『1000年先も』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「1000年先はどうなっているのか。」
1.世界が滅んでいる。
1000年先の僕はいなかった。すでに地球温暖化が進み止められなくなっていた。
解説
地球温暖化はこのまま進むと手遅れになる。その理由として地球温暖化がこれ以上進むと、地球温暖化の改善ができなくなるのである。いくら努力をしても地球温暖化は進んでしまう世界になってしまう。
これらを解決するのはカーボンニュートラルと言われている。
1000年先の僕はいなかった。食べるものが無くなっていたらしい。
解説
日本では人口現象が騒がれているが、実は世界では人口が増えている。そしてこのまま増え続けると近い未来では食料が不足する事態になる。これらを解決するのはソサエティ5.0と言われている。
1000年後にこのアプリが発掘されたとき、
ここに書かれた言葉たちは
0と1の羅列になっているかもしれない。
その数字の謎を解こうと、
2023年に向かって
思いを巡らせている人たちがいる。
つながりたいな。
1000年先の人たちと。
#1000年先も
この世界に永遠はない
500年先、1000年先もこの世界が続く保証はない
けど
この想いは、経過する時間ごときで変わらない
絶対に
1000年先も願わくば、貴方の魂と私の魂が寄り添いあっていますように。
#1000年先も
「勝負をしましょう」
向かい合う彼女が不敵に笑った。
彼女は両腕を広げて視線だけで眼下を示す。
「私とあなた。どちらがこの真っ黒な盤面により多くの優れた星々を生み出せるか」
僕は大きな溜息をついた。
「無駄だよ。あちこちに銀河を作ったところで、どうせ星に住まわせた生物たちが互いに争うか、環境を破壊するかして消滅するのがオチだ」
僕がそう意見を述べれば、ロマンが足りないなと彼女は腕を組んだ。
「まだやってもないのにわからないじゃない」
「先人たちはそれで失敗したろ。代替わりした僕らはその失敗から学ばないと」
「失敗したからもうやらないじゃなくて、どうしたらその失敗を活かせるかよ」
「なら、知能の低い生物たちが進化しないよう管理すれば、星が長続きするんじゃないか」
「嫌よ。そんなの創ったってつまらない」
彼女は頑なに首を振った。組んでいた腕を解いて、僕を真っ直ぐに見つめる。
大丈夫よ──。
彼女が今度は柔らかに笑う。
「あなたと私が創った子たちなら、絶対に続いていくわ」
1000年先も、その先も──。
彼女の瞳の奥に確信めいた光が宿っている。こうなるともうこちらが何を言っても聞かないし、結局は僕が折れることになる。
「わかった。付き合うよ、その勝負」
まあ、1000年だろうが、何億光年だろうが、君といれば退屈だけはしないだろうしね。
【1000年先も】
個性的と言う言葉を上回る個性の持ち主。
話をしても一方的。
釘を刺さないと圧迫感を感じて苦痛になる。
「1000年後も」
2023/02/04
君と位置情報だけ繋がって、なんとなく期待してて、嫌いじゃなかったら交換なんてしないかとか
学年上がったら戻ってきてくれるかなって
昨日反応してくれなかったし、いいねもくれないし、なんか上げて落とされた感…
好きって気持ちあるのに、やっぱ違うのかなって
6月6日にまた話せたらいいな。
嫌。
漫画のような台詞だからか?
僕は返ってきた言葉が聞き間違いじゃないかと思い、顔を上げる。
彼女は顔を逸らして口元を尖らせている。
ああ、不機嫌。
「間違ったことでも言った?」
「1000年先も一緒にいたいなぁってことば」
彼女の口からリピートされるとちょっと照れ臭い。
僕の想像じゃ否定されることもなく彼女が照れていつものように笑顔でフフフと応えてくれるかと思っていた。
現実は逆だ。片眉を吊り上げ僕を睨んでいる。背中に寒気が……。
「君と1000年……いいや!ずっと!ずっと一緒に!」
「めちゃくちゃ焦ってる」
「焦るに決まってるだろ!こんな事で君と喧嘩みたいになってるんだから」
「喧嘩っていうか……まぁ、貴方からしたら喧嘩……かな」
首を傾げる彼女。あれ、マズイなって思ったのは僕だけ?
1000年先もとかあり得ないから、そんなに長く一緒にいたくない。
なんて返されてフラれる……。どうしよう、どうしよう!
言葉を探しているといきなり彼女から手を握られた。
「ほわぁ⁉︎」
思わず変な声が……。
「1000年と言わず、数字で表せないくらい私は貴方と一緒にいたいです」
視線を上げると目を細めてフフっと笑う彼女がいた。頬が少し赤いように見える。
この顔を僕は待っていた。それに想像以上に美しい。
「……キスしたい」
「それは後ほど」
僕は今日、いや、1000年先とも、ずっと君の隣にいたい。
1000年さきも誰かのこころを響かせる源氏物語は羨ましいけど、
今この瞬間に流れたあなたの言葉を独り占めできるなら、本なんて投げ捨てちゃうの。
朝も夜も存在しない暗闇の中で、俺は見せ物のように体は磔にされ、地獄の業火に焼かれ続けていた。
俺はとある国の王だった。
国民から搾り取った金で贅沢の限りを尽くし、美人な女は親元から引き離してひどくいたぶり、逆らうものは一人残らず殺してきた。
そんな俺への罰なのだろう。
俺が死んでから数百年が経っても、俺の悪事は歴史として残り、新入りは皆、俺の顔を見ては蔑んだ目で笑う。その度に腹の底から怒りと同時に後悔が込み上げくる。
そんな俺を見て閻魔大王は「馬鹿にされないと後悔できないなんて、あと1000年焼いとくかぁ」とため息混じりに言った。
大事な人
大事な家族
大事な友人
いろんな人達に会って
いろんな人達と繋がって
いろんな人達と縁が出来た
この大事な縁
どうか1000年先も変わらずに
姿形や何もかもが変わってても
魂に刻まれた記憶や感情は残ってると
信じてるから
1000年先の自分へ
1000年先も
永遠を
数字にすると
どれくらい?
人の寿命の
先にある
果てしない
時間の単位
1000年前から
今になるまで
続くもの
今から
1000年先も
続くもの
それが
永遠なら
人の思いの
先にある
果てしない
願いの数々
きっと
知らない
誰かの
一部分を
無意識に
繋げてる
そんな気持ち
感じるんだ
そして
私にある
いくつかの
思いを
きっと誰かが
無意識に
繋げてく
1000年先も
思いだけは
バトンのように
受け継がれていく
幾多の思いが
時を超えて
流星のように
駆けていくんだ
町の外れに森の入り口がひっそりと立っている。
最初はこの先に何があるのか
知りたくて森に入ってみたの。
森に入ると別世界に行ったような
町とは違う世界が広がっていた。
木々の揺れる音,鳥の声,
さらさらとながれる川のせせらぎ
町で感じることも出来ない世界がここにあった
少し開けたところに来た。
そこには見上げるほどの
大きな大木が静かにでも存在感をはなって立っていた。
1000年はたっているだろう
1000年もこの町を見守る大木は
私が大人になっても倒れずにいてくれるだろうか?
これから先
1000年先も
私を暖かく優しく
見守っててください。
大木さん。
─────『1000年先も』
お題 千年先も
私は蒸留所の樽
中にはウイスキーが入っている。
この蒸留所が出来て数十年。
この樽は開けられたことがない。
この蒸留所の人間は羨望の眼差しで私を見る
何故ならこの蒸留所の最古参のウイスキーが入った樽だ
今後私を千年先いやそのずっと先も寝かし続けると言っていた。
人間とは馬鹿な奴で年季が入れば入るほどいい味が出ると思っているらしい。
「天使のわけまえ」といって、中身が減って、代わりに味の深みが増すというが
このままだとそのころには天使のわけまえとやらで私の腹の中にはカスしか残らないはずだ
がっかりさせてごめんよ人間。
だが、そんなこと人間だって流石にわかっているはず。
結局この私をどうするつもりなのか…
私の運命は千年先にしかわからない
私の運命が決まるその時まで
私に出来ることは寝ること
それまでゆっくりこの暗い倉庫で寝かせてもらおう。
私の願いは叶わぬ。
かの神才と再び見えようなどと。
まして、再び、燃え盛る火の如き劣情を易々と口に出来るような日が来よう、などと。
人の人たる所以、想いなど捨て去ってしまえばよかった。この台詞をあと何度吐けば私は真に救われるのだろうか?
1年後、10年後、100年後、1000年後も?
__否。もう手遅れであったのか。
「____、君にも手紙を書いてみたんだ」
劈く様な声。
神は恒たる人の仔にあまりにも近づきすぎた。
だが、その声色は。
「やだなぁ、下ネタなんか書いてないってば」
あまりにも__
「ほら、こっちに来て、一緒に読もうよ、_____」
日は落ちた
もはや赦しは得られぬ
堕ちた神は壊疽の如く朽ち果てた
さあ
懺悔を!
懺悔を!
「綺麗じゃないですか?ここの景色。ここで見る星は何処よりもきれいなんですよ」
三つ葉寮の寮長である参輪(みわ)ふたばが、自分の寮の自室にあるベランダに俺を通した。『星が綺麗なんだ』と孤立した俺の手を参輪が引いた。参輪の自室は、お世辞にも綺麗とも広いとも言えなかった。必要なものがあったりなかったりと、言いたいことがたくさんある部屋だった。そんな部屋を通りベランダを踏む。ギッと地面がきしむ音がする。
「ほら、綺麗でしょう?どこの夜景よりも」そう言って参輪は俺に笑いかけた。
「星なんて興味はない」そう言うと、参輪は一瞬悲しそうにしたあと「鈴蘭寮の寮長さんは、冷たいですね。」と笑った。申し訳ないとは思わなかった。
「ほら考えて見てください。幾千もの星に、物語があるのです。もしかしたら、他の星にも人がいて、その星の一人一人が物語を持っている。そう思うと、星自体が短編集のようなものに見えてきませんか?」独特な参輪の意見に、少し笑いそうになった。しかし、星は星だ。本には見えない。俺は素直に「見えてこない」と答えた。参輪はまたしばらく考えだした。しばらく見ていると、思い出したように語り始めた。
「うーん。他の星から見たらこの星だって小さくて、ただ見るだけ。もしかしたら見るにも値しない。そんなものだと考えると、実に面白くないですか?」
俺が返答に困っている隙に、参輪は空を指さした。
「あ、あの星は鈴蘭寮の寮長さんみたいですよ。白くて冷たそうです」俺は参輪が指した方を見て、どこのことを指しているかを探す。しかし見つからない。
「どこだよ︙これか?」適当なものを指さして聞いてみた。
「うーんその星は椿寮の寮長さんですかね。椿寮の寮長さんの背中は大きくて暖かくて優しい感じがするので。ちなみに、その隣のかわいい星は桜寮の寮長さんですかね?」と聞いてもない持論を繰り広げた。俺にはさっぱりわからない。さっき指した星すらも。しかし、この星はしっかりと浮かんだ。
「じゃああの建物の横にある星は参輪だな。」その星は、参輪の様に、弱々しく、すぐに散ってしまいそうな花のようだった。しかし、その弱そうな儚さが、美しかった。
「え、どれですか?」参輪が空を眺め、それっぽいものを探す。
「上から8個目のレンガの横。右側のすぐ。すぐ消えそうな星」俺はその星の明確な場所と見た目を示した。星を探す参輪の横顔に、なぜか吸い込まれた。
「どこですか。︙ていうか、酷くないですか?」急にこっちを向いた参輪と目が合う。一瞬ドキッとした。が、調子を整える。
「酷くねぇだろ。思ったことだし」
「鈴蘭寮の寮長さん、意外とのりいいですね」いたずらにニヤリと笑い、手すりを掴む手に顔を近づけた。
「別によかねぇだろ」
「どうですか?こう語らうのも悪くないんじゃないですか?」
「悪くはないけど、もうしたくはない」そう言って俺は空を見上げた。そこにはいくつもの星が生き生きと輝いていた。
「残念です。でも、星同士を渡るのに、数年かかるそうですよ。あそこにあるキレイな星に届くまで、一体何年かかるのでしょうね。私と鈴蘭寮の寮長さんの星だって、今の私達の距離よりも少ない距離なのに、私の拳一握り分ぐらいなのに、何年もかかる。不思議ですよね」そう言い参輪も星空に釘付けとなった。
いくつもの星を越え、千年経った先でも、こいつとまた出会えたのなら。
そう望まない日はない。
凍える日
わずかに綻ぶ
福寿草
逞しき生に
背中押される
樹齢1000年を超える
生物の大先輩のような木々達が
いくつもの時代を経てまだ
世界のあちらこちらで
圧倒的な存在感を放ち
そびえ立っている
木は
この世の変化を
人間の歴史を
変わりゆく景色を
どの様な気持ちで
見据えて来たのか
人は
1000年先も
きっと
そこからまた
1000年先に
思いを馳せている
遠い未来に
何かを夢見ている
自分はその時
何処で
どんな世界で
どんな形で
存在しているのだろう と
「1000年先も」
「1000年先も」
1000年先も
ただ紡いでいたい
非現実的過ぎて
生きていられない事
分かっているから
死んだ後
どうなるかなんて
分からないけど
高い空に行こうが
何処に行こうが
私はずっと紡いでいたい
あの日に恋した君の事や
私をいつも笑わせてくれた
あなたのことや
いつもやんちゃしてた君の事
色んな人に感謝しながら
色んな人に紡いでいたい
空から
悲しい紡ぎを奏でたら
今日は雨ね
空から
楽しい紡ぎを奏でたら
良い天気になるだろう
色んな胸の内を
教えてくれている様に
今日の晴れは誰の
どんな紡ぎなんだろう?
愛してる人と
空で幸せになって
愛してる人と
デュエット奏でたい
たった一つの歌
あなたと私で
2023年 17
___________________
私たちが誰かに恋をする用に
これから生きていく人たちも
誰かに恋をし愛を知り
恋や別れの辛さを知っていくのだろうか
___________________
Theme:1000年先も