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3/4/2024, 6:27:45 AM

ひなまつり

ひなまつりは五節句の中の一つ
3月3日の節句、上巳(じょうし・じょうみ)の節句であり桃の節句に行われる年中行事である
(節句とは季節の変わり目に無病息災・豊作・子孫繁栄を願って、御供物をしたり邪気払いを行ったりする行事のこと)
旧暦の3月3日は桃の花がは咲く季節であることから、桃の節句と呼ばれている
桃の節句の起源は平安時代よりも前であり
京(現在の京都府)の貴族階級の子女が、天皇の住居である御所を模した御殿や飾り付けで遊んで健康と厄除(やくばらい)を願った「上巳の節句」が始まりとされる

要は、旧暦3月3日は桃の花が咲く季節であり
3月3日は上巳または桃の節句と呼ばれている
桃の節句は平安時代よりも前に生まれ
現在の京都府で貴族の子供が天皇様のお住まいを模したものや飾り付けたりなどして遊び
健康厄除いを願ったとされている
武士の血筋の者たちの間でもこれが行われる様になり
江戸時代になると庶民の人形遊びと節句が結びつけられ
行事となり発展していった
紙製の人形を作りそれに穢れを移し川や海に流し
災厄を祓う祭となった
現在でもこの風習は残っており流れ雛と呼ばれている
元々、5月5日の現在のこどもの日である端午(5月5日のこと)に男子女子両方のお祝い事とされていたが
ひなまつりが大きく発展した江戸時代に豪華な雛人形を飾るひなまつりは女子に属するものとされ
女子の節句となり

5月5日は菖蒲の季節であり
菖蒲と武士道や軍事を尊いと思う事を言う尚武を掛け
男子の節句となった

そんな女子の節句であるひなまつりに事件は起きた

3月4日。7時になりました
朝のニュースです。おはようございます
昨日 3月3日の午前中、女児が行方不明になりました
家の鍵も掛かっており外に出た可能性は極めて低く、
家族もいたことから誘拐された可能性は極めて低いとのことです。

女児が行方不明になる事例が後を絶たない
女児達の親族は口を揃えてこう言う
目を離している隙にいなくなっていたと
さっきまで一緒にいたのに急にいなくなったらしい

モザイクと加工処理された音声でこう言っている
まさか娘が行方不明になるなんて思ってもいなかった
いたって普通の娘で普通の家だったと口にしている
その横には主婦 40代と書かれていた

女児が外に出たという可能性も考えられるが
今のひなまつりは室内の行事になりましたし
家の鍵は閉まっていたと親族達は言う
皆、家にいたとの証言もあり親の目もあった
家に誰かが入り攫うことは不可能だ
誰かに攫われるという可能性は極めて低い
女児が行方不明になった時間は一貫して午前だ
朝ごはんを作ろうとしていた又は作っていたら
いなくなっていたとのことだった
家の戸締りもしていたとのことだった
物騒な世の中ですからとどの母親も口にしていた
防犯対策も出来ているし女児が出たくなる様な家庭環境という訳でもなかった
家族も仲がよくそれとなく普通の家庭という印象を受けた
けれど見かけだけ普通で裏ではという可能性も無くはないので
親族の方々を警戒しながら捜査は進んで行った
けれど結局、何ヶ月経っても戻ってこなかったのだ
親族は警察に行方不明者届を出した
警視庁のデータベースに女児達の情報が次々に集まる
世間の同情は大きく
行方不明の女児達に同情の天秤は大きく傾いた

12時になりました。お昼のニュースです。
たった今、新しい情報が入ってきました
行方不明者の名前、年齢、が分かりました。
      ニムラ ハナ 3歳
      シノミヤ コウメ 3歳
      ミツハシ アオイ 9歳
      キクマ アキ 0歳
      ニイヤマ アイ 5歳
      オオツキ コハル 15歳

      以上、六名の女児が行方不明となっています。

警察は虐待なども視野に入れて慎重に捜査に取り掛かる方針で捜査を進めていくそうです


何故、この女児達が行方不明なのか君なら分かるね
六名、女児の年齢、女児達の名前を見てたらすぐ分かるはずさ

5時になりました。夕方のニュースです
先程、お伝えした行方不明者ですが
二名行方不明者がいた事が明らかになりました。
二人は双子で名前は スズキ フウカ と スズキ ヒナ
年齢は6歳だということが現時点で分かっております。
これについて〇〇党〇〇〇〇氏はお子さんをしっかり見守りくれぐれも目を離さない様に育児に努めてくださいと言っていました。

ここまで全国のニュース〇〇がお伝えいたしました
時刻は18時15分です。

3/3/2024, 8:20:37 AM

たった一つの希望

生憎、手元を探してみても希望が見つからないもので。
1つや2つあればこれが希望だと威張り倒せたのですが
ええ、それが一つも見当たらないものでして
いつだかに手元にあった覚えはあるのですがね、
確かあれは‥と語り出すくらいには昔になるでしょう
希望の意味というのも曖昧ですし大小多かれ少なかれ色々あるでしょう。
こんな感じで前置きが長くなりましたが
先程のたった一つの希望は〜という話でしたが
そこになければないですね。

はい。そこになければないですね。
当店でもたった一つの希望を取り揃えられる様、最善を尽くしますので
今後とも宜しくお願い致します
お題はありがとうございました。では失礼致します。

3/1/2024, 1:59:42 PM

欲望

食う寝るところに住むところと言うが
そんなところも欲望まみれに煩悩まみれに糞まみれ
糞を掃除するように欲も掃除する人が必要かもしれない
けれど糞を掃除する人の糞は誰が掃除する?
その人の糞を掃除をする人が必要になってくる
煩悩を除去するだがなんだか知らんが
坊主が凡人の煩悩をなんだかするようだ
そう言ってみたところで、の話だ
欲望を除去しますと数珠をスリスリしてみたところで、
あらまぁ。と手のひら返すような芝居掛かった人生じゃない
この世は欲望まみれで煩悩まみれで糞まみれだ
テレビでよく流れてくる
「これ一本!」だとか「一日一回!」とかは芝居しかないだろう
コンプレックスを利用し物を売るのだ
リアクションも酷いものだ
えぇの後はお決まりの安い言葉を吐くのだ
商品の値段は高いのに言葉は安っぽい
欲望は金で取引される
物欲。食欲。睡眠欲。性欲。
それら全て金で買えるのだ

欲望を金にしている人はこう言うさ
みんなやってますよ!おすすめですよ!やった方がいいですよ!と。
やった方がいいはお前の心情ではなかろうか
そら金にしたいだろうし儲けたいだろう。
だからやった方がいいですよと言うのだろう?
そもそも誰が見ているかなど分からないのだから
引っかかった馬鹿をターゲットにしているのだろう
天才だと言いたいわけではない
引っかからない凡人である
引っかからない秘訣は卑屈だ
卑屈になると構え方が変わり斜に構えるようになるが
引っかかりたくない人は一度、卑屈になってみるといい

欲望は目をくらませる
ホイップ・クリームにパフェ、パルフェ、、
チョコレイト、いちご、、
完全に趣味になってしまったが
誰も彼も欲望の塊なわけで
清楚系なあの子も欲望の塊であり
いつかはその欲望が解き放たれる
自分で清楚契約でも結んでいるのだろう
下を開けたら欲望の塊だったという話もよくあることだ
誰も彼も欲望の塊である
冷静な仮面を被ったところで欲は隠せない

けれど欲を解放した際が難しいところである
その欲にもよるが犯罪になるケースや様々だ
取り返しのつかない欲の使い方もあるのでやめろ。なんて言わないが、(言ってしまっては正義の押し付けをする正義愛好家と変わらなくなってしまう)
正義を過剰に愛せばそれは悪になる
悪を過剰に愛せば正義になるかは分からないけれど
全て自己責任でやってくれ
善を強制するのもある種の悪だ
そういう人が案外、人を傷つけていたりするもんだ

欲望は目をくらませる
くらまされた目は戻らない
戻りかけても誘惑に負ける
誘惑というのはなんと官能的であり甘く臭いのだろうか
最後に誘惑に負ける言葉でも記しておく。


見られてはいけないものなので、間を空けさせてもらう
























































パン・ケーキ。ショート・ケーキ。モン・ブラン。
メロン・ソーダ。プリン・ア・ラ・モード。
チョコレート・ケーキ、クッキー、ドーナツ、、


欲望

2/29/2024, 4:47:11 PM

列車に乗って

人は人と馴れ合う事を強制される
顔色伺って笑うのが馴れ合う事なのだろう?
友情など愛情などありはしない
誰にでも笑ってれば好かれると思ってた
現実は奢らせられたり悪口を言われたりと良いものではない
自分が辛いと言いたいわけではないがまぁそういう気持ちになる時もあるわけで
なのに人はどれだけ辛い事を話しても自分が辛いのだからと言って忘れる
で人生楽しそうだね。とかお前はいいね。とか言われて終わりなのだ
顔色伺い金せびられるのが楽しい人生だとでも言うのか
感情を出すと自分は出せなかったと感情を出す
出せなかったという感情を出しているではないか
言ってない事などまだ多数あるのにそれだけで人が辛いか辛くないか分かると言うのか?
お前は金巻き上げの占い師にでもなれるよ
そうじゃない可能性も考えられない狭いお頭のインチキ占い師としてやったらいいさ

世界は愛しかないだとか言うが世界は金しかないだろう
生きるのにも金は掛かり学ぶのにも金は掛かり死んだ後にも金は掛かる
どうしたって金掛かるじゃねぇか
金がないと生きていけないわけで詐欺や危ないものに手を出すのも分からなくはない
仕事が無ければ生きれない。
企業はイベント事や問題が起こるとそれを利用して金儲けしようとする
全て金儲けになる
誰かが泣けば得する世界だ
誰かが失えば誰かが何かを得る世界だ
泣けば世界の片隅で何処かの誰かがそれを笑うのだ
そういう腐った世界なのだ
他者と比較してみたりぱっと見いい条件に見えるものを提示したり
食品会社や衣類や玩具や様々な会社が存在している
こういう口を叩くがその製品を使っているし買っている
企業にこんな負け犬の遠吠えが届くわけがない
明確な企業名も出していないから勘弁していただきたい

こんなふうにすぐ弱気になる奴なのだ
一貫しておらず全てが中途半端で
最も負け犬らしい負け犬だろう
そんな負け犬は今日も一人で生きたいと願っている
行きたいではなく生きたいのだ
一人で誰とも話さず仲良くならず一人で生きたいのだ
何かを作る時もそうだ。
絶対に一人でやりたいのだ
チームワークなど苦手だ
自分が足を引っ張るだろうし良い結果を残せない
一人で黙々とやりたいし生きていたいのだ
一人な負け犬はリードが外れ一人で走っていくことを夢見る
現実はそんな簡単ではない
一人で生きていく分のお金を稼ぐのがまず大変である
それは承知の上である
一人で喋っていても嫌になるのだ
何をしても嫌になる時があるだろう

列車に乗って遠くへ行きたいと思う
自分が見えなくなるほど。
自分が認知されなくなるほどに。
列車に乗る自分など窓の外からは見えない
列車が進む度に自分が分からない人が増えるのだ
一人で生きていけたなら良いのにと何度思ったことか
この世の上辺だけの手と手取り合いみたいなシステムは大嫌いだ

本音は手など触りたくないが本心でしょうに
上辺だけ手と手取り合おうとするから辛くなるのだ
この様に全て嫌になった時は是非とも列車に揺られ
心を揺さぶられに行きたいものだ

列車に乗って

2/29/2024, 1:32:34 AM

遠くの街へ

眠っている冬の空
冷たい夜風が肌を撫でる
日が昇る前の街は雲という布団の中に潜っている
街灯もなくただひたすらに暗い道を彷徨った
am4:00 店のシャッターも閉まっている
静かになった街は人の愚かさを際立たせる
自分がやけにちっぽけな存在だと思えてくるのだ
足を進めるたび愚かに思う
街灯もなく湿っている道はより不安にさせてくる
誰もいない夜道を歩くという行為は誰かが言う普通とやらから外れている気がした
普通などとは誰も意味を知らない言葉であり
何かを型にはめていないと不安な人が作った言葉だ
基盤を作ることは物事には大事かもしれない
人を型にはめてみたところではまるわけがない
強制的にはめてみたところで苦しくなるだけだ
こう言い訳を重ねてみることで、また普通から外れていくのだ

脳内反省会をしていると
急カーブに差し掛かる
大きな橋と川が見える
角には写真館があり
家族が笑っている等身大パネルのようなものが一つ
まだ店の明かりもついていなかった
その顔も知らない家族たちは年中無休で笑顔なのだろう
店を取り壊さない限りは。
川を覗いてみた
ありふれた川だった
石が沢山あり流れに沿って水が流れている
川の近くに住宅街が立ち並んでいた
住宅街は嫌いだ
自分より高い建物と人混みが嫌いだからだ
高い建物があると空は見えず下を向くしかなく息が詰まる

市役所に通りかかった
市役所は夜空に照らされ
光の当たらない湿った雰囲気を醸し出していた
この市役所で働く自分を想像した
ここでも使えないと言われるのだろう
嫌われ者になるに違いなかった
アルバイトも出来るのだろうかという不安が拭えない
働けるのだろうかという不安が四六時中付き纏っている
また使えないと言われるのだろうか
自分のせいでまた嫌われるのだろうか
また無いものとして扱われるんじゃないだろうか
不安は膨張していくばかりだ
市役所から威圧感を感じた
黒く光る市役所は被害妄想の種としては中々なものである

市役所を通り抜けていくと
スーパーと小さい店が見えてくる
明かりもついていない老店舗が立ち並ぶ
和菓子や色々なものを売っていた
そのまま通り抜けていくと神社が見える
神社に続く長い階段
角にあるコンビニエンスストア
そこの街は新と旧が混ざり合っていた
特殊な字体のレトロな看板が次々に並んでいた
けれど街の人は旧の固い頭のままだった
今は古いだけでその当時は革新的な考えだったのだろう
右に曲がると警察署と会館がある
通り抜けていくと煙草の自販機と古い店がある
ずっと上っていくと駅がある
駅といっても少し廃れた駅だ
昔からある駅で駐車場が広い
駅の路地裏へ行くと制服姿の人影が並ぶ
無心で歩いていたからか時間を忘れていたようだ
制服姿の人影を通り抜けて何処かへ向かう

集団となって登校する制服姿を通り抜ける様はなんとも異質に思えてくる
私が私服だったのもあるだろうが
朝に制服姿と私服姿の自分が並ぶということは
自分が普通じゃ無いような気がしてならなかった
集団によって生まれた同調圧力だろう
明るくなっていく街にスクールバックと制服姿が並んだ
その集団から逃げる様に歩く私服姿の自分
普通じゃ無いというのを見せつけられている感じがしたのだ
同じ年代でここまで差があるものかと思った
それはどこかの誰かという恨んだ存在にも言われた言葉だった

普通じゃ無いと思った事はもう一つあった
駅で辞めた学校の先生に会ったこと
一方的に会っただけなので相手は気づいていなかった
辞めた学校の先生を乗せた電車が進む
廃れた駅の砂利が寝転ぶフェンス越しに見ていた
あの先生も私を嫌っていたか問題視していただろう
国語の担当の先生だった
この現実も詩的に飾ってみてはくれないかと藁に縋った
嫌われているのだろうし話しかけるのがまず無理だ
その先生を乗せた電車が進むのをずっと見ていた
過去を思い出した
過去は先生を乗せた電車の様に一瞬にして過ぎ去った

そこからまだ進んでいくと
通学路に並ぶ小学生達がいた
小学生は私を警戒していた
何もしませんよ。自分の人生を棒に振ることなどする元気がありません。と頭の中で呟いていた
小学生の女の子は後ろを振り返って私をじっと見た後
走って逃げてった
今はそういう犯罪も増えているところですし
警戒するのも分かります。
若くは見られない自分ですから警戒したのでしょう
ずっと通り過ぎて行っても自宅からの距離だけ離れる一方で焦燥感と辛さが混入したこの感情から離れる事は無かった
遠くの街へという題名だったが歩いたのは近場だった
まぁけれど近場は誰も通るであろう
近場を歩き進めたら遠くの街へ行くのだから

散歩はおすすめしない
すれ違う人の目線や仕草を気にしてしまって
どうにも上向いて歩こうどころではない
前すら見れないのに上など見れるわけがない

遠くの街へ

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