あぁ、どうか私を救ってください。
もう、頼れる方がいないのです。
まだ小さい子猫が生きていくためには、貴方の力が必要なのです。
あの子がいなくなったら、私は一体何を支えに生きて聞けばよいのですか。
どうやって、学校に行ったら良いですか?
どうやって、人と話したら良いですか?
どうやって、外に出れば良いですか?
どうしよう。
どうしたら良いの?
やっぱり私、一人じゃ何もわからない。
ねぇ、助けてよ。
こんなに頼んでるんだから、ちょっとくらい助けてくれてもいいじゃない?
お願い、します。
お願いします。
私、あの子が助かるならプライドなんて捨てるから。
……本当、誰に対しても平等ですね。
融通がきかなくて、良心もない。
私、確かに今まで幸せすぎたのかもしれない。
でも、今じゃないでしょ?
これじゃないでしょ?
不幸にするなら、もっと、別のことにしてよ。
嗚呼、貴方を推してる人の気がしれない。
嗚呼
読んでくださりありがとうございました。
本当は恋愛の話にしようと思ってたんですけど、長くなったのでやめました。
いよいよ卒業式の練習とか始まって悲しくなってきました。
たった一輪。
男は、たった一人の大切な人に花をささげた。
男の大切な人、もとい、偏屈な女はその花を地面に叩きつけた。
「花なら、私に相応しい、世界一美しい花を持ってきて」
女は言った。
男は叩きつけられた花を拾い、再び女の前に差し出した。
「その花は美しくないわ、近づけないでちょうだい」
男は尚も女に花を見せ続ける。
「その花がなんだって言うの?」
苛立ちを隠しもせずに女は問う。
「世界一美しい花だよ」
男の答えに女は小馬鹿にしたように笑い、男を侮辱し去っていった。
一人残された男は手元の花を見て悲しそうにほほ笑んだ。
男の持っている花は、どこにでも咲いているような普通の花だった。
普段目にする、特段美しい訳でもない普通の花。
淡い白色をうかばせたとても薄い花びらは今にも消えそうに見える。
男はこの花に女への精一杯の気持ちを詰め込んでいた。
だが、それが女に伝わるはずもなく男は一つの命を無駄にしたのだ。
男は静かに花を川に流した。
たとえそれで自分の気持ちが流れてしまうとしても。
一輪の花
こんにちは。
読んでくださりありがとうございました。
貴方には好きな花ってありますか?
私は無いです。
話変わりますが、華道ってすごいですね。
やっても楽しい、見ても楽しいってすごいです。
綺麗な作品とか独特な作品とか見るとテンション上がります。
(一輪の花って言ったら何が思い浮かびますか?私は美女と野獣が思い浮かびました)
あの人が好きだ。
今まで出会ったどんな人よりも、ずっと記憶に残っている。
あの人の外見に恋をした。
あの人の心に恋をした。
あの人の身体を愛してる。
あの人の時折見せる儚げな顔。
あの人の強気な顔。
あの人の声。
あの人の体温。
あの人の笑い方、泣き方。
怒った顔、幸せそうな顔。
優しくする時。
全部好きで、あの人の全てを見せている相手を狂ってしまうほど憎んでる。
あの人には想い人がいる。
あの人の想い人もまた、あの人を想ってる。
周りもそれを応援してて、私に踏み込む余地なんてない。
いつかあの人に聞いてみたい。
本当にあの子の事が好きなの?って。
そしてできれば否定してほしい。
たとえあの人が私を想っていなくても、少なくともあの子じゃないってわかれば安心する。
私は、あの人が好きで、あの人だけをずっと見てきた。
あの人の目に私はどう映っているのだろう。
私のことをどう考えているのだろう。
知ってほしい、私の事。
私がどれだけあの人を想っているか。
私がいつからあの人を好きか。
あの子なんかより、ずっと。
ひそかな想い
読んでくださりありがとうございました。
私、相手にストレートで好意を伝えるための言葉を二つしか知らなくて(好き、愛してる)。
これ以外にストレートに伝えられる言葉ってあるんでしょうか?
朝起きて寝坊したことに気づいた。
親に向かって「何で起こしてくれなかったの!?」とお決まりのセリフ。
すると親は目も合わせず「自分の行動に責任を持ちなさい」と吐き捨てる。
私は何も言えなくなりうつむきながら「朝ごはんは?」。
「そこにある」と一言だけ返ってきた。
やはりこっちは見ない。
“そこ”って?
なんとなくテーブルの上を見る。
テーブルの上にはおいしそうなご飯がのっていた。
急いで完食し慌てて外に出る。
学校に行って、普通に授業を受けた。
学校では誰とも会話を交わすことはなく、私はほとんど俯いて過ごした。
放課後になって、後ろから呼び止められる。
「清水(しみず)さん、今日は大丈夫だった?」
先生だ。
特に良くしてくれる先生が心配しながら駆け寄ってきた。
今日初めて人と目を合わせたかもしれない。
「大丈夫でした」
そう言って笑う。
先生が首を傾げた。
「あなた、清水さん?」
「はい?そうですけど」
「……ごめんなさい。清水さん、見ないうちに笑い方変わったのね」
先生が笑う。
笑い方?
同じだと思うけど。
私も首を傾げる。
「そんなに笑い方変わってました?」
「え?ほんとにちょっとだけどね。貴方いつも、歯を見せて笑うから。今日は違った。まぁ、気のせいかもしれないし、そういう笑い方の時もあるわよね」
その後、先生とは少し話して別れた。
家に帰って、「ただいま」と言う。
「おかえりなさい」
「うん」
親が出迎えてくれた。
「………さよ?」
名前を呼ばれた。
「なに?」
「さよ、何かあった?」
「何もなかったよ」
「……さよ」
「なに?」
「……反抗期、終わったのね」
「反抗期?」
「…まぁ、いいわ。手を洗ってきなさい」
言われた通りに手を洗って、しばらく暇をつぶした。
お父さんが帰ってきたから晩御飯になった。
「お父さん」
私がそう呼びかけると、お母さんとお父さんは驚いた。
「なぁ、さよ。これで気分が悪くなったらごめんな。でも、一つ質問してもいいか?」
「どうぞ?」
「お前、前はお父さんの事呼び捨てにしてなかったか?」
「?別に」
「…もう一つ質問してもいいか?」
「?」
「さよ、だよな?」
あなたは誰
最後よくわからない終わり方になってしまってすみません。
あなたのご想像におまかせします。
今日、雪のおかげで短縮になりました。
めちゃくちゃ嬉しいです。
今日は雪のせいで学校来てなかった人もいたっぽくて大分クラスの人数が少なかったです。
あと、転校生の話します。
なんか、すごい背が高かったです。
結構話しやすい性格でした。
気も利いてて、普通にすごいなって思いました。
天気のいい夜。
晴れてよかった。
そう思った。
今日は星野(ほしの)くんと星を見ようと約束していた日。
私の心臓は今バックバクである。
田舎に生まれてよかった。
誰もいない見晴らしの良い丘に星野くんと二人きり。
二人並んで丘の上に横になる。
手を伸ばせば容易に触れられる距離だ。
「見て!あれオリオン座じゃない?」
「?ホントだ〜」
正直言って私に星の知識は全くない。
だけど、星野くんは星が好きだと聞いたので意を決して誘ってみたのだ。
「まさか原(はら)さんも星が好きだなんて、思っても見なかったよ」
「あはは、私も星野くんが星好きなんて想像してなかったよ」
幸せ。
「僕の彼女は誘っても一緒に見てくれないからなぁ」
「え?星野くん彼女いるの?」
「うん、原さんはいないの?」
「いるよ」
つい咄嗟に嘘をついてしまった。
開始早々星野くんがとんでもないカミングアウトしてきたんですが。
まだ3分も経ってないよね?
ショックだわ。
泣いていい?
泣くよ?
だって、星野くんに彼女がいるって知ったところで恋心が無くなるわけじゃないじゃん。
星野くんも星野くんだよ。
もう少し察してくれても良くない?
普段全く話さないのに急に星一緒に見ない?なんて誘ってきたら普通自分に好意があるのかなって思うじゃん。
いやむしろそれに気づいていて「自分彼女いるので迷惑ですわ」みたいな事を私に伝えたかったの?
「あ」
「どうしたの?」
「何でもない」
「そう?声震えてるけど」
「大丈夫」
やべぇ、本気で涙出てきた。
驚いて声出ちゃったし。
さっきまで暗くて星野くんの顔見えないって思ってたけどむしろありがたいわ。
泣いてるのわかんないし。
星野くんの反対に顔を向ける。
今すぐこの場から消えてなくなりたい。
どうか私の星野くんへの恋心をなくしてください。
星に願って
読んでくださりありがとうございました。
全く私っぽくない文章を書いてみました。
次からは今まで通りの文章にさせていただきます。
どうでもいい話します。
五年生の頃、給食中に隣の席の男子からちょっかいかけられてたんですね。
私普段、給食中は顔を手で隠して食べてたんですが。
それに対してキモいとか言ってきてたんです。(全員に聞こえていたと思います。先生にも)
なんでかはわかりませんが、私もいい加減嫌になって「もう学校来んな」って言っちゃったんです。
それから次の日は給食中だけその男子の机が離されてて数日たつとその男子が教室で食べなくなりました。
流石に可哀想だなって思いましたが、最近になってなんで担任は私が反抗するまで放っておいたんだろうって腹立ってきました。
因みにその男子は六年生になったら普通に教室で食べるようになりました。
あと、明日転校生来るらしいです。(28日まで)
書きやすいお題きたら最後転校生について書こうと思います。