今日のテーマは『あなたのもとへ』ということで。
それほど恋愛経験が多いわけではありませんが、不思議なことに恋愛相談なんかはそれなりに受けたりしてきました。
中には恋愛相談の皮を被った惚気話もありましたが...。
それはさておき。
恋をしているときや付き合い始め、特にハネムーン期と呼ばれる時期は『あなたのもとへ』という想いが強いのではないかと、これまで他人の恋愛を見てきて感じました。
そりゃ会いたいでしょうから。普通のことです。
ただ、学生ならともかく、社会人となると『あなたのもとへ』という思いとは裏腹に、なかなか会いに行く時間を作るのが難しいことだってあるわけです。
それでもちょっとでも時間を作って会いに行く。
片道3時間程度の距離なら毎週末会いに行く。
そんな健気に『あなたのもとへ』と向かう人たちを見てきましたが、残念なことにこのタイプでその恋愛が長続きをしたことを私は見たことがない。いや、本当に残念なことに。
長続きしない理由については色々と言いたことはあるのですが、文字数が多くなって、私が目安にしている「スクロールなしで見られる文字数」を超えてしまいそうなので一言で。
「好意の熱量のギャップは、自身と相手の好意を疑うきっかけになりやすいから」です。はい、一言でした。
無理のない範囲で、必要とされたときに『あなたのもとへ』
あるいはお互いに求め合ったときに『あなたのもとへ』
ギャップが生まれるような「竜頭蛇尾」なアプローチではなく、ギャップが生まれにくい「終始一貫」なアプローチができると安定して長続きするのかな、と。そう思います。
はい、端折ったので今日はスクロールなしで読める程度の文字数に収まったんじゃないでしょうか。
というわけで、今日のテーマはこのあたりで。
今日のテーマは『そっと』ということで。
完璧主義や0/100思考という言葉があります。
このような言葉に当てはまる人たちは、白黒はっきりさせたがり、中途半端やグレーな状態を許容できない傾向があるわけですが、「自分は完璧主義や0/100思考ではない」と思っている人でさえ、無自覚にそのような思考にとらわれていることがある。少なくとも私はそう思っています。
たとえば何かで葛藤している場面を想像してみてください。葛藤というのは、ほとんどの場合が二項対立の要因が絡んでいるものです。そして、その状態を解消しようとするとき、人はどちらか一方を選び取る、すなわち取捨選択するわけです。この「取捨選択」という行為そのものが、実は0/100思考的な側面を持っているのでは、と。私は感じるのです。
もちろん、葛藤を解消すること自体はべつに悪くなくて。
ただ、それだけが選択肢ではないと思うのです。あえて葛藤を『そっと』しておく。つまり、曖昧さや未解決のままの状態をそのままにしておく。そんな選択肢があってもいいのではないかと。振り切らないまま曖昧さを受け入れることで、生きやすくなることもあるのではないかな、と。
そういうことが言いたいわけです。
この「そっとしておく」ということの効果については、不安を例にするとわかりやすいかもしれません。
不安を抱えられない人というのは、不安を『そっと』しておくことができず、つい過大評価してしまう。その結果、不安がどんどん膨らみ、自分では抱えきれないように感じてしまうことがあるのです。そして「不安を大きくしすぎている」と気づけないまま、身体的な不調やメンタルの不調にまで至ってしまう――。これは、不安を『そっと』できない人が陥りやすいパターンなのではないかと思います。
一方で、不安に少し距離を置き、ただ『そっと』しておくことができれば、違う景色が見えることもあるかもしれません。「あれ、案外大丈夫かも」「なーんだ、思ってたより小さいじゃん」といった具合に。
要するに、私が言いたいのは、中庸の精神を大切にしたいということで。そして、その中庸に至るには、『そっと』しておくという姿勢が重要なのではないか、と。少なくとも私はそう考えているわけです。はい。
今日は40分弱でした。
今日はこんな感じで終わりにします。
今日のテーマは『あの夢のつづきを』ということで。
「57577」という短歌のアプリをやっていまして、最近「曲がり角」というお題で一つ詠みました。
『あの角を 曲がらぬままの 物語
足跡で綴る 短歌にのせて』
私の短歌の解釈は読み手にお任せするとして。
他の方々は曲がった先について、あるいは「あのときあの曲がり角を曲がっていたら」ということについて言及した短歌が多かったと記憶していますが、今日のテーマも「曲がり方」に通じるものがあるのかな、と。
というのも、どちらも時間軸で言えば先について、あるいはある時間軸のIF(もしも)について想起しやすいテーマはなのかな、と。そのように感じたわけです。
以前にも書きましたが、私は内省は好きですが、過去を振り返ることがあまり好きではなくて。
IFとか並行世界とか、あったかもしれない未来について考えることを好んでいない、と言い換えることもできます。
過ぎたことでもやり直しが効くことはありますが、IFとか並行世界とかで考えることって、大抵はやり直しが効かないことなので、考えても虚しさが残るだけでなので。
それと、私は過去の自分を信じていますし、そのとき、人事を尽くして天命を待った結果が現在なのだと、そう思っています。だからIFに想いを馳せることは現在の自分を、あるいは過去の自分の決断を否定しているようであんまり好きではないのです。めんどくさい性格ですね。
ただ、IFを考えることそれ自体は悪いことではなくて、その結果「現在」を受け入れられないことが悪いわけで。
「あのときああしていれば」と思いつつも「でも今は今」と切り替えて「これからどうしようかと」なんて方向に想いを馳せれるといいのかなと、そう思います。
はい、今日はだいたい30分で書けました。
今日のテーマはこの辺りで。
今日のテーマは『未来への鍵』ということで。
このテーマを見て思ったことは二つあります。
一つ目は、人によって何が鍵になるのかが変わってくるテーマだな、ということで。誰かにとっての鍵が、他の誰かにとっては全く意味を持たないこともあるでしょうから。
二つ目は、鍵は施錠されているものを開けるために使うものですが、そもそも人生において未来や将来が施錠されているものなのだろうか、ということで。私の人生観では、未来というものは扉が閉ざされているというよりも、道にある障害物や悪路のようなものだというイメージですから。
人生という道には、確かに障害物や悪路があると思いますが、それらをわざわざ鍵で開けるような「品のいいこと」をするイメージが私にはありません。むしろ、気にせず進んでいき、必要であればぶち壊して進む。私は品のある人柄ではないので、そんな感じで生きてきたように思います。
それと。これは勝手な、完全な偏見になりますが、『未来への鍵』をわざわざ探す人たちは、準備が整わないと進むことができない人たちなのかな、と思ったり思わなかったり。
たとえば、やらねばならないことの前に家の片付けを始めたり、やるべきことを後回しにしてしまったり、参考書を買って満足してしまうような人たち。そんなイメージです。
ただ、こういった行動を悪いことだとは思っていません。というのも、その行為そのものが『未来への鍵』となっている可能性があるので。鍵を探している時間や労力が、その人にとっての重要な経験や気づきとなって、結果的に『未来への鍵』になっていることもあるのかな、と。そう思います。
今日のテーマは先日途中まで書いて寝てしまったので、書き始めて何分経ったかわかりませんが…。
今日のテーマはこの辺りで終わりにしたいと思います。
今日のテーマは『追い風』ということで。
去年のことですが、就職活動をしていました。
最初に希望していたところは折り合いがつかなかったので自ら辞退し、ちょっと疲れたし、お金にも困っていなかったので気ままに次の就職先を探そうと考えていました。
ところがどっこい。
辞退し、上記のようなことを考えながら喫茶店で煙草を吸っているとき、求人を見るために登録していたところから連絡があり、仲介もするのでと求人を紹介されました。
はてさてどうしたものかと悩んだものです。
人生とは岐路の連続、選択の連続だと常々思います。
私は人生の分岐点というものを直感的に感じるのですが、そのときに思い浮かぶイメージは岐路の前に立ち尽くす自分の姿です。そして風が吹いている。「さぁ、どちらに進むのか?立ち止まる時間なんてないぞ」と言わんばかりの『追い風』が吹いてやまないのです。人の気持ちや事情なんて関係ない、嫌な風ですね。まったくもって。
私は極端な変化を嫌いますから、本当はじっくり立ち止まってどちらに進むか吟味したい性分なのですが、人生の岐路に立たされるというのは決まって立ち止まれない。
幸福の女神には後ろ髪がない、つまりタイミングを逃せば捕まえられない(過ぎ去ってからでは後ろ髪を掴めない)ということの例えですが、まさにそんな感じです。
ただ、私はこの嫌な『追い風』には逆らわないようにしています。というのも、本当は心地よい風を嫌な風だと思うのは、おそらく私の弱さや甘えから来るものなので。
そのときはちょっとしんどくても、多分、どこかで好転すると信じて。そしてそれはあながち間違いではないと個人的には思っています。塞翁が馬、結果論かもしれませんが。
さて、そろそろ30分が経ちました。
新しい年の始まり、数ヶ月後には新しい年度の始まりが訪れるわけですが、こういう時期は嫌なだと感じる風も吹くことでしょう。ただ、あえてその風に身を任せてみると、結果的に『追い風』だったと気づくかも、なんて思ったり。
私も今の職場に満足していますから。
はい、今日のテーマはこのあたりで。