「心と心」
『私は運命の人とは互いの心と心が通じ合っていると思うんだ。君もそうは思わないか?なぁ聞いているのか?』
昔彼女が口にした言葉を、今でも鮮明に覚えている。
そんな彼女は今、暴走したトラックに跳ねられ、病院で眠っている。
医者からは
『体が回復したら時期に目を覚ますでしょう』
と言われたが心配で毎日時間が許される限り、彼女の病室に赴いている。
事故に遭い数ヶ月後、彼女は目を覚ました。
―――記憶を無くして―――
最初彼女が目覚めたとき彼女は戸惑っていた。
目覚めて記憶が無ければ戸惑うのも無理はないかも知れない。だが、戸惑いの感情を向けるのは僕に対してだった。
彼女は僕を見た瞬間泣き出した。
僕はなぜ彼女が泣いているのか分からなかったが、彼女自身も自分がなぜ泣いているのか分からなかったみたいだ。
ただ言えるのは、彼女が目覚めたときとてつもなく嬉しくて、泣きそうになった。
ふと彼女が昔言っていたことを思い出した。
『私は運命の人とは互いの心と心が通じ合っていると思うんだ。』
彼女の言うとおり、僕と彼女の心はもしかしたら通じ合っているのかもしれない。
―――数ヶ月後―――
彼女の記憶が戻りつつある頃彼女がふとこう言った
『私達は運命の人なのかもね』と。まるで昔の自分の言葉に付け加えるように。
久しぶりの投稿です!
久しぶりすぎて何が何だかよく分からない気がします"(-""-;)"
最近急に寒くなりましたね、私はちょっと風邪気味です😂皆さんも体に気を付けてくださいね。
最後まで読んでくださると嬉しいです😆
「どうすればいいの?」
「どうすればいいの?」
「ねぇ、どうしたら良かったの?」
幾万幾億と繰り返した言葉。
何度その言葉を繰り返せば、私は救われるのだろう。
私を畏怖する人達に何度も何度も頭を下げた。
仲良くしたかったから。
私は安全だと、怖くないと、あなたよりも弱いと、伝えたかった。
そんな私を最後まで皆は畏怖した。
どうすれば、私はあの輪の中に入れたのだろう。
どうすれば、私は皆とまともに話せたのだろう。
私の言葉には一切耳を傾けない人達を、私は愛したかった。共に笑いたかった。
久しぶりの投稿です!😳
読んでくださると嬉しいです😊
久しぶりに投稿するので、ちょっと恥ずかしいです笑
「あなたがくれた希望」
人を信じれない私に悪い人ばっかりではないと教えてくれたのは、あなただった。
一人孤独を感じてた時に話しかけてくれたのはあなただった。
クラスの女子に虐められていた時に助けてくれたのはあなただった。
両親と喧嘩をして夜に家を飛び出たときに「家に来て良いよ」と言ってくれたのはあなただった。
いつだって、あなたが暗い闇の中から光の中に連れて行ってくれた。
あなたが居なければもう二度と人を信じれなくなっていたかも知れない。
あなたに何回救われたか分からない。
あなたの声が好き。
落ち着く声で何度も優しい言葉をかけてくれたからら。
あなたの手が好き。
何度もツラい場所から、手を引っ張って連れてってくれたから。
私はあなたが大好き。
だから、あなたを侮辱する人を私は許さない。
どれだけ許してと言っても許さない。
トラウマになるまで許しはしない。
こんな歪んだ私を、
あなたはまだ救ってくれますか?
久しぶりに書きました!
ぜひ読んでくださると嬉しいです!
毎回同じような内容になってしまって、とても悲しいです(´・ω・`)
耳を澄ますと
耳を澄まさなくても、
「お前みたいなクズ、生まなきゃ良かった」
両親からの声が聞こえた。
もう慣れた言葉だった。
だけど、まだ心には刺さっていた。
1日に何十回も言われる。
その度に私の心はズキズキと痛んだ。
もう、慣れてもいいころなのに。
耳を澄まさなくても聞こえるこの声に私は、
「…幸せになりたかった。」
と消えそうな声で呟いた。
そんな言葉を両親は聞き逃さない。
「「じゃあ出てけよ!」」
私は幸せになることも望んではいけないのか。
私は、声を出してはいけないのか。
私の目からはもう涙は出なくなっていた。
「優しくしないで」
あなたの目が好き。私を人間として見てくれるから。
あなたの手が好き。私を撫でてくれるから。
あなたの言葉が好き。私を安心させてくれるから。あなたの大きな体が好き。私を包み込んでくれるから。
あなたの声が好き。穏やかな声であの人とは違うから。
あなたの全てが好き。優しいから。
―――だけど、私に
優しくしないで―――
きっとあなたも一緒。あなたはあの人みたいになる。
あなたが私の全てになってしまったら、私はもうあの人の元には戻れない。
(なんど繰り返せば良いんだろう。)
あなたはあの人と違って私を人間扱いする。
(あの人も最初はそうだった。)
あなたはあの人と違って私に暴力を振るわない。
(あの人も最初は振るわなかった。)
あなたはあの人と違って私に暴言を吐かない。
(あの人も最初は優しい口調だった。)
あなたはあの人と違って私に苦痛を感じさせない。
(あの人も最初は幸せだけを感じせてくれた。)
「あなたはあの人と違って私に優しくする。」
(あなたもきっと私に優しくしなくなる)
私に優しくしないで。
自分がどれだけ惨めなのか分かってしまうから。
(私は何度罪を重ねれば良いんだろう。)
「二人だけの秘密」⇧のちょっと続編(?)
私には秘密がある。
それは、DV彼氏がいること。そして、私はドMではないこと。そして、私と彼は警察に追われている。私は彼氏のことが大嫌いだ。
殺してしまいたいほど。
私はある日彼氏とは違って、私に優しくする人に出会った。
私はどんどんその人に惹かれていったと同時に、もう彼氏の元には戻れないのではと思った。
私は思ってしまった。
「あいつさえ殺せればあなたと一緒にいれる?」
そんな、酷い想いをあなたの前で呟いてしまった。
あなたは目を見開き私を見ている。
きっと、今ので私に失望しただろうな。
そんな時、あなたは言った。
「…俺も、君と一緒に居たい」
私の酷い言葉に肯定したあなたも
きっと酷い人間なんだ。
そんな答えに至ったのは
私と一緒に居たからなのかもしれない。
だけど私はそんな言葉を聞いたとき
「安心」してしまった。
それから私達は計画をたてた。
あいつを殺す計画を。
~実行~
ついにあいつを殺す日だ。
これで辛い日常はもう戻ってはこない。
私は解放される。
あなたと一緒にいれる。
私とあなたはあいつを殺した。
あいつの死体は川に流して、痕跡を消した。
私とあなたは晴れて恋人になった。
だけど、これからも警察に追われる日々が続く。
だけど、あなたと一緒にいれるならそれでもいい。
きっとあなたも私に―――暴言を振るうだろう。
すごい長文!!
最後まで読んでくださると嬉しいです!