飛べない翼』の作文集

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飛べない翼』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

11/12/2023, 1:03:40 AM

飛べない翼。なんか聞いたことあるフレーズだと思って考えてみたら飛べない豚か。

 他にも似たようなフレーズはありそうだけど思い出したのはこれだけだな。

 しかしこういうフレーズとかキャッチコピーを考える人はセンスあるね。

 最近のだと葬送のフリーレンとか呪術の領域とかああいうセンスが俺も欲しい。

 だけど名前のセンスより先に普通に小説を書く実力が欲しいな。いまいち内容が思い付かずに書けなくなっちゃうんだよな。

 とりあえず書かないといけないのは分かってるんだけどなにも書けない。これでずっと悩んでいる。ただ時間だけが過ぎていく。

 一万時間の法則というのがあるけど駄文でも書き続ければプロ級になれるのかね。

 絵とかなら分かるんだけど小説でもこの法則は適用されるのかな。

 こういう細かいことを気にするからだめなんだろうな。なんでもいいから書かないと成長できない。書かないとな。

11/12/2023, 12:29:34 AM

あなたを亡くした日に
  わたしの心の翼は
  ポキリと折れ
  未だに修理もできずにいます


  羽根の一本一本に
  あなたとの想い出が
  しっかりと絡みつき

  それを解くには
  時間がかかりそう




  何処へも行かずに

  こうして
  あなたへの想いに
  存分に浸れるのは

  飛べない翼の
  おかげです
 




          # 飛べない翼 (328)

11/12/2023, 12:22:22 AM

飛べない鳥が見つけたのは大樹

飛べない翼が使えるようになるまで

大樹で休むことにした。

その大樹はどんな嵐からでも

守ってくれているような気がして

飛べない鳥は安心して休むことが出来た。

今ある不安も全部

大樹が包んでくれているような気がして

使えない翼が飛べるようになるまで

きっと使えるようになっても

きっと鳥はそこから離れないだろう





─────『飛べない翼』

11/12/2023, 12:19:20 AM

#飛べない翼

ある日家の前に鳥が落ちていた。

バタバタと翼を動かしてはいるものの、結局飛べないままだった。

その姿がなんとも滑稽で、どことなく社会のレールから脱落した自分のようで、少しだけ可哀想になった。

暫くはネットで調べながらその鳥を看病してやったものの、そのままその鳥は死んでしまった。

その鳥は最期に飛べなくなった翼をバサリとひとつ動かしてそのまま動かなくなった。

もしかしたら、そいつなりの感謝だったのかもしれない。

ーー俺はまた友達を亡くしてしまったのか。
俺の心中にもう1つ、黒い染みが増えた。

11/12/2023, 12:03:12 AM

新進気鋭の天才アーティスト

かつてそう呼ばれていた青年は、薄暗い部屋で蹲っている。
彼の手に握られているのは1枚の写真だ。青年が撮ったそれに写っている人物は柔らかく笑っている。

青年にとって、写真の人物が全ての原動力であった。
創作活動も、メディアへの出演も、食事や睡眠に至るまで、全ての活動の中心にはその写真の人物がいた。

しかしもう、その人はいない。
青年の世界は急速に色を失くした。
嘗て筆を握っていた右手は、自らを傷つけるようになり、
パレットを握っていた左手は愛する人との思い出に縋るようになった。

向日葵のように笑う天才アーティストはもういない。
そこいるのは、翼の折れた1人の青年だった。


(9 飛べない翼)

11/11/2023, 11:59:14 PM

フォールダウン、バット・ゲット・バクァップ


ズルして生きてたってしょうがない
例えトランクの中に大金が入ってたって
誰も振り向きもしない、そんな人生に
何の意味もないことくらい知ってるだろ?
空っぽの心を埋めてくれるのはお前なんだ
お前がいなければ、とっくに俺は引き金を引いてる
気にしないでくれ、俺は大丈夫だから
俺はもうすぐくたばるだろう
だけどじきに起き上がる
俺は地に這いつくばるだろう
でもゆっくりと立ち上がる

怖いもの見たさで世界の中身を見たんだ
たちまち後悔したよ、そこは便所より汚い所だ
でもお前はそんな場所でも綺麗に輝いている
いつまでもその光で照らしてくれるなら
俺は愚かにも笑って生きていけるだろう
お前は俺にとっての自由の女神なのだから
気にしないでくれ、俺は大丈夫だから
俺はもうすぐくたばるだろう
だけどじきに起き上がる
俺は地に這いつくばるだろう
でもゆっくりと立ち上がる

そうだ
これが俺の生き方なんだ

気にしないでくれ、俺は大丈夫だから
俺はもうすぐくたばるだろう
だけどじきに起き上がる
俺は地に這いつくばるだろう
でもゆっくりと立ち上がる
世界は転げ落ちていくだろう
だけど心配しないでいい
また元通りになるのだから

大丈夫さ
きっと大丈夫さ

11/11/2023, 11:54:48 PM

【飛べない翼】

水族館のペンギンコーナーにて

「ペンギンって飛べないらしいよ」
私は友達に持ち前の高度な知識を披露していた。

「本当だよ!嘘だったら2000万あげるから。こんなのが飛べるはずないだろ」
なぜか話を信じない友達に説明しようと不用意にペンギンに近づくと、

バチーン

ペンギンに叩かれた。

「かっっはぁ、、、」
私は体を壁に強く打ち付けた。
腕の骨は完全に折れ、衝撃は内臓にまで達していた。
痛みで声も出ない。

ペンギン「人間風情が舐めるな」

「大丈夫ですか?」
様子を見にスタッフが来た。
しめたぞ

私は最後の力を振り絞って立ち上がりスタッフにペンギンの悪事を告発しようとした。
しかし

バチーン

両足も砕かれた私は失神しながら崩れ落ちた。

その後ペンギンは自家用ジェット機に乗り家に帰っていった。

一連のやり取りはペンギンに近づいた不審者が勝手に転んで大怪我をしたということで処理された。

2000万円はもちろん友達に取られた。

11/11/2023, 11:47:39 PM

【飛べない翼】

 どこまでも雄大な青空を眺めていれば、背後に人の気配を感じた。慣れ親しんだものだから放置していれば、君の手が僕の背中に生えた翼に触れる。
「……ごめん」
 耳朶を打った声は悔悟と罪悪感とでか細く震えていて、今にも消えてしまいそうだ。君へと向き直り、涙で潤んだその瞳を真っ直ぐに覗き込んだ。
「謝る必要はないよ。僕が僕の意思で選んだことだ」
 神々の手で根本を断ち切られた翼は、もう二度とは動かない。時折ジクジクと無意味な痛みが走るだけだ。天界に生まれ神に仕えるべき身でありながら、神の怒りを買った人間を庇い命を救おうとした。僕の翼と天界の追放を代償に、君の命を守ることができたのだから、むしろ安い買い物だろう。
「天界の力の全部をなくした役立たずの僕でも、君のそばにいて良い?」
「っ、当たり前でしょ!」
 力強い肯定に安堵しつつ、君の身体を抱きしめた。
 これからは君と同じ場所で、君と同じように両足で歩いていく。飛べない翼は、君と共に生きる幸福の証明だった。

11/11/2023, 11:44:56 PM

飛べない翼

 飛べない。いくらもがいても体が浮かない。
 飛べない。人間には翼がない。
 飛べない。夢があったとしても羽ばたけない。
 夢の翼は心の中に、物理の翼は心の外に。
 飛べない。飛べない。飛べやしない。

11/11/2023, 11:42:55 PM

〚飛べない翼〛


私は飛べない。
翼があるのに。
こんな翼、もういらないんじゃない?
「この種族の翼はきれいだからもぎ取って売ろう」
そうやって、痛い思いをする日々。
こんな翼、もういらないんじゃない?
痛くて飛べない翼は、もう……

11/11/2023, 11:32:00 PM

夢を 見ていました。
空を恨めしく 眺めていました。

お前だけなんでと
空を飛ぶ仲間は 同じように首を傾げ
そうして 飛んで行きました。

役立たずの 飛べない翼。

自分すら嫌いになりそうだった。

けれど、ある日ふと思った。
これは飛ぶための 翼なのだろうかと。

見た目や形が同じだけで
何か 違う役割が あるんじゃないかと。

答えはまだ 分からないけれど
探してみたいと そう思えた。


【お題:飛べない翼】

11/11/2023, 11:29:00 PM

泳げない翼

ペンギンは奇妙な眼差しを鳥達へ向ける

マジョリティの持つ否定性をそのまま返してみせる

進化の過程で機能性を失った器官はその名を変えなかった

それは器官の目的性が固定されていないことを示す

マイノリティはマジョリティの目的性を揺さぶる

機能性によって分けられた器官の目的性の再解釈

器官が規定される以前の身体 潜在性の現れである

器官なき身体が目的性を常に変更可能とする

飛べない翼は空よりも高い次元を指し示している

11/11/2023, 11:25:31 PM

[飛べない翼]


パパ見て〜、バッサバッサ!

ビューーン

ブーーン

ねぁ、すごい?


うん、すごいよ!!

子供のつばさ、飛べない翼。

11/11/2023, 11:13:14 PM

飛べない翼になった俺に、お前は何で一緒に居る?

「翼〜!!カツサンドセット買ってきた〜」

「カツサンドセットなんて頼んでねーよ」

「こっちのほうがお得だったんだよ〜!」

そういうと、涼(りょう)は向かい合わせにしている自分の席に腰を掛けた。

「は〜〜!!美味しそうさぁ、食べようっ」

『いただきます!!』

「う〜ん。美味しいね。カツサンドセット」

「……そうだな」

「うん!今日もサッカー部は昼練か〜。大会近いから大変だな〜」

「……そうだな」

俺は、元々サッカー部に所属していた。
高校も、スポーツ推薦で入学をした。中学生の頃、俺にライバルなんて居なかった。
どんな相手もドリブルで突破出来るし、ボールは自分の足に吸い付くみたいだった。

けれど、そんな俺は高校2年生の冬。
これに勝てば年末から始まる全国高校サッカー選手権に出られると言う時に、俺は感じていた足の違和感をおして出場したものの、試合の最後まで持たず、俺は倒れ結局試合は負けた。

医者の診断では俺の足は、もうサッカーの出来ない足になった。
絶望が無かったかと言われれば深く絶望もした。スポーツ推薦で入学したものの、怪我での退部という事で学校まで退学になる事は無かったものの、俺はふつうの生徒になったから授業料は払わなければならなくなった。

けれど、両親は俺に今までありがとうね。と言ってくれた。

「なぁ、涼……」

「うん?何?」

「何で涼は、俺に普通に接してくれる?」

涼はバレーボール部に所属していてもう引退をしている。けれど廻は何だか腫れ物に触るような感じに俺は感じた。特に同じサッカー部の部員には特に感じた。

けれど、涼は今までと変わらない。
ラフに
普通に
接してくれる。

「普通もなにもないよ。何で変わる必要あんの?俺は翼の友達だろ?」

「……そうだ」

「そうだよ。あっ!そうだ、今度さ、軽くで良いからフットサルの助っ人してくれない?少し位なら平気なんでしょ?父さんの入ってる草野球ならぬ、草サッカーなんだけど」

「………いいよ。少しだけなら、平気だから」

「ほんとっ!!やった〜。父さんのに伝えとく」



涼、ありがとう。

俺は恥ずかしくて言葉に出来ない言葉を心で何度も繰り返す。
恥ずかしがらず、涼に伝えなければ。

『ありがとう』って。

11/11/2023, 11:11:36 PM

飛べない翼
人はいつの間にか
その背中にあることを忘れ
飛ぶことも忘れた

11/11/2023, 10:47:24 PM

飛べない翼の使い方なんて知らない。
そこにあったって意味が無い。私と一緒。

11/11/2023, 10:46:33 PM

飛べないのならばこの翼になんの意味がある。貴方はそう言って自らの羽をむしる。有翼者が陥りやすい自傷行為を前に、私は貴方の手首を縛る。花を散らされる乙女の如く泣きじゃくる貴方を前に、私は貴方の爪先に口付ける。有翼者には醜いと蔑まれるという、骨格のしっかりとした脚。だが、私は思うのだ。貴方の脚は地面を踏み締めるにふさわしい、とても美しい貴方の一部だと。貴方はまだ泣いている。こんなことを話す私を憎んでさえいるかと思う。それでも良い。私は貴方の、野に咲く花を慈しむ心を知っているから。いつか貴方が貴方を愛するようになった時、ともにただただ広い大地を歩こう。そうして、貴方の好きな花を見つけよう。

11/11/2023, 10:18:01 PM

人には翼はない 
地上から空を飛ぶ鳥が
自由にみえて 羨ましいと
話す人もいる

だが 渡り鳥たちには
空から人は大地で生きる定めを
羨ましいかも
知れない

私は何回も何を、簡単に
諦め 失い きたか
歩くことすら 上手くいかない

まだ 飛び立つには早い
飛べない雛かのように

また傷ついた 翼を羽をもつ
飛べなくなった 鳥 では
ないか

だが雛は成長し飛び立つ
傷ついた羽が癒えたら
鳥も飛び立つ

私は 地上に 諦めばかり
残してくのか

いや 違う 全てに諦めは
まだ まだ 早い

夕日を横ぎり 飛ぶ 鳥が
美しい

折れた羽根が癒えるなら
私の 痛みも 癒える

私は 諦めといった 答えに
逃げてはいないか 出来るを
やらないか やるか
それだけを シンプルに したら
いいさえ
人の 怠慢 自堕落さは
愚かだ だが つい愚かさを
選びさが ある

渡り鳥たちは 生きてくに
飛び続けてく定めに 
見事な果敢さが 美しい

私は諦め癖さは 過去の痛みに
すり替えは もういらない
休み 休み 諦めばかり
怠慢に逃げてばかりなんて
心が 叫ぶ 過去の痛みの
せいにして 全てから 蓋をして
生きてくか 


飛べない雛が成長をして
飛び立つように

私はもう 幼子から 成長してる
育んだ 私の心は叫ぶなら
大地を歩き続け 旅をしていかないと

傷ついた羽根には
そっと そっと 近くにいき
大丈夫と 優しくいたい

大地で
羽がない私は
空には飛べない だから大地を
1歩 1歩 未知数な
未来へ旅をしよう 
育くんだ 
私といった心がまだいきたい
蓋をしてながら 逆らい叫ぶから

未知数の未来へ 不安さが
ない
渡り鳥たちは生きてくため
遠く 遠く 飛ぶ

その 定めさと
私が背負う 定めは
自分を背負うだけ

未知数だから 弱さに
私は また 脅かされ
傷ついたり 知らずに他者を
傷つけたりか

だが,今は充分に
羽の傷を癒やし飛び立つ
鳥に 似てるかも

私の過去に少し疼きはするが
未知数 明日なり
空には羽がないからいけないまま
大地を這い回る 旅をするには
もういける

やる全てを生かし
いくしかない
脅かしされ生きて
無くすしかなかった 
ものも
全ては取り戻すは仕方がない
だが 取り戻す可能なもの
を私はもう
いける 

渡り鳥たちなか 傷つき
飛べない羽根をも 癒やしきれず
群から外れ 命尽きるも

私は人のなか
生きてく人として 
旅を、したい

11/11/2023, 10:09:56 PM

飛べない翼。

ある日を境に私の翼は飛べない翼となりました。

ですが、翼を失うことはできません。

私と翼は生まれた時からずっと一緒だったからです…

飛べなくても傍にいてくれるだけでいいのです。

11/11/2023, 9:29:39 PM

なんでそんなに無口なの?

シャイなの?

感情ないの?

泣いてる所見たことない

よく、言われる

無口な訳では無い

言葉が詰まるだけ

話さなかったらシャイになるんだ

僕は

恥ずかしくて話さないんじゃない。

なんで

心の中が見えてるかのように

あたりまえかのように

感情あるのなんて聞くの

僕の気持ちは僕にしか分からないのに。

感情はあるけど

涙が出ないんだ

感動すれば泣いて

嬉しければ涙を流して

そんなに幸せなのに

気づいてないみたい

泣けない僕の気持ちなんて

考えたこと、

ないんだろうな。

なんで?どうして?って

ペンギンに

なんで飛べないの?って

聞いてるのと同じ。

飛べないから飛べないのに

それ以上の言葉なんてない。

なのに

どうして
なんで?って聞くの?

これが僕だから

これが僕なのに

なんでなんでって

そんな、

全否定してるかのように。

そんなの

難しくて答えられないよ。

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