秘密の場所
ここは、過去と未来が交差する三途の川の向こう岸にある辺りです。過去の「或る女」のを認めた文豪と英靈たちと晶子は水面に映る未来を見ては歌っています。
「キミシニタモウコトナカレ」
君死にたまふことなかれ
旅順口包囲軍の中に在る弟を歎きて
あゝ おとうとよ、君を泣く
君死にたまふことなかれ
末に生きれし君なれば
親のなさけはまさりしも
親は刃をにぎらせて
人を殺せと教えしや
人を殺して死ねよとて
二十四までを育てしや
さかひの街のあきびとの
旧家をほこる主にて
親名を継ぐ君なれば
君死にたまふことなかれ
旅順城は滅ぶとも
滅びずとも何事ぞ
君は知らじなあきびとの
家の掟に無かりけり
君死にたまふことなかれ
スメラミコトは戦いに
おほみずからは出まさね
かたみに人の血を流し
獣の道を死ねよとは
死ぬるを人の誉れとは
大みこころの深ければ
もとよりかいで思されむ
あゝおとうとよ戦いに
君死にたまふことなかれ
すぎし秋を父ぎみに
おくれたまいぬ母ぎみは
なげきなかにいたましく
わが子を召され家を守り
安しと聞ける大御代も
母の白髪はまはりぬ
暖簾の陰に伏して泣く
あえかにわかき新妻を
君わするるや思えるや
十月(とつき)も添はでわかれたる
少女ごころを思ひみよ
この世ひとりの君ならで
あゝまた誰をたのむべき
君死にたまふことなかれ
与謝野晶子
現代訳
あゝ 弟よ、君を思って泣いてます。
君よ、どうか死なないで下さい
末っ子として生まれた君なのだから
父さんと母さんはとても可愛がっていました。
そんな父さんと母さんが君に武器を握らせて
人を殺せと教えたでしょうか?(いや、教えていません)
人を殺して死ねと
24歳まで育てたのでしょうか?(いや、そんなことを思って育てていません)
堺の街の商人の
旧家を誇る主人として
親の名を継ぐ君なのだから
君よどうか死なないで
旅順の城が滅んだとしても
滅ばなかったとしても、何のことではない
君は知らないでしょうけど
商人の家にそんな掟は無いのです
君よ、どうか死なないで
天皇陛下は戦いに
自らは出られることは無いのですが
互いに人の血を流して
獣の道に死ねとは
そうして死ぬのが人の名誉とは
そのお心が深いので
そもそもどうして思われることがあるでしょうか(いや、思われることは無い)
あゝ 弟よ、戦いで
君よどうか死なないで下さい
この間の秋にお父様を亡くし
取り残されたお母様は
歎き、痛ましく
自らの子を徴兵されても家を守り
安泰だと言うこの時世だけれど
お母様の白髪は増え続けています
暖簾の陰に伏して泣く
か弱く若い新妻を
君は忘れているでしょうか、思っているでしょうか。
10ヶ月も一緒に居られずに生き別れた
乙女心を思ってみて下さい
この世にたった一人の君を頼る誰かがいることを思って下さい
君よ、どうかどうか死なないで下さい。
この詩は、今、秘密の場所三途の川の向こう岸で有島武郎と出会った与謝野晶子が歌っています。そのうち与謝野鉄幹が割って入るのでしょうか?その話はまた次の機会に(笑)
与謝野晶子は現世を明治11年から昭和17年に生き日露戦争の最中の明治37年にこの逆張りメッセージの詩を文芸雑誌「明星」に掲載します。これこそまさに、パイオニアの斬新過ぎるペンの刃でした。
戦中戦地で戦う弟に宛てた姉の心情が率直に詠まれた詩は、戦後教育を受けた私たちには何の違和感もありませんが、明治37年には新し過ぎました(新しいとはそこでは非常識に映るんです)この戦後には常識的な弟を気遣う詩は明治37年には国賊的な詩と批判されました。それに対して晶子は「歌は歌である、誠の心を歌わない歌に、何の値打ちがあるのか」と言ってのけ、明治37年の常識的行為を逸脱したため明治37年の常識的行為でこの弟の無事を願う気持を自由に詠った晶子は石を投げられます。
全く何時の時代でも、常識を笠に着る者は野蛮です。それでも、晶子は思った通りの人で思った通りに生きる人なので自らの主張を曲げず時代に迎合することなく生きました。この詩は120年程前に詠われましたが、戦後の昭和も後半になって生まれた私たちがようやくこの心が常識的と捉えることが出来、そしてそう出来た時に当時の抑圧された市井の人々の心が偲ばれる詩になるのです。斬新とは新しいとはそういうもので、それが生まれた時代の人の尺度には乗らないものなのですよセンセー(笑)
迫害を受け常識は生まれ、そして常識は変わります。
時代とは本当に面白いものと言わざるを得ません。
因みに、この弟さんは無事に帰還し実家の和菓子屋を継ぎ昭和19年迄生きられました(笑)やれやれ大騒ぎしたわりにと秘密の場所で、ご身内の笑い声も聞こえて来そうですが、もう皆さん明治大正デモクラシーの文屋、文壇、新派役者も、それを愛した昭和の鬼才たちも三途の川の向こう岸で水面に流れる世情を眺め英靈たちとも談笑していらっしゃる頃です。
私は、そっと聞いてみたいと思うのです。
あなた達の望んだ、夢描いた世界になっていますか?
どうか、もう一度生まれ変わって来て下さい。
秘密の場所へ手紙を出したいと思います。
カラーンコローン♪ カランコロン♪ カラン♪
令和7年3月8日
心幸
後書き
おはよございます(笑)
今日は朝が早いので朝食を取りながら
昨夜の後書き。
自惚れやさんの詩は無理かなぁと、朝市の野菜の方食える分よろしおすなぁ笑笑 創作の自称結社プロは掃いて捨てるほどいるが、砂漠のダイヤはごく僅かだから尊く100年先も1000年先も輝く。彼方に輝く星のように、星は見上げれば星と直ぐに分かり、地上の星も砂の中にありさえすれば見つけることが出来るのだ。
張りぼての自称は自称と一目で分かる歳になりました。素人は素人勉強になります。
子供叱るな来た道だもの年寄り笑うな行く道だものは、「上を向いて歩こう」の作詞家永六輔さんの言葉ですが、私は少し違う考えで若者は大いに叱られるべきだと思っております。そのうち叱ってくれる人は、いなくなりますから。叱ってくれる人は財産です。今を生きてなさるお若いお方(笑)
今を生き気づけば老人春笑う
だって人間だもの笑笑
今日も頑張ろう☀️
ラララ
本日の前説
「学園ドラマに馬鹿はいらない」ということは、あの広場の住人はいらないってことか笑笑
なるほど、御尤もで納得(笑)
まあ、近頃は広場も公園もなくなって、子供の多様性もなくなってしまっているからなぁ。同じ頭に同じ思考の子供ばかりじゃあ、御上も教師も必要ないな(笑)それこそAIロボットに居場所取られちまうぜ、御上も教師も。
しかし時間を指定すれば頑張って耐え待ちきれずフライングして出て来てみたり。キャッチボールになっていないと言えばそれらしくしてみたり笑笑 気持ち悪いくらい素直だな(笑)年寄り子供とはよく言ったもので、あの広場の老人と子供は同一人物かってくらい似ているのが面白い。きっと孤独同士はあっちでもそっちでも同じようなのか(笑)子供の方は親との関係が悪いのだろう、だからこりかたまるんだろう可哀想に…つてか、欧米人がそんなに偉いか?欧米コンプレックスはこれまた団塊の世代に多いよね笑笑 実は周回遅れのトップ賛否両論賑やかしの独居老人の一人芝居か?ってくらい欧米コンプレックスは古臭いよ笑笑
それに、進歩のない弁論大会ちょっと飽きてきた笑笑
ラララ
雨に濡れた菜の花が震えている。
若さは輝いていて楽しいのに、その日の光は長く続かない。やがて日は日として落ちて風は雨雲を運び咲き誇る花を散らす。
輝くものは輝きのままに留まらない。
そんなことも弁えず、お前は自分が若いままであるかのように語る。ならず者のような根無し草は根っ子がないから繋がりがないから、いずれ枯れることも分からず、語るのか。それはまるで愛なきものの鎮魂歌のようだ。
信じるものはないか?伝えられたものは受け取り授かったものはないか?そう考える真心はないか?だから、人と語れないんだな。
人間なんてラララ…
昔の誰かがギターかき鳴らして歌っていた。
その日の輝けるお前たちは全て老人になる。
繰り返し言う。
時代は巡る、お前の最先端はいつか時代遅れになる。
そんなものを批判否定すれば大人になれた気がするか?そんな奴はいつまでも反抗期のガキだ。
それは誰も通る道。新しい道だと勝手に言いふらされ信じ込んでいるその道は、ただのお前が知らない、お前が母親から生まれる前に誰かが通った道だ。
謙虚さを弁えたものが大人への扉を開く。
お前何処から来た?あっちかそっちか?違うだろ、昨日から来たんだろ(笑)
明日のお前が笑っているぜ。何にも知らねえ今のお前を指差して。
昨日のお前は背中を押すぜ、明日はあっちだって。
教えてやるよ、今のお前の背中を押すのはな、何時も必ず、昨日のお前だけだ。昨日は何時だって今日の味方そうやって人間は明日へ歩いて来た。
人間なんてラララ…。
本日は、ちょっと丹下段平風味(笑)
令和7年3月7日
心幸
今日の後書き
「人を馬鹿!」は、駄目だけど、「人を嫌い!や、輩!や、下品!や、呪ってやる!」は、良いのかな?綺麗な言葉しか使ったことがないと言い切れるのかな?夢見てるお花畑さん、そんな風に何時も自分被害者だから生きづらい自称繊細さんになるんだ、それは自責思考のふりした自己肯定力低いふりした他責思考だよ、ある意味幸せかも知れないけど笑笑
ブーメランは大丈夫?笑笑
風が運ぶもの
前説
今日も今日とて昨日の続きから。
「question mark」は「疑問符」「❔️」
「exclamation mark」は「感嘆符」「❕️」
ですが❕️こんな説明いりますか❕️❔️ちなみに「感嘆符疑問符」は「ダブルダレ」記号が雨だれに似ているそうだからです。英語では今回そこは調べましたが英語では「❕️❔️」も「exclamation mark」「感嘆符」になるようです。流石、語彙力低目の英語です。(笑)
小学高学年程度の国語力なら理解出来るかと。
と、言うよりも、どっちもどっちの○○○イさんは論破よりも読書力を、論破以前の会話のキャッチボールになっていないし烏合の衆がただ同じこと繰り返し叫んでいる野次の飛ばし合いの様です(笑)
分からない人は置いて行かれますよ、国語力は大事です。理系を理解する為にも宇宙を歴史を理解する為にもSFを理解する為にも国語力は大事です。相変わらず極論は暴論でボンクラのどっちもどっちですが、偏差値も受験戦争も日本では1950年代頃には問題になり始めて1970年代の学園ドラマでは取り上げられ始め1980年代がピークの古いテーマです。偏差値も受験戦争も知らない経験ないという世代は、この1950年代には大人であった世代で、尚且つ子供も無さず社会人でも無かったのでしょうか?つまり戦中世代で2025年に80歳オーバーの世代で社会に出たことの無い独居老人となるのかしら?お元気そうでなによりです(笑)
ともあれ偏差値も受験戦争も古いテーマですよ。松田優作主演の「家族ゲーム」、そして「金八先生Part1」は金字塔的な作品として記憶に残ります。「金八先生Part1」では、家庭環境に恵まれない少女浅井雪乃とエリート一家のひとり息子宮川保の妊娠騒動を通して偏差値崇拝と受験戦争へのアンチテーゼが描かれていました。浅井雪乃の父は今でいう毒父(笑)雪乃の優秀な兄ばかりに期待し愛情を注ぎます母にも高圧的でそんな父を恐れた母は父や兄に怯え雪乃を守ることが出来ず雪乃は傷つき宮川保に縋ります。雪乃の妊娠が発覚し雪乃の身に危険を感じた金八先生は雪乃を引き取り浅井雪乃は金八先生の下宿先の家族に引き取られそこで健気に子を産む決心をします。雪乃の兄は学歴コンプレックスの父の期待を一身に背負って受験(東大だったはず)しますが失敗、生きる意味を見失った兄は自死の道を…。そんな兄と父の敗北を知らず雪乃はひとり分娩台へ、産みの苦しみに耐える十五歳の母浅井雪乃が堪えに堪え最後に叫んだのは、彼の名でも恩師の名でも母親がわりの下宿先のオバサンの名でもなく「お母さん」でした。「金八先生Part1」は偏差値崇拝も受験戦争もスルーするように、十五歳の愛に恵まれなかった少女が愛を知り逞しく母になる姿を描いた名作中の名作です。1979年のこのドラマには期待過多の親に押しつぶされる子の姿も描かれ、幸せ=高学歴高収入=偏差値崇拝学歴崇拝へのアンチテーゼを、愛とは幸せとは何かと問うことで語りかけています。浅井雪乃と宮川保を演じた、この時若干15歳の二人の俳優は46年後の今も現役の俳優です。金八先生はその後32年に渡りシリーズ化された学園ドラマの金字塔であることは、それを知らない世代が否定したとて、続くものには、その理由がきちんとあると示しています。今期の「御上センセー」も令和の「金八先生」となれると良いですね(笑)伝説はその時に分かるものではなく、結果として後に残っているものを指すのだと思います。
今日は前説長くなりますが、46年前の金八先生の浅井雪乃の父の姿でも続くPart2の管理教育の荒谷2中でも描かれますが、いずれにしても極端な思考は偏り歪みの第一歩ですということは描かれて尽くされています、何故なら過去の人間がそんなに馬鹿ならスマホもAIもこんなに発達しないから今の人間が考えることくらいは考えるのです同じ人間ですから。過去があるから今があるのは当たり前の普通の忘れてはならない事実です。最近SNSで推し活が過ぎて同じグループ、姉妹、兄弟、従姉弟の推し同士で罵り合う人を見ますが、そんなの応援されて推されている御本人迷惑ではないかしらねぇと呆れます。身内や仲間を下げられて叩かれてまでして、上げてもらって喜ぶ?それこそ性格悪いでしょ、その方(笑)極端は下品です。港のヨーコ・ヨーコさーん♪より下品です(笑)ヨーコさんは口は悪いが気立ては別嬪さんでした。ドラマのキャラばかりですが、物語にこそ世の中や人間って描かれます。そんな物語は残ります。
「中庸」こそ「燐徳のある行いです」「中庸」は儒教の教えらしいですが、儒教の国の方々はあの広場の方々同様に結構お下品に極端ですが、だからこそ、「中庸」とは大事だと教えられているのかも知れませんね。
日本人として、他国の故事に学びました。
長い前説終ります(笑)これは、感想ではなく「金八先生Part1」の「十五歳の母」のあらすじと、「極端思考と中庸」をまとめたものです。
今日の、お題なんでしたっけ?笑笑
「風がはこぶもの」
街を歩く時に風に耳をすませてね
風の中にきっと私の声がする
夜に眠る時も窓をたたく風の音
どうぞ聞いてほしい囁く声がする
「怖いわーつ!!」と楽譜を放り投げた彼のその楽譜を拾い、手渡しながら 「真面目にやりなさいよ!!」と口を尖らせた、春の日差しを含んだお日様の匂いと菜の花の匂いを合わせた様な匂いを立ち込めさせた風が開け放たれた教室の窓際カーテンを揺らしていた。謝恩会で歌う合唱曲は、その前の春の合唱コンクールの課題曲、3年2組は優勝した。その後受験勉強年が明け2月が過ぎてこの日がやって来た。
風に耳をすませて私の声がするから
今日も私は通り過ぎる風に想いを託すの
私の想いなにも気づかないのあの人は
だからせめて風よこの想いを伝えて
風がはこぶもの 作詞 山上路夫
十五歳には、「愛」なんて恥ずかしくて重くって愛を抜かして想いに替えて歌っていたな。
「風が運ぶもの」と言えばこの曲よ。
もう少しすると、田植えの準備が始まる。
田水張る水面を渡りそよぐ風
まだ、愛には至らぬ恋だった。
十五の春に、風が運ぶもの。
てか、ダッサ!いい歳してたらダサイ。子供ならまあいい(笑)十五歳の中学生男子みたいな、それに屁理屈被せたような、誰でも知ってるような風についての理屈ーつ笑笑 もしかして理系❔️
真実かなんか知んないけど真実はひとつじゃないから笑笑 それが詩心。
令和7年3月6日
心幸
今夜も後書き
見つけたよぉ〜。
面白過ぎます。
風車って、かざぐるまですよね、かざぐるまで遊ぶ、いつの話ですか?タイム・スリップ?それこそ風の強い夜には木枠の窓がガタガタ鳴りそうな、そんな音を風が運んで来そうですが、いつ頃の話だろう?
あの歌思い出しました。
子守り唄。
ねんねんころりよ♪っての…(笑)
歌ってみたけど、かざぐるまは出て来ず、でんでん太鼓と笙の笛が出て来た。けれどそれくらいの時代だよねぇ、かざぐるで遊ぶって(笑)大正デモクラシー?の上級国民?笑笑
ねんねんころりの子守唄は江戸時代中期の唄で、かざぐるまが子供の玩具として人気だったのも江戸時代中期だそうです。
勉強になりました(笑)
朝食前にちょっと手直し。
今日も1日頑張ろう(笑)
変わらないものが有るからこそ、自分が分かり変わって行くことが出来る。変わらない過去の価値が分からないものは変化と向き合えない。
question「❔️」
前説
前回の続きですが、あなたやっぱり所謂その表現を使うということは、言わずもがなのそっちで草もえるw 全く極端な思考の人はあっちもそっちも大差なく、そして文章力も読書力も国語力もないのか❔️ だから、極端な思考は催眠術にでもかかったように、視野が狭くなり悲劇しか生まないのか❔️ そんな見本を他山の石させて頂いております。感謝です。
本当、どっちもどっちですよね(笑)
全く、極端な思考はあちらもそちらも猟奇的です。
前回の続きですが、あなたやっぱり「センセー」でしょ❔️ 子供相手でもなきゃ言葉の始めに「あのね…」や最後に「…だよね」とかなんて、相手を下に見ている言葉遣いしないですよ、それって常識じゃない❔️「あのね…」や「…だよね」という説得口調そういうのを大人に対して使うと慇懃無礼になるのでは❔️ ある程度歳を重ねた自分で考える思考力のある大人には、逆に説得力に欠ける表現だと思う。
児童書などでも、幼児低学年の児童向けの児童書なら「あのね…」「…だよね」表現もあるが、高学年が読む児童小説になれば「あのね…」や「…だよね」表現は控えられている。まあ、子供はそんなに馬鹿じゃないしね。
それにしても、子供なみに素直だね笑笑 丑の刻参りも新聞配達時間もやめて日勤時間に変更で1日張り付いてるの❔️笑笑 まあ、体内時計を外の世界と合わせることは第一歩よ頑張ってね(笑)
question
2025年のことだった。女は確かに2025年に生きていた、まだ若い女は、今年社会人三年目。会社のお局との関係を、何時も他責思考で考えイライラしている「普通の繊細な女の子」と自分を思っている。そしてお局や窓際上司を、こんなことも分からないのかと、自分の常識が世界の常識と思える幸せなOL生活を送っていた。
その女が鏡の扉を開けた瞬間射すような光に目が眩み倒れた。気づくと2225年という世界に居るようだった。道端で狼狽える女を助けたのは全く人間の姿をしたロボットであった。女は最初それがロボットだと分からずに捲し立てるように話しかけたが、どうやら言葉が通じないらしい。頭の中は❔️❔️❔️だらけになって、叫びたい気持ちを堪えるのが精一杯だった。ロボットの方もロボットの方で、そのえらく古典的な身なりをし、原始的な言葉遣いをする女を繁々と見た、そう丁度2025年の世界に生きる若者が江戸弁でも聞くような風情で。そして、こう語りかけた「あなた、人間❔️」女は恐怖を覚えた、そして気を失った。
そこは、薄暗い部屋だった。再び目を覚ました女は「良かった、変な夢を見たわ」と自分に言い聞かせたが無駄だった。そこは、無機質な黒くて冷たいものの中に玉子形の鏡だけが光っている部屋だった。
「ここは何処❔️」女がそう呟いた後ろからロボットが声をかけた。
「大丈夫ですか❔️」
「あなたは、人間ですか❔️」
「なんて、素晴らしい」
「えっ、どういうこと❔️」
「今は、2225年ですよ、生身の人間は100年程前に絶滅しました、私たちはその後試験管で生を受け、体にAI機能を備えた半人半機械です」
「ええーつ❕️エスエフー❔️」女は叫びそうな自分を抑えるように言った「言葉通じてる❔️」
ロボットが答えた
「はい、大丈夫です、あなたの古臭い言葉にも辞書無しに対応出来る装備を備えてますから安心してください」
女は、2025年の自称生き辛さを抱えた時代の被害者の繊細さんらしいエベレスト級に高いその自尊心を傷つけられ表情が強張ったそこを見逃さずロボットが続けた。
「あれ❔️ ご気分を害されましたか❔️私はあなたの時代で、あなたが使用している言葉をシュミレーションして話しているのですが、古すぎてあなたの時代の言葉をAIが誤作動を起こしているのかも知れませんね、逆張りアップデートあなたに合わせたグレードダウンが必要でしたか❔️」
「ええー、もうワタシはぁ、若いのよぉ❕️
25歳なんだから❕️シーラカンスじゃあないわよ❕️」
「落ち着いて下さい❕️古代の人間は感情的で野蛮だな、これじゃあ自分たちで殺し合う訳だ、けれどあなたは絶滅した人類生身の体を持つ成人した個体、素晴らし検体です 是非私の研究に力をお貸し下さい、あなたはあなたの元いた時代よりも100年は長生き出来るでしょうし、あなたの時代の人間は、この時代には居ませんから自由に暮らせますよ、勿論古代の生き物を研究させて頂くので、あなたの暮らしは保障します、どうです悪くないでしょう❔️」
女は悲鳴をあげた、「嫌よ❕️そんな実験動物みたいな暮らし❕️」泣き叫ぶ女にロボットは言った「あなた達だって、そうして時代を新しくして来たのでしょ❔️ これだから古代生物は絶えたのか❔️」
女の前にもう一体のロボットが現れて二体は何かを語っているようだったが2025年に25歳の彼女にはその言葉は理解出来なかった。
女は気絶した。
「神様、これは悪い夢ですか❔️」
女は薄れゆく意識のなかで、そう問いかけた。
令和7年3月5日
心幸
後書き
今夜のお題は難しかったのか❔️
面白いものが少なかった…かな。
今日生まれたとか言う歌もいまいちインパクトに欠けました。
明日に期待で おやすいみ〜🐠
約束
前説
前回の続きですが(笑)
どうして、自分に嫌われたら去られたら世界が終わると思うのかしら?アナタに嫌われて去られると世界が終わるのかしら?ひょっとして、スパイや裏世界の人がやって来るの?学生だったらクラスでハブにされるの?凄いわ、それじゃあイジメっ子で反社と同じじゃないの。まあ、現実学校にも職場にもこういう思考の人がいて、いじめは無くならないのでしょうけど。
それと、自分を「センセー」と自己紹介するのも「公僕」という今時コンプライアンス違反の差別用語を使い自己紹介するのも同じことですよ(笑)もし仮に自分のことなら謙り過ぎると逆に嫌味ですし、広く公務員を差しているなら訴訟ものの言葉使いですね。指さし合ってる人たち、白ヤギさんと黒ヤギさんはどっちもどっちで、シュールで面白いです。皆様も是非一度ご見物に(笑)実に面白い広場です。
あの広場は、賛否両論ではなくて子供の喧嘩場なので喧嘩両成敗が妥当かな(笑)雀の学校メダカの学校に両きょとんのセンセーがいて、外に出たら、ナニになろって騒いでいるみたい(笑)一人の〇〇〇イがやってるなら、ある意味凄い劇場です。潰れた広場でクリスマスも正月もへばりついて喧嘩していた「オヨネーズさんw」なのかしらね笑笑 お大事にだわ。
「約束」
生きとし生きるものが全て同じ言葉を話し共に暮らす世界がありました。
しかし、あるものたちは少しずつあるものたちの言葉が分からなくなったのです。
翠色の肌と魔力を持つ月はエリート大学に努力し入学しました、エリート魔女になりこの世界を治めるために。
そのエリート大学で、月は太陽に出会います。
オレンジ色の輝くように美しい肌をした太陽と月はルームメイトになりました。
見た目も、性質もまるで違い真逆な二人は激しく反発しあいますが、知的な二人は互いの性質に触れるうち、かけがえのない存在になって行きます。「あなたには、私の見えないもの聞こえないもの感じ取れないものが見え聞こえ感じ取れる」二人は互いをそう称し、この世界が共にあれるよう尽くすと約束します。
ある時、この世界の支配者である神からエリートの二人に招待状が届きました。二人は霞の関を登り神の前に罷り越します。
そこで重大な秘密を知った月は、秘密を背負い一人闇の中に旅立ちます。太陽はこの世界を救う守護神だと人々に祀り上げられます。
心の内ではもう沢山だと思い合う二人。
一人闇に旅立った月は夜毎姿を変え、罪深き者の闇を照らしました。月は世界には必ず闇があるという秘密を知ったのでした。そしてその闇を照らすことで罪と戦おうとしました。そんな月の魔力を人々は恐れ忌み嫌いましたが月は受け入れました。何故なら、人々が嫌ったものは月が照らしたものであり月ではないと月は考える知性が有ったからです。月は人々と同じように罪を憎みましたが人を憎んでいませんでしたから、罪に落ちた人の闇を照らしました。それがこの世の秘密を背負った役目、割れた世界をひとつにする方法だと信じて。嫌ったのは去ったのは人々ではなく月の方でした。
太陽は、そんな人々をひたすら照らしました。
照らすことで育つと信じて。
二人の道は違いましたが辿り着きたい場所は同じでした。
エメラルド色に輝く、約束の場所へ辿り着くために。
「ウィキッド 二人の魔女」
リスペクトオマージュ
令和7年3月4日
心幸
今夜も、後書き
駄目じゃん「巡り会えませんでした」って結末提示しちゃったら😂 謎の多い物語でもなんでもなくなっちゃう。それに、行間からマイナスイオンならイイけど、負のオーラ醸し出ちゃってて、結末わざわざ書かなくても、あゝこの人の物語は巡り会えないねと分かってしまうわよぉ〜。明るい空気に裏腹な結末とかだと謎なのかも知れないなぁ(笑)それと巡り会えるか会えないかはどちらでも在り来りのだわ、結果だけなら、問題はそこまで辿り着く道のりに個性際立つものが描けるか描けないかなのでしょうね、、(笑)
走れメロスだ!
約束守るために走れメロス😂
自分はどんなことをしても、人を騙しても罪を犯しでも約束を守る人なんだな?
凄い!自分にした約束を決して忘れないように人には求める自分には求めないで約束なんかじゃ駄目だよねぇ😂 罪を犯しても人を殺しても、約束を守るんだな?そう育つたんだな。自分の頭では考えず、育てた人のせいにする他責思考炸裂😂
約束は、破る破らないの話じゃなくて、破られた時に相手をどう捉えるのかと自分が試されていると気づきたい。
「私よりも先に死なないで」彼女を守るため、家族を守るため暴漢に襲われて彼女の腕の中で息絶えた彼の最後の言葉は「約束守れなかった…」「バカヤロー」でも愛している誰よりも、そして「有り難う」そんなこと言わなくても分かってることを分からない人のために。
「浮気はしないでね」と彼女は言った。二人は 夫婦になった。
3年後、夫は妻に打ち明けた。
「浮気じゃなくて本気の君以外の人に出会ってしまった、約束は破っていない」
「バカヤロー」
「慰謝料よこせ!」😂
もう愛していない、約束を破った破らなかったの問題よりも、私が傷ついた代償よ!約束よりも私の心が大事に決まってるじゃない!だから約束よって言ったのに!
そして「さよなら」
メロスは走った自分の変わりに投獄された友人との約束を守るために途中盗賊に襲われて身包み剥がされて深傷を負ったそれでも走った。
一先ず病院に行き手当てをして事情を伝えることも考えず、約束を守るためだけに走って息絶えて死んだ…。待っていた友人は、メロスが死んだという事情により釈放された。
メロスは約束を破らなかった、そう育った誠実な奴だから誰もがメロスを讃えた。
セリヌンティウスは友人メロスを死に追いやった罪を背負って生きる…つうこれは創作(笑)
約束とは、破るか破らないかではなく、破った相手を許せるか許せないかと自分が問われているのであろう(笑)
指した人差し指は自分に向けること。
てか、相手が約束を破ったからって許せなくなるような人と私は約束はしない。
約束とは相手を信じる自分を信じることで相手を信じることではない。
だから、よく聞いてくれ、君とは約束などした覚えもないし、これからもすることもない、永遠に(爆)
だから、君は自分が指切りげんまんの約束をした自分の死体に話しかけているんだよ。
ご苦労さま、お可哀想に。
おやすいみ〜🐠