今日のテーマは『君の声がする』ということで。
はい、今日は誠に勝手ながら昨日のテーマの『ありがとう』について書いていこうと思います。
このテーマで最初に思い浮かんだことは高校の頃のエピソードでした。とある国語教諭から「感謝の反対語」について問われたことがあり、そのときはじめて感謝の反対語が「あたりまえ」であると知った...。なんてエピソードです。
言われてみればわかりますが、当時の私は言われるまでまったくわかりませんでした。無学ですね。
人間関係に軋轢を生む一つの要因に、私は「あたりまえ」というものがあると思っていまして。親しき仲にも礼儀ありなんて言葉がありますが、これは「親しいからこそ感謝を忘れがちで、だからこそ礼儀を忘れる」という無意識な「あたりまえ」に注意喚起を促す言葉に思えます。個人的には。
特に男女の仲になり、付き合いが長くなり、親しい間柄に、言ってみれば身内に近い感覚になればなるほど相手の振る舞いや存在が「あたりまえ」になり『感謝』を忘れがちになると思います。これはどちらが一方がというより、程度の違いはあれどお互いにそうなってしまう。よほどの人格者でもない限り。そういう傾向が人にはあるのではないかな、と。
そう思うわけです。
なので、感謝を忘れあたりまえに思ってしまい、無意識に粗暴な態度やリスペクトに欠けた振る舞いをしてしまうのは致し方ない部分があると思います。
ただ、相手がしてくれていることについて、相手から受け取っているものについて考えてみると、「あたりまえ」だと思っていたことが『感謝』に変わるきっかけになるのではないかな、と。
何も思いつかない場合は相手を失ったときに自分がどのように感じるのか、何を失うのか、それによってどのような困り事が生じるのか考えてみるのも良いかもしれません。
一般的にネガティブと思われる気持ちが湧いてきたのであれば、そのような気持ちになる原因が、自分が相手からもらっているものであり、感謝を忘れている部分かもしれない。
なんて、そんな風に思っております。
はい、こんな感じでしょうか。30分弱ですね。
今日のテーマはこのあたりで。
2/15/2025, 3:33:45 PM