夏の雨

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4/30/2023, 10:51:55 AM

「……楽園?」
ふと、適当に漁っていた時に『楽園にいく方法』と書いてあった。
楽園…楽園とはどのようなものなのだろうか。楽しいから楽園なのか、はたまたなにかあるのか。今の私にとっての楽園は、ない。人生はあまり楽しくないしつまらない。好きな事も、人もない。だからなのか指が勝手にそのページを押していた。
内容は大した事はなかった。このページに貼ってあるリンクから『楽園につれてって』と打ち込むだけ。「なぁんだ…」と思いながらもやってみることにした。


「えーと、楽園につれてって…と。送信。」
ポチッと送信ボタンを押し、完了させる。多分、デモだ。でも、それでも、何故か送信してしまった。馬鹿だな…と我ながらに思う。楽園なんていけるわけないのに。これが本当だったらいいのに…。
アルバイト面接もずっと落ちて、自分を傷つけて、親にも見放されて、お金ももうすぐ無くなりそうで、、、
こんな現実から逃げ出して、楽園にずっといたい。

ピンポーン
突然、ドアのインターホンが鳴る。
「はい。」ガチャッ
ドアを開けると見知らぬ男が居た。
「楽園にいきたいんだな」
「?は、ぃ」
と言って悟った。なぜこの人は私の家を知っているのか。あれだ。あのホームページだ。ハッキングされたのか……なんて思ってる場合じゃない。
「えっと、なにしに…」
「楽園に連れてくんだよ」
男は気味の悪い笑みを浮かべたと思った瞬間、なにかで腹部を刺されたのか、腹部に悶絶するほどの激痛が走る。
「っ?!あ゛ぁっ……!いッ゛……」
「楽園に逝ってきな…」
最後にみたのは、笑みを浮かべる男だった。



これで楽園に逝けるかな……………

#楽園
ネタ切れというか人切れだ…。人の性格のネタがない(?)
まぁこの話は楽園=死ってことです☆

4/28/2023, 10:54:25 AM

会場の男と傍観者達を殺した後の事だった。
「ひ、人が死んでる?」
「やばいですね…」
「っ?!」
不味い。もう人が来たのか。出口はもうあそこしかないし絶対出会うよな…。
どうしようかとタジタジしていると、2人の男が現れた。目を丸くしている背の高い人は緑色の目、一方で冷静な男は青い目をしていた。
「ちょっ…大丈夫?」
「……大丈夫。」
「ひ、と死んでる、けど?」
やめろ。そんな心配するような緑の瞳で俺を見るな
「そんなこと分かってる。」
「でも…その、外に出よっか。」
「………分かったよ。」

「お前らは誰だ。」
「俺〜?俺達はただの旅人だよ。ね?」
「そうですね。…君は?」
「俺は…人殺しだ。」
そう言うと、一瞬緑の目の男がビクッとしていたがすぐに笑った。てかなんで笑ってんだ…
「先輩。笑わないほうがいいですよ。」
「えっまじ?」
「はい。」
「えぇ〜…」
青色の目の男は最初は怖そうだなと思っていたが案外いい人そうだなと思う。……少し、少しだけいいなと感じた気がした。
「ちゃんと自己紹介した方がよくね?」
「そうですね」
「はぁ…?」
自己紹介?なんで?
「じゃあ俺ね!俺の名前は雪那。よろしく!」
「俺は蒼汰。よろしく」
「………俺、は…」
言った方がいいのか?人殺しと旅人が仲良くなったら…警察に捕まってしまうのに…
「………言えない。」
「いいよ!言わなくても!」
「あぁ、ちなみに雪那先輩は刹那的だから。」
「刹那的…?」
「後先考えずに今を大事にする人ってこと。」
「ちょっとディスってるよね!?」
「まぁ…」
言い合いを始める2人を見て、何故かくすぐったくなってきた。
「だから……あ、笑った。」
「えっ…」
「おぉ〜笑った!」
「それ俺の時も言ってましたよね?」
「うん!そうだけど…笑ってもらえてよかった!」
「……」
「まぁ、そんな訳で俺は刹那的だから!全然きにしないで“今”を考えて。」
「今……」
「どうしたい?」
「ついて…行きたい………」
「じゃあ行こう。」
「そうですね。」
俺は出された2人の手をそっと掴んだ。今この瞬間だけは…俺が罪人だと言うことを忘れたい…

#刹那
適当に終わらせちまった…また続き書こ!

4/26/2023, 11:19:13 PM

タンッと足音を踏み思いっきり飛び、会場に入ると何処からか悲鳴が聞こえた。はぁ…うるさ。
「っ?!お前は……!」
何者かが俺を見ると顔色をかえ、近くにあった包丁を俺に突きつけた。
「…………」
「おい!!!何する気だ!」
「なんにもしてないっすよ」
「嘘だ!お前は人殺しだと噂になってるぞ!」
「でもなにもしてない他人に包丁を突きつける方がやばくないすか?」
「人殺しは悪だ。それなら先に殺した方がいいだろ?」
「誰が善悪なんて決めたんですか?」
「っ……そう言って俺の気を紛らわそうとしてるんだろ!!」
「別に気になっただけですよ」
「悪者の言うことなんて信じられるか!」
そう叫ぶと思いっきり包丁を上げ、振り下ろす。
でも少し震えていたせいか簡単に避けられる程のスピードだ。避けられて青ざめている男に俺は問う。
「なんで善悪なんて決めつけるのでしょう?貴方はなんでそれが合っていると思っているのですか?人殺しは悪いんですか?」
「人殺しが、いたら…みんな生けていけない、だろ…」
「でもこの世は弱肉強食です。強いものが生き残って当然ではないですか?」
「っ………で、も…ころさないで、くれ…」
嗚呼、人はいつかは死ぬのに。何をそんなに怯えているのだろう。
「俺が納得するような答えが出たら見逃してあげますよ。」
「…………分からない。」
「そう。じゃあ死んで下さい。」
俺は銃口を男に向けると、傍観者は皆悲鳴を上げる。傍観者は悲鳴しかあげられないのか…?
男は銃口を見た瞬間青ざめた顔をいっそう青ざめて泣きはじめた。
「やッめて、下さ、い…」と必死に命乞いしている姿は惨めで醜い。
「…さようなら。」カチャッ
バンッ!!!!!!と大きな音がなり、男は倒れた。
「……ねぇ、傍観者。」
傍観者達も必死に助かろうと逃げようとする。
「無理だよ。締めといたから。じゃあ、誰か…」


さっきの男の回答をかわりにしてくれたら見逃して上げる。勿論、俺が納得するような…ね。

#善悪
高熱が出て寝込んでました…。まだ具合は悪いです。なんとか書き上げたんで載せときます。

4/23/2023, 10:57:03 AM

ホラーです。死ネタです。

12月6日(土)
今日の心模様は快晴。空も晴れていて、風が心地良い。とてもいい日。上司にも褒められた。
12月7日(日)
今日の心模様は晴れ。昨日よりかは寒い。今日も調子が良かった。仕事がはかどる。

12月10日(水)
今日の心模様は曇り。同期に睨まれた。俺なにかしたかな…。
12月11日(木)
心模様は雨。上司に怒られた。今日の会議に遅れたからって。ちゃんと時間通りに来たんだけどな。


12月15日(月)
雨。同期に殴られた。そのせいか頭が回らなくて皆に怒られた。

12がつ23にち(火)
はれ。友だちからもらった「気分がよくなる薬」をもらった。気分がいい。


じゅうにがつさんじゅう
あめ。くすりがなくなった。かわないと

いちがっいち
くすりがない。だめだ。がまんしないと。

ぃちがっご
たりない。がまん。のんじゃだめ。

ぃチがッにじゆう
たスけテいゃだごめんナさィ

ィちがツさンじゆ
イヤダイゃだいやだほしィ

にがつ
ゴめンなさぃごメンナさィ



??????
きよぅははれモョうさょナら

#今日の心模様
苦手なのになんで死ネタになってるんだぁぁ!!!
はい。主人公くんキマッてますねぇ。
主人公は仕事の場で同期に虐められて精神が可笑しくなって、薬を買うようになります。でも我慢しようとしすぎて、余計に辛くなって最後死にました☆(((死んでない世界線も書きたいです。

4/22/2023, 11:50:09 AM

ちょっとホラーです!死ネタあり。
『___昨夜、〇〇市の店で殺人がおきました。犯人は捕まっていない様です。』
「〇〇市ってここじゃん…気をつけないと。」
そこで映像が切り替わる。
監視カメラには無表情で、灰色の瞳を持った男が映っていた。

「この男って…あいつだ!」
“あいつ”…とは過去に俺の両親を殺した奴だ。
ずっと復讐をしようと思っていた。
両親を殺したからもそうだが、俺には昔から
〈正義〉というものに執着していた。だからか悪は痛い目に遭うのが当然だと思っていた。なのに警察は犯人を捕まえられなかった。
「やっと今日と言う日が来たんだ…!絶対に…」
コロしてやる。
たとえ間違いだったとしても。鏡の中の俺は、赤い瞳がワインレッドに染まった……気がした。




「誰だ君は。」
「俺はお前に両親を殺された」
「そんな事はしていない。」
「してる!覚えてなくても俺は覚えてる。お前のその灰色の瞳……!」
「ふぅん。で、何がしたい。」
「今から殺すんだよ!!」
「そうか。」
「チッ…なんで冷静なんだよ」
「殺されなければいい話だ。」
「絶対コロしてやる!」
彼は果物ナイフを懐からだしたと思えばこっちに向かって振りかざす。
「甘い。」
俺はそれを避け、拳銃を彼の頭に突きつける。
「っ!」
「殺すんだったら徹底的にやらなきゃだな。最後に言うことは?」
「…殺す。コロスコロスコロス…」
彼は聞いていないのかずっと同じことを言っている。つまんな…いいや、殺そ。
「じゃあな。両親と会…いや、お前は地獄逝きか」
俺の声と共に彼の脳天を直撃する。




「間違い…だったな。分かってたんだけどね…」

#たとえ間違いだったとしても
死ネタも結構書いてるけど、実は死ネタ好きじゃありません!嫌いです!
「誰だ君は」からは犯人視点で、最後の「間違いだったな」は主人公視点です。
灰色は冷静、赤色は勇気、攻撃です。言うて関係ないけどね!

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