『「ありがとう」そんな言葉を伝えたかった。その人のことを思い浮かべて、言葉を綴ってみて。』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
皆、私を理解はしてくれない。
理解したつもりにしかなっていないのだ。
当たり前だ。
私は私しかいないのだから。
私がどんなに効率的案を出しても理解してくれるやつなどいないのだ。必ず馬鹿な信用だけで生きているようなやつの話を皆、聞くのだ。
そして馬鹿どもはあとから後悔する。そもそも自分の考えが間違っていたなどとすら思わないのかもしれないが。それを見て私は今日も呆れる。だが、そいつらと関係があるうちは尻拭いをしなくてはいけないのだ。それを見たその馬鹿どもが私を頼れるやつだと勘違いする。そうして私の視界はだんだんと白黒の世界と変わっていく。
もう疲れたのだよ。
だがそいつらごときのせいで人生を終わらすのもそれこそ馬鹿だ。そいつらに人生を左右されては癪だ。だからこそ私は言いたい。
「今日も生きてくれてありがとう。」
と自分に。
生きてて良かったとはまだ言えないけどそれでもあの時縄を買いに行くことすらしんどくて「またでいいや」って諦めた私ありがとう。ゆっくりとりあえずもうちょい呼吸続けとこーね
私、昔は苦しくて、悲しくて、仕方なかった。
でも、ある人が救ってくれたんだ。
私はみんなに嫌われている。だってさ、面白くないし、笑顔下手だし。。。ま、そんなことわかってたしそんなに辛くはない。…そう、思い込んでいた。
ある日、ろうかをとぼとぼと歩いていた。そしたら、学校中ですごい人気の山田さんという人がいた。山田さんの周りには、やっぱりと言うべきか、女子や男子が周りに沢山いた。そんな山田さんたちの横をできるだけ気づかれないよう、早歩きで通った。なんだろう、、視線を感じる。その視線の正体を探していたら、びっくりする場所にその正体はあった。その「正体」って?それは、ズバリ言うと
あの有名な山田さんだった。びっくりした。声も出なかった。でも、私の足は止まらず前へ進んでいってしまった。
あれはお昼ご飯のときのこと。私はいつものようにひとり、ベンチでお昼ご飯を食べていた。そしたら急に私の座っている横に山田さんが座った。そして山田さんは言った。
「君、大丈夫?」
「…は?」
意外過ぎた。そんなこと言うと思わなかった。
そして続いて山田さんは言った。
「だって君なんかしんどそうだったからさー。
あ、友達関係とかの意味でね」
図星だった。
「どうしてわかったの」
「だからしんどそうだったから」
そんなに顔に出てた?
でも、初めて誰かに気づいてもらった気がする。
「よくわかったね」
「そうかな?」
「相談乗るよ?」
「ありがとう」
「……ってことがあって」
「ふーん でもさーそれって自分で
決めつけてるだけじゃない?」
「…え?」
そんな発想私にはなかった。
「そうなのかな、、、」
「そうだと思うよ」
「…そっか、そうなのかな」
その日から私は彼の言葉を信じることにした。
それから私は彼と一緒に楽しく過ごしている。
きっと、彼が私の人生を変えてくれたんだ。
今だから言える。私は本気であなたに
「ありがとう」という気持ちを伝えたいと思った。
お題 ありがとう
【そんな言葉を伝えたかった。その人のことを思い浮かべて、言葉を綴ってみて。】
突然だけどわたし、中学まで死ぬほど太ってたの。
冴えない見事なドスコイ体型。
スクールカーストは最下位だったけど
小馬鹿にされようが、嘲笑われようが
どうせ事実だから、なるべく場所を取らないように背中を丸めて、誰とも目が合わないように下ばかり見ていた。
でも、中2のとき私の前の席で、次の授業について話しかけてきた酒屋の息子に突然言われたの。
『笑ってる顔、可愛いと思う』って。
お洒落や恋愛で盛り上がるクラスメイトの中で
太った人、でしかない自分にむけられた言葉だとは到底思えなかった。
『うそでしょ?罰ゲーム?』
『本当。よく見ると可愛いよ』
耳まで真っ赤にしながら笑う酒屋の息子。
青天の霹靂とはまさにこのことで。
親以外の人間から初めて言われた『かわいい』は
わたしをただの太った人ではなく、
女の子として存在して良い、と認めて貰えたような気持ちにさせた。
そこから高校生になる前に20キロ近いダイエットをして
入学後、すぐ始めたバイトの給料で生まれて初めて床屋じゃない美容院へ行き
縮毛矯正をして、髪型を変え、メイクを覚えて、人生が変わった。
駅で会った中学の同級生に意地悪く大きい声で
『えー!人ってこんなに変わるんだぁ!』と叫ばれた事もあったけど、
『当然だろ』と思いながら、一瞥して視線を上げたまま堂々と駅構内の真ん中を歩けたのは、
間違いなく酒屋の息子の『可愛い』の言葉のおかげだった。
ありがとうと伝えたいと思っていたけど、迷ってるうちに月日は過ぎて、高校卒業から数年後、FBで彼がブラジルに移住したのを知った。
酒屋は今も健在で、彼そっくりの弟さんが継いでいる。
たまにその酒屋の前を通ると、今でも当時迷っていたことを少し後悔する。
死ぬ前にもう1度だけ、会えたらいいなぁ。
『あなたにとっては記憶に残ってない程どうでもいい事だったと思うけど、
私にとっては本当に大きな出来事だった。
可愛いって言ってくれて、ありがとう。
わたしもあなたのこと、ずっとかっこいいって思ってたよ』
ありがとう。その一言がいつも言えなかった。
最後に誰かにありがとうと伝えたのは一体何時だっただろうか。
もう思い出せない。思い出せないぐらい、遥か昔の事だった。
失ってからそれがかけがえのないものだったことに気がつく。だなんて月並みな言葉だし、失う前に気がつけるものだと思っていた。
ねえ。——、どうしていなくなってしまったの?
まだ、大好きもありがとうも何も伝えられてないのに。
美味しいものを食べた時
夕日が綺麗だと気づいた時
桜の下で散りゆく花びらを見上げた時
あなたに会いたくなる
まだまだ一緒にいたかったのに
してあげたかったことが
こんなにあるのに
いま出来ることはこれだけ
だから、めいいっぱい心を込めて
ありがとうって伝えたい
「ありがとう」伝えたい人を思って綴って
以上略 5/3
お題を見て初見で思ったこと、
ありがとうを伝えたい人よりも
タイトルなげーよ! だったよ。
一文字書いたら、お題消えるから、
嘘やん、暗記しきれんよ~、ってなったよ。
ハートが1日平均8~12増えます。
いつも、読んでくれてありがとう!
と、書いて終わります。
【「ありがとう」そんな言葉を伝えたかった。その人のことを思い浮かべて、言葉を綴ってみて。】#3
幼い頃から、物語を書いて母に読んでもらうのが好きだった。
物語の中では、どんな世界でも作ることができる。
それが楽しくてたまらなかった。
大人になり、イラストや漫画、小説が投稿できるアプリで好きな物語を書いて投稿している。
私が書いているのは、二次創作やオリジナルの男性同士の恋愛の物語だ。
(もしよければ、探してみて欲しい(笑) )
もちろん、自分の脳内で作られた大好きな物語を文章にするのは、すごく楽しい。
しかし同時に、自分が本当に書きたいのは物語だけでないということも感じていた。
文章を書くことが好きだ。
だからこそ、自分の思うままに書ける場所が欲しかった。
そんな時に出会ったこのアプリ。
まだ始めて3日目だが、早くも習慣になろうとしている。
私が書きたい文章を書けるこの場所に感謝を伝えたい。
運営の皆様へ
素晴らしい場所を作ってくださって、本当にありがとうございます。
末永く、よろしくお願いします。
私の文章を読んでくださっている皆様へ
まだまだ拙い私の文章ですが、読んでくださってありがとうございます。
私自身も皆様の文章を見て、自分では思いつかないような着眼点に気付かされることも多く、とても勉強になります。
これからも、どうぞよろしくお願いします。
あなたはまだ知らないでしょうね。
たくさんの人をどれだけ励ましているかを。
あなたの生きざまはとても素敵で、
わたしもそうなろう、そうなりたいって、
つまずきそうになっては起き上がるきっかけとなってくれています。
あなたに次に初めてお会いする時にはきっと、
たくさんのサプライズと感謝でいっぱいの世界に驚かれることでしょうね。
必ず感謝を伝えに行きます。
それまではあなたに会える日を心待ちにして頑張っていきます。
ありがとう、と言うと君は少しだけ笑って、もっと頑張らなきゃ、なんて返すから僕はそれが苦しくて悔しくて悲しくなる。ほんの少しね。ほんの少しだけ笑う君。小春。それが悔しい。
もっと頑張らなきゃ、と君が言って僕は、えらいね、頑張ってるね、無理しないでね、いつでも話聞くからね、って返すけど僕が本当に言いたかったのはそんなことじゃなかったんだ。それなのに、ほんの少し笑うしか誤魔化し方を知らない僕だから、君が心配する。春一番。悔しいな。
もっと、ありがとうが言いたかった。君を頑張らせるのが怖かった。ほんの少しの笑顔を、とびきりの笑顔に変えられない自分が情けなくて逃げた。ごめん。僕が本当に言わなくちゃいけないのは、ありがとうじゃなくてごめんなのかもしれない。だけど、君にもう一言だけ言えるなら。ありがとう。
春。やっぱりもう一言だけ。愛してる。
昔、幼稚園からずっと仲良くて親友だと言える友達がいた。
いじめにあって、不登校になっても、それを知らなかったからかもしれないけど、不登校から復帰した後も何事もなく友達でいてくれた。
でもいつだったかな、全然話さなくなって、登校中もほとんど無言のまま、別の友達との待ち合わせまで歩いた。
そこで僕らの関係は崩れていった。
僕の性格が昔とは変わっていったからなのだろうけど。
ずっと友達だと言っていたのに、ごめんなさい。
でも君と友達でいれて楽しかったよ。ありがとう
もう忘れる。君とは、初めから合わなかったということだから。
今はもう僕のことも忘れてるのかもしれないけれど。
[ありがとうを伝えたかった人へ]
ゆるやかな風
木々をゆらす
暖かい陽射し
やさしくやさしく
ゆらゆら木洩れ日
心もゆれる
ああ言えばよかった
こうすればよかった
後悔ばかりで
後ろ向き
前を向かなきゃ
踏み出さなくちゃ
想い出は大切に
宝箱にしまっておこう
今この時を
笑顔で生きていく為に
想い出に囁いた
「ありがとう」と☘️
―「ありがとう」そんな言葉を伝えたかった。その人のことを思い浮かべて、言葉を綴ってみて。―
ゴールデンウィーク間近の週末、
母方の祖母の家を訪れていた。
いらっしゃい
よく来たね
遠いとこからご苦労さま
と、祖母は歓迎と労いの言葉を掛けてくれた。
祖母の家に行けば当たり前の光景だが、
今日は、いつもとは違う、緊張感を
帯びていた。
そう、今日は祖母の旦那さん、
つまり私の祖父の命日なのだ。
その後は特にどうということもなく
各々で自由に過ごしていた。
すると、棚を整理していた祖母が
声を上げた。
見覚えのないDVDが出てきた
と。
特に大きく反応を示したのは私の弟で
“謎のDVD”に興味があるようだ。
暇つぶしとしては最適だということになり
早速DVDプレーヤーに円盤を差し込んだ。
テレビに映ったのは昭和時代の
ビデオテープか何かで撮った映像と
思われる、古めかしく荒い画像のもので、
小学生時代の母や、その友人や近所の人たちで
キャンプをしている場面だった。
そこには祖母も母の弟も映っていた。
つまりは…
祖父も映っていた。
それを見たその場の人たちみんなは
それぞれの反応を見せた。
このDVDが見つかったときから
そこまで反応していなかった私の父は
いつも通りの無表情だったが、
その目はいつもより少し見開かれていた
ように見えた。
古めかしい映像が物珍しく、
興奮していた私の弟は
その場の空気なんて気にもせず、
あ!さっき映ったおじさん、じいじに
似てるー!ねーねーおかあさん!
あの人ってじいじ?
なんて、上擦った声で騒いでいた。
一方、母は息子の言葉を他所に
目を見開いてあんぐり口を
開けていて、その瞳は微かに揺れていた。
それに対し、祖母は
あらほんと
じいじも映ってるわねぇ
こんなに若いじいじ、久しぶりに見たわ
この頃の髪型の似合わなさと言ったら!
あぁ…懐かしいわねぇ
なんて1人で昔の記憶に入り浸っている。
祖父は暖かい人だった。
いつも笑みを浮かべていて、
その寛大さの表れなのか、
私は祖父が怒っているところを
見たことがない。
私に花札や坊主めくりを教えてくれた祖父。
囲碁に集中している途中に話しかけても
拒んだりせず、
一緒にやるか?
と笑いかけてくれた祖父。
本当に面白い人だったし、知的な人でもあり、
他にも思い出がたくさん。
気づけば緊張感は消え、
リビングはいつも通りの暖かな
雰囲気に戻っていた。
みんな清々しく穏やかな表情でテレビを
見つめていた。
それは今は亡き祖父がつくりだした和やかさ。
伝えきれなかった感謝を今、
天に向かって呟いた。
ありがとう、おじいちゃん
「ありがとう」
真っ暗くて、何もない世界から
強く優しい光を差し伸べて
僕を掬いあげるように全てを認めて
僕を生かしてくれて
ありがとう。
ありがとう。この一言を言えれば、どんなに楽だったか。変なプライドがその言葉を言うのを邪魔した。お母さん、お父さん、弟、全員に感謝の気持ちを伝えられ無かった。学校で虐められてる私はこのことを家族に教えたくなかった。感謝の気持ちを言えば、今までの事を全部喋っちゃうかもしれないから。言えるわけが無かった。
私「...。」
「...ごめんね。みんな。私、最後まで 伝えられ無かった。」
「ありがとう。バイバイ。」
今日、私は飛び降ります。
ありがとう
組んだ腕をするりと下ろす。解きはせずに指を絡める。俺を見上げたコイツは、それだけで終わりにしたようだ。
「焼き鳥がいい」
「いいね! 行きたい店があってさぁ」
「駅前のあそこだろ?」
「そう! 新しくできたじゃん? 割とお客さん入ってるみたいで」
「俺も気になってた」
雨が降ってる今日は少し空いているかもしれない。俺は××の肩に自分の肩をぶつける。ついでに体重も少しかける。信号を渡ればすぐに目当ての店だ。
テーブル席だろうか、カウンター席だろうか。
「ありがとな」
「んー? ふふ、幼馴染ですから」
「そういうもんかぁ?」
「腐れ縁ってそういうもんでしょ」
傘を叩く雨音が強くなった。信号が青に変わると、俺も××も何も言わずに大股の早歩きになる。
いちいち言わなくていいのは楽だ。
「メンマあるかなー」
「ほんと好きな、それ」
私が出会ったいくつもの物語。
楽しみであり冒険であり安らぎであり逃げ場所であったきみたち。
安全な場所で、恐怖を、怒りを、悲しみを、絶望を教えてくれたきみたち。
そして、私の中に生まれた、未だ描かれぬきみたち。
ありがとう。
そして、これからもよろしく。
2023.05.03
お題を見て、真っ先に貴方の顔が浮かびました。
たくさんたくさん進路の相談に
のってくれてありがとうございました。
私の夢を笑わないで真剣に聞いてくれたことが
何よりも純粋に嬉しかったです。
アドバイスも1つ1つがとても参考になりました
その時のメモは未だに捨てずに取ってあります。
朝早くから面接練習に付き合ってくれたこと。
あがり症で上手く受け答えできない私に対して
責めたりせずに優しく指導してくださったこと。
受験の日がが迫ってきて不安に押しつぶされそうになっていた時に「大丈夫!」と肩を優しく叩いて安心させてくれたこと。
私以上に私を信じてくれたこと。
本当に本当に感謝しています。貴方は私の恩師です。
改めてあの時は本当にありがとうございました。
貴方の存在があったから合格できました。
夢を叶えるため、これからも努力していきます。
いつの日か、貴方に語った夢を必ず現実にします。
#38 「ありがとう」そんな言葉を伝えたかった。その人のことを思い浮かべて、言葉を綴ってみて。
小さな頃から何度も伝えてきた。
だけど、いざ別れの時間を迎えたときに
まったく言い足りなかったと
握った拳に後悔を隠したりした。
四隅の黄ばんだ古い文庫本の匂い、
野花の茎や花弁の湿り気、
柔らかい芯の鉛筆と水彩のタッチ、
わたしを本当に愛おしいと思っていることを
ありありと知らしめてくれる
腕に柔らかく沈んだ歯形の模様。
そういう、ありとあらゆる血の通ったシーンが
今のわたしの心の、
一番に濃い橙をした箇所に残っている。
常々、わたしのことを
ありがとうの言える優しい子だと、
皺を深くしながら伝えてくれた。
時に呪いだったのかと悩んだ時も
ほんの少しはあったけれど、
今は祝福であったと心から言える。
ありがとう。
祖父へ、祖母へ。
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#36 カラフル(2023/5/3 16:36:00)
ぼくは
きみの言葉
あなたの優しさ
アイツの怒り
彼らの訴え
彼女の愛らしさ
いろんな色に染め上げられながら
ぼくという色を形成する
そういうわけだから
ぼくは常々
今この瞬間が
最高にカラフルな人間だったりする
独創的で開放的なキミ
変化はあまり好まないが
新しいことには敏感で
とりわけ美しいものに
心を動かされ涙する
ミッフィーと紅茶を
こよなく愛する25歳である
ひとつのスペースを大切にし
そこを拠点とし、旅に出る
旅に出て疲れてくると
寿司を欲する頻度が高くなる
若しくは
ワタシの好きなところを
100個言って!と
無理難題を突きつける
仮に100個答えたとしても
全く満足はしないであろう
なぜなら
日常にありふれた言葉では
つまらなく感じてしまうからである
そんなキミがたまらなく愛しいよ
ボクの日常を彩ってくれるキミへ
『ありがとう』