すい

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1/22/2025, 3:02:38 PM


私があなたの全てを忘れること。

それが、あなたが最後に唯一望んだこと。


私の気持ちも望んでることも、本当は全部分かってる癖に。

あなたに思いを馳せることすら許してくれないのね。


私があなたにあげられるものなんて何一つないと。

私にとって大切だったものは、
あなたには何の価値もないのだと。

最後に知ったのは、そんな悲しい真実だけだった。


ねぇ…もしも私が贈り物だと思っているものが
あなたの足枷になってしまうのなら、

私の存在ごと全部捨ててください。



                ___あなたへの贈り物

1/19/2025, 2:14:56 PM


諦めたかったのは君との幸せで、
捨て去りたかったのは君への想いだっだ。


できるのなら君を、心の底から嫌いになりたかった。


それなのに君なしで過ぎ去っていく時間は、
あの夜の悲しみもあの瞬間の苦しみさえ綺麗に彩っていく。

そう、穴だらけで短すぎたあの日々に、
縋らなければ生きていけないほどに。


君があんなにも簡単に忘れてしまえたのは、
私が数いるうちの1人にしかなれなかったから。

でもね…
私はあの日、この世でたったひとり愛せる人を失ったのよ。



                ___ただひとりの君へ

1/17/2025, 7:19:20 PM


木々を揺らし通り過ぎていった風が、
もう二度と戻ってこないように、

きっとあなたもいつか、
私の前から消えてしまうのでしょう。


心地よく頬を撫でる風も、
私の体温を奪い荒く吹き付けるあの風も同じなように、

きっとあなたはこれからも、
私に嘘をつき続けるんでしょう。


気分屋でフラフラしてるあなたを留めておくのは大変だわ。

ほんとうに、どうしようもないほどずるい人。


でもそんな風のいたずらがたまらなく愛おしい私は、
きっとどこかおかしいのね。



                  ___風のいたずら

1/16/2025, 2:03:20 PM


瞳が揺れて、零れ落ちた一粒の雫。

この涙にどんな想いが隠されていて、
どれほどの後悔を含んでいるかなんて、
君にはきっと一生分からないでしょうね。

私も話すつもりはないわ。


好きなだけじゃどうにもならないことだってあるの。

現実なんて、こんなもんでしょう。


だってほら、君は私のために泣けない。

君が私に抱いているのは、言葉にできる感情だけなのよ。


馬鹿みたいだって笑うの?

人のために泣けない君が、1番可哀想よ。



                    ___透明な涙

1/15/2025, 2:50:15 PM


あなたと目が合う。

ほんの数秒、世界から音が失われる。

束の間の幸福、
それに反してあなたの瞳からは色が消えていく。


あぁよく知ってる。

あなたは嫌いな人を見る時、よくその目をしていたから。

数年振りにあなたに会っても、
その曇った表情だけはあの頃と何も変わらないのね。


ほんとに後悔してるの、あなたを傷つけてしまったこと。

苦しいのよ、あなたにそんな顔をさせてしまうことが。


あなたとすれ違うその瞬間、
行き場のない感情があなたを求めて渦を巻く。

現実は、淡い期待さえ打ち砕いていく。

反射的に振り返った先で、
同じように振り返るあなたと目が合った。

少しだけあなたの瞳が揺れる。

きっとこの痛みは、私たちにしか分からない。


ほんとは、諦めたくなんかなかった。

あなたへの想いも、あなたとの幸せも。

失うことがあなたのためだと、そう言い聞かせてきただけ。


私を見る度、あなたはきっと思い出してしまうのね。

あの時私が味わったのと同じ痛みと虚しさを。


もう戻れないところまですれ違ってしまった、
だけどあなたの憂鬱を晴らすことはできる。

好きだったあなたの笑顔を濁らせていたのは私だもの。


私は、笑顔であなたに手を振る。

"ありがとう"と"さよなら"を込めて、あなたのもとへ。



                 ___あなたのもとへ

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