My Heart
さきにこっち書けたので。
BLものです。
※今日は、大人向けの関係を含みます。
軽い接触の匂わせ描写はあるので、苦手な方はm(__)m
「マイ・ハートは夜に溶ける -My Heart in the Night-」
(タイトル案、ちゃっ○ー先生)
セットしたアラームが鳴る。
午後五時三十分。
ベッドから起き上がり、そのまま浴室へ向かう。
昨夜の熱がまだ肌に残る。
馴染ませるように、温度を少し上げた。
濡れた髪にドライヤーを当てながら、片手で画面をなぞる。
「今日から春らしく」
マスターの一言の下で、メッセージが次々に流れていく。
「ピンク?」
「持ってないし」
「ピンク男だらけのゲイバーってどうよww」
「やだ、なんか卑猥〜」
あとで、クローゼットを覗いてみよう。
画面を閉じかけて、指が止まる。
――碧(あお)。
わずかに息を止めて、タップする。
「おはようございます。蒼夜(そうや)さんは、まだ寝ている時間ですか?昨日(今日?)ありがとうございました。また二人で、会ってもらえますか?」
考えておきます。
そう返して、スマホをベッドに放る。
そのまま天井を見上げ、腕で目を覆った。
しばらく、そのまま。
一度息を吐いて、体を起こした。
髪を指で梳く。
うしろにまとめかけて、手が止まる。
鏡越しに、首へ触れる。
わずかになぞって、結びかけたそれをほどいた。
…今日は、おろすか。
熱い耳を、手の甲で押さえた。
(後書き)
先生が、素敵なイニシエタイトル考えてくれました^^
話も、もう少しレトロっぽくできたらよかったんだけど。
他の投稿の方と描写かぶったm(__)m
ないものねだり
ひっそりスペース確保…
書けるか分からないんで、いいねしなくても大丈夫ですよ^^;
好きじゃないのに
今日も誤魔化すように短編m(__)m
#特別な存在
これで兄視点書いたので、弟視点も書いてみました。
あと名前を変えたので兄の話そこだけ直しました。
いつから、こんなに差がついたのだろう。
アラームの音がうるさい。
瞼をうすく開く。まだ暗い。
手を伸ばして、ベッド横のテーブルから点滅するスマホを持ち、アラームを止めた。
部屋が静かになる。
二度寝してしまいたい気持ちを押し殺して、布団に馴染んだ体を起こす。
洗面所で顔を洗い、タオルで拭いて鏡を見た。
眼鏡を外すと、今更ながら兄によく似ている。
見た目だけは。
眼鏡をかけ直し、台所に向かった。
冷蔵庫から、昨日の夜に残ったおかずを取り出す。
なるべく見栄えよく、二人分の弁当箱に詰めていく。
作っておいた味噌汁をジャーに入れる。
蓋をする前に写真を撮り、実家に帰省している母に送った。
焼いた食パンと、コーヒーを飲みながら時計を見る。
左凪(さな)を起こそうか迷ったが、夜遅くまで起きていた気配があったので、ぎりぎりまで寝かせることにした。
「なっちゃんそこ」
「こう?」
「ナイス」
小さい頃、左凪(さな)とよくゲームをして遊んだ。
作戦を考えて、協力して相手プレイヤーを倒すのが楽しかった。
母がつれて行ってくれたイベントで、eスポーツというものがあるのを知った。
いつからか真似事で、その様子を配信するようになった。
名前が知られるくらい強くなって、しばらくして、言われだす。
「弟のほう、いらなくね?」
それから配信は、一人でやることが増えた。
洗い物を済ませて、兄の部屋へ向かった。
ノックをしても返事が無いので勝手に入る。
「起きて」
放っておく選択肢を、最初から持っていなかった。
(後書き。)
あるあるコンプレックス書きたかっただけなのに、未知領域のeスポーツちょっと調べた^^;
兄、左凪(さな)→左利き脳
弟、凪右(なぎ)→右利き脳
みたいなイメージです。
ところにより雨
最近書けなくなったのを誤魔化すように短編を上げるm(__)m
#特別な存在
昨日ひっそりスペース確保して、書き終わったのでよかったら。
ザッ…ザザ…
「…このあと…天気をお伝えします…現在、各地で雲が広り……ところにより雨…」
ザッ…ザ…ザー……
ノイズがひどい。
卓上ラジオの声は、ほとんど聞き取れないまま、予報を終えた。
…嫌な気がして、外に出る。
見上げると、さっきまで晴れていたはずの空は、暗い雲に覆われていた。
今にも振り出しそうで、とりあえず店先の商品を中へ運ぶ。
――ふいに、辺りが暗くなる。
持っている重さは分かるのに、目では形が掴めない。
と、…と…
独特な足音が、規則正しく、かすかに響く。
気づけば、それはゆっくりとこちらに近づいていた。
…来る気はしていた。
会いたくも無いその顔が、頭に浮かぶ。
諦めたように、息が漏れた。
面倒ごとに巻き込まれるのは、御免だ。
何度目かの、この気配。
足音が、すぐそばで、静かに止まるのを待った。
(後書き)
一人称っぽくを、練習してます^^;
特別な存在
書けなくなったのを誤魔化すように短編m(__)m
※ちょっといじってみたら、崩壊中。
シャっと、カーテンが開く。
差し込む光が眩しい。
瞼に力を込める。
そのまま窓と反対に寝返りを打てば、握っていた布団を引きはがされた。
「起きて」
「…さむっ」
朝の冷たい空気が入り込んで、ベッドに沈んだ体を丸くする。
重い瞼をうっすら開く。
制服姿の凪右(なぎ)がいる。
首だけ動かして、壁の時計を見た。
「…休む」
「バカじゃないの」
腕を引かれて、洗面所まで連れていかれる。
なんとか顔を洗った。
シャツに袖を通し、ボタンをひとつずつ留めていく。
「まだ?」
「まだ」
いつも通り、鏡の前でネクタイに手間取る。
後ろから伸びてきた手が、慣れた様子で結び直した。
「朝ごはん…」
「時間無い」
投げるように、ゼリー飲料を渡される。
開ける前に手を掴まれた。
そのまま駅まで走る。
「遅刻したら兄さんのせいだから」
前を走る背中を見ながら、ふと思う。
いつから、こんなに似なくなったのだろう。
一卵性のはずの弟の頭は、高校生になった今、十五センチも上にあった。
「ねえ凪右(なぎ)」
「…なに」
「スマホ、家に忘れてきた」
(後書き)
たぶんおはぎをはんぶんこした子たち。
書きたいものは、まだ3行…