M.E.

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4/17/2025, 2:45:57 PM










情熱は、世界を楽しくしてくれる。



情熱は、希望のある未来を思い描くための基礎となってくれる。



今日も恐れはあるけれど、それ以上に情熱は抱えきれないほどたくさんある。



抱えきれないから、全ての情熱は実現できないんだけど、また新たな情熱の花を咲かせるための肥料になる。



情熱の青い炎をこころに灯し続けていく。これからもずっと。







_____________________________ 静かな情熱_______。

4/16/2025, 2:42:26 PM









わたしの悪口を言っている声がきこえる。






想像なのか妄想なのか、わたしはなんでも事細かに、イメージをすることができる。



それが、私の想像ではなくて、実際に現実で起こっていることかもしれないと思うと、怖くて悲しい。その原因をつくった、わたしの気の弱さに対する苛立ちも一緒に膨らんでいく。
 


しかし、まわりからどう言われても、仕方がないことだ。自分のことをすきな人もいれば、きらいな人もいる。どれだけ頑張って努力しても、必ずわたしをきらいと思う人もいれば、自然体で、何も飾らずにいても、わたしをすきと思ってくれる人もいる。



悪口は、時空の歪みからきこえているのかもしれない。その歪みは自分のなかにある。自分でつくり出した声だ。



どうせなら、楽しい想像をしよう。どんな楽しい想像をしても、お金はかからないから。とびきり楽しい想像をして、わくわくするような未来をつかみにいこう。









__________________________遠くの声_____________。

4/15/2025, 2:47:08 PM











春という季節はいつからなのだろうか。

二十四節気においては立春、天文学においては春分の日からとされているなど、春がいつからなのかは、なんだかはっきりしない。



わたしが、春が来たと思うのは、風が春の匂いを運んできたとき、あるいは、春風が冬を乗り越えた生命の芽吹きを運んできてくれたときだ。

このとき、わたしは、春の記憶を思い出して懐かしく思う。

幼い頃の楽しい記憶を、一途に見つめ続けて、恋をしていることに、最近気がついた。記憶に恋をしているってなかなかきかないけれど、無意識のうちにしている人もいるような気がする。

恋に落ちて、夢中になったら、こころを少し”今”から遠ざけられる。現実逃避と言われるかもしれないけれど、記憶に”今”を支えてもらうと変換すれば、そう咎められることはないだろう。

不安は消せないけれど、希望は新たに生み出せる。そうやって、自分にとって楽しい考え方をすることで、恋の魔法にかけられたかのように、素晴らしいことが次々と起こりそうな予感がする。






_________________________________春恋__________。

4/14/2025, 2:04:20 PM









今私の目の前に現れた景色は、前からあったような、それとも最近までなかったような、記憶が曖昧な景色だ。

その景色の目印は、大きな二本の桜の木だ。

二本の桜の木は、お互いに、近づきたい想いを、何年も何年も、途方もない時間、持ち続けた。

そして、何年もかけて枝と枝が少し触れ合うことができた。そして、また何年も何年もかけて、木と木の境目がわからないくらいに、お互いが近づき続けていった。

二本の桜のどちらも、満開をとっくに過ぎていて、若葉が茂っている。

空は快晴で、太陽の光が降り注いでいる。

二本の桜は、春風になびいて、私を迎え入れてくれる。

新たに萌え出た若葉と、咲き誇った桜の花が、全く違うようで、どこか馴染んだ制服とボタンのように、絶妙なコントラストをみせてくれる。

桜が咲いて、散った後も、まだ物語は続いている。

今の私はまだ気づかないけれど、桜の花は過去で、若葉は未来だ。

”今”この景色を見ているのは、現在のわたしであって、他の誰にもわたしの代わりをしてもらうことはできない。

この世界は、わたしがいないと始まらないんだね。

過去と未来が繋がっているのを、観測者であるわたしが確認しないと、この世界は閉ざされてしまう。

新たな季節を告げる音が聴こえる。







________________________________未来図_________。

4/13/2025, 3:51:45 PM









桜のはなびらが散っていく。



桜のはなびらは、桜の木から離れたあと、地面に吸い寄せられるように落ちていく。



けれど、少しでも長く空中にいれるように、ほんの少しの間、春風に乗って旅をする。



線香花火が光り輝く時間よりも、もっと短い時間のはなびらたちだけど、その情景は、線香花火の輝きと並ぶくらい、美しくて、儚い。



特に、雨がしとしと降る日、空は曇っていて、風も少し強く吹いていて、桜を見にきている人々もまばらなとき、桜のはなびらがゆっくり桜の木の枝から遠ざかっていく様子はなんともいえない、美しさと儚さがある。



しとしと降る雨が、土を潤し、草木を育て、恵みをもたらしている。その一方で、はなびらは桜の木から巣立っていき、大地の一部になっていく。



はなびら、ひとひら、ひらひら、だいちへ。



自然のなかで、生命は循環していく。









________________________________ひとひら_______。

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