彩士

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10/9/2024, 11:39:38 AM

ねえ、このお題って誰が決めてるのかな。
運営さんではあると思うんだけど。
なんで【ココロオドル】にしたと思う?

ただの【心踊る】ではないの。
カタカナでわざわざ。

もしかしてだけど
もしかしてだけど

今日は【ココロオドル】を聞きたい気分だったのかな。
それとも、既にたくさん聞いて、気分ウキウキだった?

それとも、ガンダム見たのかなー。


ねぇ、私も聞きたくなっちゃった。
もしかして、あなたも?

聞いちゃおうか。
楽しい気分になっちゃお。

10/4/2024, 10:46:59 AM

ショーウィンドウに飾られた赤いヒールの靴を見ると、いつもあの童話を思い出す。

一度履いたら、ずっと踊り続けることを強要されるあのお話。

足を木こりに切ってもらうまで、どれだけ体が疲れていても足はタップダンスを続けるのだ。

あの話は一体、なにを私たちに伝えたかったのか、おぼろげにしか覚えていない私には全く検討もつかない。

玄関の戸棚に仕舞われているヒールは、元彼が誕生日にくれたものだ。

恋に溺れ、彼をちゃんと見れていなかったのだろうか。
自分の理想を見てしまっていたのだろうか。

後悔はあるとも知れず。

恋を愛をどこかに探して、その夢を醒まさないでくれたらよかったのに。


ずっと、ずっと踊れていたなら

私は幸せだったのかしら


はかない恋だった。

きっと良くないことを言っているのでしょう、
でも言わせてください

あなたも踊りませんか?

9/7/2024, 9:28:52 AM

時を告げるものと言えば「鐘」であろう。
我らの精神の中に気付かぬ間に植え付けられた「鐘」の音で、切り替える、という習慣。

学校での授業の終始を告げる鐘。
年末年始を告げる鐘。
毎日午前と午後の六時を告げる寺の鐘。

気付かないだけで他にもきっとある。
少し耳を澄まして聴き慣れてしまったその「鐘」の音を今一度心に刻んでみてはいかが?

9/1/2024, 11:07:24 AM

僕の彼女は気配りができて、用意周到で、僕のことをなんでも分かってくれて、面倒見が良くて、でも甘えたがりな可愛い可愛いヒトだ。

僕の日課は風呂上がりの彼女の髪を丁寧に乾かして、長い髪を櫛でとくこと。

ご飯は日替わりで作って、お風呂を洗うのはじゃんけんで決める。

翌日の予定がお互いに無いときは、一晩中愛し合って、幸せに眠るのだ。

僕はそんな日常に満足していた。
僕も彼女も、この日常が続くことを願っていると思っていた。

『ごめんね、やっぱり飽きちゃった。今までありがとう』

僕が休日にしなければならなくなった仕事を片付けて、さあ帰ろうか、という頃に、ピロリンとLINEの着信音がした。

ロック画面に表示された彼女の名前とその文章が、不思議と僕の目にすんなりと入ってきた。

僕の心に焦りはない。
早く家に帰って確かめなければ、という気持ちも湧かない。

家に帰れば、笑顔で抱きついてくる彼女しか、僕は想像することができないのだ。

家にいざ帰ってみると、明かりはついておらず真っ暗だった。

ただいま、と呟くように溢した言葉を誰も拾ってくれやしない。

彼女の荷物がなくなっていることに愕然としながらも、僕は一人でご飯を作って黙々と食べた。

LINEの一番上に固定している彼女の枠は、相変わらず着信があることを伝える数字が表示されている。

長押しをして何度も確認して、何度もLINEを閉じた。

既読をつけないでいれば、彼女からの連絡はまだ続くのでは無いかと。

既読をつけないでいれば、彼女との繋がりは絶たれないのでは無いかと。

心のどこかで思っている。
ありえないことに気が付きながらも僕は、

僕はLINEをひらけない
僕はLINEを あ けない

6/8/2024, 4:19:12 PM

私は今、
どの道を進むのがいいか分からない。
歴史には、「もし、……だったら」と仮定して話をすることができる。

今を生きる私には、「もし」なんて存在しない、
いつでも、今この瞬間の選択が、答えになっているのだから。
後悔しても、最悪な結果になってしまっても、
後悔している「今」しかない。

「あのとき、ああすればよかった」
そんなことを思うことさえ、今を過ごすための選択の一つになってしまう。
後悔するのか。
気にせずに次に行くのか。

すべてのことには、自分の意思で考えたことが反映される。
嫌だと心の大半で思っていても、
ほんの少しだけある怠慢がそこから自身を抜け出せさせないのだ。
それは誰にでもあるもの。
自分を責めることはない。
ただ、今や未来を形作ることができるのは、
「今」の私しかいない。

人は言う。
後悔しない選択を。
そんなの分からない。がむしゃらに、根拠なく自分を信じて、停滞したり、進退したりを繰り返しながら、過ごすことが、人生に課せられたものなのだろう。

先は真っ暗で、答えなんて見ることはできないけれど、足元だけ照らされておぼつかない足取りであっても、
自らが作り出した岐路を歩んでいこうじゃないか。

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