「ごめんね」』の作文集

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「ごめんね」』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

5/30/2023, 8:24:45 AM

ごめんで済んだら警察要らんねん。
死んでまえお前みたいなやつ、
いや、死ねはさすがに言い過ぎかも知れんけど、


とりあえずお前は箪笥の角に親指ぶつけろ!

5/30/2023, 8:22:02 AM

赤い雫が視界に入る。飛び散った生温い感触が、僕の頬に付着した。こちらに覆い被さるような姿勢で膝をついた彼は、高く屈強だった体躯を今にも踞りそうなほどに折り曲げて、荒い息を吐き出している。目を見開いたままそんな様子の彼を見つめた僕は、気付いたらその手を伸ばしていた。僕は傾く彼の身体をそっと抱き締め、その背中に腕を回す。ぬるりとした血液が手のひらに触れ、彼から溢れ出る夥しい量の鮮血は、もうどうすることもできないことを僕に悟らせる。

「・・・・・・お怪我は、ありません・・・・・・か?」

 消え入るような声が、普段と変わらぬ穏やかな調子でたずねてくる。僕が微かに頷くと、彼は「・・・・・・良かった」と、心底安堵したように息をついた。

 彼の吐息と共に、何台もの車が僕の後ろに到着したのが分かる。車からバタバタとした足音が下りてきたのが聞こえ、すぐさま僕と彼の周りを囲むようにして大人数の人だかりができた。

「ご無事ですかっ!?」

 人だかりの一人が大声を上げた。僕を守るように躊躇いなく銃弾の前に背を向けた彼の、今にも事切れそうな様子を目にして、すぐさま声を上げた人物はこれまでの事態を把握したようだった。

「早くこちらへ!」

 銃弾の雨は止んでいた。駆け付けてきたこちらの援軍に、敵対勢力もすでに逃げ去った後らしい。

 僕は傾いできた彼の頭の後ろへ手を置いた。ぽんぽんと労るように軽く撫で、もう身体を保っていることもできないらしい彼の耳元へ、そっと言葉を溢す。

「お疲れさま。君が居てくれて助かった」

 今までありがとう。そう言ったのが最後まで届いたのかは分からないが、項垂れたまま動かなくなった彼の陰から抜け出し、僕はこちらへやって来た幾人かの人に支えられるようにして車へと乗り込んだ。

 僕が乗車したのを確認すると、運転手はすぐさまハンドルをきる。先程までいた場所が遠離っていくのを、後部座席に背中を預けながらバックミラー越しに眺め遣る。その中に血だらけになった彼の姿が映り込んだ。

 僕は最後に掛けられなかった言葉を秘かに飲み込んで、視線を窓の外の過ぎ去る風景へと向けた。



【「ごめんね」】

5/30/2023, 8:21:45 AM

言いにくいよね。
素直になるて怖いし、時間かかるよね。
でもね、ごめんと思うのは大切なんだよ。

5/30/2023, 8:01:02 AM

雨のしずくのように あなたのもとにも降りる事が出来たらいい
あなたを傷付けてしまったこと
しっとりとした雨のような気持ち
雨音のような この呟き
ぽつり
名前を唱えたら
ほら
電話が鳴った

あなたも同じ気持ちでした
ごめんなさいと2人で言葉にした

窓の外に 虹がかかる

5/30/2023, 7:58:48 AM

「ごめんね」

いつもいつも

ごめんね

いつもいつも

有難う

この言葉を

夫に伝えたい

5/30/2023, 7:52:22 AM

逃げ出してすまない。

 でも、言わせてくれ。あれは本当に僕には耐えられなかったんだ。その……君の思いをよく知らなかったから。

 だから、その、君が僕にどんな思いを抱いているのかわからなくて、僕だけが君のことを気に入っていると思っていて、僕だけが君のことを好きだとばかり思っていたんだ。

 いや、ごめん。嫌われていないというのはわかっていたよ。そうでなければ僕のあの無茶ぶりに付き合う奴はいないだろう。
 君は僕が面白そうだからやろうと言ったことに、代案は出してくることはあっても結構付き合って貰ったからね。
 でも……そうだな。野良猫に好かれた程度に思っているんじゃないかと考えていたんだ。ほら、猫はかわいいだろう? そう。猫だから変なことしてもしょうがないなみたいな気持ちで僕と一緒にいるものだとばかり思っていたんだ。違ったんだけどね。

 それで、僕はそんなことを思っていたから、君の僕に抱いているものが色恋のそれだとは思わなくて、その……もう、この話はやめにしないか? もう私は恥ずかしくって心臓が痛くて死にそうなんだ。正直、苦しい。

……ぅ、わ、笑うなよ。これでも本当に君にはすまないと思ってるんだぞ。たかが抱きつかれただけで逃げ出してから一週間も避けてしまったんだから。

 いや、そう。うん。だからごめん。

 今の私には刺激が強すぎるんだって……。

5/30/2023, 7:42:07 AM

「ごめんね」なんて言われても困るな。
何を言われたって貴方がした事は変わらないもの。

5/30/2023, 7:17:41 AM

〈ごめんね〉

ということは 自分が相手に対して
悪い事をしたという自覚の元に
言う言葉だとしたら・・・

聖人君主は「ごめんね」という
言葉は使わないのだろうか?

相手のためを思ってしたことが
相手には不都合な結果になったなら
それはやはり「ごめんね」と
言うべきだろう

相手の受け取り方が
すべてなのだから

でも自分の思いだけではなく
そのことによって相手がどう思うか?
そしてどういう結果になるか?
そこまで考えていたら
たぶん何も言えなくなりそうだね(ˊᗜˋ)

5/30/2023, 7:09:36 AM

「ごめんね」

私はいつも一人。学校でも家でも一人私に味方なんて居ない居たとしてもきっと私を捨てる。学校でいじめられた、でもやり返すことができなかった。先生にも家族にも言えない。でもある日いじめられなくなった。きっとこの前助けてくれた人がターゲットになったんだと思う。いじめられなくなったけど私はその人を助けることができなかった。

「ごめんね自分勝手でごめんなさい」

5/30/2023, 7:03:40 AM

【ごめんね】

息子へ

ごめんね。
あなたが幼い頃、私は姑とのストレスであなたに八つ当たりし大声で叱りつけていました。
あなたが思いどおりに行動しない時も怒りをぶつけていました。
幼いあなたは何度も私に
「ごめんなさい」
「ごめんなさい」と言いながら泣いてましたね。
今なら虐待と言われてもおかしくないようなことをしていたのです。

それでもあなたはこんなひどい母親を慕い、助け、かばってくれましたね。
小学生のとき、あなたが書いたメモのような手紙を私は今も大事に持っています。
「今日帰ってきてクソババと大ケンカをしたので、たぶんあんたのしつけが悪いとか言われると思うので、できたらいつものようにむししてください。ぼくはじゅくに行くのでよろしくおねがいします。いやな思いをさせてしまってすいません。」

私は本当にひどい母親です。
あなたにどんな言葉を言われても、罵られても、嫌われても仕方ないのに…
あなたは親思いの優しい大人になってくれました。

何度言っても足りないけど
ごめんね、本当にごめんね。
あなたの健康と幸せだけを祈ってます。
これ以上あなたには迷惑かけないように私は生きていきたい。

ごめんね。
そしてありがとう。

できの悪い母より

#16

5/30/2023, 7:03:30 AM

薄ら赤いブルネットの髪を揺蕩わせる僕は地面から真っ直ぐに私を見上げていた。

その瞳は今から命を奪われる現実を真っ直ぐに見つめてそれでいて哀愁を孕んでいた。

なんてことは無い。予定されていた終わりを予定より遅れて迎えただけのこと。

「名残惜しいか」

「まあな」


ゆっくりとその喉笛に指を添わせる。
力を入れると共に気道はゆっくりと軋み空気の通り道を狭めていく。

僕は名残惜しく瞳を閉じその時を待っているようだった。

しかし、瞬く間にカッと瞳が開いて青色のそれがみえたかと思うと、いつの間にか私の手は僕をはなれ、私の胸部に強烈な痛みが走った。

「グッ、」

あまりの痛みにその場に頽れる。例えるなら鼓動する心臓を無理やり拳で握り込んで止めるようなそんな痛み

【ごめんな】

痛みにもがきながらも声がした方向、僕顔を見て理解した。

ああこれは罰かもしれない。

5/30/2023, 6:48:56 AM

今日は学校が早く終わって部活もない。さっさと帰って家で寛ぎたいと、足を動かすスピードが自然に早くなる。
家に帰ったらきっと、冷蔵庫に美味しいスイーツがあるはずだ。

あ、でも昨日食べたんだった。

コントのように直ぐに思い出して、膝から崩れ落ちそうになるのを何とか我慢して家へと一直線に進み続ける。
昨日の自分に、マジでごめん。と謝りたくなった。
でもまあ、スイーツがなくとも自分にはふかふかのベットがある。ベットに早くダイブしてお昼寝をして、なんてベットの上での計画を立てる。と言っても計画とは言えない雑さだが。

あ、でも今朝、母さんが布団を干すって言ってたな。

またすぐに思い出してはさっきの二の舞を踏む。
くそ、なんで今日はこんなにアンラッキーなんだ。そう思ったところでどうにもならない。だったら床にでも何でも、寛げる家に早く帰りたい。
運の神様からごめん。って謝られた気がしないでもない。

5/30/2023, 6:45:37 AM

「ごめんね。素直じゃなくて…」私、自分でもよく分からない事をしている…私には、来年同棲する未来まで約束している彼氏がいる…それなのに、私は、この前別れた元彼の事を引きずってる…もう決して好きとかじゃないんだけど、元彼の事を未だに心配してる…もう別れたし私には、関係無いのに…でも、どんなに元彼に傷付けられても、泣かされても、思い出を捨てても、元彼の未来とかを心配してしまう…何か複雑…もう忘れたいのにな…

5/30/2023, 6:14:38 AM

「ごめんね」

それは、誰の言った言葉だったろう。

カーテンの隙間から漏れる光に、私は目を覚ます。時刻は、五時十三分。
「ふあ……」
大きく欠伸をして、カーテンを勢いよく開く。窓の外には、山吹色に染まる空が広がっている。

「よし」
玄関を出ると、まだ夢から覚めていないかのように、言葉を噤む街並みが広がる。その通りを、私は駆け抜けていく。走っていれば、何も考えなくてすむから。悲しいことも、寂しいことも、辛いことも、何もかも全て。

「ごめんね」

それは、私の言葉だったのか、それとも、彼女の言葉だったのか。そんなことは、もう意味なんてない。けれど。

駆けていく私の頬を、涙が伝っては風に流れていった。

5/30/2023, 6:08:18 AM

ぱたん、とトイレのドアを閉めた直後。

なんで、どおして、と言っているような、飼い猫の哀れな鳴き声がドア越しに聞こえた。

 世界的な“アレ”のお陰で自宅でお仕事が出来るようになり、引きこもりのような生活が三年弱続いた結果。

飼い猫が分離不安症になってしまった。

もう、何処にでも着いてくる。

 一瞬でも席を立てば、寝床から真ん丸な目でコチラを凝視し、5メートル離れればダッと駆け寄ってきて足元にすり寄ってニャーニャー。

 いきなり飛び起きたかとおもったら、涙目でクルクル鳴きながら、服の中に入ってきたり。

 何か重い病気なのでは、と心配になって獣医に診てもらったら、分離不安症と診断されて、少しだけホッとした。

 トイレのドアをトントンと指先で叩いてやる。

何かを発見した時の声を発しながらガリンガリンと爪を立てる音がして、ドアがガタガタと揺れた。

 ……キャットドアを取り付けるべきかな?

その揺れはトイレを出るまで続いた。

テーマ「ごめんね」

5/30/2023, 5:11:38 AM

【ごめんね】

学校からの帰り道、見覚えのある後ろ姿を見つけたので声をかけた。

「母さん、今帰り?」

「あぁ、おかえり。今、そこのスーパーで野菜が大安売りでね〜。ついでに牛乳も切らしてたから買ったらこんなことに…」

母の両手には、パンパンに膨らんだ買い物袋がぶら下がっている。

昔から母はこういう人だ。

とても自らのキャパでは抱えきれないものを、「母だから」という理由で1人抱え込もうとする。それは日々の買い物に限らず、父が他界してから一時が万事この調子だ。

「持つよ、ほら」

「いいわよ〜、これくらい。母さん、まだ若いんだから」

「こんなところで息子相手に若いアピールしてどうすんの。いいから、ほら」

半ば奪い取るようにして持った母の荷物は、運動部の俺でも結構腕にくる重さだ。たまたまこうして手伝えるけど、母だけならどうなっていただろうか。

「ごめんね、重いもの持ってもらっちゃって」

母は、そう言って少し後ろを歩いた。家のことを手伝ったとき、すぐに「ごめんね」と言うのも昔から変わらない。

「あのさ、そういうときは「ごめんね」じゃなくね? 「ありがとう」の方が俺嬉しいんだけど」

母の方を向くことなく、ずっと思っていたことを告げた。しばらくして振り返ると、母はその場に立ち止まっていた。慌てて駆け寄ると、母は一瞬顔を隠したがすぐに笑顔を向けた。

「そうね。いつもありがとうね。今までもこれからもず〜っとず〜っとありがとうね」

今まで抱え持っていた荷物を全て手放したような、すっきりした笑顔だった。

「うん、やっぱそっちがいい」

その瞬間、俺の中の「ごめんね」はすべて「ありがとう」に置き換わった。ようやく、ここから母と対等になれるのかもしれない。そんなふうに思いながら、赤く染まる空の下を母と2人並んで歩いた。

5/30/2023, 4:52:54 AM

私のしんどい一日の報告が、
なんでふたりが親なのに私ばっかりという
いつものエアスポットに落ちた瞬間、
悪かったって。と
たいして悪びれず夫は言う。

燃料が思い切り追投下されたのを
自分の頬の燃えるような熱さで知る。

何が悪かったの?
私の話、途中なのに!
本当にそう思ってるわけ?

結局、自発的なごめんねを期待してるくせに
自分の苦労を語って聞かせてる時点で、
私の目論見は失敗している。

夫はアルマジロ的に鎧を纏って
耳はタコ。
思考停止で、嵐が過ぎ去るのをひたすら待っているのだ。

何度と繰り返すこのくだりに来て、
いつもそう思うのに、
私も夫も、なんと成長のないことよ。

しばらく、普通より大きめな音を出しながら
家事をする。

自分だけが怒っているのに、
居心地が悪くなる。

同じやり取り。
同じ反応。
同じ流れ。
。。。。。ばかみたい。。。。

結局私が、なんかテンパッた、ごめんね。
と、口を開くと
大変だったんだよね。と
夫も言う。

また同じだ。
でも、なんとなく、心は落ち着き、
気持ちは新しくなる。

きっとまた1週間位は、がんばれる。

結局、同じでも必要な時間なのだ。

5/30/2023, 4:46:20 AM

「また会おうね」の一言で
春ごと終わりにしてしまった
控えめに差し込まれる日々を理由に
夏はこんなにも明るい けれど
あのあかね色の頬が恋しい
ただ「うん」と頷くあの頬がくるしい

5/30/2023, 4:38:09 AM

貴方の事がずっと好き。
会った時から、喋り方も
性格も、仕草も、全て好き。

今までしてこなかった自分磨きをし始めた。
仮に貴方が今の私を好きでも、そうじゃなくても
私が貴方に見合うような人になりたくて。
前までは忘れていた爪切りも
めんどくさくてやらなかった眉毛を剃る事も
日焼け止めを塗るのも
全部、ちゃんとやるようになった。

沢山連絡をとって、いい感じ。
貴方が私の事を特別扱いした時があった。
嬉しかった。
両想いだなと思った。

だから、告白したの。

でも私失敗したみたい。
私が浮かれてただけだった。
未だに頭から離れない。
貴方の声で、貴方の口から
言われたから。


「君をそういう人としては見れない」

「ごめんね。」

5/30/2023, 4:09:02 AM

また降ってきた。
「私が降らせたの、雨女だから。」
口を尖らせ冗談まじりに言う。

「私が降らせたかもしれないよ。」
仲間だと言わんばかりに
にっと笑う。

お決まりのやり取り。
いつもの空。

ごめんね、ありがとう。

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