私のしんどい一日の報告が、
なんでふたりが親なのに私ばっかりという
いつものエアスポットに落ちた瞬間、
悪かったって。と
たいして悪びれず夫は言う。
燃料が思い切り追投下されたのを
自分の頬の燃えるような熱さで知る。
何が悪かったの?
私の話、途中なのに!
本当にそう思ってるわけ?
結局、自発的なごめんねを期待してるくせに
自分の苦労を語って聞かせてる時点で、
私の目論見は失敗している。
夫はアルマジロ的に鎧を纏って
耳はタコ。
思考停止で、嵐が過ぎ去るのをひたすら待っているのだ。
何度と繰り返すこのくだりに来て、
いつもそう思うのに、
私も夫も、なんと成長のないことよ。
しばらく、普通より大きめな音を出しながら
家事をする。
自分だけが怒っているのに、
居心地が悪くなる。
同じやり取り。
同じ反応。
同じ流れ。
。。。。。ばかみたい。。。。
結局私が、なんかテンパッた、ごめんね。
と、口を開くと
大変だったんだよね。と
夫も言う。
また同じだ。
でも、なんとなく、心は落ち着き、
気持ちは新しくなる。
きっとまた1週間位は、がんばれる。
結局、同じでも必要な時間なのだ。
5/30/2023, 4:52:54 AM