夢の記憶屋

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2/12/2022, 3:13:35 AM

memory 𝒩𝑜.12


#この場所で


サランside

今日は2019年12月24日。

テヒョン오빠と会うことになっている。

1年ぶりのクリスマス。

去年は오빠に好きって言ってもらったっけ…笑

今日は오빠の運転で海に行くらしい。

冬なのに…苦笑

テヒョン「おーい!」

外で待ってた私に声をかけてくれたのは오빠。

サラン「오빠!久しぶり!」

テヒョン「も〜中で待ってていいって言ったのにぃ~!」

サラン「早く行きたくて外で待っちゃいました笑」

テヒョン「早く乗って!寒いから!」

サラン「はーい笑」

海について砂浜まで行くと

サラン「わぁー!✨」

月は海に反射して綺麗、快晴だった空には

数え切れないほどの星空。

テヒョン「笑」

サラン「??」

テヒョン「いやぁー去年も同じ反応してくれてたな~って」

サラン「え?そうですか?
    毎回違うリアクションしてると思うんですけど…」

テヒョン「笑、そっか(*^^*)
     喜んでくれた???」

サラン「はい!とっても!」

とても綺麗な景色を写真に収めておきたくて

何枚も撮ってしまう。それと同時に

テヒョン「本当に綺麗だね…」

そう言って海を見る오빠がとても綺麗だった。

パシャ

気づかれないように오빠に横顔もたくさん撮ってしまった

サラン「///」

テヒョン「何勝手に照れてんの?笑」

サラン「な、なんでもないよ!」

テヒョン「ふーん…」

さっきから오빠が静かだ。

どうしたんだろう?

サラン「오빠…?」

テヒョン「…んー?」

サラン「大丈夫…?
    さっきからずっと黙ったまんまだったから…」

テヒョン「大丈夫だよ( *´﹀`* )」

サラン「そっか…良かった(●︎´▽︎`●︎)」

テヒョン「っ///…」

テヒョン「サラン、」

サラン「ん?なーn」

聞き返そうとした時、目の前が真っ暗になった。

目を開けると오빠の顔がすぐそこに。

サラン「…っ」

テヒョン「…ふふ笑…
     大好きだよ、サラン」

サラン「…/// 私も…大好きです(小声)」

テヒョン「えー?なんて言ったのー?」

そう言ってからかう오빠。

サラン「、、、私も愛してます笑」

テヒョン「なんで今笑ったのー!笑」

2人「笑」

また目が合った私たち。

“この場所で” 思い出をたくさん作って

これからも思い出をたくさん作っていくんだ。

                       2022.2.12

2/9/2022, 2:41:00 PM

memory 𝒩𝑜.11


#花束


サランside

セア「サラン~!」

イェウン「成人おめでとう~💕」

サラン「ありがとうございます!」

ジオン「いやぁ〜、サランも20歳かぁー」

ラヒ「早いですよね笑」

ユジュ「時の流れ感じるわァ」

ナノハ「私たちあとから行くから
    先行ってね」

サラン「はい!分かりました!」

成人式を終え

ジオン「改めておめでとう、サラン。」

サラン「ありがとうございます!」
                   オンニ
カメラも回ってる中もう一度祝ってくれた언니 たち。

カメラマンの後ろの方からあるひとりの男性が

花束をもってこっちに歩いてくるのが見えた。

サラン「…???」

でもその姿は一瞬で分かった。
     オッパ
サラン「…오빠 泣」

ユンギ「サラン、成人おめでとう^^」

そう言って渡してくれたのは

《ルピナス》《スターチス》《赤い薔薇》の花束だった。

サラン「…ッ泣」

花言葉を知っている私にとって

涙は止まらなかった。

カメラが回っていたとしても

오빠は私を抱きしめてくれた。

その日に貰った“花束”は

私にとっても、兄にとっても

とても大切な思い出になりました。
    
                     2022.2.9

2/5/2022, 3:00:39 PM

memory 𝒩𝑜.10


#溢れる気持ち


サランside

《熱愛報道》
BTS V×CIPHER サラン クリスマスデートか!?

社長「どういうことか説明してくれ」

社長の言葉と共に見せられた写真にはクリスマスに

テヒョン오빠と会っていた時の写真だった。

V「僕から誘いました。」

サラン「!先輩…」

社長「そうなのかい?サラン」

サラン「……はい。」

社長「…はぁ、否定文出しとくから」

V「社長。」

社長「なんだ」

V「交際、認めちゃダメですか」

社長「大切な時に許せるわけないだろう」

V「僕達だって普通の人間ですよ、
  恋愛の一つや二つはしていいですよね?
  僕達がアイドルを続ける限り
  社長は大切な時だって言って否定させると思います。」

社長「…サランはどうなんだ」

サラン「私は…。
    人間には愛が必要だと思います。
    応援されることも愛のひとつだと思います。
    でも、私も先輩と同じで
    なんで人は人でも人前に出る仕事ってだけで
    好きを、諦めなきゃ行けないんですか???
    好きは誰にも止められないって
    社長も言ってましたよ(●︎´▽︎`●︎)」

社長「…笑」

2人「???」

社長「いやぁ〜もう2人の恋は
   止められそうにないみたいだね笑
   いいよ、交際を認める。
   でも、批判が来ることを承知の上でだぞ?」

2人「!はい!ありがとうございます!」

社長「テヒョナ、サランをよろしくな笑」

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『好き』この一言だけで何が変わるのだろう。

みんなはそう思っているのかもしれない。

でも変わるかどうかは分からない。

いや、違う。

分からないうちに『好き』は生まれるもの。

この2人の気持ちは『好き』でたくさん溢れている。

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サランside

私達にとって『好き』は“溢れる気持ち”のひとつに

入っているのだろう。





                   2022年2月5日

12/15/2021, 1:06:49 PM

memory 𝒩𝑜.9


#雪を待つ


私は雪が来るのを待っている。
なんでって?
雪はね、私の背中をいつも押してくれるものだから
今日も好きな人とクリスマスデート
昨日、大好きな人から告白された私。
結果はOK。
昨日だけじゃない、2人で遊んだり話したり
あなたからいつも手を握ってくれた。

でも、私は出来ない。
なかなか私から勇気をだして手を繋ぐことが出来ないの。
ごめんなさい

でもね、こんな私でも出来る時はあるよ、
冬限定だけどね?『雪』の力を借りるんだ。

雪は特別だよ。

だって私のお母さんが教えてくれたおまじないがあるから。
「雪はサランの背中を押してくれるおまじないがあるのよ」
「雪にも精霊がいるからね(*^^*)」
そう言われた日から私は雪が特別になった。

雪が降った日は何でもできる気がしたから、

だから今日、自分から手を繋げるように待ってる。
何を?

私はおまじないを願う。私は、“雪を待つ”
                     2021年12月15日

12/14/2021, 1:58:44 PM

memory 𝒩𝑜.8


#イルミネーション(※芸能人出ます)


Today 2018年12月24日
Vside
今日はサランちゃんと二人で会う約束をしてる日。
クリスマスシーズンということもあって
二人で人気の少なそうな街に行くことにした。
去年も同じ日,同じ時間帯に会った。

「テヒョンさん?」
そう聞こえた方向を見ると
『っ///』
いつもとは違うオーラのサランちゃん。
変装をしていても分かるサランちゃんの綺麗な白い肌。

今すぐにでも抱きしめたい。
付き合いたい。
“スキ”

こんな感情が芽生えたのは去年のこの日だった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
去年行った道と同じだが
僕はあるところで細い道に曲がった。

「テヒョンさん?道は向こうですよ?」
『うん。分かってるよ?』
「…???」

疑問に思ってる顔も愛おしくて、
……ほんとにどうかしてるな、、、


歩いて数分  “ある場所”に着いた。
「っ!わぁー!✨」

サランちゃんと僕が見た景色。
それは“イルミネーション”
それも、街のどこにでも飾られているようなもの。

両サイドの家には白で統一されたイルミネーションが、
大広場の真ん中に経つクリスマスツリーには
赤や青などのカラフルなイルミネーション、
そして1番上には
金色に輝いている星が。

そして僕の隣には
「👀✨」
目をキラキラさせてイルミネーションを見ている

“僕の好きな人”

「こんなところ知らなかったです!」
『うん!だって教えてないからね!』
『…』
「テヒョンさん?」
『気に入ってくれた…?』
「…」
「はい…(*´∀`*)」
「でも、こんなところ知ってたんですね!」
『うん、お母さんがね…』
ーーーーーーーーーーー回想ーーーーーーーーーーーーーー
2000年12月24日
『お母さん!どこ行くの?』
「ふふ(*´꒳`*)来たらわかるよ」

『っわぁー!✨』
僕が初めてこの景色を見たのは5歳の頃だったかな…。
初めてだった。こんなに綺麗な景色が
こんな人が少ない街にあったなんて。
イルミネーションに感動していた僕に母はこういった。

「テヒョンが大人になって、大切な人が出来たら
 その子をここに連れてきてあげて?」
「魔法がかかるこの日に」
『なんで?』
「ここのイルミネーションはね…?」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
『大切な人と2人で来れば
 必ず2人とも幸せになれるんだって』
「っ…」
「テヒョンさん…」
『もう、何万回も言ってるのに
 なんでオッパ呼びしてくれないの?』
「…それは…」
『…??』

「テヒョンさんをもっと好きになっちゃうから…。」

『っ!』
ギュッ(ハグしてます)
「!テヒョンさん!ここ街中でs」
『少しだけこうさせて……お願い。』
「……泣」
『僕ねずっとサランちゃんが好きだった』
「……」
『10歳の時1人で日本から韓国に来て、
 KPOPアイドルとしてデビューして、
 初めてサランちゃんのステージを見てから
 僕は君から目が離せなくなった。』
「…泣」
『サランちゃんの隣にいちゃダメかな…?泣』
『これからもずっとサランと一緒にいたい。』
「…泣テヒョンオッパ…( *´﹀`* )」
『!』
「私も…テヒョンオッパのことが好き。大好き。」


去年のイルミネーションは
“大切な人と2人だけの時間を作りたい”
今年のイルミネーションは
“大切な人とこれからもずっと一緒にいる”と
約束をした日になった。

お母さん、
お母さんの言ってた魔法は叶ったよ…。

昔から見ている“イルミネーション”は
魔法がかけられてるみたい
                    
                    2021年12月14日



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