優しい人たち
さよなら
end
「久しぶりに来たね〜。」
昼のファミレスに溢れる幸せな空気に負けないように言った。
私たちはまだ幸せですよ、と周りにも自分にも言い聞かせるかのように。
「何にするー?やっぱりハンバーグ?好きだもんねー。この前食べたさあ、ハンバーグめっちゃ美味しかったよね。この前って言っても3ヶ月くらい前だけど。」
1秒でも今を続けたくて、ベラベラ喋り続ける。
目は合わせない。冷たい視線を感じるからだ。
その視線を遮りたくて、プラスチックのバカでかいメニュー表を顔の前に掲げる。
「私このパスタにしようかな。」「なあ、」
目が合ってしまった。空気を切り裂くように呼び鈴を鳴らす。
まださよならなんて言わないで。
※他アプリで書いていた話を編集しました
【さよならは言わないで】
coming soon !
──じゃあ、また今度。
手元のコーヒーカップを回しながら、研究所の仕事がどれだけ大変で楽しいかを語っていた友人が、ふと口を閉じる。淡緑の瞳が腕時計に落ちて、つられて自分も手元に目をやった。そろそろ帰らなければいけない時間だ。
外を見れば、陽が橙色に変わりかけている。
「どうする? もうちょっと居る?」
すっかり常連になった喫茶店だから、多少長くいても悪い顔はされない。そう考えての言葉だろう。
「いや、……明日は早いから帰りたい」
「そっか」
友人は名残惜しそうな様子もなく頷いた。すっかり空になったケーキ皿を置いて、同時に席を立つ。
(さよならは言わないで)
加筆します
もうすぐ、これを始めて一年が経つ。
誤解を恐れずに言えば、私はここで、幾人かの知り合いが出来た。
仲間と言ってもいいかもしれない。
同じ楽しみを共有する仲間。
書くことに、そして読むことに。
顔も名前も素性も知らない。
コンタクトは、ハートマークを送るのみ。
それでも、何かが通じ合っていると、勝手に思っている。
だって、想いを届けて、それを受け止めてくれる訳だから、これは立派な意思の疎通じゃないか。
アンサーがなくとも、だからこそ火花を散らすこともない。
ただ、レビュー等で知ったところによると、日々楽しみにしているこの「お題」は、一年で一周して、また振り出しに戻るらしい。
なるほど、そりゃそーだよな。
365個のキーワードだって、用意するのは大変なんじゃないかな。
でもそーなると、この習慣を続けるのも、あと17日ほど?
二周目は、ちょっとキツイよなー。
一周目だってキツイ時はあったし。
とゆー訳で、この習慣の終わりが見えてきてるような気がする。
それはそれで、ちょっと寂しいけど。
もちろん、だからといってサヨナラを告げて去っていくようなもんでもないと思うし、誰にも知られずにひっそりと消えていくのだろう。
それもまた良し。
だから、さよならは言わないで。
…うん、無理やりだけど、何とか繋げたぞ。
こんなんで一年、やってきたような気がするな。
お目汚しの文章で一年間。
だけど、今回のお題も何とか無事?クリア出来たから、もう一周、やれるだろうか。
乏しいアイデアを絞り出して、また新たな気持ちで一年間、やれんのか?ホントに。
…ま、いっか。
その時が来たら、考えよう。
だからまだ、さよならは言わないで。
さよならの言葉は好きじゃない。
もう会えなくなるとしても、
またね。と言いたい。
さよならは言わないで。
そして後ろには
はじめましてが待ってる。
なんだか切ない。
草木も眠る丑三つ時。
住む人間が寝静まったとある民家で、闇に蠢く影があった。
猫である。
名前をミケと言う。
この家で飼われている一歳の猫。
この家の住人によって蝶よ花よと育てられた、遊び盛りの猫である。
ミケは時間になると、活発に活動を始めた
夜は猫の時間。
昼ならば世界は人間のモノだが、夜では猫のモノだ。
だが残念なことに、ミケの遊び相手はぐっすりと眠っている。
これでは一匹で遊ぶしかない。
と思われるだろうが、ミケの遊び相手はたくさんいる。
ちょこまか逃げるネズミ、光に集まる小虫、残飯を漁るG。
どれも活きがよくて、ミケは大好きだ。
他には家に憑いている幽霊もいるが、ミケは幽霊が好きではない。
飛び付こうにも、すり抜けてしまうからだ。
それはともかくミケは遊ぶ。
今日の設定は、家を侵略する悪者退治。
主人の役に立つことを妄想し、いつもより張り切るのだ。
今日も長い戦いが始まる。
そして始まる運動会。
家の人間は夢の中。
誰もミケを止めるモノはいない。
けれど、何事にも終わりはある。
空が少しだけ明るくなる時間には、ミケは疲れて遊ぶのをやめてしまった。
明るい時間は、人間の時間。
楽しい時間は終わりなのだ。
良い運動をしたと心地よい疲労感に包まれながら、ミケは餌箱に向かう
家中を走り回ったミケは、お腹がペコペコだ。
しかし、餌箱にはご飯が入ってなかった。
まったく気が利かないと不満に思いながら、ミケは主人の元へと向かう。
人間が寝ているところへ、抜き足差し足忍び足。
そして頭に猫パンチ。
ぺし。
けれど反応はない。
ミケは諦めずに、再び叩く。
ぺしぺし。
やはり反応はなく、まったく起きる気配がない。
ミケは、なかなか起きない主人に呆れつつも、三度頭を叩く。
ぺしぺしぺしぺし。
けれど人間は起きない。
ミケは仕方ないと、次の手段を取ることにした
ジョリジョリジョリ。
ざらついた猫舌が、人間を襲う。
そこで人間から呻くような声が!
だがここで安心してはいけないことを、ミケは良く知っていた。
なぜならば人間は寝起きが悪い。
ここで攻撃の手を緩めると、人間は二度寝してしまうからだ。
ミケは人間を確実に起こすべく、次なる手段、泣き声を披露する。
だが努力虚しく、人間は寝入ってしまった。
しかし、ミケは諦めない。
ご飯がもらえるまで、人間を起こし続ける。
ミケの長い戦いは、まだ始まったばかりだ。
さよならを言うと、もう会っちゃいけない気がするんだ。
【さよならは言わないで】
「さよなら」を言わないでほしい。
せっかくこの広い世界、広い日本という島国で出会えたのだから。そんな、もう2度とこの先会えないような言葉を言わないでほしい。
そう願っても、自分から離れた方が良いという決断をすべき日も来てしまう。
仕方ないと思っていても、どこか寂しいと感じてしまうのは、やっぱり相手と私の感情の差があったからだろうなぁ。
途中書きです。すみません。
戦時下の看護婦の話を書こうと思っています。
戦争を経験していないので集めた資料から想像して書くことしかできず、誤った記述をしてしまったり、読むことで気分を害してしまったりするかもしれません。
あらかじめご了承くださいませ。
「さよならは言わないで」
唇が微かに震える。
「あなたは、いきて」
看護婦の経験の浅い21歳の私にできることなんて「頑張りなさい」と励ましたり、最後の言葉に耳を傾けたりすることくらいだ。
さよならは言わないで
どうして?
私たちはここで終わるのに挨拶もなしなんて寂しいでしょ。
「また会えるか」なんてあり得ないわよ。
私たちの関係はここまでで終わり、そう言う約束だったわよね。
あなたとの関係から足が付くのは困るわ。
だから終わりにしたいの。ただそれだけ。
あなたが私をどう思っているかなんて知らないし、関係ない。私は怪盗だから。
欲しい物を手に入ればそれで終わり。
今回のことは感謝しているわ。だつて、あなたのおかげで防御システムを破壊することができたのだから。そうでなければ、あの宝石に近づくこともできなかっはずよ。
話し過ぎたわね。本当にこれで「さようなら」しましょう。刑事さん。
さようなら。
さよならは言わないで
物凄く大好きだった人がいたが
悪い人だった…
付き合ってもいなかったのだが
色恋営業と言うやつをされていたのだ
特にいかがわしいお店に通っていた訳では無くて
整骨院の先生であった
その先生はダイエットの高額サプリメントを売る担当の先生で
30万以上するらしい。
その整骨院は先生がいっぱいおり
患者さんが少ない時はかなり強引に
恐ろしい顔で
なんで痩せないんですか!!
と、5人位で罵倒しながら囲んで勧誘された。
ただ、その色恋営業の先生だけは囲まない
たくさんの先生に囲まれて怖い思いをした後に
優しくして営業する
甘やかし担当であった
私はそのシステムをわかっておきながら
その先生が大好きで、優しくされたくて通い続けてしまった。
身体中が痛かったのを治したいのが本来、整骨院に通っていた目的だったので
カイロプラクティスのような派手に関節を鳴らす施術を受けていた
ある日、その整骨院が休みの日、身体中が痛すぎて
他の保険のきかない整体院のベテランおじいちゃん先生に、恐る恐る
「実は、いつもは別の整骨院に通っていて、本当に悪いんですけど、痛すぎるので診てもらえませんか?」
と、お願いしたところ
「右足の股関節が亜脱臼している!」
と、言われて、
ポキッ!!
と言う派手な音と、一瞬の痛みで
あ!?
っと言う間に治った…
「二度とその整骨院は行くな!!よく通うようにわざと関節を中途半端に外されていたぞ!悪いやつだ!」
と、おじいちゃんの整体の先生にお説教をされて
愛しの色恋営業先生に、今、治してもらった右足の股関節をグイグイ押されていた事を思い出し
優しい顔しながら、わざと悪くしてたんだ…
私をカモにしようとしてたんだ…
色恋営業先生のハンサムな顔…あの顔がもう見られないんだ、
もう、二度と優しくしてもらえないんだ…
悲しくて嫌いになれなくて複雑な気持ちになり
月を見上げながらシクシク泣きながら帰り、
夜風が自分の涙の跡に当たり冷たく感じた。
それから二度と大好きな色恋営業の先生の整骨院に行かなかったのだが
ある日
駅で大好きだった色恋営業先生にバッタリでくわした。
…!!
愛しの色恋営業先生は絶句し、真っ青な顔になっていたが
私は昔見た映画の
『Wの悲劇』の薬師丸ひろ子さんの演技をマネするように
余裕ぶってニッコリと会釈したところ
かつての愛しの君、色恋営業先生も
安心したように微笑んで
お互いにニッコリ会釈しながら
3メートル位の距離を保ち、お互いに無言で別方向に帰って行った。
さよならは言わないまま。
不思議な事に、その時の2人のトップスが茶色の小花模様のブラウスでまるでペアルックのようだった。
シンクロニシティと言うやつか
今でも嫌いになれない
桜舞う卒業式。それぞれの道へ進む為、皆んなが前を向いている。中には涙を流し、離れたくないと言う子もいる。私は雲の流れる空を見上げて心の中で呟いた。
いつかきっと、またこのメンバーで集まれる。だから、さよならは言わないで。
想いが届いたのか、さよならを言う人は誰もいなかった。皆んな晴れやかな顔でそれぞれの帰路についた。
さよならは言わないで
何歳になっても母の手は安心する。
何年経っても母の言葉は勇気をくれる。
何回会っても、母への想いは伝えきれない。
だからさ、まださよならは言わないで。
お別れの時の、いつもの言葉。
さよなら、って手を振って、君といつもの交差点で別れて別の帰路を辿る。
でも、さよなら、はなんだか素っ気ない。
私は、さよならより、またねと手を振りたい。
私も君も、お互い何かの遠慮でもしてたのかな。結局毎日、さよならを重ねてきた。
君が突然、遠くへ引っ越すことが決まった。
「まあ、メールもできるしさ」
と、いつもと同じ明るい笑顔の君。
君と一緒のいつもの交差点。きっともう、これが最後になるのだろう。
私は、青信号を1つ見送って、最後に伝えたいことを考えていた。何も浮かばないし、いつも通りさよならしよう、それが1番だと顔を上げると、君は私より先にこう言った。
「さよならは言わないで」
なら、何を最後に伝えようか。
「またね」
今まで言えなかった言葉を吐き出して、私も君も泣いてしまった。
きっとこれでよかった。
交差点で、もう1度「またね」と伝え合う日まで、私はずうっと君を待つから。
またね。
さよならは言わないで
さよならって何かを失う感覚に似ているから
孤独を感じる
誰もが私を好きで側に居たいと言ってくれたら
なんて執着している
離れる時は離れる
それが簡単にできるようになれたら
心は軽く
楽しむことだけに集中できる気がする
「親友」
出会った頃は、仲が悪かった
悪いというより、親友が一方的に私を嫌っていた
理由はあまりにも幼稚かった
小学3年生の頃、書道の大会で
私が優勝、彼女が準優勝だった
親友は、ただただ悔しくて
私のことを嫌っていた
当時のことを親友は
「そんなことあったっけ?」
とあっけからんに話す
こんな出来事を忘れてしまうくらいに
なぜかずっと一緒にいて
小学生から中学生
中学生から高校生
高校生から大学生と
青春時代を駆け抜けた
好きな人に振られて
号泣した夕方のベンチも
受験勉強から逃げたくて
一緒に食べたパピコも
初めての旅行で
東京駅の路線に戸惑い
電車に乗り遅れたことも
あなたとだから
全てが楽しくて仕方がなかった
彼女が上京する最後の夜
一緒に1枚500円のプリクラを撮った
「出会った頃は300円だったのにね」
「化けすぎてもはや誰」
なんだかんだ文句を言いながら
お互いのスマホケースに入れた
見慣れすぎてなんとも思わない帰り道
彼女は最後に言った
「さよならは言わないで、寂しくなるから」
私は答えた
「言うわけないよ、じゃっ!」
彼女は笑った
そんな親友は年末、実家に帰ってくる
2024/12/3 さよならは言わないで