ところにより雨
最近書けなくなったのを誤魔化すように短編を上げるm(__)m
#特別な存在
昨日ひっそりスペース確保して、書き終わったのでよかったら。
ザッ…ザザ…
「…このあと…天気をお伝えします…現在、各地で雲が広り……ところにより雨…」
ザッ…ザ…ザー……
ノイズがひどい。
卓上ラジオの声は、ほとんど聞き取れないまま、予報を終えた。
…嫌な気がして、外に出る。
見上げると、さっきまで晴れていたはずの空は、暗い雲に覆われていた。
今にも振り出しそうで、とりあえず店先の商品を中へ運ぶ。
――ふいに、辺りが暗くなる。
持っている重さは分かるのに、目では形が掴めない。
と、…と…
独特な足音が、規則正しく、かすかに響く。
気づけば、それはゆっくりとこちらに近づいていた。
来る気はしていた。
会いたくも無い顔が、頭の中に浮かぶ。
諦めたように、息が漏れた。
面倒ごとに巻き込まれるのは、御免だ。
何度目かの、この気配。
足音が、すぐそばで、静かに止まるのを待った。
(後書き)
一人称っぽくを、練習してます^^;
3/24/2026, 10:52:56 PM