今を生きる、そうして、また明日を生きなければ
私たちに、未来なんて来ない。
いや、
"この手で掴まなければ意味を成さないから。"
そうして、また、物語と現実が始まるから。
飛べ、あの高いところにいる、鳥のように、
そう言われても、困ると思いつつ、呆れを隠し、
平然と翼である、モノを、作り、あの空の元へ、
走り、また、歩いていく、それでも、
"天高く登ってあの人の元へ還りたかったな。"
それは、ただ本当の願いを発した瞬間である。
ただ、望まれた存在でない自分を救ってくれた、
あの人が戻ってきて欲しいと同時に願うことで、
平行線を辿るのは、まだ、知らない。
special day、そんな記念日には、いつも、
彼から仕掛けてくれる。俺は、いつも、それに、
驚かされているが、俺も忘れずに応戦して、
また仲良く楽しく恋人と長く過ごせていく。
ありがたい、気持ちをちゃんと誰よりも、
汲み取ってくれて、時にはちゃんと喧嘩して、
仲直りもして、そして、恋人らしくも出来る、
まぁ、皆の前で大公開するのは、気が引けるから
控え目にだけどな、だけど、昨日は…
"何で…苗木に見られえるんだよ(・д・`;)"
それは、不幸な幸運を引き寄せた代償であり、
昨日はそれなりに、色々と溜まってて、
盛りたくなって、キスをしてたら、
ドアが開いて、そこには、苗木がいて、
慌てて、ドアを閉められたが、時既に遅し。
あぁ、明日からはどんな顔で会えばいいんだ…。
ニヤニヤしている恋人の頭をしばきつつ、
そう憂鬱に考える事と共に欲望を抑えすぎにも、
注意をしなければと後悔をした記念日でもある。
狛日(未来機関パロで付き合いバレ、不遇苗木)
揺れる木陰、夏特有の蝉の鳴き声を聞きつつ、
今日も学校に行ってこうして、授業をしている。
たまたま今日の体育が外でのランニングいや、
マラソン練習だったこともあって、余計に、
普段から動いていない肉体にとってはすぐに、
悲鳴を上げてしまう程になっていたので、
先生に許可を貰い、たまたま近くにあった木の下
いや、木陰で休ませて貰って居るんだけど…
僕には好きな人が居る、超高級の皆には、
おこがましい事だとは、分かっているけど、
こんなにもハッキリと意識したことはなかった。
好きな人は今太陽が照り付ける校庭で走っている
いつもは勉強を片手にしているものだから、
あまり、動いている姿を見たことがないから、
珍しいのか、はたまた、邪な気持ちがあるのか、
分からずに、ただ、ジッと見つめていると、
彼が視線に気付いたのか此方へ行こうとしたが、
持ち物を取ってから此方へと来た。
両手にはスポーツドリンクを持って此処まで来た
その事実だけで心が跳び跳ねそうなのに、
こんなことまで言われたら、もう、陥落だよ。
"お前も暑いだろ?木陰で休んでいても、
ちゃんと水分補給をしないと熱中症になるぞ?
体力も少ないんだろうし、気を付けろよ?"
それは、ボクへの心配の合図であって、
魅惑的な声にゾクゾクしながら、'ありがとう…。'
それだけを言った。(普段から余計な事を
好きな人に言ってしまう癖が未だに直ってない)
ただ、それが理由で詳しくは言えなかったが、
彼からは'ちゃんとお礼も言えて偉いな!'と、
頭を撫でられて、思わず、'予備学科のクセに…、'
と言うと彼は冗談めかしにこう言ってきた。
'素直じゃないと好きな子に振られるぞ~?'
そんな事を言われたら、言うしかないじゃないか
"~~ッッ!!あ~もう!この鈍感予備学科!
ボクが好きなのは、キミだよ!日向クン!"
そう告白をしてしまった。しかも、授業中に。
言い終わると周りの人も一斉に此方を向き、
困惑した顔をしていた、そうだよね、
ボクみたいな、クズでノロマな奴が予備学科の、
しかも、本科のボクが予備学科の日向クンに、
予想だにしない、告白しているなんて、
驚きを隠せていないのも、しょうがないよね!
フラれてもいいから、早く告白の返事が欲しい、
そう、願っていたら返事は…
"え…?あ…ありがとう、狛枝…?
これからは友達兼恋人だな…。よろしくな…///"
恥ずかしそうに告白の返事をしてくれて、
思わず'んぅぅぅぅぅ、!!最高だね!'と言って、
抱き付いてキスをしたのは、ご愛敬。
周りも驚いていたが祝福をしてくれたり、
叫んでいたり、'何でコイツなんだ…?'など、
様々な事があって体育が潰れてしまい、
後で叱られる事になったけど、このくらいの不運
どうって事もないよね!こんなにも、最高な、
幸運をくれてありがとう!そして、恋人が出来て
とても、嬉しいなぁ!これから、ナニしようね♡
狛→→→(→→→→→)←←←日
(本予備 合同授業中)
真昼の夢、それは、魅惑的な夢であり、
現実には起こりえないことである。
あぁ、本当に、
"最高の白昼夢みたいな気分だよ!"
そうして、また、現実主義者へと戻る。
理想主義者とヒューマニズムは未だに、
克服はできていないけれども。