EL2

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12/23/2024, 3:06:17 PM

7 プレゼント

エロしか綴ってません。R18です……。
このような日に、こんな場所でごめんなさい(震)。
大丈夫な方だけ、楽しんでいただければと思います。








視界が涙で霞む。
背後からゴツゴツと突かれるたびに、容赦ない快楽に襲われた。思いとは裏腹に、嬌声が漏れる。
あまりの気持ち良さに抗うことはできない。むしろ、子宮が下りて……。
私の身体が受け入れていると知るや否や、男はさらに興奮して、より一層硬く膨らんだ欲望を、勢いよく何度も何度も子宮の奥に叩きつけるように当ててきた。擦られるたびに溢れ出る粘液は、ピチャピチャと卑猥な音を立てて耳朶に残した。
最後に激しく腰を打ち付けられた次の瞬間、ビクビクと何度か強く脈打ったのを感じた。快楽の絶頂にいた私の粘膜は痙攣していた。男はそれを嘲笑うかのように、そして吐き出した欲望の余韻に浸っている。

「特別な日に、リア充に種付け最高」

十分堪能したあと、萎んだモノを引き抜いた。と同時に、ドクドクと白濁した粘り気のある液体がこぼれた。
男は卑しげに笑い、私の秘部を指で広げて満足そうに、

「彼氏とお幸せに」

12/22/2024, 12:44:45 PM

6 ゆずの香り

ふわりとほのかに甘い香りが漂う彼はいつも上品で優雅な雰囲気を漂わせる。
もの腰優雅で誰にでも慈悲深い微笑みは、〝まさしく天使様のようだ〟と皆から慕われていた。
うっとりするような甘い声音は耳に心地よい。

キッチンに立つエプロン姿の彼を眺める。すらりとした長身は、じっと見つめる女性も多いだろう。
料理に柚子をあしらった、手の込んだ温かな料理が器に盛られた。材料の持ち味を生かした料理は、目に訴える美しさも大切にしているようだ。

私には作れない。無理だ。

ずーんと落ちこんでいると、料理を手にした彼が心配そうに顔を覗きこんだ。だが、その良い匂いに誘われてお腹がなってしまった。

「ふふ、お待たせしました」

にこっこり笑って、テーブルに器を置いた。
馥郁たる柚子の香り――。

『汚れなき人』

彼にぴったりな柚子の花言葉である。

12/21/2024, 12:28:10 PM

5 大空


雲一つない空が嫌いだ。
晴天が嫌いだ。
どこまでも続く青い空が嫌いだ。

――ああ、血が飲みたい。

燦々と照りつける太陽の光を、いまいましげに睨みつけた。
漆黒の細い糸を綺麗に織りこんで作られた大きな傘に、縮こまって苛立ちをあらわす。
ついで、アスファルトに照り返す陽光にも腹立つ。

この不自由な身体になって、まだ、五日目の朝のことである。

12/20/2024, 1:50:57 PM

4 ベルの音

――リン……チリリン――……。

あー。ご飯の時間だ。

――リリン…チリンチリン――……。

あー……。お風呂の時間だ。

――リンリンリンリンリン……。

ああー……。子作りの時間だ……。

いつからだろうか。
ヒトが中心だった世界は滅び、それに、成り代わったのが大猩々(ゴリラ)たちだ。
謎の病原菌によって、感染した大猩々は、肉体と知識をヒト以上に進化させた。
筋肉隆々であった大猩々たちは、病原菌により、さらに、逞しい巨躯へと変貌をとげたのだ。
知性を手に入れた大猩々たちは、進化した最強の遺伝子を持った大猩々と、ヒトが交尾すれば子がなすのではないか、と考えていた。
人類と大猩々は近縁な類人猿……。
これは、実験的であり。そして、彼らの性欲を満たすはけ口としても使われた。

今、ヒトは、ベルの音一つで、規律を守って生活をしている。
……慣れれば快適、と言い聞かせて。

12/19/2024, 1:31:35 PM

3 寂しさ


14……15……16……。

ああ、満たされない。

89……92……98……。

まだ、満たされない。

129……150……176……。

223……348……388……。

人はなぜ、寂しさを感じるのだろう?
このよくわからない、寂しさはどこからやってきたのだろう。
どうしたら満たされるのだろうか?

ジュッ……と音が立つと同時に、肉が焼けるような、だが、それは、牛肉や豚肉などが焼けるときの食欲をそそるような香ばしいにおいではなく、不快なにおいが部屋に充満した。

「んー、398回目だけど、全然満たされないね?」

ごつごつした細い指は、紫色の紫煙の煙草をくゆらす。葉を細かく挽き紙で巻いたそれを、薄く形の良い唇が吸う。

「そんなに怯えないで。そんな顔されたら、俺も辛くなっちゃうじゃない?」

にこにこ微笑む男は、煙草を押しつけられて焼けた者の傷を、そっと撫でた。

「痛かった? ごめんね?」

心配そうに声をかける男は「んー」と、細く長い指をあごにあて、

「やっぱり、お口も焼いちゃったから満たされないのかな? 声、必要だったかも」

そう言い、残念そうに肩を落とす男だったが。
なにか閃いたようにぱっと顔をあげた。

「もしかしたら、俺の存在を必要とする人が現れたら、このモヤモヤした寂しさから解放されるのかも」

穏やかに微笑む彼はまるで天使のようだった――。

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