麦わら帽子』の作文集

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麦わら帽子』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

8/11/2023, 2:01:43 PM

麦わら帽子、風になびく涼し気なワンピース

そんな服が似合う女の子になりたかった。

麦わら帽子が似合う、ふわふわした子になりたい。

でも、そんな風にはなれないから

私は私らしくいる。

けど、やっぱり、麦わら帽子に憧れる。

8/11/2023, 2:00:17 PM

「 麦わら帽子 」No.27
麦わら帽子が風で飛んだ。 飛んだ麦わら帽子を取ってくれた人は私の夫。
運命の出会いを私は体験した。

8/11/2023, 1:58:12 PM

夏の時期に
麦わら帽子の
君に出会った。
白いワンピースを
着ていて
かわいい。
僕は恋に落ちた。

8/11/2023, 1:56:51 PM

白いワンピースに白い肌

そして綺麗な黒髪に似合う麦わら帽子

名前も知らない貴方は麦わら帽子で顔を隠す

口元だけを見せてひまわり畑に消えていく

僕は貴方の後ろ姿をしっかりと目に焼き付けた

二度と会うことはないだろう

8/11/2023, 1:56:20 PM

野球部のマネージャーしてた頃
日焼けするのが嫌で
麦わら帽子を被ってグラウンドに出てた
3年間使った麦わら帽子は
今も大事に娘の部屋に飾ってる
娘がキラキラ輝いていた青春時代の思い出

8/11/2023, 1:52:00 PM

『麦わら帽子』
麦わら帽子 イヤホン外せば蝉しぐれ ぼやけた頭にハルモニア 時間が夏と手を組んで 時計の針を止めてしまった アイスキャンディー蜜柑味 1番汗ばんでるのは君だろう 甘い匂いに蟻の行列 蟻に夏休みはないのだろうか? 大学通りはお盆で人手が少ない
喫茶店に行くにはうってつけの午後なのだ

8/11/2023, 1:49:39 PM

『麦わら帽子』

「母さん 僕のあの帽子どこに行ったんでしょう」

確か昔の映画だった
何の映画だったか?
どんな内容だったか?
もう忘れてしまった

だけど

父さんと観た
最初で最後の映画だった

あの日

家に帰ると
母さんの荷物も姿もなかった

そして

あの日から

父さんも
帰って来なくなった

そして

ボクは
独りぼっちになった

8/11/2023, 1:46:48 PM

それは、昔、まだ身を隠して生きてきた頃の思い出。

 ある老夫婦に、お世話になっていた。その年は、いつもより暑い夏で、小さなため池は干上がるほどの暑さだった。

 その日は、一段と暑い日で、早朝には暑さで目が覚めた。いつものように、水差しから桶に水を注ぎ、顔を洗い、かたく絞った手ぬぐいで、体を拭いた。

 机の上の硬い黒パンをちぎり、口に運ぶ。しかし、いつもの量の3分の1しか喉を通らなかった。

 いつものように畑に出て、植物に水をやり、雑草を摘んでいた時だった。

  突然、汗が全身から吹き出で止まらなくなり、指先が震え出した。

 気がついた時には、ベットで横になっていた。

 ベットの横には、老夫婦が居た。「ああ、良かった。本当によかった。目が覚めた。」と、老夫婦は泣きながら、喜んでくれた。

      そして、ぎゅっと僕を抱きしめてくれた。

 それから、間もなくお医者さまが家に来て、診察してくれた。
「数日間、安静に過ごしたら、体調も回復するよ。それと外では、帽子を被るように。そして、こまめに水を飲むようにね。なにか有れば、また呼んで下さい。では、これで失礼します。」と、お医者さまは、帰っていった。

 その翌日には、おばあさんが、おじいさんと僕の分の麦わらで帽子を編んでくれた。

 麦わらで出来た帽子は、農作業になくては、ならない必需品となった。

 今では、もう小さくなって被れないが、これだけは手放せず、手元に残している。

8/11/2023, 1:45:36 PM

旦那が最近素っ気ない気がする。
結婚して10年、日常の会話も少なくなってきた。
些細なことが気になってしまうし、小言もよく言ってしまった。

気分悪くさせちゃったかな

そうだ、久しぶりにひまわり公園に2人で行こう。
昔よく行ったあの公園。
初めてのデートもあの公園。
付き合ったのもあの公園。
そして、私たちが結婚しようと決めた日も
あの公園。

昔よく被ってた思い出の帽子を両手に、るんるんと旦那に声をかけた。
一緒にひまわり公園にいこう。







忙しいからまたにしよう。






私は麦わら帽子を捨てた。

8/11/2023, 1:42:48 PM

『麦わら帽子』


 数年振りに幼なじみの家に来た。

 昔は毎日遊ぶ仲だったのに、最近では学校ですれ違っても全く話さないようになってしまった。いつからこうなったのかは良く覚えている。確か小6の夏だ。それまではいつも友達とやんちゃしている快活な少年だった彼だが、小6の夏休みで別人のように変わってしまったのだ。人との間に壁を作るようになり、中学生になった今では、最早彼を友達だと認識しているのは私くらいだろう。小6の夏に何があったのかは私も知らない。当時、うちのお母さんは「思春期に突入したんでしょ」と言っていたが、恐らくそんなのではない。勿論、本人に何があったのかは訊けていないが。それは触れてはいけないことで、彼にその話をしたら二度と元の関係には戻れなくなる、当時の私にはそんな気がしたのだ。

 今日久しぶりに彼の家に来たのは、家族が皆旅行に行っている私のために、彼のお母さんが夜ご飯を作ってくれることになったからだ。受験生だからって家族旅行に連れていってもらえないのには納得がいっていなかったのだが、彼と話す絶好のチャンスが巡って来たことには密かに喜びを感じている。
「ご飯出来るまでもう少し時間かかるから、それまで二人で勉強しとけば」という彼のお母さんのファインプレーによって、私は今、彼の自室で彼と二人きりだ。受験生とはいえまだ八月。集中力がそんなに続くわけもなく、私は部屋の中で話題になりそうなものを無遠慮に探し始めた。白い壁、木製の勉強机、無地のベッド。一見何の変哲もない男子中学生の部屋だが、私はそこに一つだけ気になる物を見付けた。

「ねえ、この麦わら帽子って女物だよね。どうしたのこれ」と私が訊くと、彼は少しだけ迷った様子を見せたが、ゆっくり口を開いて短く答えた。

「…俺の大切な人の物なんだ」

 その返答に私は驚いた。幼なじみの私が知らないような、彼にとって大切な女性とはいったい誰なのだろう。見当もつかない。何しろ、今の彼には親しい友人すらいないのだから。私が彼について知らないのはあの夏のことだけのはずなのに、と思ったところで全てが繋がる。

「もしかして、小6の夏休みに関係あったりする?」

 彼は一瞬驚いた顔でこちらを見て、やがて静かに頷いた。私は私で、彼のその表情があまりにも哀しいものであることに驚いた。この麦わら帽子の持ち主は今何処にいて、何をしているのだろう。色々な想像が浮かんでは消えてゆくが、敢えてそれを口に出すことはしない。今はただ、その哀しげな様子をなんとかしてあげたいと思う。けれどきっとそれは私には出来ないことだ、というのも頭の何処かではっきり分かっていた。きっとその胸の傷は、この麦わら帽子の持ち主にしか癒せない、そんな気がしてしまった。だから私はそれ以上何も言えなかった。

 開いた窓から聞こえてくる蝉の声が、部屋に夏を響かせていた。

8/11/2023, 1:41:57 PM

小麦色の肌にワンピース
小麦色の肌に短パン

虫取あみと虫かごをもって
草の上を走り抜ける

スイカを食べて
種とばし
微かに聞こえる秋の虫の声

さんさん照りつける太陽に
一風の風
舞い上がる
私の麦わら帽子

夏は毎日、私の相棒──





(2023.08.11/麦わら帽子)

8/11/2023, 1:40:06 PM

「君ほど麦わら帽子が似合う子、他にいないよ」

日差しの降り注ぐ暑い日、
そう言って彼は優しく微笑んだ。

「そうかしら」

限りない青色が広がる空の下、
彼女は照れくさそうに笑った。

ああ、蜜蜂さんったら
ああ、向日葵さんは

なんて素敵なんだろう。

8/11/2023, 1:36:32 PM

麦わら帽子、巨大な入道雲、恐ろしく青い空、蝉の声、鼻すじにかかる影、こめかみを伝う汗、熱い手のひら、煌めきながら上下する喉仏、濡れた髪、真っ赤な唇、レースのような血管が走る瞼、光る頬、眩しすぎる太陽、燃やせ、すべてを忘れるために、帽子を

8/11/2023, 1:34:22 PM

麦わら帽子と聞くと
あいみょんのマリーゴールドを思い出す

#25

8/11/2023, 1:33:07 PM

君の麦藁帽子に僕だけの印をつけた。夏の間中、日差しのつよい場所へ出かける度に身につけていた。公園のベンチでアイスを食べる横顔にツバが影を作る。「昨日食べたアイスよりこっちのほうがおいしい。」レシートをペッと僕の太ももに置いた。
 次の梅雨が明ける頃に髪型と髪色を変えると、「今の雰囲気には似合わないんだよね」と被らなくなった帽子がクローゼットにしまってある。

8/11/2023, 1:32:27 PM

夏空
夏雲
夏風。

向日葵
太陽
陽炎。


炎昼



そんなのも気にならない。

風に吹かれる
ワンピース
靡く髪。
そしてあの子の
–麦わら帽子–

8/11/2023, 1:29:44 PM

日を砕きあなたにやろう檜葉の芽へいっとう昏きかんかん被す

8/11/2023, 1:27:26 PM

#麦わら帽子


暑い夏
僕らはあぜ道を進んでいる
この日は日差しが強くて、君のことを見ようにも
目を細めなきゃいけないくらい眩しかった

君は麦わら帽子を被りワンピースの裾を翻しながら
僕のことなんてお構い無しに進んでいく

「早くおいで!
この先にもっと凄いところがあるんだから!」

振り返りながら僕にそういった
君が指す先は木々が茂っている

「わかった!」

と言って流れる汗も気にせずに
君の背中だけを追いかける
追いかけ続けて追いついた時
小高い野原になっていた

よく見ると先の方に君の姿が見える

「やっと追いついたよ」

そう言いながら前を見るとひまわり畑が広がっていた

「これが見せたかったんだ!」

その声を聞き、横を見ると


君の姿はなかった


ふと自分の手を見てみると
夏にいつも被っていた君の麦わら帽子がしっかりと
握られていた。

8/11/2023, 1:25:33 PM

君が居なくなったあの日私は麦わら帽子を被りながら海辺に行ったよ君との思い出の場所…
私もすぐそこに行くからね
…待ってて

8/11/2023, 1:24:45 PM

『麦わら帽子』2023.08.11

 風に麦わら帽子が舞う。それが遠くに飛んでいく前に、手を伸ばして捕まえた。
 追いかけてきた持ち主であろう女の子に返してやると、彼女は嬉しそうに笑ってお礼を言った。
 今度は飛ばされないように帽子を抑えて、彼女は母親らしき女性の元へ駆けていく。会釈する母親にこちらも会釈して、女の子に手を振った。
 仲良さそうに去っていく背中を見送って、オレも帰ろうかと踵をかえすと、そこに彼がいた。
「久しぶりだな」
 いかめしい顔に笑顔を浮かべた年上すぎる彼。彼もまた麦わら帽子を被り、涼し気な甚平を着ている。
「どこのじーさんかと思った」
 嫌味を言ってやると、彼は快活に笑って流し、被っていた麦わら帽子をオレに被せた。
「暑さにやられても知らんぞ」
「うっせぇ」
 そうやって憎まれ口を叩いても、彼は笑うだけだ。
 そして手に持った紙袋から、ヘンテコなというかいかがわしい形の置物を取り出してオレに渡してきた。
「お土産だ。今回はアメリカに行ってきた」
「絶対、アメリカでなくても買えるだろ」
「面白いだろう? 」
 茶目っ気たっぷりにそんな事を言う彼に、お土産よりも彼の顔を見れたらそれでいいと言いかけたが、恥ずかしいので口に出すのはやめた。
 聡い彼にそれがバレないように、オレは麦わら帽子を目深に被った。

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