好きじゃないのに
今日も誤魔化すように短編m(__)m
#特別な存在
これで兄視点書いたので、弟視点も書いてみました。
あと名前を変えたので兄の話そこだけ直しました。
いつから、こんなに差がついたのだろう。
アラームの音がうるさい。
瞼をうすく開く。まだ暗い。
手を伸ばして、ベッド横のテーブルから点滅するスマホを持ち、アラームを止めた。
部屋が静かになる。
二度寝してしまいたい気持ちを押し殺して、布団に馴染んだ体を起こす。
洗面所で顔を洗い、タオルで拭いて鏡を見た。
眼鏡を外すと、今更ながら兄によく似ている。
見た目だけは。
眼鏡をかけ直し、台所に向かった。
冷蔵庫から、昨日の夜に残ったおかずを取り出す。
なるべく見栄えよく、二人分の弁当箱に詰めていく。
作っておいた味噌汁をジャーに入れる。
蓋をする前に写真を撮り、実家に帰省している母に送った。
焼いた食パンと、コーヒーを飲みながら時計を見る。
左凪(さな)を起こそうか迷ったが、夜遅くまで起きていた気配があったので、ぎりぎりまで寝かせることにした。
小さい頃、左凪(さな)とよくゲームをして遊んだ。
作戦を考えて、協力して相手プレイヤーを倒すのが楽しかった。
母がつれて行ってくれたイベントで、eスポーツというものがあるのを知った。
いつからか真似事で、その様子を配信するようになった。
名前が知られるくらい強くなって、しばらくして、言われだした。
「弟のほう、いらなくね?」
それから配信は、一人でやることが増えた。
洗い物を済ませて、兄の部屋へ向かった。
ノックをしても返事が無いので勝手に入る。放っておく選択肢を、最初から持っていなかった。
「起きて」
(後書き。)
あるあるコンプレックス書きたかっただけなのに、未知領域のeスポーツちょっと調べた^^;
兄、左凪(さな)→左利き脳
弟、凪右(なぎ)→右利き脳
みたいなイメージです。
3/26/2026, 3:52:53 AM