中身はまだない

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8/5/2025, 10:27:34 AM

泡になりたい、そう思ってしまったのは、

こんなにも、諄い程に虚しく感じてしまう、

現実世界が悪いのか、はたまた、自分が悪いのか

区別が出来なくなってしまったからだと、

私はそう思ってしまったが、結局は自分が、

それになるためには、人魚になる必要があって、

結ばれない恋をしなければいけないのだ。

それは、不可能なことを知っておきながら、

することに、ちょっとだけ不安だけど、






"それは、それで、面白い人魚のラストに、

なれそうな…、予感がするんだけどね。"






そんな疑問を思いつつ、人魚薬を飲んで、

あの人との思い出の海へと飛び込んだ。

けど、ラストは、違う結末へと、行く羽目になる

そのラストとは………'そんなラストないですよ?'

え?何であなたが居るの…?まさか…、あなたは

'人魚なんですよ、しかも特殊な人魚であって、

ここまで至らせるのに大変でしたけど、これから

二人きりの幸せを育みましょうねぇ、○○さん。'

そう言われた瞬間に、別のストーリーの予感が、

震える身体に感じてしまったのは、間違いなのか

どうかなんて、知り得なかった、知りたくない、

こんな結末…、どうやったら、ハッピーエンドに

なるのかすら、分からずに、二人海に揺られて、

深海へと二人の住まいへと消えていく、

これが本当の、人魚姫の終わり方?

ハッピーエンドなんて、最初からないのにね。

泡となるなんて、本当はおとぎ話のクッションの

言葉として使われただけ、残酷な正体も知らず、

また、一人の少女が囚われの身になることは、

間違いではなかったようだ。トゥルーエンド?

8/4/2025, 2:41:50 PM

ただいま、夏。来ないでくれよ、そう、本音が、

漏れてしまうほどに、とても暑い熱帯夜に、

二人で過ごすこも少しは悪くはないと思ったが、

夏祭りが終わり花火をベランダで見て、

そして、二人の甘い暑い時間を過ごした今は、

とても、ナイーブな時間となっているけど、

麦茶とアレってちょっと魅力的に見える魔法に、

掛けられたようにまた復活してしまい、思わず、

隣に居た大切な人にも、笑われてしまったが、

あの人ことが余計に煽られたように、

聞こえてしまったのは扇情的に見えてしまう、

あなたの魅力溢れる姿に欲情したからだと、

言い訳をしてまた、覆い被さったら二つ言葉を、

返されてしまった――。






"さっきは'二人だけの花火だねぇ'って言ったけど

この時間だけは、誰にも変えられない思い出だね"





それを聞いたら理性が――と思っていたが、

普通に押し倒している時点でアウトなのだが、

下着をチラ見せされたら、歯止めが掛からずに、

身体中に噛み跡やらキスマやら沢山で、

'長袖しか着れないけど…たまには良いね(*´▽`*)'

そう言われてしまってムラッと来たのは、

また、襲ってしまいそうなので、言わなかった。

8/3/2025, 10:56:04 AM

ぬるい炭酸と無口な君、今日だけは許して欲しい

誘惑には、負けてしまったけども、君の事は、

大切にしているつもりなんだよ?

いつもあなたから、お誘いが来ないのに、

暑い日でクーラーを付けて、二人でお家デート、

そして、氷入りのコーラを注いで久し振りに、

映画を見ていく、クライマックスは覚えていない

だって、あなたの横顔を見て、久々に欲が出た、

ただそれだけなのだから、それに耐えて、

最後のエンドロール後に次の作品をどうするか、

相談してきた次の瞬間に座っていたソファーを、

移動してクッションのある方を頭にして、

理性をギリギリにして、押し倒した。

慌てていたけど、不機嫌なのかと勘違いもされた

でも、全部違うんだよね、本当はね、君に欲情し

二人だけの繋がる世界へ行きたくて堪らなかった

だから、早く、手を出してしまった。

いつの間に時間が過ぎて、ジュースも炭酸が、

抜けてしまったけど、あなたはそれを飲んで、

煽るような言葉を一つ溢して眠ってしまった。






"ん…、ぬるいけど、二人の時間と同じで、

あまーくなってて、ちょっと良いかもね…。"







聞いた瞬間にまた、欲望に刈られたが、

そこは、流石に、引かれるかもしれないと、

思ったけど、バレなきゃ良いだろ精神があるから

やってみることに、してみたけど、この後に、

暫く拗ねて、お預けを食らうのは、予想出来た、

と思うけど、結果的には、珍しい姿が見れたので

後悔はないことだけは、言っておこう。

8/2/2025, 3:30:32 PM

波にさらわれた手紙、それは、秘密のラブレター

本当は、あなたに宛てた、大切なものだった。

だけど、叶いっこないことを、初めて知ってから

海へと投げてしまうようになっていったのだ。

因みに環境に配慮した紙なので、溶けて無くなり

跡形もなくなってしまうけど、それでもいいんだ






"忘れないように書けたって事だけでも、

奇跡に近い事なのだから。

だから、幸せにしてよ、お隣に居る人。"






自分が余命宣告されているからこそ、言える、

ラストメッセージであり、忘れないように、

大切にしていたものを手放す瞬間でもあったのだ

8/1/2025, 12:14:20 PM

8月、君に会いたい、そう言ったら、あなたは、

可愛く照れて、此方を見つめることでしか、

出来ませんかったね。沢山沢山、愛を囁いて、

沢山の秘密を交わらせて、二人だけの世界へ、

誰にも取られないように、威嚇をしたり、

自分のモノだという、アピールをしてみたり、

色々と苦戦しているようなもので、あり、

知らぬ間に虫を付けないように。






"狂わされないように、狂わないように。"






それは、俺だけに向ければいい目線であり、

俺だけに、幸せを分けてくれれば良いんだよな。

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