優しい陽の明かりと頬杖

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3/9/2024, 10:49:25 AM

過ぎ去った日々

あれからの 僕は
あなたを 探して
朝の 光に 記憶が 少し 遠のく
仄かな 静けさの 中で

あなたが いたときの やさしい 音色だって
どれくらいの 時が 忘れる ように 言うだろ

あれからの 時間
君が 笑って いたときの 夕焼け さえも
忘れて 生きる ことが できなくて

何度も 何度だって
これからの 痛み すべてが
過ぎ去った日々 君の 声が どこかで
鳴り響く 気がした

君が いなく なって
平凡な 毎日が たからものだと 気付いた
君が 残す 追憶 すべてが
これからも おもいだすかな?

あなたを 探して
冷たい 朝が ここに いない 君を 思い 出すから
何度だって 君が そばに いたとき
君の 言葉 思い 出すから

春風が 吹く頃
やさしい 午後の ひだまり
君の 笑う 声が
君が 見つけた あの花が もう一度
咲く頃 思い 出すかな?

3/9/2024, 5:06:58 AM

お金より大事なもの

時を待って 砂を蹴って
塞いだ 心で 洗って
長い 時が 経って
羽は ちゃんと 広がって

銀河の 砂が 眩しい
目に入る 光景が 朝焼けを 思い出させる
長い 迷路の 中 だけど
ちゃんと 記憶は 繋がって

大空を 飛ぶ 方向は あっている だろうか?
風は 背中に 乗れるほど 
揚力を ました 順風が 吹いて いるか?

お金より大事なもの
待ち続ける 夜明けを 超えて

朝が 何度も 繰り返す
知らせの チャイムが ポケットの中 きらりと 光る

あの街は まだ 残って いるかな?
通りにあった カフェの コーヒーの 匂いが
今でも 心に 湧いて

銀河の 果に 心が 揺らいで
あの街の 明かりを 探して
長い 時を 待って
砂を 蹴って 其処へ 飛ぶから 跳ぶから
羽を 広げて 其処へ 行くから

3/8/2024, 9:38:26 AM

月夜

月夜に 謡う 水面は まだ 冷たく
夏が 来るには 早すぎて
風が 散っていく 遥かの 地平 過ぎてく
あれは 君の 面影が 幼い 頃の ように
水面に 映る 肌も 白く
透明の 水に 浸す 永遠を 探す ように
月夜に 君は 風を 攫い
遠い 夢で 逢えた あなたを 思い 出すから

花は 命 またなむ 
明け方を 待ちて 
次の 春を 心で 祈る

月影の 向こうに 昇る月 
凍える 唇に 君を 呼んだ

あなたは 何処から 流れ
長い 夜を 待ちわびる

月夜に 謡う 春の 匂いは 
遠い 深夜の 信号の シグナルに かき消されて

それでも あなたを 待ってる
夜長に 月の ロマンス きっと 
いつか どこかで 探した 夢は まだ 咲くから
花を 落とす 雨は まだ 降らない 

3/6/2024, 12:01:43 PM




君を わすれそうになって
温かい 風が 吹いた 午後
天使の 姿 映し出す ガラスの 向こうに
君のいた あの季節
もう一度 君が 笑って 
時間の 向こうから 光の 波を 飛び越えて 
誘って くれるね 永遠の 庭に

忘れないで 君が 微笑む 
初めてじゃない その ドキドキを 心に 乱反射する
気まぐれな 太陽は 二人を 見つめていても
爽やかな 風の シンフォニー
あのときめきが 懐かしい 僕らの ノートをめくった
冒険の 小説のような 夏の日差しの ファンタジー
もう一度 走り出した この世界が 
輝き出すから 永遠の 向こうに 見える
あの空を 目指した 少年を 忘れないで

君が いつか くれた 思い出と 
キラキラ かがやく 夢の 欠片
絆の ように リンクしてたのよ 
あなたと 会えた あの幻は 
空の色 忘れそうになっても 太陽を 探して いてね

3/5/2024, 6:35:21 PM

たまには

憧れた 者たちが あふれかえる 世界で
秒刻みに 消えていく 綺羅星が
心を よぎる 痛みさえ 一瞬で 忘れそうになるけど
あのとき 抱いた 空の 蒼さは
鮮明に 焼き付いた フォトグラフのように

ときめきも 情熱も 一瞬で 燃え尽きる
銀河に 願いを かける 毎日に
たった 刹那の 光を 放つ 星ぼしが
君の 存在と重なる 透明の 夜空を 切り裂いて
この世界が いつか 願いを かける間に
消える 星の芒のように 瞬いて
たまには 君に 出会った あのときの
鮮明に 閃光の かがやいた 星空 思い出すから

僕らが 生まれる 遥か 彼方に
明け方が 広がる 世界が
街の 明かりに これからの 時間を
遠くから 光が 指して 零れ落ちた 雫のような
流星を 何度 君に 見せられるだろう?
たまには 君の 願いを かけた
星空を 照らした 街に 光が 溢れる

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