エイプリルフール
■短編(BL)
テンプレだけど^^;
・四郎(しろう)視点
○四郎ってしたいけど、名前決まらない^^;
「それとって」
「…どれ」
「右。もうちょい。ストップ」
リモコンって言えよ、クレーンゲームか。
無言でそれを渡すと、当たり前みたいに受け取ってくる。
「〇〇かけるよ」
「はいはい」
ぼんやり、流れていく画面を眺める。
外で、雨音が少し強くなる。
「ねえ四郎(しろう)ちゃん」
「ん?」
耳元にふっと、息が触れる。
「子どもできた」
「…は?」
慌てて顔を上げる。目が合った。
朔(さく)の口元が、わずかに歪む。
…吹き出される前、こっちが先に息を吐いた。
「お前なー」
笑い声が、すぐ上で弾ける。
頭を抱えた。
朔は吹き出した勢いのまま、ソファに倒れ込む。
クッションを引き寄せて、顔を埋めたまま、肩を揺らしている。
…オメガバースかよ。
溜息がでる。
一瞬でもまともに受け取ったそれに、まだ落ち着かない。
ひとしきり笑った朔を見上げる。
よぎったものが、また少しだけ揺れた。
…朔との、なんて。
(後書き)
珍しく季節ネタを当日中に上げれた満足感(^^)
幸せに
今日のお題はお休みしますm(__)m
代わりに、前にスペース確保した「ないものねだり」
■双子シリーズ(名前つけたよ)
兄、左凪(さな)視点。
醤油の香りが、湯気に混じって広がる。
凪右(なぎ)が、麺の水を切る。
器を取ろうと手を伸ばす。
その前に凪右が棚から降ろした。
出汁を注ぎ、麺を入れていく。
チャーシューとたまごを乗せて、ねぎともやしを散らす。
その横に立って、蒲鉾(かまぼこ)だけちょんと乗せた。
「…洗いもの手伝おうか」
「いい」
「なんで」
「雑だから」
「ひどくない?」
「怪我したら、配信できなくなるよ」
ソーダ味のアイスを舐めながら、ソファに寝転がる。
台所では、凪右がてきぱきと片付けていく。
水の音だけが、遠くで続いていた。
「まだ居たんだ」
「…なんか用事ない?」
「ない。ゲームは?」
「緊急メンテ」
雨の音がした。
「やば」
凪右がベランダに出る。
それに続く。
「邪魔っ」
「手伝う」
「いらない」
洗濯物がまとめて外されて、部屋に放られる。
何かやろうとしたときには、もう終わりかけていた。
…少しくらい、残してくれてもいいのに。
雨が止んでいるのに気づく。
「買い物行くけど、夜なに食べたい?」
ソファから体を起こす。
「一緒に行く」
「…別にいいけど」
「待って」
先に行く背中を、少し遅れて追った。
(後書き)
勉強になるけど、
水の音だけが、遠くで続いていた。
雨が止んでいるのに気づく。
とか、AIの手直しアドバイスで本当にこの書き方でいいのかびっくりする。
なかなか身につかないなー^^;
忘れてた^^;
続けました、不定期更新です。
何気ないふり
■短編(百合と学生)
すき間風に、カーテンがふわりと揺れる。
桜が、青い空に舞う。
読みかけの小説を開いたまま、窓の外に目を奪われた。
この席にしてよかった。
本なんて滅多に読まない。
字を読むのも、少し苦手だ。
それでも今日は、なんとなく来ただけで――
「…綺麗だね」
その言葉に、心臓が跳ねる。
頬杖をついた先輩は、窓の外を見ていた。
風に、髪が揺れる。
…かっこいい。
「ん?」
目が合って、すぐ逸らす。
「…ここ、よく来るんですか?」
「んー…たまにかな。嫌だった?」
慌てて首を振る。
くすっ、と小さく笑われた気がした。
先輩がカップを持ち上げる。
遅れて、ストローに口をつけた。
「今度の休みもさ、どこか行こっか」
思いきり、むせた。
「…べつに、いいですけど」
何でもないふうに、続きを飲む。
ふと、服のことを考える。
(後書き)
…テンプレすぎたかな^^;
ハッピーエンド
■短編(時代劇ぽく)
今日は、間に合った(^^)
いつもより赤い夕陽が、広がる。
錆びた鉄の匂いが、風に乗る。
鼻の奥が、わずかに熱を帯びた。
一歩、身を乗り出す。
足元の小石が、ぱらりと落ちた。
「…血か」
ふ、と。
口元が、わずかに歪む。
「…そうか」
笑いそうになるのを、飲み込んだ。
ひとつ、息を吐く。
それでも。
「…ク、ハ」
指先で、前髪を押し上げる。
こめかみが疼く。
角(かく)に触れる風が、やけに冷たい。
視界が、ひらけた。
「――さて」
崖を背に、踵を返す。
手探りで、口の欠けた徳利を引き寄せる。
戻ると、赤がいっそう濃くなっている。
崖が、暮れる。
縁に立ち、
「…待っておるぞ」
瓶を掲げる。
影が、背に落ちた。
「――祝杯だ」
擦り切れた布が、かすかに鳴る。
(後書き)
クローゼットの奥に眠る黒歴史を引っ張り出して直してみた。
尖ってて楽しかった(^^)コメカミガウズク…
見つめられると
■夜シリーズ(名前つけたよ)
BLものです。
※大人向けの関係を含みます。
軽い接触の匂わせ描写はあるので、苦手な方はm(__)mキョウハタイシタコトナイ
名札を首から下げ、長い髪を前に流した。
触れたまま、少しだけ整える。
背中から、賑やかな声が聞こえた。
「ちょ、まって、お腹痛い」
「アンタ、それで接客するつもり?」
ひとりをネタに笑いが重なる。
マスターの思いつきに、従業員はいつも振り回された。
「あれ、今日、おろしてるんだ?」
隣から声がして、わずかに肩が揺れる。
いつの間にか宇宙(そら)が、すぐそばにいた。
「イメチェン?」
「…たまたま」
「ふーん」
宇宙(そら)はそれだけ言って、手を動かした。
支度を終えて、椅子が軽く鳴る。
立ち上がりざま、耳もとで。
「…気をつけてね」
一瞬、息が止まる。
宇宙は、それだけ残して、笑いの中へと消えていく。
遅れて、視線を落とした。
背中からの声が、少しだけ遠くなる。
小さく息を吸って、顔をあげた。
不意だった。
ノンケだと聞いていたはずなのに。
「今は、誰とも付き合うつもりないかな」
「…なら、いつならいいですか?」
まっすぐ見られて、言葉が続かなかった。
(後書き)
またせたのに、短くてm(__)m
不定期で続けてみようかなと。