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波にさらわれた手紙、それは、秘密のラブレター

本当は、あなたに宛てた、大切なものだった。

だけど、叶いっこないことを、初めて知ってから

海へと投げてしまうようになっていったのだ。

因みに環境に配慮した紙なので、溶けて無くなり

跡形もなくなってしまうけど、それでもいいんだ






"忘れないように書けたって事だけでも、

奇跡に近い事なのだから。

だから、幸せにしてよ、お隣に居る人。"






自分が余命宣告されているからこそ、言える、

ラストメッセージであり、忘れないように、

大切にしていたものを手放す瞬間でもあったのだ

8/2/2025, 3:30:32 PM