かたいなか

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10/30/2023, 1:10:18 AM

「ひとつの物語Aに主人公Bが存在したとして、
Aの『続編』ってことで『もう一つ』なのか、
主人公Bの相棒キャラC、『別視点』から見るか、
物語Aと時間軸はそのままで、『場所だけが遠く離れてる』物語Dのハナシか、
なんなら物語Aの中で語られてる物語D、つまり『劇中劇』のことか。
ひとくちに『もう一つ』っつっても、種類は多々、まぁまぁ豊富よな……」

俺が毎回投稿文の上下を「――――――」で区切るのも、「もう一つの物語」か。某所在住物書きは大きなあくび一つして、コーヒーを胃袋に流し入れた。
ほぼほぼ寝ていないのだ。ソシャゲの周回サポートが今朝で終わるから。
「その頭でハナシ考えるの?2個も?」
無理では?物書きはまたひとくち、コーヒーを飲む。

――――――

「もう一つの物語」。簡単そうで、なかなか攻めづらい気がするお題ですね。こんなおはなしをご用意しました。
最近最近の都内某所、森の中にある某稲荷神社敷地内の、一軒家に住むのは化け狐の末裔。
人に化ける妙技を持ち、ネズミを食わず、キッチリ水道水を使うがゆえに、狂犬病ともエキノコックスとも無縁な、物語的に非常に扱いやすい善き狐です。
人の世で生活し、人の世で就職し納税し、あるいは子供を孫を育てながら、幸せに、仲良く、人々の営みを見続けています。

そんな化け狐家族の末っ子は、お花とお星様が大好きな食いしん坊。
星の形のお花が咲く場所、おいしい食べ物を食べられる場所は、そこそこ、知っているのです。
今日の都内は最低気温が11℃。換毛期真っ盛り、まだモフモフ冬毛の生え揃っていない子狐には、ちょっとだけ、朝夕がこたえます。
このままでは、コンコン子狐、寒くてこごえてしまいます。何かあったかいものを食べて体を温めようと、子狐はしっかり人間に化けて、最近都内に越してきた魔女のおばあさんの喫茶店に向かいました。

去年の今頃、パンプキンポタージュとポテトのパンケーキが、とってもおいしかったのです。
あれを、今年も貰いに行こう。
子狐コンコン、ゾンビの仮装してる人にビビってめげそうになりながら、しょげそうになりながら、頑張って喫茶店を目指しました。
なんで最近、妖怪の仮装してる人が多いのかしら。
なんで最近、顔に絵の具塗ってる人が多いのかしら。

「それはね。明日が、ハロウィンだからよ」
チリンチリン。子狐が喫茶店の扉を開けると、涼し気なドアベルの音が、子狐を迎えます。
「日本のハロウィンは、私の故郷のとはだいぶ違うけれど、おかげで今の時期は私のような『本物』が歩いてたって、誰も気にしないの。皆、コスプレだと勝手に思ってくれるから」
さすがに魔法は人前じゃ使えないけれど、ね。
魔女のおばあさんは優しく、とても優しく笑って、コトコト煮え立つ魔女の小釜から、ポタージュをすくって子狐のスープジャーに入れてやりました。

「おばちゃんのおうちでは、明日、どうなるの?」
「さぁ、どうなってるかしら?」
「みんな、妖怪の格好してるの?みんなお顔、絵の具塗ってるの?」
「おみくじケーキが楽しいわ。それから、焚き火がとっても綺麗よ」

「たきび?」
「日本のハロウィンでは、焚き火もおみくじケーキも、やらないわね。別々の国、もうひとつのハロウィン、もうひとつの楽しみ方。私は良いと思うわ。迷惑さえ誰にもかけなければ。
ほら、あなたも」

はい。Treatsをいくつか、どうぞ。
スープジャーにフタをして、ちょっと大きめのランチボックスと一緒に、
魔女のおばあさん、子狐に料理を手渡します。
「もう一つのハロウィンを楽しんで」
子狐がランチボックスのフタを開けると、中にはいつか食べたポテトのパンケーキと、葉物野菜がシャキシャキしてそうなポテトサラダ、それからいくつかの甘くて幸せそうなお菓子が、たんと、たんと詰められておったのでした。

魔女と、子狐と、本場からかけ離れた「もう一つのハロウィン」の物語でした。
おしまい、おしまい。

10/28/2023, 2:21:50 PM

「丁度良いじゃん。10月29日、早朝4時半ちょい過ぎたあたりから、部分月食だとよ」
それこそ「暗がりの中で」、5時14分あたりに一番削れてるっつー月食を、観察してれば今回のネタ、ミッションコンプじゃね?
某所在住物書きはポツリ言って、しかし早起きの準備も天体観測の用意もせず、ぬっくぬくの毛布にくるまった。
早朝である。己は夜型である。食の最大だけ狙うにせよ、5時14分など起きられようか。

「『夜の』暗がりの中で見られる、次の月食は?」
朝とか聞いてねぇよ。物書きはネットに「次」を求める。しかし検索結果が提示したのは、29日の月食と、何故か2023年の部分「日食」であった。

――――――

子供の頃、自宅の廊下の暗がりはやたら怖いのに、布団にくるまった中の暗がりは妙に落ち着く気がしたこと、ありませんか、ないですか、そうですか。
なんて前置きはこのぐらいにして、今日はこんなおはなしをご用意しました。

最近最近の都内某所、某稲荷神社敷地内の一軒家に、人に化ける妙技を持つ化け狐の末裔が暮らしており、その内末っ子の子狐はお花とお星様と、キラキラしたものが大好き。
ビー玉、おはじき、押し花にしたお花、誰かが捨てたチャームにレジン細工等々、綺麗なものをお気に入りの宝箱に詰め、たまにそれらを広げてクロスで磨いては、ひとりほっこり、尻尾をビタンビタン。
それはそれは、幸せに暮らしておったのでした。

そんな子狐の最近のトレンドは、押入れの暗がりの中で見る、サンキャッチャーの光の万華鏡。
室内に飾って、太陽の光を受けて、キラキラ小さな虹をばら撒く飾り玉は、コンコン子狐の宝物です。
まだ暑かった夏の頃、8月7日かそのあたりに、猫又の雑貨屋さんで手に入れました。

そのサンキャッチャーが日光だけでなく、懐中電灯なんかでもしっかり光をばら撒くと、コンコン子狐諸事情で、学習してしまったからどうしよう。

「キレイ、きれい!」
今日もコンコン子狐は、宝箱からサンキャッチャーと、8月7日に諸事情で人間から貰ったLEDライトを取り出して、押入れの中に入ります。
光の当て方にコツこそありますが、水晶か金剛石のような飾り玉に、イイ感じに200ルーメンのスティックタイプが光を当てると、
上にも、下にも、右にも左にも、小さな虹の粒が溢れ出て、まさしく光の万華鏡の中に居るようです。

「あっちこっち、キラキラいっぱいだ!」
くるくるくる、飾り玉を回転させれば、光も一緒に回ります。
くっくぅーくぅー。ご機嫌子狐は尻尾をビタンビタン。鼻歌なんか歌ったりして、押入れの暗がりの中で光を楽しみます。
そのままコンコン子狐は、ごはんの準備ができて優しい母狐が呼びに来るまで、
暗がりの中で、サンキャッチャーを回して、光を当てて、それらを幸福に眺め続けておりましたとさ。

お宝のサンキャッチャーを押し入れに持ち込んで、暗がりの中で光を当てて遊ぶ子狐のおはなしでした。
その後作中のLEDライトの充電が切れて、充電の仕方を知らぬ子狐が、都内で漢方医として労働している父狐に「治して」と治療をせがむのですが、
お題の「暗がりの中で」とは別に関係無さそうなので、気にしない、気にしない。

10/27/2023, 2:57:49 PM

「紅茶だってよ」
アレだろ、日本の水とイギリスの水では硬度が違うから云々ってやつだろ?
某所在住物書きはネットにネタを求めながら、紅茶でも緑茶でもなく、単純に炭酸飲料を嗜んでいた。
コーラである。なお、紅茶のコーラ割りなるものが存在するらしい。
紅茶は知らぬ。芋焼酎のコーラ割りは美味であった。

「いつだったかな。国産茶葉の紅茶のペットボトル、某緑のコンビニで見つけてさ。アレは美味かった。
……香りはどうだったかな……」
記憶を掘り起こそうと、存在したかしないか思い出せぬ香りを追って、深く短く息を吸う。
無論、部屋の香りがするばかりである。

――――――

最近最近の都内某所、某アパートの一室。
デフォルトで設置されていた家具や家電以外、すべてが処理処分されたリビングは、ただダダっ広く、音が少ない。
部屋の主を藤森という。
元々の予定では、今頃既に部屋を解約し、管理人に引き渡して、10月末か11月初週まで、ホテル泊まりの予定であった。
東京から離れ、故郷の雪降る田舎に帰る算段であったのだ。

何故予定通りになっていないのか。
職場の後輩に計画がバレて、「行かないで」と懇願されたためである。
何故この妙ちくりんなシチュエーションが発生しているのか。
アプリの2個前、3個前のお題において、「この言葉で何書けってよ」の物書きが、苦し紛れかつ立て続けに、トンデモストーリーを投稿したためである。
過去作参照だがスワイプが非常にわずらわしい。
細かいことを気にしてはいけない。

「ホントに東京離れるつもりだったんだ……」
金曜の夜である。
食費節約のため、そしてなにより己の先輩の作る低糖質低塩分ディナーの御相伴にあずかるため、
藤森に東京脱出の中止を求めた例の後輩が、アパートを訪れたはいいものの、
退去のため、鍋等々、売っ払って処分した後である。そもそも調理ができない。

「すごい。珍しい。先輩が、出前頼んでる」
開いた口が塞がらぬ後輩。ほぼほぼ何も無くなった室内を見回し、ただ、驚くばかりである。

「お前が私に、『行くな』と言ったからだろう。本当なら今頃、適当にホテルを探して、そこから職場に通って、メシはバイキングだのルームサービスだのを食っていた筈なのに。それをお前があの日、」
「その袋詰めの2個入りアップルデニッシュ、デザート?私も食べて良い?」
「話を聞け」

タパパトポポトポポ。
仕方無しに急きょプチプライスショップで購入したティーポットから、同じく急きょ購入した紅茶の濃い赤琥珀色が、以下同文、カップに落ちる。
ふわり香り立つのはベルガモットのシトラス。
「先輩が紅茶淹れるのも珍しい」
後輩はカップを受け取り、鼻に近づけて、湯気をいっぱいに吸い込んだ。
スッキリする香りだ。こってりめの肉料理に合わせれば、きっと口の中をそのシトラスで、リセットしてくれることだろう。
たとえば自分と先輩の目の前にある、ちょっとお上品そうな鶏の照り焼き定食のような。

「ミルクが必要なら、一応冷蔵庫に少しある」
ため息吐いて、香りを吸って、ほんの少し口に含み即座に眉をしかめた後、藤森が言った。
「砂糖までは気が回らなかった。欲しければ、すまないが自分でなんとかしてくれ」

「和食に紅茶って、おもしろい」
竹製の割り箸を持ち、手を合わせ、いただきます。
後輩は真っ先に、出前の照り焼き定食の、付属たる味噌汁で口を湿らせた。

「当店、苦情は一切受け付けておりません」
そもそも物が無い状況だ。茶はそれで我慢してくれ。
藤森はぽつり呟き、少し舌が痛いらしく、再度ため息を吐いて紅茶のカップをテーブルに置いた。

10/26/2023, 2:07:38 PM

「『愛』はこれで4回目で、『恋』も含めりゃ9回目なんよ……」
某所在住物書きは頭を抱え、天井を見上げた。
ほぼほぼ、1ヶ月に1回のペースといえる。統計として、来月で祝10回目、年越し12月で11作品を投稿する計算になる、かもしれない。
無論、所詮、過去からの統計である。未来を保証するものではない。

「……そういや、『愛は食卓にある』ってキャッチフレーズがあるな」
技術に対する愛がマリアナ海溝と思われる、某魔改造番組を観ながら、物書きは呟いた。
愛が食卓にあるなら、「愛言葉」は「いただきます」か、「食ったら食器洗って片付けろ」だろうか。

――――――

水曜日から無断欠勤してた、隣の隣部署の新人君が、正式に辞めることになったらしい。
ハッキリそうだって言われてるワケじゃないけど、原因は重過ぎたノルマだって言われてる。
2回3回くらい自腹して、それでも全然足りなくて、お客も上司や先輩に取られ続けて誰もサポートしてくれなくて、って経緯だったとか、ただのウワサとか。

新人君の部署のひとは表面上、皆、「はいはい離職離職」の無関心で、最初っからそんな人は居なかったような平常運転。
何事も無かったように仕事してる。
課長と係長っぽい人なんて特にそうだ。多分前の前の段階で見切りをつけて、仕事の再配分なんかとっくに、終わらせちゃってたんだと思う。

「まさしく、ここの人材が人『材』である証拠だ」
自称人間嫌いの先輩が、なんか偽悪的っぽい微笑してポツリ言った。
「消耗品。代用可能。居ようと居なくなろうと、何事もなく仕事はまわる。定期的なメンテナンスを受けて大事に使われるだけ、備品の方がまだ扱いが良い」
所詮、私達はネジの1本、歯車の1個。
ああ、憎い、恨めしい。これが人間の、利己的かつ排他的な本性だ。
先輩のセリフは芝居がかってたけど、ちょっとくらいは、新人君への同情も、……いや、うーん……。
どうなんだろう(いっそ全部諦めてる説)

「人間大事にしない職場はダメだと思う」
「理想論ではあるが、確かに、ごもっとも。
じき私達の職場にも、人手不足の波が来る。このまま大量採用大量消費を続けていては、」
「そうじゃなくて。ちゃんと従業員に寄り添って、重過ぎるノルマなんてやめて、メンタルケアとかサポートとか、しっかりやってくれなくちゃ」
「使い捨ての消耗品を、割り箸だのレジ袋だのを大事に使うやつがどこにいる?」

「いるじゃん。ここに」
「お前か?」
「先輩、私がオツボネ係長に仕事のミスで騙されたとき、寄り添ってくれたじゃん」
「……わたし?」

お前も人を見る目が未熟だな。
人間嫌いの私が、いつ、お前のメンタルケアとサポートをしたって?
照れてるんだか呆れてるんだか、ため息吐いた先輩は、ちょこっと両眉上げて、戻して、自分の仕事に淡々と戻った。

先輩が「自称人間嫌いの捻くれ者」なのは、多分8年前に先輩の心をズッタズタのボロッボロに壊しやがった初恋さんのせいなんだろうけど、
それにしたって、なんだかんだで、私とか例の新人君のこととか気にかけてくれるのは、そのとき言ってくれる言葉は、
「恋愛」云々じゃなく、同業者とか仲間とか、そういう「絆」っていう意味で、いわゆる、先輩なりの愛情表現、先輩なりの愛言葉の示し方だったりしないかと……いや、うーん……。
やっぱ分かんない(しゃーない)

「ところで、」
「なーに?」
「行きつけの茶葉屋から、塩レモンの軟骨唐揚げと、ウナギの蒲焼きの差し入れを貰った。お前も食うか」
「先輩大好き愛してるいただきます」

10/25/2023, 2:13:27 PM

「7月の、6日頃に『友だちの思い出』、25日あたりに『友情』が、それぞれお題だったわ」
双方ストレートに、親友同士の思い出ネタ書いたり、相手に手を差し伸べる友情ネタ書いたりしたが、今度は単刀直入に「友達」か。
某所在住物書きは今日も途方に暮れた。ぼっちがそうそうポイポイ何度も、友達ネタを出せるだろう。

「友達とのケンカネタは?」
ひとつ案を閃き、過去投稿分を辿る。
「あっ。書いてる。バチクソにダラダラな口喧嘩させてるし二番煎じも終わってる」
他に、何を書けと。物書きは今日もため息を吐く。

――――――

最近最近の都内某所、某稲荷神社の近所にある、茶葉屋のカフェスペース。
同じ職場の親友2人が、片やキリリと辛口の日本酒、片や優しい甘さの緑茶を飲みながら、小鉢料理の約十品を突っついている。

「『行かないで』、だとさ」
穏やかなため息を吐いたのは、緑茶とウナギの蒲焼き小鉢を楽しんでいた方。
名前を藤森という。
諸事情により今月いっぱいで退職し、東京を離れて故郷の田舎に引っ込む予定だったところを、退職届提出前に、職場の後輩になぜかバレた。
「職場に面倒振り撒いてるのは、私ではなく『あのひと』だから、私が責任を感じて田舎に引っ込む必要など無い、と」

諸事情とはすなわち、藤森の抱える恋愛トラブルである。縁切った筈の初恋相手が、運悪く執念深かった。
先々月から先月にかけて、何度も何度も藤森の職場に押し掛け、「会わせて」、「話をさせて」。
あまりの来店頻度と面倒っぷりに、出禁宣告さえ為された。

「東京に残って、また低糖質飯作って、とも言われた。……そっちが本心だろうな。正直なやつだよ」
そんなことが、先日あってだな。
藤森は呟いて、またウナギの小鉢を突っついた。
「にしても、なぜ私の退職予定がバレたのだろう」

「そりゃバレるだろう」
軟骨唐揚げの塩レモン仕立てで酒を飲むのは、藤森の親友であるところの宇曽野。
「あいつ、お前と何年仕事してると思ってる。おまけにお前自身、クソ真面目の正直者ときた」
気付かない方がおかしいんだよ。
付け足す宇曽野は、すべてが想定内の様子。
ため息を吐き、藤森を見て、片眉だけ吊り上げた。

「あのひとにはバレなかった」
「あ?」
「加元さんには。例の、私の初恋相手には」
「あいつはお前のことなんざ、ハナから見てなかったんだよ。ただ理想のアクセサリーを身に着けてる『自分』に酔ってただけだ」

「『理想のアクセサリー』、」
「と、思ったら、よくよく付き合ってみればお前は『お前』だった。加元の理想から離れてたから、『解釈違い』だったのさ」

「お前」のことを、見てなかったんだ。
宇曽野は繰り返し、タブレットで軟骨唐揚げの追加を2皿注文する。
レモンの酸味が好ましかったらしい。スライスされた一切れをつまみ、閃いて酒に果汁を一滴、二滴。

「加元さんと違って、あの後輩は、『自分』ではなく『私』を見ているとでも?」
宇曽野からタブレットを取り上げ、追加の2皿を3皿に変更した藤森に、
「……少なくともお前『の手料理』は、確実に見てるし、食ってるし、胃袋掴まれてるだろ」
宇曽野は確実な事実を提示して、ウナギ小鉢を藤森から引ったくった。

「あっ。おまえ、他にも料理あるだろう」
「唐突にウナギ食いたくなった」
「なら頼めよ。自分で……」

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