夢の記憶屋

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memory 𝒩𝑜.8


#イルミネーション(※芸能人出ます)


Today 2018年12月24日
Vside
今日はサランちゃんと二人で会う約束をしてる日。
クリスマスシーズンということもあって
二人で人気の少なそうな街に行くことにした。
去年も同じ日,同じ時間帯に会った。

「テヒョンさん?」
そう聞こえた方向を見ると
『っ///』
いつもとは違うオーラのサランちゃん。
変装をしていても分かるサランちゃんの綺麗な白い肌。

今すぐにでも抱きしめたい。
付き合いたい。
“スキ”

こんな感情が芽生えたのは去年のこの日だった。
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去年行った道と同じだが
僕はあるところで細い道に曲がった。

「テヒョンさん?道は向こうですよ?」
『うん。分かってるよ?』
「…???」

疑問に思ってる顔も愛おしくて、
……ほんとにどうかしてるな、、、


歩いて数分  “ある場所”に着いた。
「っ!わぁー!✨」

サランちゃんと僕が見た景色。
それは“イルミネーション”
それも、街のどこにでも飾られているようなもの。

両サイドの家には白で統一されたイルミネーションが、
大広場の真ん中に経つクリスマスツリーには
赤や青などのカラフルなイルミネーション、
そして1番上には
金色に輝いている星が。

そして僕の隣には
「👀✨」
目をキラキラさせてイルミネーションを見ている

“僕の好きな人”

「こんなところ知らなかったです!」
『うん!だって教えてないからね!』
『…』
「テヒョンさん?」
『気に入ってくれた…?』
「…」
「はい…(*´∀`*)」
「でも、こんなところ知ってたんですね!」
『うん、お母さんがね…』
ーーーーーーーーーーー回想ーーーーーーーーーーーーーー
2000年12月24日
『お母さん!どこ行くの?』
「ふふ(*´꒳`*)来たらわかるよ」

『っわぁー!✨』
僕が初めてこの景色を見たのは5歳の頃だったかな…。
初めてだった。こんなに綺麗な景色が
こんな人が少ない街にあったなんて。
イルミネーションに感動していた僕に母はこういった。

「テヒョンが大人になって、大切な人が出来たら
 その子をここに連れてきてあげて?」
「魔法がかかるこの日に」
『なんで?』
「ここのイルミネーションはね…?」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
『大切な人と2人で来れば
 必ず2人とも幸せになれるんだって』
「っ…」
「テヒョンさん…」
『もう、何万回も言ってるのに
 なんでオッパ呼びしてくれないの?』
「…それは…」
『…??』

「テヒョンさんをもっと好きになっちゃうから…。」

『っ!』
ギュッ(ハグしてます)
「!テヒョンさん!ここ街中でs」
『少しだけこうさせて……お願い。』
「……泣」
『僕ねずっとサランちゃんが好きだった』
「……」
『10歳の時1人で日本から韓国に来て、
 KPOPアイドルとしてデビューして、
 初めてサランちゃんのステージを見てから
 僕は君から目が離せなくなった。』
「…泣」
『サランちゃんの隣にいちゃダメかな…?泣』
『これからもずっとサランと一緒にいたい。』
「…泣テヒョンオッパ…( *´﹀`* )」
『!』
「私も…テヒョンオッパのことが好き。大好き。」


去年のイルミネーションは
“大切な人と2人だけの時間を作りたい”
今年のイルミネーションは
“大切な人とこれからもずっと一緒にいる”と
約束をした日になった。

お母さん、
お母さんの言ってた魔法は叶ったよ…。

昔から見ている“イルミネーション”は
魔法がかけられてるみたい
                    
                    2021年12月14日



12/14/2021, 1:58:44 PM