泡くらげ

Open App

「君ほど麦わら帽子が似合う子、他にいないよ」

日差しの降り注ぐ暑い日、
そう言って彼は優しく微笑んだ。

「そうかしら」

限りない青色が広がる空の下、
彼女は照れくさそうに笑った。

ああ、蜜蜂さんったら
ああ、向日葵さんは

なんて素敵なんだろう。

8/11/2023, 1:40:06 PM