お金より大事なもの
それはない
ないと言ったら語弊を生むが
それなしでは生きていけないというのも事実だ
お金か愛かと言ったらお金を選ぶのは駄目という風潮があるが意味が分からない
あくまで個人の主張だ
別にお前から金を取る気もないし擬愛をかけるつもりもない
愛とお金どちらも欠けたら生きていけないものだ
金があるならそこから愛を育めばいい
愛があるならそこから金を育めばいい
不幸せな状態でそれを言っても結果は散々で終わる
お金がないから始まる愛がいいもので終わるか?
愛がないから始まるお金はいいもので終わるか?
不足感からくるものが満足感を招くだろうか
否、招かない
起承転結の転ばかりで転げ落ちていくばかりだ
転げ落ちた先には何が待っている?
結はどんな結になる?
どんな決断をする?
満足感からくるストーリーか不足感からくるストーリーか
最初は満足感だったが時が進むごとに不足感に変われこともあるだろう
安心してくれ。自己啓発セミナーや本などをやるつもりはない
金を巻き上げるつもりもない
自己啓発なんとかをやっている人もただの人だ
利益はなるべく多く貰いたいそう思うだろう
“自己“啓発なのだから自分で見つけろ
人の自己啓発など“他“啓発だ
お金より大事なもの
胡散臭くなり申し訳ない
金のなる木から始まるこういう話は中々話しづらいので
ここに書いてみたというわけです。
月夜
月夜から朝日へと切り替わる
早朝の肌を嬲る隙間風
心のあたたかさに気温が影響したかのように凍てつく朝
何処か遠くの鴉が鳴き始める
何処か遠くで生活音が鳴り響く
月夜の時の血が耳に付着している
ニードルで刺した穴はただの穴と傷でしかないが
それで満たそうとする僕は青臭い
針とステンレスが織りなす傷と穴は僕を魅了するには十分過ぎるものであった
ニードルを刺した時の甘い痛み
「っ」という吐息
貫通しようとしている時の耳が途端に熱くなる感覚
それら全てが生きてると感じさせてくれる
大地を踏み締めるより日光を浴びるより人と話すより
痛みを感じている時の方が遥かに愉快である
痛みが織りなす生と性のハーモニーに僕は釘つけになった
その証拠に腕はうっすらと線が浮かび上がり
指でなぞると点字ブロックでも触っているような手触りだ
僕は痛みに夢中になっているかもしれない
虎に殺されそうになる夢を見たことがあるが
その時も乳頭が痛く主張していた
腕の線が出来た時もそうであった。
その時は自分でも戸惑ったのだ
はて異常に生まれた覚えはないのだがね。
生まれは通常でも育ちが異常になったのだろうか
変態的な性というのは一度始まれば加速していくばかりである
通常というのは逃げ足ばかり早くてまったく嫌になる
異常に小指を入れかかればもう遅い
異常へ全身浴するのだ
通常へと手を伸ばしても届かず異常へと落ちていくしか方はない
そうして僕は通常のフリというのを覚えた
これがあれば人間関係は可も不可もなく進んでいく
その代償として自分がわからなくなったり人が信用できなくなったりする
それを使ううちには普通が分からなくなり全てを疑うようになる
みにくいアヒルの子と言うが僕はみにくい人の子だ
みにくいアヒルの子は最終的に白鳥と出会い
けれど、カモや剥製のおもちゃなどに裏切られた経験から自分でその地を去ろうとする
けれど白鳥達に引き止められアヒルの子は群れになり
嬉しそうに白鳥と一緒に泳いでいくというというお話である
アヒルの子ではなく白鳥の子だったのだ
アヒルの所にいたから受け入れられなかった
ただそれだけだ。環境の重要性が分かる良いお話だ
いじめにも同じことが言えるだろう。
異常に浸かりきった人間は痛みに溺れていた
痛みに溺れ紅潮していた痛み耐えようと息が上がっている
それを僕は興奮と捉えたのかたただの癖であるか
穴を開けた直後耳の裏にドロッと溢れ出す血液
その前の痛々しい程の痛み
僕は痛々しい甘美を噛み締めた。
薔薇が骨になる程裸にされた後
花弁という服たちがジリジリと踏み潰される様な感覚
そのくらいどうしようもない痛みなのだが
そうであると同時にどうしようもない愛好なのだ
暗い心に痛々しいほどに赤いものは僕の心を明るくしてくれた。一時的な物だけれど。
痛さに耐える熱さか心の高鳴りからくる熱さか分からなかった
結局は上手くいなかったけれど僕の耳には跡が並んでいる
それだけで満たされている。
痛さと跡、そして嗜好の為に僕はこれからもやるのだろう
月夜なんて時間帯では無くなってしまったが
時計が狂った体内ではまだ月夜だ
太陽と生活音は無視させてもらおう。
世間からあぶれるのは簡単だ
けれど世間は世間だ狂っている体内時計に任せちまえば
世間など何も関係なくなる
体内時計が狂うとやはり意味不明なものを生み出す様で
非常に睡眠必要性が分かる分だ
まぁけれど僕の時計はこれからも狂い進むだろう
意味不明なものを生み出しまた普通からあぶれていくのだ
自己嫌悪からくる自傷でまた普通からあぶれていく
普遍のループだ
あくまで全て自分の意見であることをお忘れなく。
意味が分からなかったそこの君はまだ世の中のいう普通という物からあぶれていないかもしれない。
月夜
絆
みんな仲良くというような安っぽい歌が流れている
児童向けの歌の一部というのは安っぽい幸せを強要してばかりだ
そもそもみんな仲良くというのは無理なのだ
パズルピースのようにハマらないものがあって当然だ
数年は生きてきたが、僕に絆というのは向いていないらしい
どの人と関わっても僕は色に馴染めず浮いて見える
その反面、内面で僕は様々な言葉を紡いだ
内面世界では言葉を紡ぐ事を生業としていた
授業中に窓の外を見ていた
比較されるだけの学びには飽々していた
小鳥が通り過ぎていった
この小鳥はどこから来たのかまた何処へ行くのか想像を張り巡らせた
近くからだろうが
小鳥の行方は僕にとってとても興味深いものだった
学校が世界だと思っていたし
教室という牢の中が全てだと思っていた
窓から見える景色は異世界の事とさえ思っていた
そんな異世界から異世界へと移動する小鳥の存在は僕にとっては異世界への鍵、またトリガーであった。
そのトリガーは弾けないトリガーであった
義務教育という名の牢にいる限り、僕は鍵を握り
この現状を打破するトリガーを弾く事はない
内面世界で生き比較の学びをやるしか生きる術を持っていなかった
絆を大切にと義務教育は騒ぎ立てる
本物の絆が何かも知らない
それなのに絆を強要し仲の良さをステータスとする
絆というのは僕が嫌いな言葉の類だ
運命さえも糸で表すのだから絆など埃や塵の類でしかないだろう
絆を強要する世界に飽々していた
意味を調べたら絆の必要性が分かると思った
馬・犬・鷹、等をつなぎとめる綱。転じて断とうに断ち切れない人の結びつきを意味するらしい。
相手の情にひきつけられて心や行動の自由がしばられるという意味らしい。
行動の自由と心の自由がしばられ
断とうに断ち切れない関係など依存ではないだろうか?
絆、好き、愛、依存、という境界線が溶けていく
依存が絆ならば僕は何度、絆を結んだのだろうか
それとも絆というものは好きや愛の総称なのだろうか
次々に黒板に÷の記号が書かれていく
÷をずっと見ていると僕が前屈みになり見ているのが分かり虚無を彷徨う
黒板に書かれる事より内面世界で物語を書く事の方が価値を感じた
一般の学びとやらはただひたすらに押し付けがましいのだ
誰が作ったかも分からない計算式と採点方法と点数で周囲の反応が変わる
それをやる意味はなんだろうか
勉強の問題や数式が無かった時代も勿論あった
それでも生きていけたし死んでいけたのだ
なのに何故できたのだろう
最初は子供達に学びを提供したいや学びの楽しさを知る事が目的だったであろう
いつからか学ぶ事を数値化しそれが高ければ高い程幸せだと思うようにさえなった
先生が言ったいい学校とは何処が良いのだろうか
ただ学ぶべき場所なのにストレス発散と性的感情を持ち込む先生が生徒に不必要な物を持ってくるなと叱る権利はあるんですね。
名だけの権利が手元にあって良かったですね
先生が僕に謝罪を要求するまであと数秒。
ただの遊び場と化した教室は騒がしいったらありゃしない
謝罪する人と言って生徒に手を上げさせる先生で
僕が一度だけ上げたら先生も生徒も皆、僕に謝らせるようになった
今日も僕は言う
先生の貴重なお時間を奪ってしまい申し訳ありませんでした。
三年一組はもっと成長しますのでどうか授業を再開してくださいお願いします。
そう言われたら仕方ないかと言って気色の悪い顔で授業を始める
この教師は自己肯定を高める道具として生徒を使っているのだ
今日も名だけの権利を私利私欲に使いお勤めご苦労様です。
謝罪して言うこと聞いてたら好かれてると思うの愚かでいいですね
あの時の先生。
僕と先生の絆とやらは枯れました
まぁ最初からなかったですけど。
あるとしたら先生に傷つけられた心の傷なですかね
傷な
たまには
リアルな話でも。
進路で散々迷ったという話なのだが
気を遣い過ぎる性格と完璧主義が相まって
僕は学校という場所からつまみ出されるように孤立した
孤立というかそもそも登校していないのだから孤立に入るかは分からないが
僕の心の中ではそう感じた
集団の中にいると気を遣って気にかけ頑張ろうとする
あの人こう思ってるのかもとか考えてしまう
そのくせ、僕は人の辛い気持ちを吸い上げる
まるでスポンジのようだった
分かりたくて分かっているわけじゃない
共感というのは共感し過ぎるのもし過ぎないのも
当事者は辛いものだ
自分の一度のミスは絶対許したくなかった
ミスした瞬間、僕の認識が変わるのが嫌だった
集団と学校というものは僕には合っていなかった
なぜか皆、僕に愚痴を溢すのだ
僕の愚痴は溢させずにだ、つまり一方的な愚痴を言われる
不登校のお子さんや障害があるお子さんを守る活動をしている人が知り合いにいた
母の知り合いなのだが
その人と母と僕とでなぜかお茶をすることになった
そうしたら学校に連れていくのが大変だったと言った
母も私もと同調した
目の前にいるというのに
不登校の子を守ると言っているのに釘を刺しているではないか
人生楽しそうだとか。楽そうだとか。言われ慣れている
楽に見せているし楽しそうに見せている。ただそれだけだ
僕は一人で働きたかった
学校という集団に属さずに
僕は人が嫌いだった。
けど例外がいた
オレンジ色の服を着ている星のような名前の人達だ
あの人達と僕はもっと関わりたいと思っているし
あの人達と過ごす時間が大好きだ
恥ずかしいから直接は絶対に言わないが。
これは本心だ。
まぁ話に戻ると
僕は学校というのに合っていなかったのではないかと思うようになった
学ぶことは嫌いじゃない
でも丸をつけられ比較され笑われるのが好きだとは言ってない
自分で自由に学ぶのが好きなだけだ
実際問題、それが厳しいのも出来ないのも分かっている
けれど僕は自分で学びたいし自分で開拓したい
じゃあやってみろと笑われるのは分かっている
だがしかしだ
入学金をもう払わせてしまったし
今更、取り消す事など不可能だ
今はただ両親に対する罪悪感に苦しむしか方はない
我慢して行くしかないのだろうか
僕は集団とは合わなかった
一人で学びたいし一人で生きたい
ただそれだけだ。
強制的に入学させられたと言っても過言ではないが
なんて冗談だ。
ただ言えない僕が自分の気持ちを言えずに無理しただけだ
話し合いの場を設けて僕は土下座でもなんでもする覚悟でいる
何かこういう激情する体験もそうそうないだろう。たとえ全員が激情し頭に血が上ろうとも僕は意見を押し通したい
かの有名なあの人達も言った
意志を貫け!そこで主張曲げたら生きてる価値ない
元々ない価値が更に底をつくくらい安いものだとカッコつけさせてもらおう。
弱い部分を言えば確かに怖いのだ
罪悪感もあるしまた生まれてこなければとも思うのだ
けれど一人で働き生きていたいのも事実だ
僕は嫌だ。ただそれだけだ
これが僕の正義だ
カッコ悪いであろう。なに正義など元々カッコ悪いのだ
アンパーンチと3分間だ。
それでも僕は人生で初めての抵抗と拒絶を派手にしてやろうじゃないか
そうでないと後々、血管でも切れて死んじまう
大好きな君に
どっどっどっど。
はぁはぁはぁはぁっ
っすーっすーっすーっすー…
どっどっどっどっ…
すーっ すっさっさっすー。さっ
ぎゅっぎゅっぎゅっぎゅう、、
す、す、す、す、す、す、す、す、
キンコーンカーンコーン
…んね、…んね…
たったったったったっ
すーっぽたっすーっぽたっ。すーっぽたっ。
…ズッ…ズズッ…ズズッ、ズッ…ズズ、スッ。
スーッ、スーッ。ハッァ。
とっ。とっ。とっ。とっ。とっ。とっ、
…なら。
…なら。
ぺこっ。
あっ。
ぽつぽつぽつぽつ。ざーざーざー。
ばさっ。たったったったっ。
ハァ…。ウッ……す…す…す…す
…め…め…め…め。め。めあ?めあ、
ぽつん。ぽつん。ぽつん。ぽつぽつ。ぽつ。ん。
も……らい
…いと。…いと。…いと。…いと。
…いとめあ。
ぼ…の…い…の…ん…つ…あ…む…よ…だ
だ…き…な…き…に…ふ…れ…た