crew10

Open App
6/2/2025, 11:55:35 PM

雨が強まる。傘もささず歩く僕は
むしろ雨にうたれるのが気持ちいいとさえ感じた。
君に渡した傘で、二人は私の元から去っていくようだ。

その傘の秘密は、検討もつくけれど
私は責めない
幸せだというから
その傘の秘密を、言う力は僕にはない。
人は、その秘密だけを知りたがるから。

君が、再び波に乗っている気がしている。

すぎた木が二本、帰りを待っている。
暗く、薄暗い木の下に腰掛け
誰かが来るのをそっと待つ毎日。

皆が、寂しいと叫んでいる声がした
僕は、その傘の行方がわからないから
一言も話さないまま真っ直ぐ
目の前だけをみつめる。

君と横になって寝た時も
手も繋ぐどころか、触れてもいなかったね

緊張はなく、そして
そんな君と知り合えたことに感謝していた

雨の中、投げ返したお金は
車の後部座席に吸い込まれ
早いスピードで僕を置き去りにした

雨が強く、体をうつ。
雨の中、おもいっきり泣いたら
電話が鳴った

家の帰り道、君の車が僕を待っていた。

その傘、、
四つ葉のクローバーのような傘の旅は
今日も続いていく・・

傘の中の秘密。
傘にある赤い花だけが、全てを知っているように感じた。

5/30/2025, 10:38:14 AM

夜空に星を散りばめてあげる
僕が君のためにできる唯一の仕事
物語は続くから

君の優しさを、僕の無虚心がぬぐう

君はいつも涙を浮かべて
懐かしそうに遠くを眺める

君に贈る物語を
何ページ書いただろう

何も持っていないなんて言わせない。

人が当たり前として生きていく
優しさと道徳を君は失わない
そんな、儚さが星空を牛耳る
だから美しい

試練が大きいぶん
苦しいって知ってるから

言葉に出来ないぶん
皆、大きく成長し
船の帆を掲げている

ゆっくりでいいから
自分を取り戻して。
時間だけ先回りしても、
幸せじゃないことに気づいたから・・
時を感じる術を失わないことは
決して能力じゃない
心の優しさなんだと、皆気づき始めたから・・

答えが、二通りなら
優しさで答えをだせばいい。

強くならなくていい
強いひとは優しい心も兼ね揃えている

そんな、ぼくらは星屑なんかじゃない

星は、いつでも
見渡せば輝いている。

そして、星たちが目覚める頃
二人はきっと手を取り合っている
きっと喧嘩もしていない

周りは、自由に陸を求め
船の帆を、風と共に大海原を
行き交うでしょう

そうなったら、二人でゆっくり物語の続きを語り合いましょう

君が自信を取り戻すまで
どこにも行かないから
今は、星たちのもとにいてあげてくれ

笑い合えるようになったら
僕はまた立ち上がるから。

宝石の輝きをいつまでも直ぐに手に取れる
君でありますように

遠くから、祈ってる

𝓉ℴ 𝒷ℯ 𝒸ℴ𝓃𝓉𝒾𝓃𝓊ℯ𝒹


5/30/2025, 8:33:17 AM

新しい旅だと君は言い残し
僕らは、あの日別れた
君はワイシャツを新調し家を出て行った

僕は、いつも自分に問いかける
花であるうちは、人生で本の一瞬
その旬を、探せるかどうか
その、花を何人につまれたか
より多くの人が知っているか

ある女は悔しがる。
その女は寂しがり、とある女は自慢する

ひとカーテンを開けるたび
レースが、声かける
幻想か、事実なのか

答えは、ゆっくりとした長いストーリーの真実で、そのなかで壊れた玩具を
鬼婆化した女たちが嘲笑う

ストッキングがでんせんする度
君が隣で、ショットをあびる

僕は、君との温度差に動揺しながらも
何も言えない。

ワタリドリのように、君は追いかけた
白い羽を羽ばたかせ
急かされて逝った

言えば喧嘩になる、言えば嫌われる世界で
命を削りながら今日も生きている私は
もう、鳴き声すらない

渡って行った、コバルトブルーの翼を持った鳥たちへ

帰っておいでよ

ここでは、何も変わらずみんなが踊り
歌っている
悲しければ、哀しい歌を
嬉しいなら、喜びの歌を

帰っておいでよ
その、置き手紙だけが
決して、渡らなかった・・・事実。

空は、天気予報と真逆で
透き通り、晴れ渡っていく・・。

そして、僕の心はいつしか
そんな空が嫌いになった

置き手紙とは、同士の会話だ
話せない鳥たちは、今日も見えない自分に立ち向かう。

帰っておいでよ、そして行っておいで
届かない声に、、
故郷の懐かしいにおいがした。

5/27/2025, 5:24:03 AM

打ち寄せる波が、綺麗だ
遠くにはサーファーが波待ちをしていて
心地いい風が体にあたって
自然と体温が上がる

そんな海辺の散歩が日課だ
愛犬が化粧をしたように風に心地よく顔をゆがませる。

君が名前を呼んだ日
僕は遠く離れて風が強かったため
きこえない「フリ」をした。

何も無かったように
いつも、名前で呼んでねと甘えてみた

人がひとりこの世からいなくなっても
空は綺麗で、時間も進む'
ラジオからの曲も止まらない
世は無常だと思うと腹も減る

しかし、自分の時間だけが止まる。
何年も、その時から動かないし
動けない。
それも悲しく他人には伝わらない。

だから、今日も変わらず歩いていく
同じ砂浜を、変わらない君と。

僕たちは、失ったぶん
何かで取り戻そうとする
一生懸命。
でも、取り戻せない「何か」から
新しい「何か」を生み出さなければいけない。そうすることしか前へ歩めない

気づいているから、今日も歌う
周りはいう
悩みが無さそうだと。
悩みで埋もれている僕は、あえて言う
悩みは無いのかもしれないと

人は嫌なことだらけから
身を隠し
己を着飾る
好きなカバンを持ち
好きなお酒を飲みタバコをふかす

テキーラがすすみ
酔いがまわる頃
僕の名前を呼ぶ声がする。

僕は、盛り上がっているみんなの声が遠くなる中、ごめんね・・・と
裏口から、店をあとにした

何を考えているのか分からない君って・・・。
と、言われる僕自信がわからないから仕方ない。
ラジオから流れる曲が変わった

急いで、みんなのいる店へ走早に戻った。

5/22/2025, 10:59:20 AM

必ず、午前2時に目が覚める
その時は必ず、シャワーを浴びる。
さっぱりした後、一通りローズの乳液を身体中に染み込ませる。
その香りをまとい、また一眠りする

朝、昨日と違う自分がいる。

朝日をシャットアウトし、
ゆるいライトで一日を過ごす
外は快晴なのか、曇りなのか、お天気なのかも知らないまま、シャンパンをあける

その時間の無い部屋の中
ひとりほろ酔い、ソファーに横たわる
床には寝ない主義の僕は
ベッドまでが遠い。

そんな、なにげない一日を捨てるように大事にし、また あすを迎える。

僕は、思う
人の先頭にいる人間は、もはやみえないもの。時間を挿し、時間を押し、時間を抜け、時間を眺める。
そんな側から、愛してると言ってくる

そんな、言葉を無言で返し
キッチンで野菜を切る。

朝のなかの夕暮れのような一日。
何も返さず、何もおこさず
ほろ酔えばよかった昨日までの自分。

さよなら昨日までの自分。

こんにちは、昨日と違う自分。

チャンネルは一度も変えず
携帯を手に取り繋がるはずない
ダイヤルを押してみる
変われない僕たちへ
変わった僕たちへ

美しく羽ばたけるよう願いを込めて

Next