0からの』の作文集

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0からの』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

2/21/2023, 12:47:02 PM

STARTはみんな一緒だった。
STARTしてそこからどうGOALに向かうかで決まった。

ゆっくり歩くのか
急いで走っていくのか
途中で諦めてしまうのか
道をはずれてしまうのか


人それぞれだった。
最後まで歩み続け
最後まで前向きにGOALに辿り着いた人は少なかった。

もちろん、年数も時間もそれぞれだ。



僕/私 達はゼロからの1歩をまた今日も進んでいる


【0からの】

2/21/2023, 12:45:22 PM

「これは私にとって、0からのスタートなのです」
 TVから聞こえてきたアスリートの声は凛として気合に満ちていた。彼はこれからアスリートを辞めてラーメン屋を営むのだという。
 私は、0から? 嘘つけ、と思いTVを消した。
 彼は0からといったけれど、まず0からの人はTVでインタビューなど受けない。アスリート時代の人脈もあるだろうし、何より知名度がある分、0からとは程遠いスタートだろうと思った。
 そして考えてみる。
 本当の0から、は、現代社会では難しい。何をするにも来歴が付きまとうこの世の中、本当に本当の0からなんて、言葉も文化も何も知らない異国の地に行ってことを成すぐらいじゃないだろうか。
 そう考えると、世の中って世知辛い。

2/21/2023, 12:43:05 PM

テーマ:0からの #101

普通ではないが、思っていたよりもずっと気配が人間に近い。ララキが言っていた。彼(真)は人外と人間のハーフだと。
似たような部類だ。ハーフという言葉は僕にとっても無縁ではない。彼と話がよく弾みそうだ。
僕はそう思いながらポカーンとしている真くんを見ていた。
「それでは、わたしは席を外しますね」
そんな空気を読むかのようにミデルはいった。
「うん。ありがとう」
僕がそう言って彼女を見るとグイッと距離を縮め、
「楽しんできてください」
そう囁かれた。僕はミデルに微笑むと頷いた。やはりミデルには心が読めるのかもしれない。

「真くん。そんなに方に力入れなくていいんだよ?」
「は、はい……」
とはいっても、最初はガチガチに緊張している真くんをすぐに慣らせることはできなかった。僕は少し考えてから言った。
「ここには、真くんの身近にはないものが沢山あるだろう?」
僕がそう言うと真くんは、瞬きを何回かしてあたりを見回す。
「そう、ですね」
「なにか食べる?」
「いや、そんな…」
「遠慮はいらないよ」
僕は少し強引に真くんに言った。真くんはなにか言いたげにしたが、それよりも先に真くんのお腹がぐぅ…となって返事をした。
彼は表情は変えなかったが、お腹を抑える。
「今日は披露宴だからねぇ、いろんな屋台を出しているんだ」
僕は屋台に顔を出すと、2つ食べ物を買う。
「あっちで食べよう」
そう言って少し屋台と離れた神社の階段に腰掛けた。
「どうぞ」
「いただきます……。あの、これは…?」
真くんはオズオズと聞く。
「ふふ、人間の世界にはない?」
「えっと…はい」
「これはね、モアムという食べ物。人間の世界で言う『しょうろんぽう』や『しゅうまい』という食べ物に近いらしいが…。どちらも僕は食べたことはないなぁ…。生地がここのやつは薄いらしい」
僕がそう言って一つ箸で挟むとフーと息を吹きかける。白い湯気が揺らめく。
僕はそれを口に入れるとジュワ〜っと中のスープが口の中に広がる。僕はモアムが大好きだ。
「あ、あふ……。お、美味しい」
「よかった! 口にあって」
隣で熱かったのかハフハフしている真くんに言うと、真くんは食べてから僕を見つめた。
「どうかした?」
僕は心配になって言った。
「えっと……。ラックさんは…魔法使い…なんですか?」
「うーん…。近いというか急になったというか…」
僕はう〜んと考えながら言う。
「まぁ、君が思っているような普通の人間ではないなにかというのは正しいよ」
彼も僕が普通の人間ではないことに気が付いていたらしい。彼はきっとララキに何も知らされていない。本当は何も知らない0からのスタートというのは僕にとって苦手とするのだが…今はそんなこと言ってられないな。
「僕はここの国王なんだ」
「…え?」
「びっくりするよね…。王様なのに何やってるんだって」
真くんは目を丸くして僕を見ていた。
「でも、それを許してくれている国なんだ。ここは。というかそういう国に僕がしたかったから変えたんだけど」
「変えた…?」
「うん。上下関係とか差別とか無くしたくてさ。無理言ってこうしてもらっているの」
ここまで来るのにいろんなことがあったけどね。と心で呟く。でもそんな苦労がなかったら僕はミデルと出会えていないし、今の僕もいないだろう。
0から始めるということは意外と大事なのかもしれない。
「自由な国なんですね」
「もちろん、全てうまくいくわけじゃないけどね。国に住むみんなが平等に暮らせるような国にできるようにって」
僕は自分で言っていてなんだか恥ずかしくなってきた。
「この『披露宴』って、何の披露宴なんですか?」
話題を変えた真くんに答える。
「これはうちの小説家の小説が他の国に出されることになったからその『披露宴』」
「小説家の…披露宴?」
「僕たちの国のことをもっとたくさんの国の人に知ってもらえるように。うちの小説家が書いてくれて今日はその本が世に出回る日なんだ」

2/21/2023, 12:42:52 PM

新しい環境、新しい人間関係、新しい学業や仕事
 なんだって始めは、0からのスタートだ。
 もう2ヶ月も経つと、それらを迎える時期に
 なる。
 楽しみや喜びもあるだろうし、不安や緊張もある
 だろう。
 私は、数年前の初夏ではあったが、新しい仕事に
 就くことになり、それ以降は、何らかの新しい
 物事には出会っていない。
 もう少しで、新しい制服やスーツに身を包んだ
 人々が、新しく何かの世界に飛び込んでいく人々
 が、桜と一緒に、街にあふれることだろう。
 頑張れ、新人達!幸運を祈る。

               「0からの」

2/21/2023, 12:41:25 PM

私のお腹に来た赤ちゃん

何も無い0の世界から

私のお腹に来た赤ちゃん

君の鼓動は確かに見えて 私の中で元気に育とうとしていた。


その時私は自分が癌だと分かった。


既にいる2人の子供たちのために私が生きることを選ぶか、
今元気に芽吹いた命を選ぶのか。

夫も私も、私が生きる方を選んだ。



9月25日。
私のお腹の赤ちゃんは、私たちの都合で
命を亡くした。亡骸を貰うこともできなかった。

君は0から来て、0のまま、何も残さず、
私を生かしてくれた。

私の命も
既にいる子供たちの命も
夫の命も みんなの命も
元々0だったのにね。


0からの奇跡。
私は君に永遠の0という絆を約束させて欲しい。
いつか私がそこに行った時は思い切り抱きしめさせて欲しい。

公園で元気に走り回る小さな子供たちを見て、
本当はいるはずだった君がいないことと、
本当はいないはずだった私の存在と、
私と共に幸せに笑う2人の子供たちがいる景色を
私は毎日見ている。


#0からの (2023/02/21)

2/21/2023, 12:37:44 PM

何があったのか。

付き合っていた時より、メールが増え、電話も増えた。

別れたはず。

互いに付き合っている人がいる。

これらをおざなりにはできない。

今日、思い切ってみた。

次のメールをした。


会いたくなった。

返信くる。

私も少し顔見たくなったけど我慢。


もう終わったはず、互いに次の恋をしている。

なのに繋がっている。 深く。


だめなんはわかる。でも止められないんだ。

実は神様に頼んだ。


あの子とまた会わせて、デートさせて、

最後に、、、


また初めから、やらせてください。

2/21/2023, 12:35:23 PM

あの日に戻ってゼロからの…やり直せるかなぁ。
やり直せるなら、あの日の自分に言いたい。
あなたのした事.正しいの?…と。
でも、
今も私の人生かぁ…

2/21/2023, 12:34:59 PM

「0からの」

もしも、もう一度
貴方に逢えて
もう一度、こうしていられるのなら
いっそのこと
俺の人生は
0からの人生でも
いいよ
貴方になら
なんでも許せるの

2/21/2023, 12:33:13 PM

何もない0からのスタートは、誰だって怖いものだ。
0から1にするには、ものすごいエネルギーを使う。
それも、どれだけエネルギーを使っても1に辿り着かない時だってある。
だから怖いのだ。

 逆に1から0にすることもまた、怖いものである。
それまでようやく1として作り上げた土台の安定を崩すというのも、そのあとまた0になると分かっているだけに、0から1にする苦労を知っているだけに、怖いのだ。

 人間関係にしても、転職にしても、引っ越しにしても、0からのスタートは、とても恐怖でとても疲れることである。
 0からのスタートだからこその発見や楽しみもあるのだが、果たしてみんなはそれを見出だすことができるのだろうか。
0からのスタートに、光を見つけられれば、それは素晴らしいスタートであり、有意義に1を作り上げられるだろう。



【0からの】

2/21/2023, 12:23:52 PM

【0からの】 #20

時に感情を持つことに嫌気が差す
時に全ての記憶を消したくなる

例え0に戻ることができたとしても
きっと私はまた同じ過ちを犯す

全ての記憶が消去されているのだから
何も知らない私は
この選択が不正解だなんて
思いもしないだろう

2/21/2023, 12:23:19 PM

0からの

私の友人は前向性健忘だ。
何度笑い合ったって、何度悲しみを共有したって、今日の友人の記憶の中に、昨日の私達は存在しない。
今日もまた、中学2年生でとまった君とお話する。
今日もまた、0からの私達で。

2/21/2023, 12:08:03 PM

お題「0からの」

それは、唐突の別れ話だった。
おしゃれなカフェで、彼女から突然切り出された別れ話。
「まだ好きなんだけど、結婚したり、あなたとの子を授かったり……将来一緒にいる未来が見えないの」
僕はそんなこと、一度も思わなかったのに。

まだ好きでいてくれているのに別れようだなんて、相当な覚悟があってのことだろう。
僕だって気持ちはずっと変わらない。
だから僕は、もう一度チャンスをくれないかと願った。

「君と、0からやり直したいんだ」
彼女は、必死に頭を下げて放った僕の言葉に、大層驚いたようだった。
「0から……ね。いいよ」
「ほ、ほんと!?」
僕は、彼女の答えが嬉しくて、思わず大きな声を出してしまった。
すると彼女は、マグカップを置いて席を立ち上がった。
「1からなら、このままやり直せたかもしれないのにね」

何を、言っているんだ──彼女は。

そして彼女は、僕を見下ろして微笑んだ。

「0から……だもんね」

さようなら。また、どこかで。

2/21/2023, 12:05:51 PM

私たちはこの世界の全てに依存しなければ生きていけない。周知の事実であろうが、例えば、この地球であったり、私達の食べるものであったり、自分の身体であったりする。

では、「0から全てを始める」とは何なのか。

「何」と言われればピンと来ないかもしれない。また、自分の身体や意思が伴って起こる始まりが前提であるとするならば「0から」ではないのでは?と訝しんでしまう方もいるだろうがそのあたりは割愛させて頂く。

「始める」という点において、それは人生であったり、新生活であったり、趣味であったりするもので、世間一般の認識における「0から」はこれに属するものとしよう。では、そうでない「0から」とは何なのか。人格、記憶、或いは自我、私と言える人間の0。この世界に誕生したばかりの姿ではないが、まるでこの世界に、今、この瞬間に誕生するような現象そのもの。これこそが「0から」ではないだろうか?私達は人生の中で数多くの「0から」を享受されて育つ。だから突如世界に新たな方式が生まれたとしても誰1人気づかない。違和感にも気づかない。私もその1人であるからこそ、私の人格を疑うことしか出来ないのだ。

2/21/2023, 11:59:30 AM

0からの   
 

1人暮らしの母が亡くなり
母の家の片付けを
春にしなくちゃいけない。

0からのというより
家の中のいっさいを処分するので
0にするのだ。

今から片付けが憂鬱だ。

母の使っていたテーブル、椅子。
洋服。バック。靴。
カップ。湯呑み茶碗。

母の思い出があちこちに
散らばってる家。


片付けは、子供の私の役目。

これ、きついな。

母とは、あまりいい関係じゃなかった。
浮かぶのは、否定されたことばかり。

頑固で気難しい母。
それでも母には、母なりの子供への
思いがあったはず。


でも私は、母からの
やさしい言葉、欲しかった。
ありがとうが欲しかった。

母を1人で看取った夜、
むなしくて泣けなかった。


母の家の中を空っぽにして
何もかもきれいさっぱりなくして
ゼロになったら、心の底から
泣けるのかな。

そうしたら私は、
母の呪縛から解放されて0からの、
私の旅ができるのかもしれない。

春になったら、、、。

2/21/2023, 11:57:44 AM

『絶無』
薬指を濡らして考える 私は入れ物だったのか
古書の匂いで頭が揺れる 額は奴等の窓口で
所謂、移民が始まるらしい 私はもうじき空っぽで
記憶を全てなくすだろう 空の存在 あの青い空の存在 雲の名前 あの白い雲の名前 これを終わりと呼ぶのか始まりと呼ぶのかわからないほど眠くなる

2/21/2023, 11:56:36 AM

0からの。

今はもう、ゼロなんてものは無い。何をするのだって、雑念のように、何かしらの感情やら、知識やら、常識やらが混じってくる。だから、0なんてものは感じられないし、1になるまでに時間がかかる。
でも、出発ならある。新学期に新たな友達を作ろうともがく君だって、スーツに身を包み歩き出すあなただって、不安をまとって顔が強ばる私だって、新しいことに挑戦しようと頑張っている。0のように見える、土台の上で。
でも、だからこそ、大丈夫。それは0じゃなくて、ただの始まりだから。0を1にするような難しさは感じなくていい。1をどこまで増やせるかに、挑戦していこうじゃないか。その方がきっと、楽しいはずだから。
0からの、じゃなくて、1からの君で。

2/21/2023, 11:51:41 AM

0からの


ふと、今日1日を思い浮かべてみた、

なぜか理由もなく悲しくなって…

僕以外のみんなは楽しそうに見えて、

僕が悪いの?全部、僕のせい…?

聞いてみてもいつも答えは出てこないんだ、

それでも明日の僕に手を合わせて祈ってみるよ、

明日はもっと笑っていてね、僕のために…

もう泣かないでね、君のために…

もっと良い日にしてね、みんなのために…

0から新しい自分作ってみせよう、幸せな明日のために。

2/21/2023, 11:51:01 AM

お題「0からの」



「初めまして!今日からお世話になります私と言います!よろしくお願いします」

頭を上げると
私の目の前にいる10名ほどの男女と視線が交わった
数名が拍手しており、笑顔の人や真顔の人、睡眠不足なのか欠伸をしてる人もいる
先日ここに来る前面談をしてくれた人が私を紹介した後、集まった人達は解散していった。

今日からここが私の居場所なのだ

しかし自分でも驚いている
私は現在17歳のピチピチの女子高生だ。これまでの人生、勉強も部活も友人関係も何不自由なく過ごしてきた。怖いものは何も無かった、将来について考えた事はあるけど、やりたい事やなりたいものも無かったので、とりあえず良い大学に行こうと勉強だけは真面目にしてきた。成績も悪くない。

何も怖くない
私は何でもできる

私の体は少し震えていた

面談してくれた人が今日の仕事について私に話かけてくれていた
私は震えを抑える事に必死で話の内容をあまり聞きとれなかったが、とりあえず相槌をうっていたら

「じゃあよろしくね」

と面談した人の声が聞こえた後、面談した人は別の場所に行ってしまった

やってしまった。話の内容を全く覚えてなかったので、何をすればいいのか分からない
友人と会話してる時や授業中に別の事を考えてて聞き逃した時と同じだった

「私ちゃん今の話聞いてた?笑」
「え、ああ。聞いてたよ!」
「えーうそー?笑この前の〇〇先生のおもんないボケをどうすれば面白くなるか考えてたんでしょ!」
「なぜピンポイントに!?笑」

懐かしい
ふと思い出してしまった。やっぱり人の話聞いて無いって事相手は気付くのかな

もう会えないんだ

ふと声が漏れた

ハッと気づいて
「ダメだダメだこんなんじゃ」と誤魔化した。

とりあえず内容は分からなかったから、周りの人を見て真似してみよう

私は元気よく挨拶したり、皆んなの真似をしたり、近くの人に聞きながら何とかやりくりしていった
私はできる
私は大丈夫
心の中で何度も自分を鼓舞しながら、不安や恐怖を出さないように、何度も心の中で自分を称賛した。


ーーーーーーー


「今日来た新人ってどんな人なんすか?やたら元気でしたけど」

「ああ、私ちゃんか、あの子なあ。」

「何か訳ありっすか?確かにここはそんな人多いですし、寮もあるから家出した人が来るにも丁度いいっすよね」

「家出か」

面談した人は困惑気味の顔をして呟いていた

「やっぱ家出なんすかねー」

「そうかもな。事情はもう少しあの子がここに慣れたら聞いてみよう。あの子は面談する前に街で出会ったんだが、その時にあの子が言ってた事が少し気がかりだな。」

「何て言ってたんすか?」

「住所が無い!街は一緒なのに何か違う!ここ地球?でも私の家はある!でも表札が違う!知らない人が住んでた!怖い!助けて!とか言ってたな。」

2/21/2023, 11:47:40 AM

「0からの」

0という概念
それは何も無いこと
だったら我らもそうだろう
全て0だ
なぜか?
そんなの簡単だろう
皆、0に変える力なんて持っていないからだ
当然、我もな
さぁ、始めようか
0を作り出す物語(劇)を

2/21/2023, 11:41:38 AM

0からの


子供が小学4年生のころ、子供のことでカウンセリングに通っていたことがある。私達親子は仲が良いとも言えるが、上下関係という嫌な言い方をすると、子供が上にいる。カウンセラーさんに「10年積み上げてきた関係を変えたければ、あと10年はかかる」と言われた。自分が上でいたいわけではない。同じ0地点に立ち、親として手をつなぐ立場でいたい。あれから6年経った。まだ、0地点は遠く思える。

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