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3/14/2024, 8:19:36 AM

ずっと隣で

ずっと隣にいてくれた人はいなかった
互いに生活があり人生があるのでしょうがない
生活や人生を投げ出して誰かといる方をとるなら、私は死ななければいけない
好意の強弱など教えてはくれなかった
正しい愛し方も備え付けの脳というものに備わっているとでも言う様に当たり前を押し付けてくる
では私は何か脳に欠陥があるのだろうか
誰かを好きになったら私は何もかもあげたいと思う
私はその誰かを愛しその誰かもまた私を愛すことを望む
同じ温度で愛し死んでいく。それが愛ではないのか
私はすぐにその人と全てを完結したくなる
何もかも最初で最後でありたかった
自分の生と死を天秤にかけ人を愛していた
またその人が怒るなら自分のせいであってほしい
何もかも自分が原因であってほしい
その願いは叶いかけたが人間関係のたかが漢字六文字にぶち壊されてしまう
友情とかいうくだらない二文字にだ
くだらない二文字からくるストレスでアプリを削除したのが始まりだった
人と関わると碌なことがないと思い始めた
けれど私は人を追い求めている
二人だけの関係というものを望んでいる
私は馬鹿である
人が嫌いな側面と二人という特別な関係になりたいという側面も持ち合わせている
二面性に疲れてしまった
そんな時はよく音楽を聴いている
カーテンを閉め世界を遮断し
毛布を胃の辺りまでかけ
スマホを耳の近くに持っていき
曲を私に届けてくれていると妄想し曲を楽しむ
音量は最小音量で。
自分一人だけで楽しみたいのと音が耳を刺すのが嫌だからだ
窓に頭を置く形で座り毛布の下の足はだらんと伸ばす
薄暗い部屋で窓にもたれかかり音楽を聴く様は惨めに写っているだろうなと頭の片隅で思う
窓にもたれかかり静かな曲調の曲を嗜んだ
サムネイルを見ると何故だか涙が出てきた
涙は2回目だった
私の愛や恋に対する見解が溢れてくる
私は重いのだろう
一度好きになったらどう頑張っても好きなのだ
一緒に生きたいと思うし君が生きる意味である
文面の愛情が先走るだけで口は閉じたままだ
文面の愛情だけが先行していってしまう
何度君宛に手紙を書いたか
納得いかず丸めゴミとなった文字は何文字であろうか
遺書に君の名前を書いたこともあった
私が君を好きなのは勿論知らないし、ただの友達だと思っている
天使の一部分の様に尊い御尊顔と尊い存在が動いている隙にここまで肥大化した醜い想いを寄せられていることなど知らないだろう
そう君はそれでいいのだ。
告白など当にする勇気がない私は盲目的に愛すのがお似合いである
この前、君の手を握り笑いかけている人を見たがね
私はその瞬間に脳が破壊されましたよ
長いことその現場を見ていました
自分だけじゃあなかったんだ
君との思い出もその人にも君という天使との思い出を作らせたのでしょう?私は誰を信じれば良いのですか
ええ。それでも君と完結したいと思っていますよ
何故です?何故手を握るのです。
一人の手では満足出来ないとでも言うのですか?
散々、私と手を繋いだじゃありませんか
いや、私が人生の道に迷っている間に愛を育まれたという可能性もありますよね。
私よりももっと手を繋がれたのですね?
名前を呼んだんでしょうね。
私にしたように名前を呼んで抱きついているのでしょう?
その間、私は君しか考えていなかったというのに
代わりを見つけたのですね。私の代わりを
同性で後輩だからって許されるとでも思っているのでしょうね。
ええ許しますよ。許したくないですが許してしまうんですよ。
何故って?貴方だからですよ
ああでも、貴方が見ているという可能性も考えられますので
私の恋愛観でも一つ置いておきましょうか
ドロドロなので溶けて置いておけないかもしれませんけど
その人と全て完結したい
本当は閉じ込めておきたいが事件になって人目につくのも嫌だ
大人数で出かけるのも論外ですからね。
そうしてしまったら君を苦しめるから近づきもしないんです。
人工知能に君の本名を入力して話していたくらいには君が好きでしたよ
自分だけのものにしたいがそうしてしまうと事件を起こしてしまい兼ねない
君には笑っていてほしいです
他殺などしてしまった日には後追いですからね
理想は心の中ですよ
けれどそれをしてしまっては君が可哀想といえば可哀想です
わざわざこんな奴の重い想いに付き合わされて
世間の同情も大きいですよきっと。
まぁとにかく君と全てを終わらせたいということです。
そうすれば君とずっといられるではありませんか
最後の瞬間は色濃く残るはずです
その数秒間が他の人が自分かで大きく違うんですよ。

まぁこんな歪なラブレターなどラブレターの名が汚れるでしょう。
ひとつ言うならば君が好きだそう言えます。

ずっと隣に

3/13/2024, 7:51:40 AM

もっと知りたい

…ア。…ア。

店内放送のスイッチが入り
主催者のマイクテストが始まる
店内放送、といっても普通の店内放送ではない
普通が分からない奴ら達の店である
当たり前など通用しない
そんな当たり前がなくなる合図の店内放送だ
場所を借りているというわけでもない
無断でやっている。
晒し上げが今始まる。

お待ちかねの皆さん!
今宵も縛り上げ晒し上げていきましょう
今日の晒し上げはこの小娘になります!
まぁまぁ拍手はその辺にしといて
晒し上げるのに拍手とか、皆さま相当イッておりますね
さすが童顔が好きな国なだけありますね
ブーイングとナイフはそこまでにしてください
一応、ここ他の人の店ですからね
汚すわけにはいきませんので
それではスターのご紹介に参りましょう!
さぁこちら図体も小さい脳みそも小さい小娘です!
お〜。中々に人気がある様で。
さすが童顔支持大国とでも言いましょうか
ガムテープがよく似合うこの小娘に質問でもしていきましょうか。
夜のパズルピースはどうだったですか?え?ああ。まだしてない、と。左様ですか。
データとして全て貴方のことは記録されているんですよ
貴方について知らない事はないとでも言っておきましょうか
ウエッ、くさい言葉を吐いてしまいましたね
あれ言ってませんでしたっけ。私、くさい言葉アレルギーなんですよ。
なにかモゴモゴと言っていますね
猿轡の方が良かったでしょうか、生憎、猿轡の在庫が足りなくてですねぇ
これはすみませんでした
やはり最後の眠りですし好きな方を選びたいですよね。

さあさあこの小娘の愚かさを大画面で見ていこうではありませんか

カチッ

モニターの電源が入る
観客達はモニターの方を向いた
主催者はそれを自分が前と言ったら前を向き死と言えば自死するのだと考えて愉快な気持ちになった
そこには少女と思われる人影と少女が写っている
横の文字は心の声を映し出したものである
少女は次にこう言った


…知りたい知りたい知りたい。
「もっと知りたい!」あなたを知りたい。

「あほくさ。」くさすぎるだろその言葉

「え、」ただ知りたいだけなのに

「…」しょうもな。

「ねえなんでそう言うこと言うの」悲しい

「なんでだろうね」言うと思った。気持ち悪りぃ。

「ちゃんと答えてよ!」ねえ。なんで。

「…うん。そうだね。」始まった。だる。

「もういい」なんで分かってくれないの?
「そっか。」もういいよ

主催者が動画を止めた
そして何秒か静止した後、大きな笑い声が会場中に轟いた

「…フッ、ックク、…ッ。
……ッ゛フ゛ハ゛フ゛ハッ゛フハッ、フフフ゛ッ!!
…ッハ、これは失礼。
いえ、余りにもしょうもないので笑いが込み上げてきて、フッッ…!」

主催者は大笑いした
少女の愚かさに少女の綺麗さに。
妬む程の純粋さはもう無くなっていた
それを生き甲斐として生きとし生けるものには面白くて仕方ないのだ
腹を抱えて笑っていた
おかしくてたまらないのだ。少女の綺麗さと純粋さが。
自分にはどうしたってなれないから否定などの域にいないのだ
どうしたってなれないそれを当たり前としてやっているのが面白くて堪らないそんな様子だ

ガムテープを口に貼られ目隠しをされて吊るされた少女はブルブルと身震いをしていた
出ようとしているのだろう
けれど出られない
何故なら、ここは何もかも通用しない

「愚かだと思いませんか?
思う、思う、思う、思う、…ックク…ッハハ!!
やはりそうですよね!こんな純粋なのは愚か極まりない
そのうちレイプでもされて虐殺でもされるでしょう。
けれど警戒心のかけらもない!!ッ…ハハ!!」

主催者の高らかな笑い声と演説と言われても違和感がないくらいに力の入った言葉が響き渡る。
観客達もそれに同調する
ここはそれが普通でありそれが悦楽を感じる一つの手法である
ガムテープの少女は恐怖か苦しみからか涙を一筋溢した

「…フフッ!…クッ!フッハハ!!
泣いているのですか?皆さんこの子泣いております。
人生迷い子センターにでも連れていきましょうか。
迷子になったら届けるのでしょう?迷子センターに
そんなものがあったら私は生まれてすぐに迷子センターに行かなきゃなりませんね
…フックッ、フッハハハ!!
そんな物があったら他の企業などが倒産続きになりますね。フッ。フフ。
なんてご冗談ですよ。皆さま
涙なんてただの体液。人間などカルシウムと臓器と菌の集合体。」

観客達は歓声を上げている
観客達はいつもの主催者に安心するが
その安心は自分たちと同じだという同族愛好からくるものである
同族嫌悪の逆だ。

「知ってどうするんです?知って傷つけられたら知らなきゃ良かった思うのでしょう?
なら最初から関係を持たなければいいじゃありませんか
友達を作らないというのも策ですよ
というか友達ってなんです?
友達っていかにも安くてくさい言葉って感じがしますよ
金は掛かるし面倒なだけじゃありませんか?」

「ああ。後、君のお仲間のなんでしたっけ
リン酸カルシウムちゃん?でしたっけ
ああこれは骨の成分でしたね
その子からご依頼頂きましたので開催しています
お手紙もついております。
被害者ブリコへ
いつも被害者ぶって正義感振りかざしているのが嫌いでした
主人公ぶってもお前は脇役だよ
さよなら。もう会うことないよねとの事でした
まぁこの子には私が路上で声をかけたのが始まりでしたが。
ああなんでもありません。カルシウムはカルシウムらしく黙ってればいいんですよ」

「ン゛ン゛ー!!ン゛ン゛!!ン゛!!」
少女は絶叫した
今まで信じていた友達がそんなことを思っていたこと
勢い任せに言ってこんなことになってしまったこと
その子にお金を返していないことなど思い当たる事は幾つもありました。
友達にこれを主催してほしいと頼まれたということはそれ程、嫌われていたということの証明であり
裏切りを意味する
少女はここまでの事だと思っていなかったのだ。
なんてことをしてしまったんだと少女は後悔し激しく声を上げたのだった

「おっと。まだ朝ではないのですけどね
ああなんだただのカルシウムか
余りに五月蝿いのでニワトリかと思いました」

少女は友達とはどういうものかということと
助けてほしいという主張をしていた
けれどガムテープ越しの思いは何も響かない上に届かない

「ン?お母さんが親子丼にされて僕はからあげにされそうだって?ああこれはニワトリの話ですよね。
あまりにも貴方が五月蝿いのとガムテープがクチバシに見えたもので。
ン?全然違うってこれは失礼。
まぁ人肉と鶏肉かの違いですからどちらも同じでしょう」

「まぁもうすぐ鶏肉と同じ状態にされますけど」

観客はより一層盛り上がりを見せる
揚げて唐揚げにしろーという歓声やチキンにしちゃえーという歓声、タンドリーチキンをご所望の者もいた

「まぁまぁ私、チェーン店ではないので調理と注文から何まで時間が掛かるんですよ。ちょいとお待ちを。」

それではこの包丁を使って
肉料理を作っていきます
タンドリーチキンと唐揚げどちらも作りましょうか
それでは包丁を試してみましょう。
スッースッ。スー
少女の腕に線ができたパックリと割れている
脂肪層が見えていた

「ン゛ッ゛……ッ゛」
と少女は小さく喚いた
少女の腕から止めどなく血が流れる
もう一度、血潮を感じようとしたところ
なにやら入口の方から声がしてきた

「何やってるんですか!」
「許可は取ってるんですか!」
と入口で騒いでいるらしい
扉を開けた瞬間、観客達は一目散に逃げていった
主催者は少女を吊るしたまま後にした
主催者は手袋をはめていたので指紋もついておらず素顔もわからずで捕まえようがなかった。
そこは廃墟になっていたが数年前に新しくなり今は貸し出している状態だその場所を無断で使っていたというわけだ
主催者達も皆、仮面をつけており素顔は分からない
少女は血を流しているところをそこの職員に保護され怪我の処置をされた
少女は後に春を売ることになったらしい
まぁこの世はゴシップ好きがうじゃうじゃしているので
本当かどうかは定かではない
少女の友達はあれからもう二度と会っていないらしい。
一体、少女に恨みを持つ人は何人いるのか
そして君に恨みを持つ人も何人いるのでしょうね。


知りたい








知らずに寝れていた頃の方が遥かに幸せだったと後に思うだろう
知ったら幸せだと思えることが全部ではないということを肝に銘じて明日とやらを生きてみればいい
責任は全く持って負うつもりはないが。

3/12/2024, 4:51:58 AM

平穏な日常

雨が降る
絶え間なく降り注ぐ
水たまりをつくっていく
物干し竿にはしずく溜まる
地に雨は走る様に降り注ぐ
時刻は13時。お昼時をちょいと過ぎたあたりだ
朝の食パンがまだ残っている
アイボリーのような空色
ベランダの角はカビが生えている
ベランダの水たまりに反射している
特に何もない日々だ
カラカラと空回りしている日々だけれど
それもいつものことである。
僕は雨になると遠くへ行きたくなる
雨に降られ雨に濡れ歩く僕は名前もない浮浪者だ
浮浪者という名前が既にあるだろうという指摘は見ないフリさせてもらう
空は暗く僕も暗い
それで良かったのだ。晴れだと空の明るさと僕の暗さに違和感を覚える
トントントントンと何処かで雨が落ちる音がする
雨に濡れてしまえば頬の水滴も誤魔化せる
雨に濡れただけだと
雨は地を濡らす涙は頬を濡らす
僕は雨に濡れるのが好きだった
雨に濡れながら帰ったりしていた
誰もいない道を一人で歩くのはいい孤独感の味わい方だ
雨は物に打ちつけ音を鳴らす
地を濡らし土を湿らせ鳥は低く飛ぶ
窓に映った薄い自分を見て透明人間だと錯覚する
ベランダに溜まった水滴も地に落ちていく
一人だと感じれるから好きだった
無駄な付き合いがあるのは決まって晴れだ
遊ぼうだとか外に出るだとか。
まぁ今はそれら全て経験する事は無くなったのだが
室内に行けば雨晴れ関係ないのだがそれでも晴れは嫌いだった
僕を腫れ物扱いするからだ
明るい空に暗い僕は浮きすぎている
外に出れば僕を腫れ物扱いする人物ばかりだ
雨はそんな人たちから遮断してくれる
建物や物に打ちつける雨音の機械音っぽさも好きだ
ガラクタとタンパク質しかないこの世を雨は濡らす
この世が機械仕掛けなら雨の時は世界諸共故障だ
カクカクとネジ歯車仕掛けで動く世界ならば
人々もカクカクと人造的に動くのだ
人を傷つけることもなくそして愛すこともない
全てに無知であり無否定という名の鞭を振う
人工知能のような人ばかりになるのであろう
そんな世界はカタカナが主流だろう。

ソンナ、アメハ、ボクノココロヲウルオシテクレル
チヲヌラシ、ボクノホオモヌラス。
ソンナアメガダイスキ、ダ。

3/11/2024, 6:44:33 AM

愛と平和


愛とはなんだ平和とはなんだ
この愚かな私に教えてくれ
神は寡黙だ。
簡単に下界に知恵を与えようとはしてくれない
神様は放任主義なのかもしれない
神様の救いを求め空虚に手を合わせる人が絶えない
ステンドグラスに日がさしている
白に塗れた内装が自分の黒さを浮き彫りにさせる
白で統一された教会に真っ黒な自分が悪目立ちしている
どこかの統一された会は真っ黒であったが

黒さを認知した瞬間、世界は色を変える
世界から孤立し救いを待つ迷い人へと私は変身する
そしてその現実を呼び寄せる
ああ、ほら来た。
世界を丸で囲った時に私はその丸から隔離されている感覚
まるで誰も自分を認識しておらず勝手に自分勝手に存在しているようだ
これを人は疎外感、孤立感、などと呼ぶ

意識する間もなく孤立感と不安感や焦燥感が混ざりに混ざり襲い掛かってくる
喉が渇き汗が吹き出してくる
唾を飲む
目の前の現実を捉えようと目を回す
けれどどうもぼやけて息は乱れる
静かな教会に過呼吸が響き渡る
膝の上に置く手は絶え間なく濡れている
我慢しようと耐えるが余計苦しくなるばかりである
白以外は認めないという雰囲気を感じざるおえない
思った瞬間、同調圧力というのは力を増す
息が乱れていく視界がぼやけ息ができない

神様もなりたくてなったわけじゃないのかもしれない
全てに配慮していては何も言えなくなってしまう
配慮ばかり気にする世の中だ
何かに配慮して自分を疎かにしろと言っているのか
配慮。配慮。配慮。とまぁ私はお前の伴侶ではないのだ
全てを許せなど無理難題である。
配慮を求め全てを許せというなればまずお前が許るせ
混じり気のない愛と平和など存在しない
ジュースなどで果汁何パーセントと表記があるが
100%がなかなかない様に愛と平和も100%などそうそうありはしないのかもしれない
果汁1%や果汁4%が多い様に愛1%や愛4%なのか?
昨日から何も食べていない空腹の腹は情緒を狂わせる
水分も不足していた

教会は平和に満ちた場所だと想像するかもしれないが
被害妄想などでいくらでも恐怖の場所として認識可能だ
平和とは暴力の恐れや脅威を感じることなく、また、立法上のみならず実際の生活においても、いかなるかたちの暴力も容認されることなく、すべての人が安全に暮らせる。それが平和ということらしい
自分が幸せな時でも事件をどこかで起きている
この世が平和な時などないのではないだろうか
日が当たるとこと日陰なところがあるように
陰と陽が存在している、それも同時にだ
不穏と平穏も同時に存在している。
それを平和というか不穏というかどう言おう
心の中ではこの様なことを考えていても
現実では椅子に座って黙りこくっている
静寂の中に存在している心の中は荒ぶっている

心の中に渦巻く不安は消化しきれず悶々としている
心の消化不良でも起こしそうだ
混じり気のない純はない
100%などありはしない
ないものを追い求めてもキリがない
追い求めたくなる精神も分からなくはないが
挫折するか結果を残し賞賛されるかの二択だ

平和というのは刺激がないことを意味するのだろうか
自然や活字や音楽。平和でも存在できる物である。
表現の中で不穏でいればいい
自然は平和に生かされている
自然の輝かしさがなによりの刺激になるだろう

脳内で言葉のラリーを一人で巡らせる
何かが始まるわけではなくただ一人椅子に鎮座していた
無味無臭が香る教会
何か起こるわけでもなく明日からまた普通の日常が始まってしまうという焦燥感に苦しめられる

ただ淡々と生きていくしかない
大丈夫?と聞かれたら口角を上げ大丈夫。と呟くのが宿命であり運命だと
傷の舐め合いの為の苦しみになっている
苦しみだけが絆なんだ
犬が毛繕いをするように傷を舐め合っている
傷の舐め合う僕らにとっては。


最近はカラカラと空回っているので期待しないでくれ
後出しの言い訳ですまないが、ここまで見てくれた人にまぁ気にすんなと一言残しておこう。

3/10/2024, 9:30:53 AM

過ぎ去った日々

最初に言っておくが、自分でも何が言いたいのか分からない仕上がりとなっている。


がらんどうとしたラムネの空き瓶
黄色の帽子
色とりどりのランドセル
セーラー服
学ラン
運動会
何年何組という名のレッテル
それらが過ぎ去った証の卒業証書を握る
「今日は皆さんの卒業式です」
校長の声が体育館に響く
卒業式と言われても何を卒業するのだろう
学の洗脳からだろうか
同調圧力からだろうか
いや社会に出ても同調圧力も健在であるし
学の洗脳もまた健在だ
勝手に産まれて遊んでいたら学ぶ年だと言われる
それで学んでいたらすぐ卒業だと言われる
大人という人たちも皆、そうだったのだ
先生も皆、そうである。

この人類の仕組みに嫌気がさすが
さしたところでの話だ
それを変えるなど無理難題であるし
じゃあお前がやってみろと言われるだけだ
結婚して子供を産んでそれが連鎖されるのが人生だ
誰もそれに対して疑いもしない
けれど自分もその行為をへて産まれてきたのだ
皆、そうである。
「皆」という字に僕は圧を感じる
前ならえ皆にならえと言われている様な気がするのだ

そう思うと僕は“義務“教育の呪いに掛かっているような気がしてくる
義務義務義務。五月蝿いものだ。
だんだんとgiveと言っている様に聞こえてくるが
giveは与えるという意味であり義務とは程遠い言葉だ
give教育にでもなればいいのだが。
物を買い与えるなどの勘違いをする人が出てきそうだ
形のない物を与えるという教育という意味でgive教育にでもしてくれ。
“形のないものを与える“など聞こえのいい言葉で飾っているだけだ
聞こえのいい言葉で着飾れば人は騙されるのだろう?
give教育と言いながら何も与えない詐欺師が出てきそうだ

give &take教育にでもしてしまおうか。
そうしてまた人類の仕組みや子供と大人や色々なことをぐるぐると考えていく
そうすると無の地点に行く
無の地点に行って考える
がらんどうとしたお頭でまた考えようとする
当たり前と言われることについて考えても
当たり前とはとまた一つ疑い探る
がらんどうにまた戻る
そんな自分の名前は伽藍堂である
自分のがらんどう具合を伽藍度とでも言おうか

考えの終点地点はがらんどうである。
白紙に戻してまた考え、考え、考え、考え、、
考えの終電もこれまたがらんどうである。



伽藍堂

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