『高く高く』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
高く高く
舞い上がれ
わたしの想いよ
風に乗り
気流を捕まえ
高く 高く
空へ 空へ
忘れないでと
忘れないよと
この想い
あのひとのもとに
届くまで
# 高く高く(303)
私は高く高く自己評価した。いい人だと思われるように。
「高く高く」
「小さいことを積み重ねる事が、とんでもないところへ行くただひとつの道だと思っています。」
2004年、イチローがメジャーリーグの年間安打記録を破った際、記者会見で話した言葉だ。
私はこの言葉が大好きで、何か努力をしたいときの励みにしている。
これまで楽器の練習、タイピング、PCスキル等に取り組んできたが、彼の言葉通り、基礎を着実に積み上げていくのが最短経路だと実感している。
最近では、文章作成スキル向上を目的として、このアプリへの投稿を開始した。
本日で27作目を迎え、もう少しで1か月毎日投稿が達成される。
予想外のお題に苦戦することもあるが、完璧な文章を書くことに固執せず、とにかく継続することを最重視している。
まだまだ、「とんでもないところ」までは遠く及ばないが、自分なりに高みを目指して、当面の間継続しようと思う。
高く舞った紙飛行機
いつか落下するかもしれない
でも、その前には
飛んで其の日を楽しんでほしいなぁ
# 152
高く高く
折り紙で作った飛行機よ高く高く飛んで行って
病室の窓から飛ばす私の紙飛行機
入院して何ヶ月たっただろう... いつになったらここを出られるかな...
「齋藤さん 齋藤結花(さいとう ゆか)さん」
看護師さんに呼ばれた
「はーい!私はここだよ〜」っと
庭から手を振った
すると看護師さんは少しムスッとした顔で
「もう!勝手に庭や廊下に出ないで!あなたに何かあったらどうするの?」
って怒られた
「ごめんなさい...でも私、全然元気だよ?どこも悪いところないよ?」
っと言ったが看護師さんは私の腕をとって
「ほら 病室に戻るよ あなたは元気すぎるのよ」
って言われ、F棟の2階、子供管理室に戻された
どうやら私は重たい病気らしい
でも私は元気だ!外に出て走れる!遊べる!
「あ〜あ 今日もベットに戻された。もう少し遊びたかったなぁ〜」
月日がたち私は18才になった
その頃には前みたいに外に出て遊べなくなった
それは持病が悪化したからだ。下半身が動かなくなってしまった
よく隣で話してた友達も退院して病室には私1人
上半身は動くから折り紙に専念した
鶴や花、鳥や紙風船
私にかかればドラゴンさえお手の物
ふと外を見る。今日は土砂降りの雨...
「気分も下がるな...最近1人ぼっちだし晴れの日には紙飛行機でも飛ばそうかな」
そして次の日、私は紙飛行機を窓から飛ばした
紙飛行機は空高く飛んで行った
隣のE棟の窓まで飛んだ
それが嬉しくて私はその日から毎回、紙飛行機を飛ばすようになった
紙飛行機を飛ばし始めてから1ヶ月たったある日
急速的に持病が悪化したのだ
もう先がないと分かった私は最後の紙飛行機を思いっきり飛ばした
それは「生きていたい」っと書いた紙飛行機だ
どうかあれだけは高く高く飛んで行って欲しい
どこまでもずっと紙飛行機を高く高く飛ばしていきたい
高く高く
ショッピングセンターでたまに見かける携帯やらの契約を促す人たち、彼らはよく風船をくれた。
大人になった今でも実は風船が欲しかったりする。風船を貰えないかたずねたりしないが。
この前遊園地に行ったとき、私は見つけてしまった。
赤色の風船を持った女の子を。すぐに欲しいと思ったが恥ずかしさが邪魔をした。だけど、私は遊園地の雰囲気によって風船を持つにふさわしくない私でも紛れることができるのではないかといった思いが頭をよぎった。そこからの行動ははやく、風船を手に入れることができた。片手に風船を持つ私と友人。やはり目立つことは無い。私はルンルンだった。が、風船が手から離れてしまった。あっ、と思ったがその時には遅くもう手の届かないところに行ってしまっていた。私はでできることがなく遠くに飛んでいく風船を見守った。
私が今日気づいたこと
上とか高とか下とか低って付く言葉はめっちゃ多い
それでだいたい上か高が付くのは良いものなんだよね
逆に言うと下か低が付くのは悪いものが多いって感じ
ただの方向なのに何がそんなに違うんだろね
目標は高く高く!上を目指して!
それこそ 目上 の人にそんなこと言われるけど違和感ある
なんで目指すのはその方向なんだろ
右とか左でもよかった気がするのに
うーん わかんない
とりあえず奥行きのある人間にはなりたいなぁ
高く高く 私の魂は空へ向かった
もし私がいなくなったら
どんなふうになるんだろう
私は空を飛び回るのかな
私の意識はどこへ向かうの
だれかが泣くの
私は次何に生まれ変わるのかな
高く高く、何処までも高く…。我々の、場所には来れまい。
高く高く
難しすぎw
まあ、上を目指しすぎても疲れる
自分のペースを理解するのも大事だよな
高く高く
娘には父がいなかったので、高い高いはわたしがやらなきゃいけなかった。娘のもっとに応えようと、高く高く。あの人の分も腕を上げる。高く高く
「ほ〜ら!高い高い!」
「キャハハッ!」
今この子はどんな空を見ているのだろうか。淡い群青色に染まった青空か、はたまた浮かんでは消えていく秋雲が広がる空なのか。
「見てお父さん!」
小さな指が指した方を振り返ると、そこでは小さな、とても小さな雲がこちらを見ていた。
「あの雲がどうしたんだい?」
「あの雲はね、一人ぼっちなの。」
「ほんとうかい?それは可哀想じゃないか。」
そう問いかけると、キョトンとした顔で、私の目を覗き込んでくる。そして口を開くと、不思議なことを話し始めた。
「全然かわいそくないよ。だってね、あの子が一人ぼっちじゃなかったらね、あんなふうに空を独り占めできないんだもん。」
「独り占めなんかしたらいけないじゃない。空はみんなのもの、そうだろう?」
「そだよ?だからあの子は独り占めしてるんじゃん!悪い雲に空を取られないようにしてるの。だから…ほら!優しい雲には譲ってあげてるんだよ。」
たしかに、今まで小さな雲が持っていた空は、それよりもっと大きな雲が盗っていっている。
「僕はね、あの小さな雲みたいになりたい!みんなのものを守れる人になりたい!」
君ならなれるよ。と私は心の中で思う。
「そのために、今から雲にタッチしてくる!笑」
「いってらっしゃい。頑張って昇るんだ。
【高く高く】」#4
風船が飛んでいく
幼いわたしなら泣いていたはずだ
高く高くのぼっていく風船を
追いかけることもせず
ただ呆然と
手放すことに慣れてしまって
#高く高く
死んだ人は星になるというので、夜、家の裏山に登って、空へと手を伸ばしてみました。
ただ伸ばしただけでは足りないようで、背伸びをして、うんと肘を伸ばして、精一杯手を伸ばしました。それでも私の幼い指先は何も掴むことができなかったのです。
星はとても遠い場所にあるようでした。きっと木登りをしてもジャンプをしても、再びあの大好きな手と手を繋ぐことはできないのでしょう。抱きしめてもらうことも、頭を撫でてもらうこともできないのでしょう。
なので、私は叫びました。
「ねえ!」
空に向かって、叫びました。
「会いたいなあ!」
私の力いっぱいのお願いは、夜の山に静かにこだましていきました。
高く高く
高いという言葉を見た時、1番に思いついたのが
あなたへの私の目線でした
【高く高く】
鳥が空を自由に飛んでいる
学校から青い青い空を見上げている
私もあの青い空を自由に高く高く誰よりも高く飛んでみたい
何にも邪魔されない
あの
自由な空に・・・
いつか あの天空を翔ける そんな夢を見ていた。
翼を広げ 風に身を委ね 空を覆う雲の上まで。
兄弟は みな行方知らず。
巣立ちと呼ぶには 早すぎた。
監獄でひとり 今日も空を見上げる。
足に付けられた硬いリング。
自由の翼は閉じたまま。
巨大生物が蔓延る この地上は窮屈だ。
「コノコニシマス」
意味は分からないけれど
どこからともなく声が聞こえる。
監獄が、開く。視界が、開ける。
「モライテガ ミツカッテ ヨカッタネ。シアワセニネ」
背中を押された気がした。
あの天空に飛び立つ時は 今しかないと。
体を激しく捻り 羽を辺りに散らしながら
必死に掴みかかろうとする 巨大生物の間を翔け抜けて
今、高く高く 飛翔する。
2023/10/14【高く高く】
「高く高く」
———何故山に登るのか。そこに山があるからだ。
ジョージ・マロリーという登山家の名言がある。
誰しも一度は耳にしたことはあるだろう。
現在ではただ単純に登山を指すのではなく、物事に挑むことに応用させて引用されることも多い至言だ。
今私は山を登っているわけではない。
ただ道を歩いている。平凡な、どこにでもある住宅街の中心を貫く一本道を。しかしその道中でふとその言葉が頭をよぎったのだ。
人生は山に似ていると私は思う。幾多の艱難辛苦を乗り越えた先の幸福を目指して、不恰好に泥臭く足掻く。達成までに流した汗水、時間はその時々によって異なるところも山の高さに例えることができる。
何度転んでも立ち上がり、心を奮い立たせてようやくゴールに辿り着いた時には今までの苦しさなど吹き飛んでしまう快感が得られる。他ならぬ私とて日々ゴールを目指して悪戦苦闘している1人であり、大小はあれども少なくない数のゴールをこの手にしてきた。
だがその後には必ず次の山が待っている。正しくは頂上にとどまることが不可能なのだ。
——もう疲れた、こんな苦しみは味わいたくない、だからここで休むんだ。
どれだけ強い意志で留まろうとしたところで世界は絶えず動いている。世間、大衆、そんな大質量の奔流の中で止まることなどちっぽけなこの身一つでは叶うはずもなく、気づけば次の山の麓に立たされている。
天高く聳え立つ山を見上げて、雲に隠れた高みを視界に入れて体の体積以上もあるのではないかと思えるほどのため息を着きたくなるときがある。私は今まさにそのため息をつききった所にいた。
今日の疲れを癒す間もなく、終わりのない仕事に追いかけられる毎日。もう嫌だ!と手に持った鞄をその辺りの家の塀に投げつけたくなる。なるのだが、その度に頭に浮かぶのはただ1人の顔。大切な、わたしの人生を賭して添い遂げると心に決めた君。
隙あらば道を捻じ曲げようとする私の弱気を払ってくれる、まっすぐな一本道に戻してくれる左手の指に感じるほんの小さな重み。また今日も助けられてしまったなと呆れのような微笑を浮かべてしまう。
辛い道のりも君となら歩いて行ける。そんな確信がある。そう思えるただ1人の人だから、私は立ち止まらずに歩いて行こうと、何度目か分からない決意を新たにした。顔を上げれば青白い街灯にぼんやり照らされた一本道が続いていた。私は道を間違えないように一歩一歩踏みしめながら、人生という山を高く高く登っていく。
『日暮れのカイト』
皮がめくれたオレンジと頬紅つけた夕陽が照らす河川敷 カイトが舞ってる飄々と ただ一人ただ一人
車が橋に並んでる ヘッドライトがぽつぽつと 漂うカイトを照らしてる 日常は愛おしい 僕らはそれを創ってる 夜がくれば カイトも私も眠るだけ 明日はまたやってくる 単純だけど愛おしい
「高く高く」
人々は、高く高く目標を持ったほうが良いと言う。
だけど、高すぎる目標はいつにたっても達成せず自信ばかり失う。
だから、私は目標は低く低く持って、毎日生きることだけに専念したい。