草臥れた偏屈屋

Open App
3/27/2024, 1:51:45 PM


"Don't forget I'm always be your side. When you blind yourself, you remember just one simple thing that is my love you recongnized. I give you my permanent and unchangeble love. My heart is yours.
I won't deal with returns. You can squish or leave it that is better than life without you. "

This letter didn't arrive with some sadly accident, and The writer couldn't come back to the heart-receiver. Nobody, but nobody could comsoled her except time. Time made her heart to pulsate.
"I cannot live without you"
Time made him to be past. However the invisible gift had been pulsating together until Her pulse would be stopped.

2/7/2024, 1:41:16 PM

*意味不明ということを念頭に読むことをオススメしますよ。

まるで口内から喉を通り、胃までを剛腕な腕が通っているようだ。私はただ口を開け、喉が強引に開かれては拳が胃を押し込める感覚を感じ、嗚咽と息の詰まり、そして胃液の揺れを感じる。
心臓は鉄火、今でも焦げて放たれる。体のあらゆる神経が震え、ぎこちない。
頭は現実味な騒音を求めてつつ、架空の安らぎを見出そうとしている。それは、酸欠だからだろうか。いや、ただの“否定”なのだろう。衝撃は否定と同じ味がした。
君は悟らないように首を斜め振る。私よりも君は聡いからね。そうして、私の喉に腕を通すのだろう。
私は一言も吐けない。言い換えれば、一言も吐く価値がない。実に愚鈍で時計の針を握りしめすぎて血が滲む。
彼らが「憐むな、安らぐな」と言うので、口を噤んでしまった。唇は何処か隠れつつ、顎に滴る血は歯茎からだと慮る。正解は、歯が肉を突き刺していた。
睫毛が上がり、取り残された眼は血走っている。肺は潰れ、脳は渇く。
私はただ茫然自失だった。皮肉なことなのか、最初に考えたのは自分自身の未来についてであり、身体の痛みは二の次にやってきた。
こんなこと書けるわけが無い。馬鹿め。
証拠は既に露呈していると言うのに、弁解の余地すらないなんて。弁解をする意味すらないということに気づかぬ無知の証を喉元に刻印として施す。
唐突に「優しい終わりを求めた恥晒し」と言われた気がする。
角で膝を抱えて座る私は優しい言葉で自身を抱きしめた。惨めさは塩の味が良くするものだと思った。どこかの本で読んだことがある、「悪は中途半端」と。それならば、完璧はどこなのだ。ああ、そうか。私の手元には爪の食い込み跡とみみず腫れしかなかったのだ。

*こんな支離滅裂な文章は今回だけです。ご安心を。

何を安心して欲しいのだ。そういう君だって不明確な何かが欲しいんだろ。違うんだ。不明確さに溺れているだけなんだ。ああ、荒れているようだね。
剣舞は人望のない私を狙う。突きつけられた剣の柄には、百折不撓とあった。

*今回は「どこにも書けないこと」がテーマ。なぜ書けないのでしょうか。それは筋がないからかもしれません。

曖昧だね。そんな稚拙な言い回しで、夢に救われようとしているのかい。

*筋を見出せたなら、きっとこれらは「書けること」になるのでしょう。それもちょっと気になります。

鼓膜の震えが脳に響くようだ。心霊現象に遭遇したかと錯覚してしまうほど、モスキート音が音量調節されている。

*ただの言葉の羅列ですよ。無理して読まなくて良いです。ちょっとだけでも何かが湧いたのなら嬉しいですね。

『私はとうの昔にインクが切れたペンを原稿用紙から離した。何のためにペンを握っていたのかなんて些細な思惑を掻い潜り、文字としては奇妙な白い凹み跡を眺めた。私は戻ってこられたのだと、心底安堵したのだ。』

1/23/2024, 2:00:43 AM

夜に缶ビールとつまみを用意し、ただ細々と飲み食いを続ける男は特にこれといった友人も居なく、歳のせいかテレビすらも煩くて聞いていられない。窓から夜風が侵入してひとつまみ分の少年心を燻れば、なぜ自身がここまで草臥れてしまったのかすら分からないふりをし、酒で誤魔化す。
もし戻れたらのなら、何からやり直せばいいのか。いや、産まれ直しが必要なのかもしれない。
両親の自慢の息子などとは肩書きばかりで、今は酒浸りな自分自身に罪悪感を感じた男は、またもや酒で誤魔化している。そのとき、スマホのバイブ音が鳴った。
『ほら、この写真を覚えている?』
母から短い文章と共に添付されて来たのは、母と幼き自分が車窓から見える海に興奮してる様子だった。
『お父さん、いつも写真を撮って全然自分は映らないんだから、本当にお父さんの写真が見つからなくて大変!でも、いっぱい思い出を残してくれたお父さんに感謝しないとね』
すると、次に添付された写真には父が赤子を抱いている写真だった。父の顔はとても穏やかだった。
『母さん、お盆に帰るよ。』
『お父さんもきっと喜ぶわ。待ってるね。』
スマホを閉じれば、男は酒でまた誤魔化す。何を誤魔化しているのかは、当人すらも分からない。ただただ無性に悲しく、虚しさで胸が詰まっているのだろう。夜風が頭を撫でた。
もし戻れたら僕は一体何をする?
男は記憶を引っ張り出す。いつもキツく閉じられた瓶は、今日はすんなり開いてしまった。
もしあのとき、
あのときも、
あんなときでも、
いや、このときで、
溢れ出る未熟さと無知な自分の姿で胸が切り開かれていく。酒を手探りで見つければ、また誤魔化した。しかし、走馬灯は続く。
そういえば、なんで僕はあんなだったんだ。
一つの疑問が頭に過った。
そういえば、
そして、
ああするしか、
あれが、
溢れ出る未熟さと無知な自分が全力で悩んで、失敗して立ち上がろうとしては転けてしまう姿が脳裏に浮かんだ。その姿の後ろでは、両親も一緒に悩みながらも前に進む姿があった。いつしか、父は止まり、先に進む2人に手を振って居る。ほんのり言い訳じみた空想を男は、否定しなかった。過去へ行ってもきっと同じことをするだろうと分かっていたからだ。
「僕は馬鹿だな」
そんな小さな呟きは、まるで過去の自分に言っているかのようだった。
「僕は僕でしかないんだろうな」
失敗した、恥をかいた、傲慢だった世界線での自分を無くすことは出来ない。たとえ、過去を変えても戻るべき世界線はここなのだろう。映画のように未来が変わるなんてことは無いのだ。僕の居場所は、必然的に否応なくここだ。ここなのだ。
男は最後の一口を飲み干し、夜風が空き缶を吹き飛ばした。タイムマシーンに男は乗ることは無いだろう。

1/16/2024, 2:30:38 AM

陽光が中庭を真上から照らし出すときに訪れば、必ず白頭に並べて黒頭を見つけられるだろう。大理石の長椅子に居並ぶ二人を余所に小鳥は囀り、風は朗らかに息吹いてる。
「君は、この世界をどう思うかね?」
「それは一体具体的にどういう意味でしょうか?」
嗄れた声に続き柔かな声の響きが収束に向かい、辺りが静まって行くことに妙な不安を覚えた若人は眉を顰めた。
「未知なる領域をここから想像するのは難しいです。様々な書物を読み進め予想するのは可能ですが、その書物は私のものではないです。やはり、自分の目で確かめ、考え抜いて書き記したい。時の流れと人の変化もありますしね。つまり、私にとってこの世界は未完の本です。」
そう言い切ると、老人の顔を覗き込んで回答の評価を待っているようだ。
「君は、冒険家であり収集家だね。それは素晴らしいことだ。君の本も時代の中で生きるのだろうね。」
その言葉に若人ははにかんだ。
「先生はこの世界をいかが思われますか?」
老人は胸まで伸びた髭を触り、ゆっくりと若人を見つめ乾いた口を動かす。
「紙は草臥れ、文字は霞んだ。しかし、その分厚さが重たくてしょうがない。幾つかの頁は破れられている。」
「へ?」
素っ頓狂な声を出した若人に老人はにたついている。
「先生、最近の賢い人の特徴は相手に分かりやすく伝えることだって聞きましたよ。」
「ただの老い耄れには懇切丁寧に話す時間なんぞ無いのだよ。考える癖ぐらい相手に付けて貰いたいね。」
老人はわざとらしくそっぽを向き、若人は苦笑する。
「分かりました。この読解は明日までにしておきますね。」
若人が立ち上がり、老人の前で手を差し出した。
「さあ、先生の授業を私を含め弟子たちが待っていますよ。」
しかし、老人は一向に手を取らない。それどころか、授業も行わないと言う。困惑した若人は理由を尋ねたが、老人はただ課題を与えた。課題を託された若人は、同志たちにも伝え広めた。しかし、その課題には質問すら綴られていなかった。
「己を律し、新ためるのだ。それが時であり変化だ。」
この二文について弟子たちは討論し続けた。しかし、課題だけ置いて老人はこの世界から去ってしまった。いや、老人にとってはこの世界が終わったのだろう。

『あの日から二十年経った。私にとってこの世界はまだ終わっていない。本来ペンを握るはずの手は、時折涙を拭うために拳を握るために使われていることもある。どうやら私の本もだいぶ分厚くなるようだ。』
そう綴っていると、あの若人だった者は自分が先生ならではの婉曲な表現が板についてきたと、にたついているのであった。

「この世界は」

9/7/2023, 1:49:57 PM

妻が先立ってしまった。60年目の結婚記念日に連れ添ってきた妻は、棺の中でとても小さく見えた。化粧が施された顔はあまりにも彼女らしくなく、一瞬別人にも感じた。せめて彼女の好みの化粧品を聞くべきだったと後悔したが、妻は悩ましい顔を浮かべてはいなかったため綺麗だと伝えることにした。私は妻の薬指から指輪をそっと外し、私の小指に嵌めた。そこからというもの、あまりにも順序的で現実的ではなかった。いつ間にか帰路につき、残された家に残された私が住み着いた。娘や息子たちが私を心配していたが、何故か、私は家に帰れば妻が居ると思っていた。心配を振り切り家に帰れば、そこはあまりにも日常的だった。クローゼットを開ければ妻の香りが、洗濯籠には妻と私の衣服が混ざり合っていた。妻は出かけているのだろうかと、錯覚してしまうほど私は妻に酔っていた。酔いのまま私は結婚記念日に用意したレコードを出した。レコードプレイヤーに嵌め、針を置けばピアノの旋律が流れてくる。「ワルツ・フォー・デビイ」は、若い頃妻と私がよく踊っていた曲だ。右腕を妻の腰に回し、左手は妻の手を握る。そして、曲に合わせて軽くステップを踏んでいくと、やはり妻は生きていた。しっかり私と共に生きていた。私の瞳が君の美しい顔を捉えて離さない。そうだった、君はローズ色の口紅が好きだったね。鈴蘭の香水を纏わせて、チークは華やかに仕上げていたね。初めて君に会った日のこと、笑い合った日のこと、君が赤子を抱いている日のことを、ステップが進むにつれ鮮明になっていく。何故だろうね、私は君と過ごしてこんなに幸せだったのに涙が溢れて来る。君との思い出が蘇るんだ。まるで…

「踊るように」

Next