校舎と校舎の間の中庭から見える空は、
どこか閉ざされていて、一抹の不安と安らぎを誘う。
あと少しで着なくなるこの制服に吹き付ける風は
いくつもの学校を通ってきたのだろう。
大海原を駆け抜けて
この風はどこへ行くのだろう。
建物に囲まれて限られたこの景色の中で
私は何を感じるのだろう。
いつか
いつか
どこを見渡しても遮られることのない、
あの大空を眺めて、ひとり静かに過ごしたい。
ねえ、こっち見てよ。
何隠してんの?
隠したって無駄だよ。私分かるんだから。
なんにもない?
そんなわけない。
強がってないで諦めて話しちゃってよ。
なんでもないフリしないでよ。
私じゃ相談相手にすらなれない?
あの子じゃないと素直になってくれないんだ。
そういうことでしょ?
信用してないし、気持ちを共有したい相手じゃない。
あーあ、私って惨め。
私はこんなにもあなたのこと分かりたいのに。
こんなにもあなたのこと分かってるのに。
あなたが苦しんでいることに気がついているのに。
あの子は全く気づいてないのに。
お互い辛い道に自ら入って行っちゃって。
ばかみたい。
実際ばかだ。
ばかにならないと生きていけないよね、なんて話を大きくしちゃったけど。
なんでもないフリってなんでできてしまうんだろう。
耐えきれずに泣き出して仕舞えば、誰かは気がついてくれるのに。
私のこの「なんでもないフリ」はあなたも、
他の誰だって気づいてくれないんだね。
頭を下げて、足を上げてみてごらん。
いつも見えている当たり前が、いつもとは違う新しいものになる。
見ているものは同じなのに
どうしてこんなにも変わるんだろう。
毎日頑張って頭に詰め込んだ情報が
コップの水みたいに全て流れてしまうような感覚。
情報過多のこの時代には、時にはリセットも必要なんじゃないかな。
さあ一息ついたら頭を戻して
また一歩一歩地道にいきていきますか
僕もなんとかやっていきます
お願いだから泣かないでほしい。
目の前で泣かれたって、どうしたらいいか分からないんだ。
そりゃ、慰めるなり話を聞くなりするのが正しいことはわかってる。
でも、周りの人はすぐに駆け寄って、あなたの心に寄り添っているのに対して、自分は一歩離れて見ている。
物理的な距離は変わらなくても、心が寄り添えない。
私って薄情者かな。
なんて声をかけるのが正解なのか、
頭を撫でてやるのが正解なのか、
分からない。
心配はもちろんしてるし、何かしてあげたいとは思う。
でも、相手はそれを求めてるのか、どうなのか。
大切な人がつらそうにしてても、私はきっと見守っているだけで、何もしないのかもしれない。
そんな自分が嫌で、でも他の人みたいにできなくて、
他の人みたいに動いたら、まるで演じているみたいで、
気持ちが悪い。
私が私じゃない。
私がたいして声をかけていないことに周りは気づいたのかな。
陰口言われたらどうしよう。
事実だからなにも言えない。
だれか、同じ人いませんか?
いつも悩んでる。
今日も泣いてる友達になにもしてやれなかった。
ねえ、このお題って誰が決めてるのかな。
運営さんではあると思うんだけど。
なんで【ココロオドル】にしたと思う?
ただの【心踊る】ではないの。
カタカナでわざわざ。
もしかしてだけど
もしかしてだけど
今日は【ココロオドル】を聞きたい気分だったのかな。
それとも、既にたくさん聞いて、気分ウキウキだった?
それとも、ガンダム見たのかなー。
ねぇ、私も聞きたくなっちゃった。
もしかして、あなたも?
聞いちゃおうか。
楽しい気分になっちゃお。